208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】
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[ふと思い出す
赤い子犬。彼は自分の命令を守ったのだろうか。]
朝は確認ができなかった
[次は見届けてやりたい。
上書きされるまでそのままなのか。
それとも時間で効力を失うのか。**]
────はい。
[くっくと喉の奥が揺れる。
薬を飲まなかったことは、簡単にばれていたらしいということよりも
余程あの『薬』が大事なものなのだろうという印象を抱く。
実に、飲みたくなくなってくるものだ。
抗いきれぬ命令に、口は嫌でもYESを吐くが。]
そうね、貴方には意味のないことかも知れない。
それでもアタシとって暇潰しは、アタシの未来のためのステップだわ。
[己の口調を真似されたのが癪なわけではない。
己の在り方を揶揄されたように感じて、未だ年若い彼に何が判るものかと、そう憤りを覚え──もっとも、己さえその根幹を忘れ掛けてしまっているだろうが──語気を強めて凛と言い返す。]
[こそり、耳元に唇を寄せて囁く。]
……なんもなかったわけと違うぞ?
[飲まないことで得られただろうことを。
無という有を囁き落とす。]
長く生きたら忘れっぽくなるんかのぉ。
そういうのを『御執心』っちゅーんじゃで。
羊飼いサン?
[唇の端を吊り上げて笑う**]
[クアトロの言葉に吸血鬼は何を言われたのか分からないといった風のきょとんとした表情になった。]
迷子になった子羊が例え君でも私は同じようにするよ?
[釣りあがった彼の唇の孤が描く意味を吸血鬼は知らない。]
我慢してたのに…
[下唇を指で押し開き、舌先をしのばせ、彼のそれを追う。頬も体もあつい彼の体温。
湯気で視界が隠れればいい
水音も湯の音で紛れるだろうか
彼の身を引き寄せ、濡れた体が触れる距離]
[口から滑り出たのは訛りのない言葉。
写真に映っていたのと変わらない冷めた無表情。
見覚えがあるのは、主だけであろう。
男自身さえ忘れてしまったはずの、昔の自分。]
ん?
や、あ、すまん。
お前さんが気色の悪いこと謂うけぇよ、ふはは。
[頭が痛い、靄がまた少し薄くなる。
薬を飲まなかったのと引き換えに。
誤魔化すようにいつもの通りに笑って見せて、厨房へ向かう主の背を叩いた。]
……一回薬を抜いただけであれか。
[鈴を鳴らす吸血鬼は先ほどのクアトロの様子を思い出しぽつり。]
やはりまだ血が弱いのだな。
命令してみる?
[目の前で死んで見せろといえばいい。
だが、それは叶わないのだろうか
最上位の命令は「生きろ」というものかもしれない ]
[其の扇子の先で自分より高い位置にある彼の顎をくいと傾けさせる。]
余り奥手が過ぎるとあっしも気が変わっちまうよ?
そうだね……期限は今日の日付が変わるまででどうだい。
[何の期限なのか、どう気が変わるのかは敢えて口に出さず。]
俺がこの気持ちを覚えている間に
それともあなたの気持ちが変わる前に?
たやすく変わるものなの?
[少しだけ目線を伏せて]
わかった、部屋に行く
[彼の図書室の後。そう約束を交わして*]
[心変わりと言っても、単にお前さんがあんまりにも可愛らしいものだから、矢っ張りあっしが組み敷く方が良いかなんて思っただけさ。*]
命令?
お前の生死に関与する気はない。
生きるも死ぬも勝手にするがよかろう。
[突っ掛るような物言いに、改めてその顔を見返せば、
消えるに惜しい、と思える貌ではあったが*]
まあ、そうだね
顔見知り程度のやつの生き死になんて
あなたが気にかけることではないのだろう
ただの甘えだよ
[どうせ、誰も自分のことなんて忘れてしまうだろうに。残るのは、ああして誰かが落とした写真のような記録だけ。*]
[そうだ、丁助の御伽噺には続き……
というか蛇足が有ったのだった。
何故今までそんな事を忘れていたのだろう。
そもそも何故自分を浦島に喩えて語るようになったのか、切っ掛けは其処に有ったというのに。]
[いつから、たまに食事を取っておいてくれるように頼むようになったのか定かではない。
人から与えられる食事は嫌いなはずだ。
定時に振る舞われる餌も、誰かと食卓を囲むことも。
愛してると囁くことも。
誰かを抱くことも。]
丁助は、毎日が夢の中に居るようで、
何れ程日が経ったのか、数えてもみなかった。
[主様から自分の部屋へと向かう間、独り思い出した御伽噺の続きを呟く。]
或る日、ふと丁助は、故郷の村で釣りをしている
自分の姿を思い出した。年取った義母の姿が浮かんだ。
丁助は、急に村に帰りたくなった。
そう思うと、如何にも我慢が出来ない……。
[手許の扇子に視線を落とし、其処から先は口に出す事も躊躇われた。]
薬飲め、謂われてしもたわい。
じゃけ今日『は』、飲まないかんじゃろねぇ。
[くっくと喉を鳴らす。
従順でない、群れない羊の一匹は
抗えぬ命令にだけは従うつもりでいる。
仰せつかったのは、『今晩』である。
『毎晩』とは謂われていない。]
血が欲しくなったのか?
なら…ッ下位のものにでももら…
嗚呼、君の下誰もいない、のか。
血が欲しくなるって…ぅあっ
どんな、感じなんだ。面白い?
[揺れに負けじと質問を繰り返し。
悪戯とその成果の確認。
揺れで弾んだ声は好奇心に弾むものにも捉えられる]
[彼の指先の傷口を口元に寄せ、彼の目を見ながら、それを口に含み、目を伏せ。
舌で傷口を舐めとり、その血の味を知る。
蜂蜜と混じり合った錆の味。]
甘い…
でもそれだけだな
血なんて俺は欲しくない
それは、薬のせいかな?
[口元を離し、回答はあまり期待してない問いをいう]
お前さんも今晩抜いてみればわかるん違う?
なんやろな、オススメはせんぞ。
[思い出すのは揺れながらも問い質してくる白雪と
それに返した男の声。]
吸われる覚悟でもありゃ
風呂にでも入ってくりゃいーんじゃないかのぉ?
[揶揄交じる、誘い。]
[その手に導かれるように、ジェレミーの唇へと伸ばされていく指先。
傷負った箇所を、舐められていく感触。
粟立つ背筋に、眉が寄る。
知らず止めていた息を吐き出せば、それはやけに震えていた。
譫言のように呟く、声すらも。]
……渇く、んだ、
のどが、
……どうしようもなく、……渇いて、それで、
[血を欲したから、渇いたのか。]
……っ、ぅ、……
[渇いたから、血を欲したのか。]
[目を伏せる。]
今晩まで待てるの?
そんな衝動軽いもんなんだ…ふぅん
[呼気の浅い様子は見て取れる。
だが、『晩』と時間を指定するのは余程性急に求めるものとは思えない。
命令の内容も彼の心中も知らないから、単純にそう解釈を]
ボクはもう薬をサボることはしないよ。
"出来なくなった"が正しい。
―――ボクの血を吸いたいなら素直に言えば?
やらないけどね。夜まで苦しんでおけば。
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