人狼議事


194 花籠遊里

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そうかい、ソウカイ。
私の知る“丁”は、雨に根腐れを起こしてね。
狂い咲いてしまったものだから。

お前もそうなってしまうんじゃないかと思ったのさ。

[蛇が絡みつき、ぞろりと耳を嘗め上げる。
知っているぞ、見ているぞとは言葉裏。]


 
 
―――丁は“蝶”でもないんだよ?
 
 


[自分の生を見てきたかのように見透かす男の言葉に頬の温度は上がったままだ。
羞恥ゆえか。それとも理解されているという喜びからくる興奮ゆえだろうか。]

 ……。

[僕はどうにも離すことのできない視線と
沈黙によって彼の言葉の正しさを肯定した。]


[この花が何を思い、“丁”の字をとったかなど知らぬ。
そして男が知らぬように。
“丁”を手折ったのが男の手だということは
誰をもが知らぬことであろう。

先に告げた通り、少しばかり特別な花。

丁に丁を重ね。
蛇は首筋を緩やかに締め付けて。
後ろより首筋に残す、朱の花ひとつ。
無論、逃げることも拒否することも赦さない。

優しく、冷たく、甘美に、落つる。]




私を置いて、飛んでなどいかないでおくれ。
 
 






[まるで棒読み、或いは抒情詩。
どちらにとるかは、“ちょう”次第。]
 


【人】 墓荒らし ヘクター

 開いたことも、抉じ開けられたこともねぇんだろう。
 ―――…識っているぜ、ニコラス坊や。

[着衣の上からそろりと撫で上げる心臓の上。
彼の空いた胸を確かめながら、男の指が染みていく。>>51

彼の微笑みも甘言も、本質的なものだとしても、己の鼓膜には留まらず、流れていく。本当の鳴声は、きっと、この奥に在るのだ。

揺らめく夜蛾は鳥篭の傍を飛び、胸を淡く弾いて茶化す。
言葉で刺した直後の刺激は、更に微笑へ変質を促して。]

(57) 2014/09/20(Sat) 01時半頃

 伊達に長らく生きちゃいねぇよ。
 お前さん、何も変わらず生きる気かね。
 そいつぁ、良い子息、良い血筋、良い手本よ。

[一代で財を成した彼の親の集大成。
生まれながらの貴族を作り、彼はその様に育った。
決められた運命、彼の介入を許さぬ未来、永遠の鳥篭。]

 だがな、お前さんは花籠へ訪れた。

[せせら笑う男の笑みは深くも悪質。
頬を唇で舐めるように迫れば、吐息が稜線を下っていく。

彼の美しい金色の羽は鑑賞されるためにあるのか。
格子越しの空以外を知らぬまま、永劫を生きるのか。

―――彼は永遠の孤独に耐えうるのか。]


 ――…来いよ、ニコラス坊や。

 俺はお前さんのことを買っているんだ。
 俺と出会っちまったが、運の尽きと、諦めな。 

[傲慢な夜蛾の囁きが、淡く染まった肌に懐く。
何も知らない彼を染めるのではなく、壊してしまう程、勁い悪辣。]


【人】 墓荒らし ヘクター

[彼の手首を不意に捕らえ、エスコートなど知らぬように強く引いた。踏鞴さえ踏ませて傍に侍らせる。彼の長躯は己の傍らに映えて、有無を言わせない。
掴んだ五指は、初めて彼に掛けられた束縛と代わり、顔を起こして小姓を呼ぶ。]

 ――…手隙の花を一輪つれてきな。
 誰でも良いとは言わねぇが、花主に告げりゃ見繕うだろう。

[采配を花主に任せ、白羽が立つのは蝶と同じ響きを持つ彼だろうか。覗かせる悪趣味の深淵は今宵も深く、傍らの蝶の否は聞かずに足を踏み出す。

慌てるように小姓が目的を問えば、野暮天と詰りつつも、
白い歯を覗かせ、うっそりと笑みを刻んだ。]

 ―――ああ? 決まってるだろう、
 可愛いニコラス坊やの躾に使うのさ。

[子供を躾ける折檻を思わせる声。
また、美しい彼が知らぬ世界を、夜蛾の閃きが開け放つ。**]

(58) 2014/09/20(Sat) 01時半頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/09/20(Sat) 01時半頃


 以前の"丁"の話は、耳にしております。

[舌這う感触に息を呑んだ。
きゅ、と触れる指先を軽く握る。]

 ……ええ。
 丁は、蝶では御座いません。
 真似事をしても、決して飛ぶ事は出来ぬ花。

[首に痕残す感触にさえ、逆らえずに居る、哀れな花。]


[彼が何を思い"特別"だ等と告げるのか。
気付ける程に彼や"丁"を、己は知らず。

この己を閉じ込める花籠の主を、好ましく思う事は無く。
けれど、逆らい立場を危うくする賭けに出るでもなく。

行きません、とは言わず。
この花籠の外を望む唇で]

 花は、飛べはしないのですよ。

[とだけ、繰り返し。]




[そうして拾わぬものから目を背け
 それは『大事(しあわせ)』ではないと、謂い聴かせるのです。]
 
 


 もし、違えば。
 縁起でもないことをと、櫻の花を叱ってください。

[何故、探すことが出来ないのか。
 何故、謂い聴かせねばならぬのか。
 何故、大事な物を持ってはならなかったのか。

 判らぬなりに拾う言葉と、判らぬ僕に聴かせる言葉で
 綾取りのように完成した言葉を紡ぎました。]




 ―――藤之助さんに、何かございましたか?


[きゅうとその身を少しばかり
 強く抱きしめたのでございます**]


明日の明け方。
沈丁花に降り積もる雪は。


それは多くあるだろうねえ。


[丁は“蝶”に在らず。
花は飛ぶに在らず。]


 
 
[しかし綿毛持つ蒲公英なれば―――… **]
 
 


 なにも、変わらず…

[鸚鵡返しに彼の言葉を繰り返す。

きっとこれから僕は許婚と結婚して新しい姓を得る。家の稼業を継いで親の築いた財を富ますことに老いるまで執心することになる。子もできることだろう。
そんな人生を今までと変わらず…
何一つ不幸の無い幸福だと思っていた生が改めて眼前に突きつけられ、途端に虚無感を覚えた。

頬を息が吹く。
自分よりも長く、そして異なる生を送ってきた男の匂いが僕を囲っているような気がした。
彼の纏う空気は一体どんなものを積み重ねて得られたものなのだろうか。

羽ばたき方を識りたくて。
やっと得られた理解への渇望と共に、
僕は悪辣たる毒蛾の誘いに頷いた。]

 …はい。

[無知ゆえに毒を喰らうのではなく、
毒と判っていながら溺れる危うさで。]


【人】 墓荒らし ヘクター

[空を翳らす曇天と、しくしく撒かれる霧雨。
残暑の名残すら奪い、人肌より体温を奪う。

足りないのは享楽か、愉悦か。
更に深き人の業か。

不遜な男は翅を閃かせ、金糸雀を鳥篭から花籠へ移す。
花鳥風月とはよく言ったもの。

鳥の飼い方、花の咲き方、蝶の遊び方。
今宵の地下はよくよく冷えていた。

散ってしまった花の熱を惜しむように。]

(66) 2014/09/20(Sat) 12時頃

[彼の人生には、安寧という言葉以外は存在しないのだろう。

恵まれた、と言えば聞こえは良いが、定められた生だ。
敗北の味を、従属の甘美を彼は知らない。

最初は傲慢な上流階級然とした態度に些細な興味。
次は蝶になりきらぬ横顔への好奇心。
果ては初体験に憧れる乙女のような彼に喉が渇いた。

深窓で育てられた彼の期待は、何処か幼く危うい。
されど、熟した果実のように蜜を滴らせ、己を誘う。

彼の傍が似合うのは白馬の王子様でも、可憐なお姫様でもない。
羞恥を掻き立て、下卑た悦びで彼を穢す、悪徳な支配者だ。]


【人】 墓荒らし ヘクター

― 地下牢 ―

[日を重ねるごとに花も蝶も減る。
元々蝶は素性が知れず、何処に飛び去っても不思議ではない。
元々花は保障がされず、何時枯れても不思議ではない。
だから、不在はさりとて気にせず、今宵を彩る花を待つ。

どうせ、花樹は何処にもいけやしないのだから。

格子の中に収まる木製の牀榻、跪台が傍ら。
呼んだ花は今頃、白装に身を包んでいる頃だろうか。

己は早速、ニコラスの肩を抱き寄せ、香を確かめてから、腕を解いて、牀榻へ先んじた。されど、彼には布団の上を許さず、自身の眼前に起立を命じる。]

 ――…さて、今宵の遊びはまた一興よ。
 

(67) 2014/09/20(Sat) 12時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 お前さんは――…、そうさな。売られてきたばかりの花よ。
 可愛そうに、あくどい客に購われた。

[先ず男が成したのは彼の立場の剥奪。
上に立つものとして育てられてきた彼から奪う翅。

自身の顎鬚をざらりと撫でて鑑賞の眼差しを注いだ。]

 全て脱ぎな。ニコラス。

[彼に強いるストリップは、端的。
全ての花に与えられる白装束すら、与えられぬ彼は未熟な蕾。
そんな、在りもしない幻想を拡げ、彼を惑わしていく。
淫靡で倒錯的な茶番だ、男の遊戯は今宵も行儀が悪い。

彼の羞恥を騒がせ、一糸纏わぬ裸身に変われと囃して。
悪趣味に巻き込まれる一輪は、宛ら彼の監督役と云った所。

―――堕ちた蝶の先行きを、花に見せるようにして。] 

(68) 2014/09/20(Sat) 12時半頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/09/20(Sat) 12時半頃


[もしかすれば最初から彼の毒気に
魅かれていたのかもしれない。

家の者が見れば眉を顰めるであろうこの男に
恐れどころか好意を抱いたのは何故か。
未知への興味だけか?

僕は無意識に自分の求めているものが
分かっていたのではないか。

純白の処女雪然とした己の人生を穢す
荒々しい足跡を望んでいると。*]


【人】 墓荒らし ヘクター

[一度目は抱く側として、二度目は抱かれる側として。
そうして、三度目の今宵は虐げられるものとして。

彼が階段を下る度、花籠より立つ香は真実へと誘った。
淫欲を抱える冷たい地下牢には、数多の情と蜜が隠れている。無論、彼の熱情と秘密とて。>>69

己の与太に乗る彼に、喉を揺らして、幕の上がる音を聞く。
地位を失い転落した蝶など、花街でも珍しくは無い。
毛色の違う色を好むものは少なくなく、それ以上に蝶を強いる行為は雄の征服欲を刺激する。彼が本当に蝶が堕ちてしまえば、悦んで群がる男など幾らでも居るのだ。

色街の摂理に刹那、気をやるも、哀れな蝶の末路を更に語る。]

 ―――…お前さんには花より仕込が施された。
 だが、蝶が留まるは初めてのこと。

 淫欲に濡れて過ごした過日は習いであったのさ。
 夜蛾の前に屈する為の、な。

[彼の記憶と現状を混ぜ込んで唆していく低音。
櫻の梢に注いだ一昨夜も、沈丁花の種を孕んだ昨夜も、全ては客に奉仕する為の手順であったと、毒を垂らしこんだ。]

(74) 2014/09/20(Sat) 16時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[即ち、白皙は何も知らぬ身体では無い。
男の欲求を満たす事を教えられた肉体だ。>>70
色を惹いて脱衣に至る所作さえ、この先の情事を自覚させる。]

 流石に卸したては綺麗なもんだな。
 ―――上席の花共は優しく教えてくれたかい?

[均整の取れた肢体はすらりと伸びて、絵画の中に住む麗人そのもの。牀榻に腰を落ち着けたままの男は、戯れに指先を起こし、鳩尾から腹の脇までを撫でてみせた。

指先に吸い付く質感はやはり、金の掛けられた造形。
美しい身体には、社交界で乙女たちが一曲強請らざるを得ない柔和な面差しが付いている。
だが、男は眼圧は鋭く掛け、色も淡い乳嘴を視線で舐めた。
本来ならば、伴侶となる娘にも受けない辱め。

されど、今の彼は堕ちた蝶。
未熟で硬い花蕾、甘い閨房しか知らぬ彼の初見世であった。]

(75) 2014/09/20(Sat) 16時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 俺を退屈させるなよ、ニコラス。
 次は下だ。

 ―――なぁに、一輪呼んである。
 そう、不安を覚えずとも構わねぇよ。

[気遣う振りして、全く彼を労う声ではなかった。
暗に客観に晒し、視姦を愉しむ薄暗い笑い。

彼の貴人としての矜持をゆっくりと詰ったのだった。*]

(76) 2014/09/20(Sat) 16時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[今宵の享楽はまたしても夜蛾が如いた姦計。
彼を悪辣などと詰る癖、決して褒められぬ毎夜の事。

ニコラスを花に見立てて、君臨者を気取っていた毒虫は、紅華の来訪に視線を上げた。>>78]

 ―――よう、丁助。
 相変わらずの面構えだな、もうちと媚を知らねぇかい。

[相も変わらず口の悪い男は今宵もまた変わらず。
視線で彼に示すは、毒牙に掛かる蝶の健気。

昨夜彼が慰めた蝶の末路。]

(81) 2014/09/20(Sat) 18時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 初心なもんだな、さぞ、甘やかされたんだろう。
 この廓の花々は籠の内に温いとは知っているが。

[半分は芝居だが、半分は男の本音で。
まだ日の浅い彼に強制する花など、玄人意識に関わる。
無理を強いる悪辣な毒は、精々夜蛾ばかりだ。>>79

彼が決意したように下衣まで剥いてしまえば、明るみの中に裸身が露わ。細いが華奢ではない男の腰つきに、性器の色合いまで、じとりと鑑賞し、指が足の付け根まで降りていく。]

 ……まぁ、最初にしては上出来よ。
 こんな所で無様を晒せば、紅華の不興を買うぜ。

[実際、花から見ればどちらも蝶。
そんな無体は与えぬだろうが、この場の支配者を教えるための語であった。悪趣味は今宵も牢で火を入れる。]

(82) 2014/09/20(Sat) 18時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[戯れの指先で未だ角度を知らぬ彼の屹立を軽く弾き、無体に扱いながら、迷い子の瞳に視線を重ね合わせ。]

 まさか、それだけで満足を買えるとは思っちゃいねぇな?
 初見世で下手踏むようじゃあ、値が下がるぜ。
 場末で厠代わりは嫌だろうに。

 ―――…俺の膝に手を付いて尻を丁助に向けな。
 お膳立てくらい、幾ら寝んねでも出来るだろう。

[傲慢に申し付ける声が、ニコラスへ更なる恥辱を与えた。

彼の唇に促すのは甘い口付けではない、己の下肢で息衝く熱杭への奉仕だ。
指先で軽く自身の前立てを暴くと、熱を僅かに兆す陽物が姿を見せた。これが今宵、彼の身体に収まる兇熱だ。]

(83) 2014/09/20(Sat) 18時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[今宵の興を示す一連見せつけた後。
ツイと、丁助に視線を向けて、一瞬笑気を視線に走らせ、淡い息を漏らした。]

 ……そんな訳で今宵のニコラスは俺の花よ。
 そのようにお前さんも扱いな。

[淡紅華に告げる約束事。
卸したばかりの花だと金華を評し、言葉も態度もそれに準じさせようか。
頬を染め、儚く震えるニコラスの佇まいは、確かに生娘然。
自由を知らぬ花として咲く彼を呼んだのも皮肉のうち、世話役与えるのは興のうち。]

 ―――用意してやんな。
 たっぷり解してやらねぇと、瑕が付くぜ。

[華を扱う男は、彼らの矜持も人権も無視をする。
犯すための剛直を育てさせ、犯されるための孔を開けと言う。

彼らの身を使い、蝶に悦を捧げよ。と宣った。*]

(84) 2014/09/20(Sat) 18時半頃

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