人狼議事


217 【突発誰歓】幸福の壷【十二支騒動記】

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[禍福は糾われる縄の如く、表裏一体を成すもの
何れ程願い、神にすがろうとも、大吉は何れ凶に還る


其は禍とて同じこと
身に振り掛かりし厄は、廻り廻って何れ吉へと還る


――だが、その何れも必要な事に非ず
大事は、禍福は神が決めるに非ずと云うこと
総て己が決めし事、と云うこと]


[己を不幸と思う者よ 己の禍を嘆く者よ
禍凶を知りし時、初めて幸福を知ると思し召せ

禍凶ありてこその幸福だと思し召せ]


[総ての禍福は意味あること
総ての禍も福も、己が決め、定めたと云う事]



   [其を胸に刻み、己が手で幸福を*掴み取れ*]
 


[―――――――幸せだ、



    と思えたのは久方振りだった。]


[その瞳は赤橙。
 遠くからでも招き、誘う色。

 胸焦がす名前を呼べる幸せは喉を震わせる。]

……あぁ、そうだとも。
僕が「辰星」だとも。
 


[遠い記憶。暗闇のなか。光のなか。
 確かな感触、甘やかな香り、心地好い声。

 なつひ。


 其れ以外の名前など知らないとばかりに、繰り返す。

 なつひ。 夏日。


忘れさせるものか。赦さないと――言っただろう?

忘れるものか、忘れるなんて――…
もう一度喪うなんて。


――――嫌だ。


……今度こそ離れず、共に生きていこう。

夏日。
君の全てが―――欲しいんだ。

生きる時間も、何もかも。
もう待たせないで済むように。

[奪わせて欲しい。

 独りにしないで――と
 請い願う。恋願う。**]


[己が紡ぎし名を肯定せし少年に、繰返し繰返し名を呼ばれ、幸を噛み締める。
赦さないという愛しい名を持つ相手に暫し目を見張るが、軈て笑みへと変えて]

 そうだったわね 赦さない、と言っていたわ

[嫌だと紡ぐ口に、ふふ、と笑いを溢し。]

 いいわ 全てをあげる
 あの時叶わなかった、全てを――

[あなたに奪われてあげる。
其は、娘なりのもう二度と離れないという契り。]


[愛しいあなたと共に
                  あなたと*永久に*]


【人】 宝飾交易 黍炉

―― 目覚めて、それから ――
[目を覚ました彼女の瞳は、欠伸でもしてたのかほんの少し潤んで見えた。おはよう、という当たり前の挨拶ですら、こんなにも愛おしい。

ただただ、そこに居てくれることが、嬉しくて。

また自分の目の前から、この可愛い人が居なくなることが恐ろしく感じられたから。
じっと見つめて瞳に焼き付ける。

それが居心地悪かったのか、途端口籠る未に>>168少しだけ首を傾いで。
どうしたのだろうと傍らまで歩み寄れば]

(185) kotsuma 2015/02/22(Sun) 01時頃

【人】 宝飾交易 黍炉

[おんぶをねだられた。
開口一番それかと、思わず破願してしまう。]

お望みとあらば、お姫様。

[嗚呼、心地いい。
彼女の体温が、柔らかい肌が、…我儘が。
背中にかかる重みに、心が締め付けられた。

やがて小さくねぇ、と呼び掛けられて。
続く言葉に息をのんだ。]

(186) kotsuma 2015/02/22(Sun) 01時頃

【人】 宝飾交易 黍炉

[ドッドッド、と早鐘を打つ鼓動が煩い。
頬に集まる熱を感じながら、ちゃんと聞こえていた癖に]

沙耶、なんだって…?

[などと。
半分意地悪で、半分もう一度聞きたくて、聞き返す。
一寸の沈黙。
拗ねてしまったろうかと、首を後ろに捻ろうとしたら、今度は先程よりもはっきり聞こえてきた言葉。>>169
すぐにぐりぐりと背に顔を埋める感触がして。

午は思わず駆けだした。]

(187) kotsuma 2015/02/22(Sun) 01時頃

【人】 宝飾交易 黍炉

沙耶ァ!私も大好きだ!!

[大声で愛を告げれば、皆の注目を集めただろうか。
そんなこと、気にも留めずに。

背中に未を乗せた午は、幸せそうに*笑っていた*]

(188) kotsuma 2015/02/22(Sun) 01時頃

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