人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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 兎、狩って、食糧調達してくれンじゃなかったのかよ。
 釣りも、付き合ってくれるンだろ?

 ラルフの故郷も、見るんじゃなかったのかよ!

[遠ざかるを追うように掛ける言葉。
どうしてこれほど必死になるかは己にも知れず]


 玄関からでて まっすぐ 山を降りれば
 人里につくから……


 お願い 辛い だから 辛いから…………
 これ以上俺のことを思わないで
 忘れて お願いだから


 フィリップ、お前さんも一緒に行こう。
 ――…案内、してくれると助かる。
 俺ら、あんま、山には慣れてねぇし。

 ……だから、忘れられるはず、ない、だろ。
 お願いされても無理なもんは無理だ。


 ここまで 登ってこれたなら
 下山は大丈夫ーー


 ーーー…………バーナバスを殺してしまった
 簡単に人を殺してしまった
 だからーーーー聞き分けて……


 あァ、やっぱ上の方か。

 ……バーナバス?
 それ、俺が唆したからだろ。
 それならやっぱ俺も同罪、だから。

 フィリップひとりに負わせらンねぇ。
 聞き分けたくねぇよ。


[一度淡くなった声が 戻る時
 また淡くなる時 狼狽える]




 戻って!!

[遠吠えが距離を教えてると気がついて
 血の気が引いた
 聞き分けない思いを聞かないよう頭を振る]


[淡くなれば濃くなる方を探し
フィリップを求め山のぼる道をゆく。]

 戻らない。
 フィリップ、お前をひとりにしたくない。


【人】 博徒 プリシラ

[抱き締めたバーナバスの体から血と共に熱が失われていく。
止血をしなければ、失ってしまう。

ここ数日で慣れてしまった血の匂い。
でも、バーナバスから流れる血は甘くて。
美味しいと思ってしまった。]

(60) okomekome 2014/11/27(Thu) 02時頃

【人】 博徒 プリシラ

[横たえた体から、矢を抜く。

更に溢れた血。
傷口に舌を這わせ、舐め取る。]

 な……目、開けろって。

[泣きながら、声を掛けたが反応はあったか。]

(61) okomekome 2014/11/27(Thu) 02時頃

【人】 博徒 プリシラ

[舐めた傷口に牙を立てたいと思う衝動と。
それ以上に失いたくないと願う。

どれだけ舐めていただろう。]

 ……。

[バーナバスへと口付け、ふらりと立ち上がる。

口を血で汚したまま、居間へと入った。]

(62) okomekome 2014/11/27(Thu) 02時頃

【人】 博徒 プリシラ

[虚ろな目は、そこに広がる状況>>12は目に入っていないかのようで。

ペチカの傍に立つ。]

 ……バーナバスが、冷たいんだ。
 暖めてやんねーと。

[火かき棒で燃える薪をかき出した。

火のついたままの薪は、じりじりと床を焼き始める。
ゆっくりと、しかし確実に大きくなっていく火。]

(63) okomekome 2014/11/27(Thu) 02時頃

【人】 博徒 プリシラ

[火に照らされた髪は、常の色より赤く。
そこで漸くノックスに気付いたように、そちらを見た。

火はまだ消すことが出来る程度。
ノックスが消そうとするのなら、止めることはない。

ゆるく笑い、そのままバーナバスの許に戻る。]

 な、バーナバス……寒くねーか?
 大丈夫、もうすぐあったまるからさ。

 だから目、開けろよ。
 もう一回俺の名前、呼んで……。

[そう言いながら口付けを強請っても、応えてくれない。

だから膝に乗せたバーナバスへ自ら口付ける。

火の燃える音が、耳に響いていた。**]

(64) okomekome 2014/11/27(Thu) 02時頃

 



 ーーーーー…………ずるい


 ズルしてでも――
 お前さんと居たいンだよ。

 なァ、フィリップ、
     一緒に、いこう。


 ーーーーーーっ
 …………戻って…… 戻ってよ


 戻るなら、お前さんも一緒だ。
 ――フィリップ。


[歌声が聞こえるほど 先よりも近い]


 フラ ンシスも凍…………えちゃうっ から
 俺は いいから…………

[もがくルーツの羽に 落ちる雫の
 途切れる言葉で思う
 けれど ドナルドが折れないことは
 理解はしていて……ああ どうすればいいのか]


 ――…は。
 条件は同じ、だろ。
 凍える前に、見つけだす。

 フィリップ、一緒に、帰る場所を、さがそう。

[互いに折れぬまま。
意識傾け、フィリップへと呼び掛け]


 ーーーないもん
 ーーーーーー…………



[ぐすっ と小さく鼻を鳴らす 結局子供のように
 駄々をこねまるまるしか出来なくなった]


【人】 博徒 プリシラ

[物が焦げる臭いがする。

それ以上に辺りを包むのは、バーナバスの甘い血の匂い。

食べたい。
でも食べたらもう、本当に、会えなくなってしまう。
居なくなってしまう。
置いていかれてしまう。

だから、衝動を抑えたくて。
口付けを強請ったのに、叶えてくれない。]

(206) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時頃

【人】 博徒 プリシラ

[離れたくないと何度も口付けて、名前を呼んでも返事がない。
口付ける度にこのまま食い千切りたいと思う衝動が湧くが、体温を失っていくバーナバスの身体が抑えてくれる。
なんて皮肉だろう。
バーナバスの顔が涙で濡れる。

抜いた矢もそれを射った相手>>74も、もう意識の外だ。
肩を叩かれ、涙と血とで汚れた顔で振り返る。]

 なぁ……目、開けてくれないんだ。
 冷たくなってくんだよ……。

[泣いているところを人に見られるのは嫌だ。
でもそれ以上に、バーナバスが居なくなるのは嫌で。

ノックスへと、訴えた。]

(207) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時頃

【人】 博徒 プリシラ

[バーナバスの手首に触れるノックスを眺める。
自分ではどうしたら良いのか分からない。

言われるままに、傷口を押さえる。
失われる血と、体温。
流れる命をそこに留める為に。]

(208) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時頃

【人】 博徒 プリシラ

[握られた手に応えるように握り返すけれど。
綴られた文字>>86に、頷くことも首を振ることも出来ない。
バーナバスがいなければ、生きていけないから。

縫われていく傷口。
その針と糸とで、バーナバスがこの世に繋ぎとめられていくように思えた。
なんて細い。
それでもそれに縋るしかない。

火は、勢いを増してくる。]

(209) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時頃

【人】 博徒 プリシラ

[動かないかった指先が動いた気がした>>133
恐る恐る、血に汚れた手を伸ばす。]

 ……置いてかないで。
 傍にいてよ……。

[握り返された力は、弱いけれど>>136
まだ、そこに居てくれた。
それが嬉しくて、何度も名前を呼んだ。

その指先を口元に運び、自分の指ごと舐める。]

(210) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時頃

【人】 博徒 プリシラ

[血の匂いで、このままバーナバスを食べてしまいたい衝動に駆られる。
その度に、唇を噛んで堪えた。

だって、名前を呼んでくれるのは。
あの、自分だけの名前を呼んでくれるのは。

――呼んで欲しいのは。

バーナバスしかいない。]

(211) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時半頃

【人】 博徒 プリシラ

[処置が終わる。
まだ身体が冷たい気がする。
傷口に残っていた血を舐めとってから、着ていたバーナバスの外套を着せた。

出来ることなら、ずっと抱き締めていたかったけれど、ノックスがしてくれたのは応急処置だ。

早く、医者のところに連れて行かなければならないのだ。

早く、抱き締めてもらいたい。
火が回って来ているのに寒い。
だから、早く抱き締めて欲しい。

いつもはそんなこと言えないけれど、今なら直接そう言える。

言うから。叶えて。]

(212) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時半頃

【人】 博徒 プリシラ

[ノックスへバーナバスを任せて、急いで使っていた部屋へと戻る。
二人分の荷物を持って、山を下る体力はない。
それは分かっている。

だからこそ、二人の荷物から仕事道具と少しの作品だけを持って戻った。
自分の外套を着てから、バーナバスの身体を支え――ようと思ったが、無理だった。
それが少し悔しい。
でも今はそんなことを言っていられない。

バーナバスはノックスに任せ、代わりにトレイルの身体を預かり、山小屋を後にした。*]

(213) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時半頃

【人】 博徒 プリシラ

[ノックスの後をはぐれないように雪道を歩く。
ただでさえ慣れない雪道。
吹雪の後の積もった雪を掻き分けて歩くだけで体力が奪われる。
更に、軽くなったとはいえトレイルの身体を抱えている。
ノックスの後を歩けば、まだ歩きやすい。
トレイルの身体だけは落とさないように抱き締めるように歩いた。]

(294) okomekome 2014/11/29(Sat) 01時半頃

【人】 博徒 プリシラ

[そうして辿りついた、麓。
医者に治療を頼む。]

(295) okomekome 2014/11/29(Sat) 01時半頃

【人】 博徒 プリシラ

[治療が終わってからも、バーナバスの傍を離れなかった。

寝る時も狭い寝台に潜り込んで、体温と心音を確認しながら彼に抱きついて寝た。

傍を離れず寝台の傍の椅子で、黒く参加した指輪を磨いていた。
何かしなければ、嫌な想像をしてしまうから。
早く目を開けて欲しい。

寝ているバーナバスを見つめ、滲む涙を無理やり拭った。]

(296) okomekome 2014/11/29(Sat) 01時半頃

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