179 仮想現実人狼―Avalon―
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[カリュクスが向かう気配>>18は感じるけれど。 今は感情の加減が出来ないから振り向きはしない。 グレッグの声>>20に一度視線を向ける。]
――…、なぁ、グレッグ。 俺さ、グレッグが敵でなければいいって思ってたけど おそろいに頷かなかったの、これが、理由?
[堪えるような表情のまま、感情の籠らぬ声を零す。]
(23) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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[……しかし、チアキに攻撃を加えようとしていた剣は途中で止まる。
人狼の姿に変わるクシャミ>>4、それをメイスで組み塞ぐトルニトス>>16を目の当たりにして]
……クシャミん!
[ただ、獣と化した幼なじみの名を呼んで、その姿に手を伸ばした]
(24) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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[トルニトスとクシャミの声は聞こえるけれど]
加勢なんて野暮だよな。
[トルニトスへとそんな言葉を呟いた。 求められれば助力は惜しまぬ気ではいるが トルニトスならそれを望まぬような気がした。]
(25) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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HaHaHa!
悩みを口にするだけかしこくなったか!私は嬉しいぞ!!
[人狼としての欲望を口にするクシャミ>>21に大笑した。 じりじりと拮抗しあう力と力>>22]
そうだとも、決着だ。勝てば私の血と肉で腹を満たせばよい。今この場では、それが私たちが遊ぶゲームだ!
[トルトニスから、クシャミへとPvPの申請をした。システムはまだいきていたらしい。応じるだけの理性があるかわからないが、ただ形式上の通達であったとしてもしておきたかった]
(26) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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カリュ、ねー
[こちらに無防備に手を伸ばすカリュクスの手を払った。]
離れて、 今は
来るな
[甘い人のにおいに襲い掛かりたくなる。 それでも絶対襲わないと、勝手に誓ったから離れるように言った。
ぐらぐらするのに理性が戻ってくるのは、彼女が最後の線だから。]
(27) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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[俺は自分がワンダの血で真っ赤に染まったまま じっと、膝の上にあるワンダに視線を落としていた チアキの淡とした声が聞こえた。]
ーー…………ああ。 俺は…………狂人だから…………
[ぽつ、と、そんな表情させてしまったと、 思いながら見上げて頷く。
少なくても、カリュクスとチアキは 止まった様子に息を吐いた。]
(28) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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[グレッグ>>28へと歩み寄る。 ワンダの血を纏う彼の頬へと手を伸ばした。]
――――……そ、っか。 俺の事、襲うのにも、同意した?
[グレッグの役職を知って。 その返事も想定していたのにやはり本人から聞くのは別で それはズキズキと胸に痛みを齎した。]
(29) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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[チアキを見上げていた視線が上に向くのは チアキが近づいたから。 ただ、じっとよけることもなく見上げる]
…………むしろ、 クシャミがガチで生き残りたいならーー 物理で強いお前とトルトニスって、言って お前の名前をあげたのは俺だ。
[じっと見上げたまま 俺は謝罪も口にせずに言い切る。]
(30) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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はは あはははは!!!!!!
ちがうよトルにー 俺は馬鹿だよ 覚悟なんて ねーし
[そう叫びながら、返すのはトルニトスの言葉にではなく、以前チアキに指摘された事。]
(31) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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やりたいことが あるんだ! でもねーちゃんが 死ぬのも、 トルニーが 死ぬのも
御免だ!!
[ずっと内側に燻り続けたままの言葉を、 吐き出すようにしながら力押す。 じりじりと押し込めるのは、振るえば守護以外で必ず他者を屠れる、人狼スキルのおかげだろうか。]
(32) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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自殺でも なんでもして 俺が 死ねばいいのだって わかってた
[考えなくはなかった、だけど生きたくて足掻きたくて、選択肢には入れずにいた。何よりも―――。]
でも そんなことしたら
(33) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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ねーちゃんは絶対 自分の事ゆるさねぇ!
[何者でも生かすと言い続けてくれた人が、自分のために死んだと知れば、きっと二度と部屋から出てこないんじゃないか。
恐れていたのはただそれだけ。]
(34) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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だから諦めねぇ、死ぬことも、殺すことも、だけど でも
はらへって 食いたくて なのにもうまともな飯がくえなくて
生きたい 生きたい おれ
トルにー…
(35) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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たすけて
[掠れた懇願が、小さく落ちて、 はたと一粒が柄の手を濡らした。]
(36) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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……ん。
[手を伸ばしてはみたものの、止めるようなシーンでも止められるような勢いでもないのは判っていた。 それに、自分が邪魔をすれば、ただでさえ細身のクシャミだ。 いくらスキルの補助があるとはいえ、気を散らせばトルニトスに力負けしないとは言い切れない気がして。
おとなしく引き下がると、ただ戦況を見つめる]
……負けないで、生きて。
(37) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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――――――――ガアアアアアアア!!!
[返事を聞く前に、突き飛ばすようして飛び離れて、 PvPの申請受理の合図を飛ばす。]
ト ルにー!!!
[双剣よりも強度を誇る10の爪が、トルニトスの自慢の筋肉を、ガントレットやメイスすら、引き裂かんとする勢いで、渾身の力を込めて飛びかかった。]
(38) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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[腰を屈めて見上げるグレッグと視線を同じくする。 伸ばした手は頬に散る赤を柔く拭い、下された。 応えを聞けば、ふ、と眸は伏せられて]
――…そ、か。 物理で強い、なんて、色気ねぇ理由……
[覇気なく漏らす声。 かなしいと思うのは帰還への願いを漏らした相手だから。 知りながらの選択と思えば、自分はその程度なのだと思える。 泣きたいと思うのに、泣くのは嫌でくちびるを噛み堪えた。]
(39) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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[──生きろ>>37、と言うのが残酷な言葉だとは知っていてつぶやいた。
かつて、リアルの世界で自分が言われて激昂した言葉だから、できれば彼には聞こえないで欲しいと願いながら。
それでも言わずにはいられないこともある、と、言ってしまってから嫌悪する]
……ごめんね。
[叫ぶクシャミの声は苦しそうで、できれば変わってやりたいと思いながら、ただ戦況を見守った*]
(40) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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[目を伏せれば赤く染まる布が視界に映り込む。 『連理』しか必要とする者が居ない、と言ったら 拳で訴えてきた友のアバターが在る場所。]
『チアキ』を必要って言ってくれるのは、 ――…、ワンダ一人だった、な。
[赤を移した手をぎゅっと握りしめて 冗談いうみたいにわらってしまえればいいのに そんなささやかなことさえ出来ずに眉を顰める。]
(41) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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[間近にあるチアキの瞳が伏せられる。 その指先が触れた箇所が痛むようで。]
…………俺の私情なんて……はさめねーよ…… ーーー理不尽に割り振られた人狼のスキルは クシャミにも、トニーにも負担をかける。
俺は、襲撃を、肩代わりできない…… せめてーー相談されたことに最善手を言いたかった。
[クシャミがトルトニスは……と チアキを選んだ時唇を噛んだ。 けれど、その俺の私情は挟むべきではないと]
(42) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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HaHaHa!そのだな!まだまだだ!もっと早く口に出しておればよかったのだ!
[出して何かなっただろうか。システム上は無理だが、自分たちはシステムの中にだけでしか生きれない、感情のないプログラムではない]
自殺などされてもアホらしいそんな命を押し付けられるなど私はごめんだ!!!
誰かのためならば死ねる!?誰かのためならば自分は犠牲になってもいい!?笑わせるわ!
命というのは重いものだ!それを背負うから辛くだが価値が生まれるのだ! 命を投げ捨て、誰かに捧げてしまえば楽になる。そうやって自分の命を横に置き、他人にいくつもの命を背負わせ、自分だけ荷を下ろして安穏の路を歩むなど……
(43) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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……くだらぬわ!!!
[激情のままに一喝する]
(44) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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――…別の陣営だから、 グレッグには割り振られた役割があるから。 相談されて最善手を提示するのも当然だ。
詩情、なんて……
[ないだろう、と。 言おうと思うのに、声にするのもかなしくて出来ぬまま]
グレッグは正しい。 その選択が、自分が帰還したいと思ってのものなら、 俺はそれを、……喜んだかもしれない。
[眸をグレッグに向ける事が出来ず伏せたまま、小さく息を吐いた。]
(45) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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いくつもの命を負わされて大変だったな…クシャ。
……私が助けよう。私には、覚悟ができている。
[掠れた懇願。手を濡らす涙>>36が、そこに理性と願いを受け取った。
突き飛ばされるのに合わせて後方に飛ぶのは息があっている証拠。 こんな時なのに、おかしな感慨を抱きながら、PvPの申請受理>>38の音が響いて切り替わる]
(46) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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[飛びかかる人狼。 凶悪な爪を前に、恐怖はあった。だが退くことはしない。 左手を右肩に乗せ、マントを掴むとばっと広げ、クシャの視界を塞ぐ。その爪は紙切れのようにマントを引き裂くだろう。一瞬の間隙が造れればそれでいい。
身を屈め、両足に力を込める]
(47) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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クシャーーーー!!!
[低い体勢から思い切り駆ける。スキルがなくてもいけるものだとはどこで思ったのか。 誰かを守るというスキルの後押しは既にない。だからここにかけられるのは、己の身一つ、肉が切り裂かれようと構わぬ。変わりに骨をもらうのが、蛮族トルトニス 爪による襲撃は防ごうなどとせず、ただ渾身の力で、十字架のメイスをクシャの胴体めがけて突き出した]
(48) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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チアキは、トルニトスに話の続きを促した。
2014/06/06(Fri) 02時頃
チアキは、クシャミに話の続きを促した。
2014/06/06(Fri) 02時頃
チアキは、グレッグに話の続きを促した。
2014/06/06(Fri) 02時頃
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そうじゃないーーーーそうじゃないけど! 割り振られて、少数派だから切り捨てらて でも、クシャミは生きたいって…… チアキも生きたくて、ワンダはトニーを生かしたくて……
みんなそれぞれ思うことがあるのに…………! それのどれかに順序なんて俺はつけたくなかった!!
[結論を出せなかった いや、むしろ出したくなかった。 どれが一番などと、順序をつけるものじゃないことなんて わかりきっていて]
(49) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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……お前の言葉を借りる、なら 『サミュエル』を必要とするものはーーいない
もう、肉親からも愛想、つかされてんだよ…… ーーそんな奴の私情”なんて”
[自分が帰還したいと思ってのこと] [それに対しては、そう言ってくれる チアキに、首をゆるく振り なんて、という言葉に自虐的に笑う。 シロガネが妹と知らないから 俺は、ただそう思ったまま。]
(50) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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順序つけたくなくてもさ。 言葉一つ、行動一つがいつのまにか順序付けていくんじゃねぇかな。 グレッグが望む望まないにかかわらず。
少なくとも、俺はグレッグの中じゃ最下位に落ち込んだだろ。
[相談にグレッグが提示した最善策。 トルニトスかチアキかを選んだは他でも。 結局は切り捨てられる位置だったのだと思い、最下位を口にする。]
(51) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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ーーー俺の中の、最下位、は。俺だよ。
[言わなければ伝わらない けれど、言っても伝わらない……だろうか?]
…………それでも、俺は、今日 お前に、もう一度会えて……嬉しかった。
[もう、俺の言葉なんていらねーか、 とは、チアキの言葉に感じながらも 昨日あった時の笑顔は、本当だったことは伝えたくて。]
(52) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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