人狼議事


289 【ペア】風邪引いたあの子ん家に行く村

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………ッ、……ゴホ!

[片手で愛撫を続けながら
片手で湧き上がる咳を抑えるように、腕で口を覆う。]

( 喉、いってえ……)

[思えば、長らく水分をとっていない。
乾く喉に咳が伴えば、裂けるような痛みが走る。
しかし今は自分の手の中で育つ幼馴染の熱を、放したくない。
熱に侵された脳。彷徨う視線は彼の顔を──唇を捉えて、喉を鳴らす。]





稜、………風邪、移してもいいっつったよな


[は、と余裕のない吐息が数度。
顔が近付いていき、恐らくそれは返事も与えない時間。]



───── ………ん、 っ


[軽く、唇を食むように口付けて。
それから空いている手で顎をくいと引かせれば
僅か開いた口の隙間へ、舌を潜り込ませる。

相手が臆していても、無遠慮にその舌を絡めて
角度を変えながら、口内で何度も、何度も密に触れ合う。
やがて蕩けた彼のくちを、覆い尽くし、奪うような口付けを。
──じゅる、と大きい音を立てて、
惜しげもなく彼の口内から唾液を吸い、飲み込んだ。]


 ……… ふは 、…… っ

[喉を鳴らす音はわざとらしく響き。
ようやく離した唇についた、彼の唾液さえも
あますことなく男の舌は舐め取って。]


[本来ならば初めての口付けというものは
もっと場所と状況に気を使われるものなんだろう。
けれど、どんなに浪漫がなくとも、きれいでなくとも
求め、求められるその構図は
紛うことなく、二人にとっては初めてのそれで。]


な、………もっかい、………

[そう呟きながら再度寄る男の顔は
予想以上に“彼”との口付けの甘さに酔わされていて。
水分を貰う為ではなく、ただ求めるように、
キスの味を覚えたばかりの少年のように、彼の唇に貪りつく。

合わせて、幼馴染の熱を扱く動きは緩やかに
しかし確実にその速さを高めていき
昇りつめるのを誘うように、唾液と、蜜が溶け合った男の手は動いた*]


―ド深夜―

[触れた部分に宇原の高い体温が伝わる。触れた箇所は僅かなのに、自分まで体温が上がったような心地になった。熱い体に部屋の空気が冷たい。

宇原の方を横目に見やると、やはり変わらずきれいな顔がどこか苦しそうに眉を寄せている。その表情も詰まるような息遣いも、彼の顔の良さを引き立てるような味わいがあった。ちっとも起きやしない彼の小さな挙動の一つ一つに意識がとらわれるようだ。これが固有スキルイケメンの潜在能力なのか。

『腐女子歓喜』そんな少し懐かしいフレーズが岩動の脳裏に過る。

なんとも言えない心地で身動きも取れぬまま固まっていると、宇原がぶるりと身震いをした。]


[そういえば宇原は岩動の毛布の上に落ちてきたため、今何も被っていない。
「寒さで起きてはくれないものか。」などと考えもしたが、彼に寝床を明け渡すのが懸命だろう。
頬の下敷きになっていた腕を、なるべく起こさないようにとゆっくりと抜く。

少しぶりに自由になった腕を振り、毛布を軽く引っ張ってみるが抜ける気配がない。
仕方ないと自分が被っていた毛布をそのまま宇原にかけて毛布で包み、ベッドの上の掛け布団を引きずり下ろしてその上に被せた。]



 …ふう

[結局欲望ベッドで寝る羽目になってしまった。
部屋が暗いのは幸いだった。

ベッドの上にゆっくりと移動して、横になる。
    …………寒い。

足を擦り合わせて身を縮めてみる。
     ………………………寒い。

さっきまで暑かったはずじゃないのか。]


[しばらくすると、なんだかこんなに寒さに耐えているのも馬鹿らしいような心地になり、ベッドを降りて、床に敷かれた布団に潜り込んだ。
妙な気分になるので、宇原には背中を向けて。]


……どういたしまして。

[途切れがちに呟かれたお礼に、たいしたことじゃないですとか、お礼なんていいですとか、何でもするって言ったじゃないですかとか、いろいろ返す言葉は浮かんできたものの。
 それらにはすべてお休みいただいて、一番シンプルな言葉を選んだ。
 きっとこれ以外のどれだって、今のシーンには似合わない。

 熱い両手に包まれながら、目を伏せる方徳さんをそっと見守った。]


【人】 採集人 ブローリン

[打鍵音は、物語を進ませる。

 青年は少女と出会い、言い知れない不安と、僅かな苛立ちを抱いていた。
 知らない土地で自身の運命を託すのが口の利けない少女。
 こちらの言葉が伝わっているのか、自分はどういう扱いを受けるのか。
 扉をくぐるたびに思っていた感情に、シリーズが進んで慣れてきた今再び苛まれる。
 導かれるままに着いていき、石造りの町並みを歩むものの、彼女以外の人影はなく、異様さにぞっとして自身をかき抱いた。
 単なる悪寒というだけでもなく、あたりには霧が立ち込め、すぅと気温も下がりつつあった。
 振り向いてみても、もう来た道がわからない。
 少女を信じられないまま、それでも後を追う他なく――]

(3) mmsk 2018/12/02(Sun) 23時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[布団の擦れる音がして、ふとベッドの方へ視線を向ける。
 方徳さんが薄く目を開けているのに気づいて、キーを叩く手を止めた。]

……おはようございます?

[無理に起こしたいはずもなく、疑問符付きで目覚めの様子を問うた*]

(4) mmsk 2018/12/02(Sun) 23時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

 あれ、凛堂、さん……?

>>4気のせいかと思って、こしこしと目をこすってみた。
 時計を見ると、思ったより眠っていたようだった。]

 あの……もしかして、ずっとここで……?

[いくらどこでも書けるといっても、ずっと、いてくれるとは思わなかった。
 ああそういえば、寝る前に、オートロックだからそのまま出てって大丈夫だと伝えてなかった気がする。]

 すびばせん、なんか。
 えと……ありがと、ございばす。

[まだ熱っぽい怠さは消えていないけれど、さっきよりだいぶ楽だ。]

(5) nordwolf 2018/12/03(Mon) 00時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

 そうだ、もういっかい、熱、計ってみていいですか?
 たぶんすこし、下がったとおぼうんで。

[身を起こしても、あんまり頭がクラクラしない。
 喉がひどく乾いていたので、残っていたポカリは、半分近く一気に飲んでしまった。*]

(6) nordwolf 2018/12/03(Mon) 00時半頃

[飲みながら、ちらりと覗いたノートパソコンの画面には、やっぱりたくさんの文字が打ち込まれていた。]

 おはなし、進みました、か……?

 なんか、凛堂さんがキーボード叩いてる音、とっても心地よかったです。

[病気のとき、誰かが傍にいたことなんて、こどものとき以来で。
 嬉しいのと照れくさいのとで、口元が少し緩んだ。*]


【人】 採集人 ブローリン

はい、僕ですよ。

[寝起きで記憶が曖昧にでもなったろうか、目を擦る方徳さん>>5に改めて向き直る。
 何となく居住まいを正して正座すると、膝の上に手を揃えた。]

はい。
元々そのつもりでしたから。

[ずっといたことについては、特におかしなことでもないと思って素直に肯定する。
 眠ったからってすぐに帰るようじゃ、PCまで持ち込んだ意味がない。]

(7) mmsk 2018/12/03(Mon) 02時頃

【人】 採集人 ブローリン

ああ、それはよかった。
じゃあ、はい。

[眠って少し熱が下がったなら、それに越したことはない。
 枕元に避けておいた体温計に手を伸ばして、方徳さんに手渡した。
 薬も効いたのかもしれない。このまま楽になればいいのだけど、と願望を体温計に乗せてみたが、果たして数字は言うことを聞いてくれるやら。]

(8) mmsk 2018/12/03(Mon) 02時頃

はい、お休みになっている間書いてましたから、少し。
あんまり身体しんどい時に読む内容じゃないですけど。

[これから良い方向に向かう予定はあるのだが、まだ青年の物語は不安の只中だ。
 健康に良いとは思えず、苦笑い。]

ああ、雨が窓打つ音とか、不規則な音を聞いてると落ち着くって言いますよね。
ゆっくり眠る助けになれたなら、嬉しいです。

安眠のために、また進めないとですね。

[それは予期せぬ効能だったが、そう言われたらまた青年の物語を先に進めたくなる。
 バックライト付きのキーボードに、片手を伸ばして軽く叩いてみる**]


[年の変わらない同性に翻弄され、
声をあげ身体で反応するばかり、
そして、驚きまで素直に出てしまう自分は、
相手のような本来あるべき大人の余裕や
色気というものが無い。
けれど、そう思ってくれていたらいいとも思う。

こうすれば、これは無理矢理なんかじゃないと
感じてくれるだろうかと言う思考もあるけれど。
そうやって次を求め恥知らずな言葉を口にする時点で、
反論は出来ないのかもしれない。]


[聞き慣れた自分の声、明らかな男の音階が
妙な甘さを持って、勝手に出てしまうことが、嫌だった。
だが、やはり柊真は反対の反応をする。]

 
 そんなこと、…… っ

[無い、なのか
それとも出来ない、なのか。
追い詰められてゆく最中では、思考の動きも鈍くなり
水音が増していく事に、そこに混じる声も一層切なさを帯びる。]


[咳は相変わらず重たく、痛ましい。
眠るまでの間、あれだけ辛そうにしていた後なら当然だろう。
続けられる愛撫で、喋る余裕が中々生まれない。
大丈夫なのか、熱も上がっているのでは、
倒れたらどうしよう、大袈裟でも目が離せなくて
だから、視線の動きもよく把握出来ていた。

唇に注がれた視線、近づく顔
意味を理解し、口を開くより先に────]


 〜〜!!

   っ、 ………ん、う
  
[言葉を発するべく器官は、塞がれる。
まず軽く、次に潜り込む舌が始まりに、深く変わった。

初めてが思わぬ形で奪われたことについて思う間も無い
思わず逃げる舌も絡め取られ、
侵されるままに与えられる全てを受け止めるしかなく。

時折跳ねる肩が表す未知の感覚への戸惑いも、
密な繋がりが齎す確かな切ない痺れによって、
溶かされていくようだった。
隙間から、角度を変える時、漏れる声を
蕩けていく頭でどこか遠くに聞いていた。]




 ……ああ、 そんな

[そんなことまで、君はするのか。
連なる二つは大きく、わざとらしい音。
その後に、弱く、一方で確かな興奮を持った声が続く。

酷くふしだらなことをされていることを、一層意識させられ
更に腰が重くなった気がした。
漸く離された後、呼吸を短い感覚で繰り返しているのは
口づけの合間に上手く呼吸出来なかったからではあるまい。

舐めとる舌に注ぐ視線には、
思い描いたものと違う初めてへの悔みなどどこにも無く。]


[それはきっと、欲望だけが理由ではなくて。]

 ……うん、おれも
    もっと、したい。

[再度近くなった顔と顔の距離
誰も聞いてはいないのに、小さくなる声は。
性にどっぷりと浸る中に、まるで今更な照れを含む。

貪りつかれても、もう戸惑いは見せなかった。]


[口づけながら与えられる熱への刺激は、
自慰では得られない類の快楽となる。

────舌が気持ちいいなんて、知らなかった。

緩やかに速度を増す程に、着実に追い詰められてゆく
腰が揺れているのは無意識のこと
見えてきた最後に至るところへ、
早く辿り着こうと全身が求めている。
やがて、その時はそう掛からずに訪れて。]




 ッ〜〜────!!

[未だ口と口を繋げたままで、
声も上げられないままに達することとなった。
離されなければ、その手を汚してしまっただろう。

数度、中心は痙攣し背を震わせながら白濁を吐き出して
それが収まり部分が固さを失った頃、
くったりと身体は弛緩した。
汗が滲む額、ぼんやりと開く目は快楽に水の膜を張って。]**


[興奮を示すように、短く繰り返される呼吸。
欲を隠さない男にも、幼馴染は怖がる事などなく。
彼もまた、性に溺れたように求め合う口付け。
それは、今までしたどんなものよりも、気持ちよくて。

照れたように、小さく呟かれる声に誘われるように
その口付けは、激しさと水音を増した。]


────、……… ん、イけた?

[夢中で、唇を塞ぐように貪りつく中。
握り込んだ幼馴染のそれが痙攣し、背を震わせるのと
手の中に吐き出される感触を感じれば、唇を離して

────ああ、しまった。]




あー…… 稜がイく時の顔、見たかった。

[惜しそうに、汗滲む額にかかる短い前髪を掻き上げ
優しくそこに口付けを落とす。

手を汚す白濁は、何度も見てきた自身のものでなく、幼馴染のもの。
熱の所為なのか、それともこの状況に浮かされているのか
心地よい浮遊感を感じながら、見せ付けるように、
その白濁の一部を舌ですくって、飲み込んだ。]




………ん、 ッ…… っしょ

[そして、男にしては細みのある幼馴染の腰に片腕を回し、
一気に彼の身体を抱き寄せて、対面座位へ体勢を変え。
その臀部へ手を伸ばしやすいよう、僅か突き出させて]


痛かったら、悪い。

[滑りを伴った指は、手探りに秘所の周囲を彷徨い
やがて、彼自身ですら触る事がない、その場所を見つければ
彼の反応を見ながらゆっくりと、指を沈めていく。]





………俺の、触っても良いよ。

[下を見下ろせば、見える位置に男の熱を孕んだ膨らみはある。
既に行為に十分すぎる程であっても、
幼馴染の手で触られるというならば話が別だ。
しかし彼自身をこれから穿くそれを、直接見るのは躊躇うだろうと
どう触るか、それとも触らないかは彼に任せて。]


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