197 獣ノ國
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ダメージでかいと思うぞ。 男には胸のカップみたいなもん無いのが救いだよなぁ。
ホントに?結構肝っ玉据わってる感じがするし。 [>>132自身を痴女に喩えているなどと露程にも思わず。 銭湯で「あぁ…」なソレを目にすることはまああれど、 膨張時を比べない限りは判断もつかない。 経験豊富な目に聞いてみようかと一瞬思ったが、 トンデモな感想が返ってきそうなのと、 再び変態と罵られかねないのでやめておこう。]
って言うよな。飼ったことないから解らんが実際どうなんだ? ――あっ、待て待て、そんな一気に…
[給仕に吸い物でも作らせるかと考えていた所で、 玉葱を食べていく口を見詰め、驚嘆の声をあげる。 これから学校なのに体調を崩したら…というよりも 具合を悪くさせたくないという一心で。]
(140) 2014/10/07(Tue) 22時半頃
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薔薇が似合うとなると、高級感溢れる美人ってことかな。 なぁに言ってんだか。 今のままで充分、君は若くて綺麗だよ。
あぁ、でも。歳を重ねて大人っぽくなった君も見てみたい。 …半獣は時間をどう経ていくんだろうな。
[>>134同じように同じ速度で歳を重ねるのだろうか。 今見ている限りでは耳と尻尾がある以上の変化は見られないけど しかし、美男という形容には首を傾げさせ。]
美丈夫ってのはそれこそトレイル君や ルーカスみたいなヤツに飾る言葉だと思うがねぇ
あ、そういえば紹介し損ねたな、あいつのこと。 カフェテラスで若いお姉ちゃんと一緒に居たヤツな
[彼女の目を通すと自身がどう見えているかよりも 彼女が自分を好いてくれているかどうかがずっと重要で。 リップサービスの一環程度に聞き流してしまう。]
(141) 2014/10/07(Tue) 22時半頃
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[それこそこの男を照れさせるなら、表で抱きつくような 暴挙に出るより他に無さそうなもの。]
んぁ、そうかぁ? いや中紙の硬いやつもあるから、指や爪が傷んではと。
[箸を握る細く白い指を目で追いながら、小松菜のお浸しを咀嚼し しかし、ポルノ雑誌を探したいと言い出す無邪気さには、 ちょっと突っ抱えて、軽く咳き込んだ。]
……そんなん興味ある? スッチーさんとか好きだぞ、わりと。
[冗談とも本気ともつかない呟きを落としてから。 ごちそうさまと此方も手を合わせた。
下男が来客を応対する声が聞こえる。 50分とあったメールの記載よりはやや早いが、 恐らくはトレイルが到着したのだろうと。>>139]
(144) 2014/10/07(Tue) 22時半頃
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喜べ、向日葵あったらしいぞ。 今見たいか?
[スザンナに笑いかけ、腰を上げる。
わたわたと動揺する様子>>142を端目に置き、 取り敢えず耳は隠せと告げて。
まあトレイルなら見られても大丈夫ではと思う反面、 向日葵を所望した時点で、自身が望むような花ではないと 何かを察せられていそうなものだから。
特に助言は与えずに廊下を歩き、玄関まで足を運ぶ。]
いやぁ、荷物を増やしちまって悪いねぇ。 今、茶と菓子を用意させてるから、どうぞ。 最近はどうよ? 繁盛してる?
[上がるように促すのと同時に、縁側のある居間へ案内する。 膳は下げられていたが、愛犬の姿はそこにあったか。]
(145) 2014/10/07(Tue) 22時半頃
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錠は、ジャニスの姿を最後に見たのは大通りだったはず*
2014/10/07(Tue) 22時半頃
□集え獣人
20xx年10月3日 lu:ln
黒角の黒鹿
おはよう。…って時間でもないけど
狼サンから赤ずきん、もらってしまった(でも湿ってる)
シェパードもイルカも学生だったんだ。頑張って
蜘蛛
食べた事はない、けど美味しいみたい(>アイス)
昨日は生キャベツだったし、今日は調理してみるよ
薦められると、なんだか食べたくなる。不思議
蜘蛛さんが一緒だと、色々美味しいの教えて貰えそう
お酒飲める日、楽しみにしてる。離席、いってらっしゃい
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― →居間 ―
[廊下を進んだ所で、手荷物のやり場を考え。
白い大きな華を基調とした墓花は、いつもの通りに 池の直ぐ脇にあるスタンドへ供えるように下働きに言いつけ。
贈り物だと意図を汲まれたらしき向日葵のブーケは 両手で受け取り、面白そうに目を細め。]
小振りだがちゃんと向日葵だ。 秋を忘れるね。
[大輪とは言い難いが、慎ましい大きさがいっそ愛らしく思え。 綺麗な黄色に、自然と表情も綻んだ。 居間と廊下を隔てた襖を開くがそこには彼女の姿は無く。]
(153) 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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これは花瓶に活けて貰うとするかな。
[片腕でブーケを抱きながら、下男が茶と饅頭を揃え顔を出せば 下がるのと同時にブーケを預けてしまう。]
一番花が売れやすい時節は三月と四月だっけか。 いまは少し落ち着いてる位なのかな。
へぇ、新規客は大事にしねぇと。 新しい風は福も一緒に運んでくれるというからね。
俺はまぁ、ぼちぼちだなぁ。 本の印税はそれなりに入って来るし…。 センター試験が近づいて来ても、俺の学部は関係ないしねェ
[朝食のデザートに残したむかれた柿の皿に気づき、 饅頭は後にしてこちらを先に食おうと。 テーブルの上に用意された灰皿は、真ん中に置き。]
(154) 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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[さて、スザンナは何処へ行ったのか。 家人に視線で問うも、首を横に振るだけで。
ふと目についた物置の襖>>152に視線を向け。]
(頭隠して尻隠さずとは、このことだな。)
[取り敢えずは何も居ないふりをしておこうと思うも、 トレイルが気付くようなら、隠しだてるつもりは無く。
適度な大きさに切られた橙の実に爪楊枝を立てて、 口にいれては、笑いを咬み殺す。]
(156) 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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□獣につゐて
20xx年10月3日 xx:xx
お花畑の匿名さん
やあ何だか場がとても動いていて驚いてるよ
みんなお幸せに
へえ、いいね!
新しい物語の主人公に君はなるのかな?
なら是非とも聞かせてほしいものだね
差し入れは葡萄のジュース
少し炭酸の入ったね
楽しみに、しているよ*
□獣につゐて
DAY:20xx年10月3日 xx:xx
NAME:柿食えば鐘が鳴る也名無しさん
趣味が仕事に生きてるのか、いいね。
俺も大体そんなもん。飯食うなら好きなもんで食いたいよな
ありがとう。
なるべくあの子の好きにさせてやりたいので、
半同棲くらいのつもりではあるけど
解らないけれど、政府にとって好ましいかどうかと考えると。
月の満ち欠けの具合か、遺伝子的なもので変貌を遂げたか解らないが
何かがトリガーになって凶暴化するとも限らない。
それなりに豆な知人が昨日から連絡つかなくてね。
少々気になっている。
□獣につゐて
DAY:20xx年10月3日 xx:xx
NAME:柿食えば鐘が鳴る也名無しさん
???変なものでも食った?
追放かどうかは解らないけど、何年かの周期に
突如行方知らずになる話は民話として根付いているね。
目の前で人が消えるなんて話、信じられる?
今回、半獣騒動は実在として明るみになったけれど
過去に似たケースがあるのではと文献を調べてみるつもり。
実験で生み出され、記憶を今まで封じられてたとか
本人も周囲も知らない所で突然異変が起こったのか
その辺りが謎すぎてどうにも。
実験によって種の改良を遂げたのなら、サンプルとして回収されるのは有り得るのかも知れない。
あまり良い言い方ではないけれど
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 00時頃
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 00時頃
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そうか、行きおくれみたいなもんだな。 買い手になれて良かったよ。
そうか、ならば浮いた分で君は本でも買うといい。 賄賂のことはミナカタさんにはシークレットでね
[>>171此処からは伺えない台所では、 恐らく花瓶に水を満たされ、 飾り花として支度がされている事だろう。
人差し指を立て、秘密だと緩く笑う。 花屋のバイト代が高くない事は知っている。 はした金でも何かの足しに為ればそれでいい]
(175) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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それに退社や移動の時期でもあるからなぁ。 サラリーマンも学生もご苦労様だな、ほんと。 勿論君も、よく働いてる。
あの花屋で働き出してから、 何年目になるんだっけ。
そう言ってくれて嬉しいな。 トレイルみたいな好青年が教え子なら 答案用紙と解答用紙をうっかり間違えても良いんだがなぁ
まー、テストってのは頭に入ってるかどうかを 確かめる為にやるものだから、な。 あんまり重要視していないんだけどね
[掲示板に書かれた、好きでやっている仕事、 という記述を思い出し、腔内へ納めたものを飲み込む。 適当につけたHNをふと過ぎらせたが いまは男の胃袋の中だ。]
(176) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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[興味があれば覺えは良いだろうし、 そうでなければ抜けていく分野だ。 社会で飯を食うのにさして役に立たないものだから 試験よりも必須提出のレポートが面白い生徒に色をつける。
伺い立て>>172には是を返し、煙管を取ろうと一瞬考えたが、 トレイルの出した煙草の箱から一本を貰うことにし。]
あぁ、外で吸う時はコレだな。 他も試してみたが、これじゃねーな感が強くて。 刻み煙草と紙巻は大分別物感あるからね。 教えて貰って得をしたよ。 そうなんだよなァ、スタンド灰皿は街からどんどん消えてくし、 飲食店はこぞって禁煙ブームに巻き込まれてくし。
(180) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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喫煙者が離れていくのは、増税が一番でかいんだろうけど。 俺は千円になっても吸うだろうな〜…
肺をやられて死ぬのが早いか、 肝臓で死ぬのが早いかってとこか
[からりと笑いフィルターを銜え込み。 ライターを向ける指を手で制し、顔を寄せて火種を貰う。
ニ指の合間に煙草を挟み込んで、紫煙を口腔から身体の奥へ招き。 唇から離して、紫煙を燻らせれば独特のフレーバー。]
15から吸ってるんで、もう止めらんないだろうな。 習慣は恐ろしいね。
(181) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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[喩え肺や肝臓を病まなかったとしても、 スザンナより長生きする事は無い気がする。 己が老いて死んだ後、彼女がどう過ごすかが気掛かりだった。 孤独に胸を痛め、寂しくいつまでも想われるよりも 若くて良い男と始まればいいのだと。 顔を歪めて目を腫らし泣いている顔よりも、 向日葵のように笑っている方が好きだから。
隠り世で彼女の行く末を見守るにも 倖せに包まれていてくれる方が、ずっと安心できそうで。
泣き顔も笑う顔も見せない処>>174へと赴く 決意を固めている事など、知る由もなく。]
(183) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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□獣につゐて
20xx年10月3日 xx:xx
マイケル
話に追いつけてない、過去ログ戻ってくる
追放?って思ったら行方不明か。そっちも噂?
ジョンソンエンドジョンソン
しかも割と話すヒトっていう
ジョンとも知り合いとかなら笑う流石にないな
獣人の子だっけ、良い方に向けばいいけど
マジで?俺も愛しの上級生と会えて舞い上がってたわ、
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五年か、君の顔にも見慣れて来る筈だ。 来たばかりの頃は、もっと髪が赤かったがね。
[>>186荒んでいた時期を本人の口から聞く機会は無かったが、 時間の経過と共に、彼は接客に熟れて来た気もする。 店主の明かした彼の素性も、ほんの少しだけ小耳に挟んだが 無駄に吹聴はせず、いまに至る。 過去が後悔に染まったものであろうとなかろうと、 今は色取り取りの風物と共に生きているのだから
寝物語と己の語る小咄への解釈が 青年に何かを結びつけているのかは解らないが、 話に耳を傾けている時のトレイルは穏やかに見えた。]
人間の縁とは奇妙なものだね。 同じ釜の飯や一杯のかけそばを食えば腹も頒かつというが、 同じ銘柄を吸えば、信を預けて良いと思えるなんて。
(189) 2014/10/08(Wed) 01時半頃
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[男が吹聴を好まないのと同じように、 青年もまた無駄に痛みを広げないのでは そう感じる処が或る。
喩え接客に慣れて来たとしても、 厳しくも甘い店主の下で働いて来たからこそ、 今の彼は好青年として「生きて」いるのだろう、と。]
あぁ、或るな。 身近なところに棲んでいるものらしいぞ。
[掲示板にもそんな句が綴られていた気もするけれど。 青年の視線がある一点を捉えていることに、 もはや取り繕う事はせず、出ておいで、と軽く声をかけて。]
(190) 2014/10/08(Wed) 01時半頃
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□獣につゐて
20xx年10月3日 xx:xx
マイケル
匿サン
匿さん忙しそうだって話してたし大丈夫
こっちこそいきなりでごめんね
午後か、折角だしちらっと見に行きたいけど無理そうかな、何か進展あったらココでも教えてもらえたら。
匿さんもまだ獣人見た事ないんだ。
生きてる?
柿食えばサン
獣人と同居生活ってことか、凄いな
他に居るのかな、見たってヒトは聞くけど。**
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うん、つい昨日からな。 此れもシークレットにしてくれよ?
[>>188人差し指を立てて唇の前に押し当てる。 ゆらゆらと紫煙が灰皿から上り、視界を濁らせ歪めた。
よくは解らないと告げられた手前、 青年のヘーゼル色の瞳を横目で見遣り]
ところで、――
(191) 2014/10/08(Wed) 01時半頃
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君はこれまでに、半獣を見たことがあるかい。
[与太話の途中で色合いを変えるのは、 早朝の肌寒さも消え失せ、雨を忘れた陽光が包む時刻。]
先程メールに書いた送り狼にも由来があるんだよ。
これは人に憑いて回る獣とも護り神とも呼べる存在で、 獣の通るテリトリー区域を歩む者を護衛するのだと。 他の狼が獲物と解して飛びつかないように 自分の匂いを寄せているのだとか。
ただし、転んだり振り返ると食い殺されてしまう。
[一般的な送り狼にも共通しそうな最後の句を告げて、笑い。]
君からも獣の匂いがするのだけど、 君の耳は普通の耳だな。
[半分カマをかけて告げ、転ばぬようにと助言する。**]
(192) 2014/10/08(Wed) 01時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 01時半頃
□獣につゐて
20xx年10月3日 xx:xx
匿さん
?
□獣につゐて
20xx年10月3日 xx:xx
匿さん
理解した。
はポケットの中で勝手に送信されてしまったものらしい。
色々と俺に返信ありがとう。
獣人については全く見なかったわけでないです。
少なくとも二人の獣人に会いました。
人とはなんら変わらない良い人たちでしたよ。
□獣につゐて
20xx年10月3日 xx:xx
匿さん
そして俺はどうも会わなきゃいけない人がいるらしい。
>お花畑の匿名さん
炭酸の入った蒲萄ジュースの手土産にアップルパイで待っている。
お前のタイミングで良い。
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[物置に続く襖戸をを自ら開けないのなら、 この手を伸ばし、横に引いて促そう。
こんな狭い場所に閉じこもっていれば 身体も痛くなってしまったのではないか。
トレイルが声をかけるのを小耳に挟む。>>197 そうしている間に花瓶に飾られた向日葵が 下男の手により運ばれて来た。]
うん、そう見えているよ。
動物に纏わる小咄を、楽しそうに聞いている君が 獣人に害を与えるようなことをしないというのも。
[スザンナが気にしていただろう事は恐らく其処だろう。 彼女が獣人だった、なんて言い回しで吹聴する事は まず無いと踏んだ上で構えていなければ 流石に居間へ通さずに客間にでも茶を運ばせている。]
(211) 2014/10/08(Wed) 09時半頃
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既に半獣と会っているのだね。 君の人生を彩る御伽噺に出会えるように、 祈っておくとしよう。 ――ああしかし、書き込む時は慌てないようにな。
[“匿さん”と呼ばれたのが恐らくは彼ではないかと、 今まで交わしたメールの文章の癖と 書き込みの記述を照らし合わせ、想像を至らせ。
くつりと笑い、一吸いしてから灰皿に紙巻を押し付けた。
腰を上げる青年に合わせ、割った着流しの裾を正し、 居間を出て、廊下を共に向かう。>>199]
長いこと道草を食わせて悪かったね。 是非そうしてくれ。 茶飲み友達が骨になってしまうのは、なんとも侘しいものだから
[告げられた冷やかしには苦笑を浮かべ、 お勤めご苦労、と短い勞いと共に青年を見送った。*]
(212) 2014/10/08(Wed) 09時半頃
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― 昼・自宅 ―
[午後一の講義の時間を考えれば、そろそろ支度せねばなるまい スザンナも支度をしていたか 午前中のうちに送り出すつもりではあったが、 結局はこの時間まで滞在させてしまった。]
ネクタイの締め方解る?
[下女に遣らせている事だが、なんとなしに尋ね。 解らないなら軽くだけ指南するつもりではあるのだけれど。]
「パパ」と縁を切ってくれと言ったら、 君は嫌がるかな。
[傍らでぼそりと呟く。 知らないところで、否知るところで遇ったとしてもだ。 他人の指が彼女の身に触れる事を嫌がった。 執着心の欠片は、スザンナにも垣間見る事も叶ったか。]
(214) 2014/10/08(Wed) 09時半頃
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― 自宅・書殿 ―
[支度を整えたところで、便利屋の来訪を聞く。>>196 訪れたのは朝であったと記憶していたが
着替えた後に取った昼食の合間にか。 足を運び、書斎の入口から中を覗くと知った顔に目を丸め。]
やぁ、「便利屋」とは、君のことだったのか
中々すごい量だろ? 半日、一日で終わる数では無いので、昼過ぎまでで構わないよ
また手の空いた頃合に続きをこなしてくれると助かる。
[書殿にある本の種類は様々だ。 語学の書から風土史を初めとした歴史に纏わる文献、 美術関係や神話関係のもの、ひいては外国語の本まで。 目算で数えても、千はゆうに超えている。]
(216) 2014/10/08(Wed) 09時半頃
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時に、手伝いを買ってくれる子に心当たりはあるかな。
一日、一時間程度でも時間を預けてくれるなら それなりの賃金は出すが。
[要領が良いか悪いかにも依るが、 一人より二人で手がけた方が作業も早くて済む。
本の扱いに長けた家人もアドバイスをくれるし、 これからも本に携わる仕事を行うのであれば 何らかの経験の足しには為りそうなもの。*]
(217) 2014/10/08(Wed) 09時半頃
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