25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[手に痛みがある。 色硝子が光を落とす美しい床に、赤がまた散った。 イアンが手を離せば、残るのは重み。 己が手を離せば、床に酷い音ともに金属が落ちる。 殺されるを望むものなどあるはずがなく、 けれどそれは己が今まで食らった者も同じこと。
その色、という言葉が何の色を指すのかは分からなくて]
…そうか。
[ただ小さく笑った。己の目の色のことだなんておもわないまま、 喉に絡む手に抗うことはない。 ふと、思い出したように思い出した]
……お前、一つだけ頼まれてくれないか。
(70) 2010/08/08(Sun) 18時半頃
|
[獣ではない。なら人なのだろうか?]
[獣たれ、獣たれ、獣たれ。獣より、獣たれ]
[そうやって、己の人間性を殺し
舞い続けた青年は果たして人なのか?]
|
[包帯越しに感じる血の匂いに、頭がくらくらする。 結局、ここに来てから人を喰らうことはなかったのだと思い出せば それもまた唇に笑みを作る要素になった]
もし、お前がこの邸を出たら
[ゆっくりとかかる力に目を閉じながら続ける]
貰ってくれないか。私の邸を。 ……私の子は、育たなかったから。
[枯れゆく花の名残と願った種は 生まれたその日に死んでいった。 それ以来どちらとも上手く保てなかった体]
舞殿が朽ちていくのだけは、哀しい。
[誰も舞わなくなってしまった蓮の舞殿(うてな)を あのままなくしてしまうことだけは、辛いと思った。 目の前の花になら託せると、そう、思う]
(74) 2010/08/08(Sun) 19時頃
|
[心に不安が過ぎる。
ただ、殺せばよいと彼は習ったのか?
一人でなく二人な理由。
それは、片方が狼に落ちてしまった場合、
その処置もできるか?]
[殺すものの取捨選択][殺す理由、理念]
[そう言ったものは、舞い手の本懐の外]
[望まぬ舞も、
ただ、ただ請われれば舞った舞い手の外。]
[そうして、対が獣に堕ちればまた舞い殺す。]
[それで己が獣に堕ちて、終われるなら、それも道]
|
[聞こえた言葉に、肩の力が抜けた。 もうこれで、本当に花主を辞めることができる。 そう思うと、それは安堵に変わった。 己の言葉がなくとも、紋の入った短剣の揃えがあれば 其れなりの効力はきっと発揮できるだろう]
頼む。 十分だ…これで、きっといつでもお前の舞姿を空から見られる。
[髪を撫でる手がくすぐったかった。 けれど、それも喉にかかる圧力にすぐにそんなものは 解らなくなってしまった]
……これで、心、置きなく…あれのもとに、ゆける。
[浅い息の中呟く。 喉が濁った音を立てているのが解る]
(76) 2010/08/08(Sun) 19時頃
|
[また、中空から声が聞こえる。誰?]
……何って……看取って、いる
[小さく鼻を鳴らして。呟く]
|
…泣く、な。
[声は酷く歪んで、空気ではなく骨を通して伝わるだろう。 衣が落ちて血濡れの解る掌は、首を絞める手を引きはがすのではなく ただ、慰めるかのようにそっと触れた。 裏庭で背を撫でた時と同じようにぎこちなく撫でる。
泣いているのを見るのは、苦しかった。 其の涙も、苦しさも全部一緒に自分が奪って行けたらいいのにと 花が、狂うのではなく花らしく在れるようにとの願いがそうさせる]
生き 、て。
[掻き消えそうな声は呟いて]
(80) 2010/08/08(Sun) 19時半頃
|
|
[それから花が散るように 撫でる手は重力に逆らわずに零れ落ちた。
赤い花弁を色硝子が夕焼けに滲む床の上に散らして───**]
(81) 2010/08/08(Sun) 19時半頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 20時頃
[微かな頷きと、静かな嗚咽が
暫く、通信に伝えたあと、小さく呟いた]
……本郷、碧………
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 20時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 20時頃
……うん、俺が……殺めた。
[呟き返す声は、呆然と
何処か、歩いているのか、足音も聞こえた*]
お前……。
本郷の正体は知りえたのか?
[狼の可能性はある人物の一人だった。
狼と知って殺したのであれば、
それは、仕事にみなされる。]
本郷は……獣。
でも、本郷は……本郷
[とぼとぼと、歩き、抱えた本郷の頭を
2度も己を殺さなかった
獣の頭を時折なでながら返す]
――……?
[やはりよくわからない。だけど、本郷は狼だったようだ。]
そうか。
[足音は落ち着いてるかのようにも聞こえた。]
処刑する場合は、事前に報告しろ。
処刑…………? 報告……??
[報告するって幻聴に??]
[それに、これは処刑なのだろうか?]
[己を苛むいくつかの幻聴のうち
会話になっているような、居ないような幻聴の
返す言葉に青年は首をかしげて]
お前、わかってないのか?
[心底困ったような声]
どこにいる。答えろ。
|
−本邸廊下−
[それは幻のようであった。 赤い花弁の名残から、まるで狼煙が立ち上がるかのよう。
す、っと蓮の香りが風に流れて、そこにいるのは 花主でも、狼憑きでもなく文字通りの狼だった。 黒に青の混じる瞳の黒い狼は辺りを見回して わふ、と小さく欠伸のようなものをした。
けれどそれに足音はなく。 けれどそれには肉がない。
生きているものには映らず 死んでいるものには関わることもできず。
関わることができるといえば、その狭間にいるものか]
(92) 2010/08/08(Sun) 21時頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 21時頃
ここは……主の棟に向かう、
渡り…廊下。
[ぽつり、ぽつりとこぼす]
主の棟になにしにいってる。
[そこにはセシルがいる。
急に心配になった。]
……高峰殿か、霞を探しに……
高峰殿は、見た、けど……
[高嶺は視線の先にいるのだけれど
まさか、幻聴の発信源も
そこにいると思わないまま]
高嶺と霞に何用だ?
[その時、ふと気配を感じるか。]
本郷に…邸宅を託されたが…
どう、受け取れば、いいのかがわからん……
高峰殿や霞なら、詳しいと……
[どうして聞かれるのだろう?そう思いながら]
|
[狼は色硝子の光の下、尾をゆらゆらと揺らしながら歩く。 軽快な足取り。迷いはない。 時々足を止めて色硝子越しに月を見上げる。 それから、辺りを見回すようにしてから、匂いのあるほうへと足を進める。
足音があれば、てちてちと、そんな音が響くだろう。 ここの床は、足の裏を支える肉球には少し優しくない。 尤も、獣は肉体を持っていなかったものだから そんな音もなければ床の材質なんて気にする事はなかった]
(99) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
|
[は?と、言われれば困ったように]
……蓮を育てるのと、舞うのと、
約束をしたから……
[さらに、相手が分けわからなくなりそうな]
本屋 ベネットは、明乃進の袖の端を噛んで引いた。
2010/08/08(Sun) 21時半頃
本屋 ベネットは、記者 イアンが自分のいる辺りを見た様子に、小さく吠えた。音も姿も、きっと届かないだろうけれど。
2010/08/08(Sun) 21時半頃
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る