254 東京村U
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[これは、きっとやがてロアになる。あの「東京村」のように。
恐怖体験として人の口から口に伝播する現代の寓話。]
「出られない」の?
「出たくない」んじゃあ、なくて?
[それなら。伏線が、気づくためのチャンスが──
振り返る機会があった方が「お話」は面白いのだ。]
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― 朝:ホテルの一室 ―
え……何してるんですか出目さん。 なんか、落としちゃったとか?
[別にいいやと寝るのをあきらめ、徹夜を決め込んだ入間は、隣のベッドの出目がベッドの下をのぞき込む様子を、不思議そうに見ている。]
(149) 2016/10/02(Sun) 01時頃
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[つい、ため息が出る。髪の毛をくしゃっとかきあげるようにして、八つ当たりしようもなく憤って、小さく唸った。 結局従兄に昨晩連絡がついていない。 家に帰れているなり、どこか寝床を確保したなりできていれば、連絡の一言くらい寄越してくれていそうな従兄だ。 ついうっかりとか忘れていたとか、そういうことはなさそうで、だからこそ、今、とてつもなく心配をしていた。
また、家族が、親類が、消えてしまった。]
(150) 2016/10/02(Sun) 01時頃
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[早く、誰かしら一人でもいいから連絡がついてほしい一心で賭け続けている電話も、メッセージも、すべて空振りだ。]
もぉやだぁ……
[小さくそう涙声でいって、入間は膝を抱えて、顔を伏せた。 出目に部屋を出ようと言われればついていくだろうし、残っていてと言われれば大人しく部屋にもいるだろう。**]
(154) 2016/10/02(Sun) 01時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/10/02(Sun) 01時頃
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あぁ……、 たしかにちっちゃい頃は怖かったかも。
[出目が小さく笑いながら、隙間が不安とというのへ、入間は曖昧に頷いた。 なんとなく神経質そうな印象を抱くと同時、アニメ声だし、ゴス好きのようだし、そういう子はホラー・オカルト系の話が好きそうだなと勝手な想像をする。]
なんにも、なかったんですよね? 虫がいたとかでもなく……
[ちら、とベッドの足のほうへ視線をやった。 出目はキルロイ先生に電話をかけてくれるらしい。 すっかり任せてしまっているのが忍びなくとも、気持ちが俯いてしまっていて、親切に甘えるだけになっている。 入間はスマホで時間を確認しながら、プラチナ色のカードをいじっていた。]
(203) 2016/10/02(Sun) 12時半頃
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[この胡散臭いカードにも、ためしに電話をかけてみよう。 すこし時間は早いが、色々ありすぎて辛抱ができず、カードに書かれた数字に指で触れる。 自分のスマホと母のスマホを見比べて、家に居た知らない人から電話がかかってきた自分の携帯を、半ば捨てる気で選んだ。 キーパッド画面で番号を打ち込み、通話ボタンを押した。]
(204) 2016/10/02(Sun) 12時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/10/02(Sun) 12時半頃
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[ゆうくん。 入間は電話をかけながら、目をみひらいた。 心臓がまた煩くなってきた。 父の名前は、祐輔だったから。]
……あの 入間祐輔が、そちらにいってませんか。
(210) 2016/10/02(Sun) 13時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/10/02(Sun) 13時半頃
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ゆうくん……て、入間祐輔のこと……? あなた、知り合いなんですか?
[この若い女は、やけに親しげに呼んでいる。 一体これはどんな電話なのだと考えて、はたとする。 あの日の朝、あの両親は「浮気」だの「お金」だのでモメていたのだ。]
……、……。
[そうと決めつけるには早いとおもうのだが、思いついてしまったら、もしかしてが止まらなくなった。心配と同時に、馬鹿野郎と言いたい気持ちと、くだらないと言いたい気持ちがいっぺんにきて、自分でも今自分がどんな気持ちなのか分からなくなってきた。]
アタシ……入間祐輔の、娘なんですけど。 待って!電話、きらないでね!?
あなたが誰とかは割とどうでもよくて…… パパを探してるだけなの。
(212) 2016/10/02(Sun) 13時半頃
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[夫婦喧嘩をしていたはずの母の携帯電話と一緒におちていたカードにかけて繋がった電話である。 もしも母が、父親の夜遊びでも浮気でも愛人でもなんでもいいが(良くはないが)(今は縁起でもないので死ねと思うこともできないが)、なにかしらの不貞に気づいて没収したカードである、というのが、現状入間が想像している事情だ。 勿論これが当たりかハズレかなんて、分かりはしない。]
えーと…… ほんとうに、そっちには行ってないんですね?
(216) 2016/10/02(Sun) 14時頃
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[想像してしまった内容が内容だけに、この女が父親をかばって行方を言わない場合も考えられる。 しかしもう、その場合は、そんな父親なんて知ったことではないと言えるし、いっそ社会的に抹消されてしまってくれ……とも言いたいところだが、やはり家に上がり込んでいる他人を自分の他人と証明してからでなければ困る。 てか素直に心配させろよ!!!と脳内でキレ散らかしているのも相まって、入間は何から話していいのかわからなくなった。]
家には絶対いなかったし、職場もだめっぽくて…… ていうか…もういいや
(217) 2016/10/02(Sun) 14時頃
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何度も疑ってごめんなさい……だけど、 アタシなにも事情わからないから。
もしそっちに居るとか、居る場所わかるとか、 そっちでなら連絡つきそうとか……もしもあるなら。 入間祐輔にこれ、絶対伝えて。
家にアタシのパパとママを名乗ってる頭おかしい人がいて 家に勝手に入って住んでてほんとにキモイから、 早く帰ってこいって。
(218) 2016/10/02(Sun) 14時頃
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別にゆうくんでもいいですよ。
[名前を苗字に言い直した電話先の女に、つい父への苛立ちに任せ、ぶっきらぼうに言った。八つ当たりをしてしまい、ややバツが悪くなって、「どっちでもいいけど」と付け加える。]
おうかがい……て、
………家に来たってことですか?
東中野の?いつ? ねえ、会えたって、うちの親に?
……それとも……偽物? [この電話先の女がいう「うちの者」がどんな人かはしらない。 ただ、入間が頭に思い描いているのは、悪戯だと決めつけ相手をしてくれない警察官や、今まで交流なんてなかったはずなのに、まるで今まであったかのように、知らぬまに形成されていた近所付き合い――]
(222) 2016/10/02(Sun) 15時頃
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……ねえ、そのひとたち
どっちの入間祐輔と会ったの?
(223) 2016/10/02(Sun) 15時頃
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[客観的にみれば――
現状、あの入間家にいる男女を、『入間祐輔や入間祥子ではない』と主張しているのは、入間澪音と東蓮寺琉衣しか、いないのである。]
(224) 2016/10/02(Sun) 15時頃
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普通に、事件のはずなんですけど…… 警察のひとも、相手にしてくれなくて……
[入間澪音の従兄である東蓮寺とは逸れたきり、連絡がつかなくなっている。
昨日の朝までの入間澪音を含めた周囲の人間の一部常識が『違ってしまっている』かのようだ。 いや。『違ってしまっている』のは『どちら』なのだろう。 はたまた、『どこ』なのだろうか?]
(227) 2016/10/02(Sun) 15時頃
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……知らない街みたい。
[ぽつっと入間はこぼしてから]
(228) 2016/10/02(Sun) 15時頃
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入間澪音です。 サンズイにゼロの、澪に、 音楽の音。それでみおん。
(229) 2016/10/02(Sun) 15時頃
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わっ……
[どっちの、と訊いた時の、電話先の相手の声は、想像もしていない大声だった。ぎくりとしてスマホから僅かに耳を遠ざける。]
……、……。
そんな風に……? なにが?どういう意味?
(235) 2016/10/02(Sun) 16時頃
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[八つ当たりを言った時ならばいざしらず、ここで大声を出されるとは思っていなかった。 入間はきゅっと唇を結んでから、ハッキリと敢えてもう一度繰り返した。]
……どっちの入間祐輔と会ったの?
アタシは、そう言わないと、わかりにくいから言ったつもり。 どう?気にくわない? どうしてそんな風に言わなくたっていいって思うの?
ねえ、なにか知ってる?
(236) 2016/10/02(Sun) 16時頃
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[口元に手をあて、考えるようにホテルの床へ視線を落とした。]
……夕方帰った時には絶対に「なりすまし」だったし、 パパからもママからも、ずっと連絡はないから…… じゃあその人たちは「なりすまし」の方と会ったかもね……
(237) 2016/10/02(Sun) 16時頃
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[周囲の認識が自分を置いてけぼりにしていくことで、入間は『知らない街ニキ』のことを思い出し、なんとなしに寒気がしてきて、そっと何度か腕をさすった。]
いちおう、……心配、ありがとう。 逃げるけど、もし「なりすまし」から何か聞かれても、 アタシのこと喋らないでおいてくれると嬉しいです。
(238) 2016/10/02(Sun) 16時頃
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[名前を褒めらると入間は呆れたようにふっと息を漏らし]
パパがつけたらしいけどね。 たまにホメられるし、気に入ってるからいいけど。
(239) 2016/10/02(Sun) 16時頃
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あなたの……にせもの?
[眉根が寄った。どういう意味だろうか? 話をきくうち、入間はぽかんと口をあけていた。 似ていない、とはいえない事件だ。]
……あなたのなりすましを見たの? 似たようなヘンな事件にあってるってこと!? [つい声が大きくなってしまう。]
(250) 2016/10/02(Sun) 17時頃
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[同じ被害者かもしれない。 他人事とは思いにくい内容だ。]
……えと……あなたは無事? 警察って、動いてくれてる?
[電話先の相手が無事なら、自分の両親だって無事かもしれない。 もし電話先の相手が警察に動いてもらえているなら、自分たちのことだってきちんと調べて貰えるに違いない。 そう思いたかった。 同じような被害者だったら、協力だってできるかも――だから]
(251) 2016/10/02(Sun) 17時頃
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――アタシもそう言おうと思ってた! 会お!なんでもいいから知りたいの。
えと……名前きいてもいい? アタシは今は渋谷。どこ行ったら会える? **
(253) 2016/10/02(Sun) 17時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/10/02(Sun) 17時頃
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― 午前:渋谷 ホテルの一室 ―
[入間は電話を切って、電話をしている出目の方を向く。 出目と目があうと、入間は頷いた。]
はい、もちろん。
(281) 2016/10/02(Sun) 21時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/10/02(Sun) 21時半頃
PPP イルマは、メモを貼った。
2016/10/02(Sun) 21時半頃
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[ノックの音。ドアを開けて、キルロイ先生と、一緒に一二三もいるなら彼も部屋へ招き入れる。 キルロイ先生は部屋に入ってすぐ入間に四つの質問をした。]
えと……一個づついきますね。
(286) 2016/10/02(Sun) 21時半頃
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[話す前に、息を整える。 やや強張った顔つきで入間は昨日のことを話した。]
二度目に家に戻った時―― えと、アタシ、キルロイ先生と最初に電話したあと、 るいく――従兄と連絡をとったんです。
従兄とサンマルクで会って、その後二人で東中野に。 家、東中野なんです。 従兄が「警察と一緒に行ってみよう」って言ってくれて。
東中野についたあと、交番にいきました。 交番のひとに着いてきて貰うことにしたんです。
交番のひと、やっぱり昨日の昼の、イタ電と思ってたみたい。 信じてもらえないかもって思ったから、 警察のひとは従兄に説得して貰いました。不法侵入だろって。
それで――家に帰ったら、まだ居て。
(287) 2016/10/02(Sun) 22時頃
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家で――ごはん、作ってたみたいで。 普通に生活しようとしてるっぽくて。
[気持ち悪い――入間は胸元のリボンを掴んで俯いた。]
出たのは、女のほうでした…… 従兄に誰だあんたっていわれても、トボけてて…… それで……えと。気味わるいんですけど…… 従兄の下の名前も……知ってました。
警察のひとは、アタシたちがまた悪戯で言ってるのかもって、 疑ってるみたいでした。
(292) 2016/10/02(Sun) 22時頃
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あと……その時。 近所のひとも廊下に出てきてました。
うち、近所づきあいなんて殆どなかったはずで。 だからアタシも知らない人です。 見た事あったかも……わかんない。ないかも……。
なりすましの女に、近所のひとが、挨拶……してて。 どうしたの?みたいなこと、言ってました。 なんか、前から付き合いあったみたいな……そんな感じ。 従兄はグルかもって。
そのあとそのオバサン、野次馬かなんだかわかんないけど ずっと廊下に出てました。 アタシが来てるって、なりすましのオバサンにバレた後 こっち見続けられてるのが―――もう、気持ち悪くて。
(293) 2016/10/02(Sun) 22時頃
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