197 獣ノ國
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
チェシャ猫さん、チェシャ猫さん。 私の噺は分かりにくいかなあ。 私ね、自分もリアルも大嫌いよ。それは今でも変わらない。 でも、だいすきな王子様が好きなものは好きだから。
チェシャ猫さん、これはしあわせと言うのかしら。 遠いこころの中で焦がれていた彼の瞳に映ったこと、そうして彼の唇が私の名前を、恋を紡いでくれたこと。 それだけで夢の国から飛び出してしまいたくなったのよ。
チェシャ猫さん、私はこれをしあわせと謳いたいの。
――例え魔女が見せるわるい夢だとしても。
貴方は御伽の国から出られたのかな。 また逢えたなら、お茶会を開きましょう。 砂糖にケーキにクッキーに。飛び切り苦い珈琲も添えて。 大丈夫、グレープフルーツは飾っておくわ。*
――――――――――――――
(203) 2014/10/11(Sat) 00時半頃
|
|
[かちり、学生はひとつ画面を叩きました。まるで薄いその液晶の向こう、確かに送信される其れ。――まるで別れと云うようなものだけど、そう言うわけでも無く。学生は空を仰ぎ見ました。暗い夜空に星は輝き、道標は微かにも示され。満月は夢の国のように微笑んでは居ない。]
やっぱり”こっち”は、寂しいなあ…
[学生は独り月下に呟きました。秋風は肌を掠めて体を冷やして行く。まるで近い冬を知らせるように、ただ耳吹いては宙に踊り消えて行く。]
…さむい
[寒いと思った。ただひとつ肌を摩り、寒さを凌ぐ。まるで冷たいこの場所は、まだまだ”私”に優しく無いけれど。御伽噺の――仮初の国の帽子屋さんと戯れるよりは、きっと。 …間近で”彼”と、―――]
本当なら、女王様に追い掛けられて夢から醒めるはずだったのに。
[全くどうして、”筋書き通りに行かない”>>1:92、なんて。学生は胸に滲む温かな気持に口許を弛め、脳裏に鮮明に浮かんだ―に想いを馳せました。まるで気恥ずかしい気持もかなぐり捨て、ただ現実に微睡み。]
『アリスは夢から醒めましたとさ。…それはまるで、優しい王子様のキスで。…めでたし、めでたし』…なんて。*
(217) 2014/10/11(Sat) 00時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る