人狼議事


179 仮想現実人狼―Avalon―

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― 二度寝に入る少し前 ―

… おぅ…

[目覚めて気怠く二度寝に入る前、
グレッグの呟きが聞こえて眠い目が薄く開いた。]

ん…嫌だろうな、
あんなに嘆いてたし、

生きててほしいって、
思うんだろうな…

[疲労感に返答は途切れ途切れで弱かったが、それでも返す。
ワンダの為にと言うグレッグに、うん、とも、うーんとも似た寝息のような返事を、息と共にだしながら。]


あんま、他人の顔色ばっかり、
見てても結論、出ないと思うぞ…

[そう呟きを落とした後、すぐさま呼吸は寝息に変わって、
グレッグの声にはしばらく反応できなかっただろう*]


奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2014/06/04(Wed) 19時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

─ (回想) ─

[夢を見た。
 そう昔でもない、しかし最近というわけでもない、もう何度も見たフラッシュバック。

 ──とある夏の日、両親に連れられて、車での旅行の帰り道。
 そこで玉突き事故に巻き込まれた。]

(115) 2014/06/04(Wed) 19時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[自分は後部座席でうとうとしていて。
 ひどい衝撃と音に目をさましたら、目の前で両親は無惨な姿になっていた。

 自分のものではない血液に上半身を濡らし、崩れた人の形と、ひどい血と消化物と焼けた鉄とガソリンの臭いに囲まれて。
 ものも言えずにただ固まっている自分の息づかいがやけに煩い。
 視界は真っ赤で、人の声も音も聞こえず。
 ただ極度の緊張の中で、非現実的な眼前の光景をただ凝視する。

 動けもせずに救助を待つ間、人は案外簡単に壊れるんだな、とか、血の臭いよりも消化物の臭いの方が目立つんだな、とか。
 そんなことを考えていたのは妙にはっきり思い出せるくせに、自分の足がどうなっていたかは記憶にない。
 痛みもなかったと思う]

(116) 2014/06/04(Wed) 19時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[…次に思い出すのは、救助の直後、麻酔をかがされて眠る直前の激痛。

 動かなくなった足に気がつく前に両親の死亡を知らされたこと、慌ただしく警察の聞き取りだの保険金の受け取りだのに追われたこと。

 両親の保険金を受け取ったときに、人の命の値段は案外安いんだな、と思ったことを覚えている]

(117) 2014/06/04(Wed) 19時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[殺伐とした記憶の合間合間に出てくるのは、足繁く見舞いに来てくれたクシャミと、彼の持ってきてくれるお菓子の甘い味。
 それに励まされてリハビリに通った記憶。

 ともすれば折れそうな心の中に、手作りの甘いお菓子は慰めと温かさを与えてくれた]

(118) 2014/06/04(Wed) 19時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[しかし努力の甲斐なくして医者は彼女の症状固定を告げ、さらにそれなりの賠償金が支払われた。

 自分の割引現在価値が具体的に金銭で示されるのにはさすがに荒れたが、それでも事故の前から遊んでいたこのゲームに全面的に逃げることをしなかったのは、クシャミのお陰だと思っている。

 VRの世界で跳ね回る自分に逃避するのがいかに魅惑的でも、夢に向けて頑張りながらも自分のことを気にかけてくれるクシャミを見ていると、それではいけないと励まされた]

(119) 2014/06/04(Wed) 19時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

  ──だから、やっぱりクシャミんだけは──*

(120) 2014/06/04(Wed) 19時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

─ 客室 ─

 ──無事に、帰って。

[いつの間に寝入っていたのか、目覚めはずっしりと重かった。

 ゆっくりと頭を起こし、抱え込んでいた猫耳パーカーに苦笑していると扉をたたく音がする>>87]

(121) 2014/06/04(Wed) 20時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

…誰?

[誰何しながら扉を開ければ、目の前にはクシャミの姿があった。

 差し出された手にはマドレーヌの小皿。

 少し夢にシンクロした光景に、ちょっと目を丸くしてクシャミの顔を見上げる]

ん…、ありやと。

[ひとつ取って口に運ぶと、ふんわりとやさしいバターの香りが気持ちをなごませていく。
 いつもと変わらないその味に、自然と口許がほころんだ]

(122) 2014/06/04(Wed) 20時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

…やっぱり、クシャミんのおかしは一級品。

[そしてやっぱり、クシャミに帰ってほしい、と強く思う。

 ふわりと笑って、フードのない姿を見上げた。
 彼のフードは今、自分のベッドの上だ。

 …背伸びして腕を伸ばすと、リアルでは決して届かない頭を引き寄せる]

(123) 2014/06/04(Wed) 20時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

…クシャミん。
このクエスト、《帰還》か《消滅》しかないなら、ボクはクシャミんだけでもいいから帰したい。

アバターが消えるだけならいい。
けど、人の心と体、そんなに遠くないの、知ってる。
心が動けなくなると、体も動かなくなる。
こっちの世界で何かあったら最悪死ぬかもしれないから、ボクはクシャミんのみかたになる。

クシャミんがどっちでもかまわない。
ボクはクシャミんのみかたになる。

[声をひそめて囁いて、返事をさせないように唇をふさいだ]

(125) 2014/06/04(Wed) 20時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[抵抗されてもされなくてもすぐに離れるつもりだったから、いくらも時間をおかないうちにクシャミの胸を押しやって離れる。
 ふ、と、気が抜けたように笑って、]

…あまい。

[小皿を取り上げて部屋から押し出した。]

顔洗ったら、行く。

(126) 2014/06/04(Wed) 20時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

─ 少し時間が経って、まだ客室 ─

[ マドレーヌの小皿を目の前に、ぼんやりしているうちにどれだけ時間が経ったのだろう。

 扉を叩く音>>94に返事をし、ノブを回すとそこにいたのは紅茶を持ったグレッグだった]

……おきてる。
グレッグ、昨日はありがと。

[まずは昨日の礼を言い、そしてシロガネの訃報>>95を聞くとまた俯いて耳を揺らす]

(131) 2014/06/04(Wed) 20時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……シロガネ。
霊能者、だったからなのかな。
それとも、仲間を殺したから?

けど、もうわかんないんだ、ね。

[シロガネのことを思い出す。
 あれだけ心が離れていればそう苦しい思いはしなかっただろうとは思うが。
 それは自分の想像の中だけの、ただの希望だ]

(134) 2014/06/04(Wed) 20時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


…お茶、ありがと。
飲んだら広間、行く。

[熱い紅茶を受け取ってのぞき込むと、ゆらゆら揺れる水面に自分の顔が映る。
 なかなか、ひどい顔をしていた*]

(135) 2014/06/04(Wed) 20時半頃

グレッグー、もし、リンダを  殺せたら…。
一緒にフランシスカも送ってやるつもりだ。

[その方がいいだろう?と、
思いながらも一人で決めるのは少し怖くて、
そっと内側の声でつぶやいた。]


【人】 奇跡の子 カリュクス

─ 客間 ─

[いつまでも部屋でぼんやりしているわけにも行かない。
 クシャミやグレッグに告げたとおり、そろそろ広間へ行って占いの結果や何かを確認しないと。

 そう思って、借りた猫耳パーカーを抱えて広間へ向かう。]

(164) 2014/06/04(Wed) 21時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

─ 客間→ ─

[途中、シロガネの部屋の前を通りがかるがそこにはもう何もなく。
 名前の消えた投票欄を見て、小さくため息をつく。

 シロガネはたぶん、霊能者だから殺された。
 トニーが人狼のスキルを割り振られていたかどうかにかかわらず。]

 ……シロガネ。

[いなくなった部屋の主の名前を呼んで、軽く黙祷する。
 食堂の前を通りがかれば同じくトニーのために祈ってから、広間へ*]

(176) 2014/06/04(Wed) 21時半頃

ー シロガネ襲撃前 ー

 そりゃ、グリコだろー
 いいじゃん、一粒100mな女
 体力底なしじゃん!

[と、脳内で芝を生やしながら
 まるで日常のように阿呆なことを続けた

 ただ、クシャミがつぶやく消えたい奴
 その言葉には、俺は肩を竦めるしかなかった]

 ディープユーザーには多い、かもな

[……という一般論をこぼすしかなくて。]

 …………すんだら、すぐ広間行くから
 …………はやまんなよ


[とは昨日はいったのだけれど
 結局ワンダのことに気がついて
 俺はそちらをまず、となったわけだ。]


[それが凶と出ないことを、祈る]



ー 襲撃後 ー

 ……………………

[消えそうなつぶやきに
 俺はどう返せばいいか
 わからず一度あたまをかいて]

 …………だって、わかんねーんだもん
 なら、まず、嫌だなって思うことを
 潰すことから
 動いたら、何か見える、かもしんねーじゃん

[と、拗ねるようにこぼした声は
 果たしてクシャミに届いたか?]


 フラン……を??

 ん…………クシャミが、そうしたいなら
 それもあり、だとは思うんだけど……
 …………だけど、そうしたらクシャミが
 偽、と思われて処刑されない…………かな……

[そこだけは懸念する。
 クシャミが吊られたら…………
 それはクシャミの終わりを意味するから。
 それでも、くしゃみが選択するのなら
 俺はそれを止めることはできない
 とは思う。]


【人】 奇跡の子 カリュクス

─ →広間 ─

[広間に顔を出したのは、クシャミがリンダへ襲いかかろうとする>>172ほんの少し前。

 占い師であるクシャミがリンダに武器を向けているということは、クシャミの出した結果は"リンダは人狼だった"ということ]

…クシャミん。
リンダは人狼、なんだね。

[何かあれば助太刀する気で。
 いつの間にか室内で使えるようになっていた剣を抜いた]

(197) 2014/06/04(Wed) 22時半頃

あー、そうなる?そうなるかなぁ。

[何とかなるかーとか思っていたが、
いろいろ甘いかもしれないと思い直す。

それでもいい――昨日の衝動を思い出せば、
そんな気持ちに傾きかけもするものの、まだ決めかねて。]

んー、じゃ誰が良いんだろうなぁ…。

[最善手、という物がよくわからず、かりと頭を掻いた。]


 そうならない、かもしれん
 けど…………わかんね。

[このゲーム経験がないから
 俺は占CO者がハイスキルなら
 なんとかなることも知らないまま
 頭をわしわしとかいて]

 んー…………他、か……
 クシャミがガチで生き残りたい、なら
 一番、邪魔なやつ……トルトニス、かチアキ?
 どっちかが、物理でクシャミ吹っ飛ばそうとしたらお手上げ。

 それか
 ……これからワンダの返答次第次第では……ワンダ

[俺はうーんうーんと頭をひねって。]


トルにーはあんま殺る気ねーなぁ。

[とにかくそこと、カリュクスだけは、
きっと衝動に負け切るまでは無理だろうと思っていた。]

まぁ生き残りたいのはガチなんだけど…。

なんての、最善、てのが、
どうなのか…やっぱり良くわかってなくてさ。

[声の向こうで頭を悩ませるグレッグ同様、こちらもうんうん唸っていた。]


ならチアキか、ワンダ

うーん、俺からはそっち良くわかんねーから、
グレッグがワンダがよさそうって言うなら言ってくれな。

[手が空けば、スキルの設定をしなきゃなと、忘れないように心に刻み込みながら。]


【人】 奇跡の子 カリュクス

[相手より身長が低いのは、視界という意識の隙間に入ると言うことでとても有効。
ナイフを手にしてクシャミとリンダの戦況を見つめているフランシスカ>>208にそっと近づき、胸元に切っ先を突きつける]

…フランシスカ。
クシャミんの邪魔するの、許さない。

ボク、こう見えてもそれなりに扱える。
おとなしくしていて。

[低い声で脅す。
 揺れもしない剣先に、意思を感じてはくれるだろうか]

(216) 2014/06/04(Wed) 23時頃

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