204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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ーー………うん 俺もラルフだったら
ん いや 違うな なんだろ ラルフなら いい
…………不思議だね
ほんのちょっと前は
むしろ他の方法を 探して
鳩尾に 一発 なんて考えていたのにね
うん……俺も、フィリップなら、いいよ。
――――そうだね。
痛みを感じないで一瞬でとか。
そんなことを思ってたけど。
でも……発散できるのなら、気持ちいいほうが、いいよね。
|
― 三階/個室 ―
うん。
[髪を撫でる手>>87の動きに、くすぐったそうに笑みを返す]
大丈夫、寝たから、……いまは、感じないし。
フランシスも、疲れてるんだよ。 今日、休むときは、寝台で寝て?
[立ち上がるフランシスは、ほんの少しだけラルフより背が高い。 かみ締めた後が残る人差し指、それには包帯を巻いて手当てを済ませてある。
その手はポケットに突っ込んだまま]
ドナルドが、心配してるとおもうから。
[下に、というのにはこくりとうなずいた]
(88) 2014/11/17(Mon) 21時半頃
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[自分で使った言い回し
ラルフから 同じようにかえると 照れる]
一瞬だけっていっても 痛くさせるより
気持ち良くなってもらう方が
………… 躊躇も ないよね
――ほんとうに、
こうして、話ができるのが、フィリップでよかった……
[ほっとしたように、つぶやく]
うん、痛みを与えるより。
気持ちよくなってもらうほうが、まだ、ね。
|
― 三階/個室 ―
うん。
[安心したようなフランシス>>91に、少し申し訳なさそうな顔をした。 冗談めかした言葉に小さく笑って]
俺も、気をつけるし。
……ありがとう。
[心配してきてくれたことにぽつりともう一度だけつぶやき。 部屋をでて、二階へと降りていく]
(95) 2014/11/17(Mon) 21時半頃
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[つぶやきに滲む それが暖かい]
…………俺も こうしてると
先祖返りも 悪くないなって
少し 恥ずかしい けどね…………
ラルフも……恥ずかしい?
うん……先祖がえりも、悪くない、ね。
[問われたことに、少し、間が開く。
気恥ずかしさは、にじんで]
……そりゃ、ね。
恥ずかしくないわけ、ないし。
――でも、フィリップだから、
恥ずかしくても伝わるし、気にしてたら、やってけないかな、って……
[しょうがないもの が 良いことに
その感覚も 心暖かく
温泉より 暖かい気さえする]
あ…………そっか 伝わる……
[気恥ずかしさは実際感じる
感じるからこそ また連鎖して]
あ ほら でも こう 良いとこも
探しやすい…………かな
|
― 三階/廊下 ―
[二階へと降りるために、フランシス>>103の後ろについて歩く。 シメオンがいるのが見えて、ゆるりと瞬き]
――
[ノックスと話していたときに、通り過ぎた様子が気になって、フランシスの後ろからじっと見つめていた]
(106) 2014/11/17(Mon) 22時頃
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[ほわりと、心が温かくなる。
それが安堵をもたらして]
うん、伝わる……
[なにもかも、全部、ではないけれど。
それでも伝わるからこそ]
そうだね。
いまのところ……伝わっても、問題ない、し。
それに――言葉にならなくても、わかる、から。
…………うん 問題ない
それどころか……心地いい
[わかる の言葉に 言語化出来ない
嬉しさが滲む 心だけは
暖かな春を思わせて]
…………こう言うの はじめて
|
― 三階/個室 ―
[衝動を覚えてしまったからか、 一人で先に行く気にはなれない。
守るように前に立つフランシスの後ろから、シメオンを見ていた]
一緒に行くのはいいけど。
大丈夫?
[体調が悪いというのに、少し、心配そうな視線を向けた]
(119) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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うん。
そう、だね。
――なんか、安心する。
[保護者といるのとも違う。
そんな安心感。
嬉しさが、嬉しさを呼ぶ気がした]
俺も。
フィリップがいてくれて、よかった……
|
[フランシス>>118がシメオンへと手を差し伸べるのを見た。 それを邪魔するほど子供ではなく、二人の後ろから、居間へと戻る]
(122) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 22時半頃
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――うん。
[心配したのは本当だから、階段を下りるのがあぶなっかしいシメオン>>123に小さくうなずく。 フランシスが手を貸して、彼らが降りる後からついていき。
居間へと入って、真っ先に探したのは――]
(125) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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ラルフは、ノックスを探すように、室内をみた。
2014/11/17(Mon) 22時半頃
……春の森 木々の隙間 木漏れ日がさ
ちょうど ラルフみたいで
[少し前 一瞬だけ 冬を思い出す
冷たい風が吹き込んだ そんな気もしたけれど
いまは そんなことがあったことを
忘れるように 重なる思考が暖かい]
ーー俺もだよ
いなかったらーーーを 考えたくない
……俺、そんな、綺麗じゃないよ。
てれる。
[照れる。
そんな、褒められ方したことがないから、そわそわ落ち着かない]
うん。
――、おなじ、だね……
|
― 二階/居間 ―
[居間の雰囲気にも気づかず。 見つけたノックス>>126の様子に、ゆるりと瞬く。
フランシス>>129に背をたたかれて、はっとしたように、視線を戻した]
あ、うん……いってらっしゃい。
[炊事場へと向かう背をみて、またノックスのほうへと視線を戻す]
(130) 2014/11/17(Mon) 23時頃
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え、あ、シメオン?
[ソファにいるニコラと、ディーンのことはきちんと見てもいなかった。 だからシメオンがいきなり踵を返したのに驚いて名前を呼び]
えっと、せめて、食べてからでも……
[そう声をかけるけれど。 引き止められなければそのまま見送るだろう]
(134) 2014/11/17(Mon) 23時頃
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そうかな? でも そんな風に 暖かい
[照れてるらしき気配に
自然と微笑んだ気配が滲んで]
同じ 嬉しいなぁ…………
…………雪 止んで欲しくなくなっちゃう
暖かいのは、フィリップもだと思うけど……
……フィリップのは、小春日和みたい、だと思う。
[普段は冷たくても、きちんと暖かいところがある。
冬の、小春日和のあたたかさ。
微笑む気配に、ほわり、とまたひとつ、温かさを感じた]
うん……雪がやめば、また別々、だし。
――――それは、悲しい、ね
ーーー…………言われたことない
[きょと と驚く気配
側にラルフがいたらまじまじと 見てしまうだろう
暖かく くすぐったい 寝わらに寝返り打って]
ーーせっかく 会えたのに……ね
悲しい し きっと 寂しい だと思う
|
― 二階/居間 ―
[視線を向けても、ノックスはこちらをみない。
ニコラを呼び、手を掴む様子を、ただじっと見やり。
――ポケットの中、手を握り締めれば、かみ締めた後が痛む]
―― ?
[何かが、落ちる音>>140が聞こえた気がした。 見ていられなくて、視線をそらして。
体調が悪いといったシメオンが倒れたかもしれないと、廊下へと足を向けた]
(146) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
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[邪魔をする男。
‘保護者’ではなくなった男。
ノックスの声にも顔をあげない。
シメオンが立ち去っても、見ようとしない。
こうして果実の樹にしがみ付き、乞うている。
誰に? ―――ニコラに。]
――俺は、そう思うよ。
[驚く気配に、微笑む気配がかえる。
胸の中、暖かいから。
視界のなか、みえたことに、まだ、耐えられる]
うん。
さびしい。
フィリップの、声、聞こえなくなったら。
寂しいし、悲しいね……
ーーーありがとう…………
[ラルフが何を見たのか 耐えているのか
寝藁でうとうとと 心の温かさに包まれ
ゆっくりしていたから知らなくて]
…………一人が 当たり前だったのにね
何も聞こえないのも…………
きっと とても辛い……耐えられる かな?
きっと とても会いたくなる 会えないのに
[力が入っているせいで、肩の骨が服の上からでも見て取れた。
腰に下げたナイフに手が伸びそうになった。
背骨を抜いて、肉と肋骨を削ぎ落として。
ベッドの脚にするのはどうか。
3階にある安物のベッドも、少しはマシになるだろう。髪は束ねて飾りにして――…]
……
[黒く昏く、冷えていくのは瞳と……]
[気づかれなくて悲しいのも、見ていて辛いのも。
いまはまだ、暖かさのおかげで、それほどつらくはない]
……うん。
なにも聞こえなくて、……それが当たり前だった。
耐えられるかな、耐えられないかもしれない。
だって、こんなにあたたかいのに。
それがなくなる、とか、つらいよ……
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