283 突然キャラソンを歌い出す村2
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― 深夜:九尾塚学園付近:ラーメン屋台 ― (>>224以降、良いタイミングに差し込んでくれ)
やってますか。
[暖簾をくぐり顔を覗かせたのは、美しき首なし騎士クラウザーだった。(首なし騎士が顔を出すとはまたよくわからん話だが。)浅い付き合いだが犬猿とも呼べる相手の登場に、店主はどんな顔をしただろうか。]
いえ、先程怪異達が。…雑魚なんですけど。 彼らがこの屋台も今日までだと噂をしておりまして。 …ならばせめてもう一度くらい食べておかねばと。
[来店した理由をつらつらと上げる。なにか理由でもないと、なんとなく顔を出しづらい間柄だ。]
玉子ラーメンいただけますか。それとビールを。
[そう告げて、席に着く。**]
(342) higesorry 2018/09/25(Tue) 05時半頃
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― 深夜:九尾塚学園付近:ラーメン屋台 ― >>357>>358>>359
[おもんの口にした『嫌味な野郎だ』と言う言葉に肩を竦めて小さく首を振り、いかにも「何を言ってるんだ?」的なジェスチャーで返す。]
事実を口にしたまでですよ。
本当にいいお店なので残念です。 先刻の彼らも随分幸せそうにしていました。 そういう店にはめったに巡り会えません。
…勿体無い。もうしばらく続けてみてはいかがです? あ、お邪魔しますね。
[空いた隙間に腰を下ろし、頬杖をつけば目を細めて店主を見る。勿体無いと思いながらも彼が店を閉めることを本気で止めようと思わないのは、仲が悪いからか、それとも本来の性質が怪異だからだろうか。"そういうものだ"と思えなくもないのだ。]
(367) higesorry 2018/09/25(Tue) 13時半頃
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[そして乾杯済みだなどとは知らないクラウザーだ。]
ええ!そうですね。彼女たちと君にも瓶とグラスを。 個人的なことではありますが、祝い事ですし、 君たちには本当にお世話になりました。
[そう言って玉子ラーメンを前に、 無邪気にビール瓶を掲げている。 そう、彼はドイツ人なのだ。]
(368) higesorry 2018/09/25(Tue) 13時半頃
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[※※!!お酒は二十歳になってから!!※※]
(369) higesorry 2018/09/25(Tue) 13時半頃
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― 深夜:九尾塚学園付近:ラーメン屋台 ― >>374>>375>>376
[何やら聞き覚えのある台詞を吐かれたような気がするが、特に気にも留めないだろう。どういうところであろうが自身が強く美しい存在であるということに変わりはない。 呆れ顔には余裕の微笑みを返した。]
(377) higesorry 2018/09/25(Tue) 15時半頃
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[おもんが『アタシも一緒にオネンネだ』そう口にすれば首を傾げる。]
それは決まったことなのですか? 聞かせて下さいよ。置き土産にでも。
[漠然と、問う。 疑問を持ったからだ。 "そういうもの"であるのは彼の性質だろう。けれど、 「封印が施されているのはおもんではなく、 九尾なのに?」恐らく随分踏み入った話にはなる だろうが、もう話す機会がないというのなら酒の肴を 注文するのもまた、一興だろう。]
(378) higesorry 2018/09/25(Tue) 15時半頃
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[学内での飲酒はもちろん悪目立ちをするため、いけない。 けれど深夜の屋台となっては話は別。 クラウザーの母国ドイツでは飲酒は16歳から 認められている。 クラウザーも15歳の頃にはワインもビールも飲んでいた。 それも今日はめでたい日だ。堅いことはいいっこなし。 で、あるからして]
お嫌いでなければ是非。
[そう言って祖国のビールを皆に振る舞った。]
(379) higesorry 2018/09/25(Tue) 15時半頃
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― 深夜:九尾塚学園付近:ラーメン屋台 ― >>383>>384>>385
なんです。随分さっぱりとした様子じゃないですか。 もっと体育祭のときのような情熱的な理由があるのかと 思っていました。 あれだけご執心の様子でしたし。
[生態の話であるならばやはりそれはクラウザーに とっては"決まったこと"。 そして彼が最後に語ったのは、それだった。]
(386) higesorry 2018/09/25(Tue) 18時半頃
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…決めたことですか。なるほど。 ま、私なんかが口を出す謂れも義理もないでしょうが。
[そう言うと、同席している生徒たちの方を ちらりと見やる。]
あまり物分りが良すぎるというのも、寂しいものですね。 別れの席などは、特に。
(387) higesorry 2018/09/25(Tue) 18時半頃
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[生徒たちとの挨拶はおよそ済んでいるように見えた。 自分が割り込んだということもあるだろうが。 怪異の身でありながら今も尚、人間であろうと 足掻いている自分からすれば、お利口すぎて味気がない。 これがJAPANESE遠慮というものだろうか。
この蛇の怪異にしてもそうだ。 そうあるべきだと納得している。 ―…これでは随分と薄情じゃあないか。]
(388) higesorry 2018/09/25(Tue) 18時半頃
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[そう思うとなんだか別れを惜しんでいるのは自分だけのような気がしてくる。 それはそれでなんとなく納得がいかないのだ。 そうであって欲しくない。]
このラーメンだけは本当に惜しい。
[そう言うと絹糸と見紛うような前髪をすい、と かき上げて、随分気に入ってしまったたまご入りの ラーメンを啜るのだ。]
(389) higesorry 2018/09/25(Tue) 18時半頃
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― 深夜:九尾塚学園付近:ラーメン屋台 ― >>390>>391>>392
[嫌味の色も、苛立ちもその声には乗せず、淡々と事実として応える。]
休日に文句をつける気は、ありませんとも。 ただ君の薄情さに腹が立っているだけです。
[『若いのに中てられた』などと、そんな一言で片付くような。あの瞬間を、彼女らの前でそんな風に言い捨てることがどうにも気分が悪い。 それほどに体育祭は、彼らにとって中身の濃いものだった と思っていた。 そうであってほしかった。]
(393) higesorry 2018/09/25(Tue) 20時頃
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[あの瞬間に、間違いなく彼を羨ましいと思った。 何かを手に入れるために我が身を顧みない情熱を 持てること、それを知っているということ。 周りの人間を引き込む力があるということ。
まさに人間のようじゃないか。 それを取るに足らないもののように扱われるのは…。]
嫌な奴ですよ君は。 生憎、私はサッパリとした別れ際には 特にいい思い出もありませんから。 まあ君の流儀に合わせて、 思い切り湿っぽくしてやりましょう。 去りにくくなるというのなら、一層にね。
(394) higesorry 2018/09/25(Tue) 20時頃
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[そう言ってビールを煽り、口角を上げると、白い歯がちらりと輝く。顔を少し歪めたところでその美しい造形は乱れない。それは心根が美しいからだ。そして『憎たらしいヤツにゃ嫌がらせしてやる』それが彼の流儀ならばこちらもそうするまで。こちとら霧も生み出せる首なし騎士、湿気た空気は得意だ。
ただ食べている間は別。 美味しいものは、より美味しくいただくのが作法。 少し歓談などをしながらも幻のラーメンを楽しんだ。]
(395) higesorry 2018/09/25(Tue) 20時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
higesorry 2018/09/26(Wed) 01時半頃
[するとどうだろうか。
何故だかわからないが、レンに自分と”似た匂い”を感じた気がした。
だから、するりと問いかけてしまったのだ。]
もしかして、あなたもこちら側の…?
[そう、こちら側の言葉で。**]
[しかし、なにやら向こう側から聞こえるような声を聞いた。そしてそれは、麗亜によるものだとすぐに気づく。驚いて、立ち上がるのを忘れて、真似をして答えた]()
こちら側……こういうのも、あるんすね……。
[麗亜は氷を操る怪異だ。おもんも怪異。つまり、そういうこと、なのだろう**]
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― 深夜:九尾塚学園付近・ラーメン屋台 ― >>397>>398>>399
[皮肉をこめて笑う目の前の店主に、生徒の目の前であるにも関わらず]
おや、怖気を感じてくれるなら 厚情とでも言えばよかったでしょうかね。
[と嫌味を言ってフン、と鼻を鳴らす。]
……まったく、鼻につく。
(510) higesorry 2018/09/26(Wed) 09時頃
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[間違いなく彼はクラウザーにとって、品性下劣で嫌味で陰険で卑屈で図々しい甚だ迷惑で美しくない、彼がこれまで受けてきた評価通りの男だ。嫌な奴だとも思う。 けれど彼が『よく言われる』というその評価通りの男だとは思わない。 彼が生徒を守ってくれたことも、力を貸してくれたのも、 ラーメンが美味いのも紛れもない事実だ。]
生憎と君の為に流す涙など持ち合わせていませんが… そうですね、あとは手土産にじめじめと恨み言などを 聞かせるつもりですよ。
[そう言って今度はにっこりと微笑み、玉子ラーメンを食べ終えればおもんは屋台の片付けを始めるだろう。それを手伝うでもなく椅子に腰掛けたまま、それが終わるのを眺めていた。]
(511) higesorry 2018/09/26(Wed) 09時頃
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まあ!…利光くんもこちら側だったなんて意外でしたわ。
案外世間は狭いのかもしれませんわね…。
[レンからの返答を受けて、そんな声を零す。
おもんの油揚げラーメンが到着したのはそんな折だろう。}
いやー、俺が目覚めたのはあの体育祭でなんすよ。
そしたら先輩が、あの、あれ、すごかったっすね!
[おもんの手際はすばらしく良く、チャーシューメンもすぐに出てきた]
利光くんも目覚めたばかりでしたのね。
私もつい先日ですのよ。
…あれ…?
[と、聞き返したのはおもんのラーメンが出てくる前のことだ。
あれ、と一口に言われても、思い返して、どれ?!という状態だ。
今日は本当に色々な事をしでかした。
そんな色々に対して反省の念を抱きつつ。]
我を忘れていたとは言え、
校庭をあんなことにしてしまったのは…
その、反省していますのよ…。
[そう返した。レンの言う”あれ”とその答えがあっているのかは彼のみぞ知る。]
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― 深夜:九尾塚学園付近・ラーメン屋台 ―
自分が彼女たちに悪影響を与えているという 自覚がないということがまっっったく恐ろしい…。 いいですか二人とも。 私が悪い蛇から守ってあげますからね。。 騙されてはいけませんよ。
[なにせこの店主、常識マイナスである。 可愛い盛りだというのなら、乙女値を上げてやるのが 優しさというものではないか。 そう、この美しさで彼女たちも美の魔法に目覚める。 素晴らしいことではないか。 不気味な悪癖とは一体なんのことだか皆目見当もつかない。]
(566) higesorry 2018/09/26(Wed) 22時半頃
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[おもんが恨み言について茶化し始めれば、]
そうですよ、君はこの首なしから恨みを買いました。 君には劣るかもしれませんが、 私の恨みもなかなかしつこいと 知らぬおもんくんではないでしょう?
[そう言ってフン、と笑い返す。 隣でナツミが身に覚えを感じてふるりと 震えたかもしれない。]
(567) higesorry 2018/09/26(Wed) 22時半頃
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― 食後→九尾塚学園 ― >>516>>517>>518
[おもんが片付けを始めれば、それを眺める。ラジオに耳を傾けたり、食後の歓談をしたり。秋のはじめ、 夜半をゆっくりと過ごす。 屋台の片付けが終わり、おもんが屋台を引き始めると それに続く。なにか言われても取り合うこともない。
ツン、とした態度のまま。彼の後ろを歩いた。]
(568) higesorry 2018/09/26(Wed) 22時半頃
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[程なく学園へ到着すると、おもんは空き倉庫へと向かう。 それにはついていくことはなく]
グラウンドで待っていますよ。
[とグラウンドで彼の帰りを待つことにした。 ―…しかしあの持ち方だけはどうにかならないものだろうか。 首の扱いに関しては一家言を持つクラウザーなので、どうしても気になってしまうのだった。 続く]
(569) higesorry 2018/09/26(Wed) 22時半頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
higesorry 2018/09/26(Wed) 22時半頃
*:*:.。.:*:*:.。.:*ENISHI :*:.。.:*:*:.。.:
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― 夜明け前:グラウンド ― >>569>>641
[少し待てばおもんはグラウンドにやって来た。 いよいよ彼はそのぶら下げた首と共にどこかへ帰るというのだろう。
満足をして。納得をして。]
…餞別に一つ、いいことを教えてあげましょう。
[おもんの姿を視界にとらえ、誰にともなく、 上辺だけでにこりと微笑む。]
君、私がこれまでをかけて手に入れられなかったものを たった1日で掻っ攫っていきました。
…まったく手癖の悪い男です。
(646) higesorry 2018/09/27(Thu) 02時頃
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[それは、『許される居場所』だ。 ―九尾塚学園、 どう見ても年齢の合わないクラスへの転入も ―裏商店街、わけのわからない店の連中とも ―屋台、怪異の客たちとも。 選り好みできる程の居場所を、彼はここに持っている。
それは彼のしがらみのない振る舞いであったり、 一心に情熱を傾けることができる心であったり、 一杯のラーメンであったり。 そういう姿に彼らの心は和らぐのだろう。
人々に媚び、優しくされるのを待っていたり、 情熱をこちらに向かせることで安心を求めた自分との差を そこにある見ないふりをしてきた空虚を、まざまざと見せつけられた気分だ。]
(647) higesorry 2018/09/27(Thu) 02時頃
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それをあっさり手放すというんですから、 薄情な奴ですよ。
[上辺の表情は崩さないまま。どこか冷たく言い放つ。 悔しいという顔など見せてやる義理もない。 怪異として彼が下位だろうが、自分が最高位であろうが。 クラウザーが求めてやまなかったものを あっさり手に入れたのは彼だ。]
…さすが、腐っても九尾ということでしょうか?
本当に、心底大嫌いです。
(648) higesorry 2018/09/27(Thu) 02時頃
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♪ 等身大《ありのまま》でいたはずだった すべてさらけ出して 居場所を求めていた 僕が眠れる場所 だけど NO NO
ありのままなんて 誰にも見せられなかった 捨て身のつもりで何枚も重ねた鎧 きっと優しい誰かを突き放していたね
しがらみだらけの言葉なんて蛇の油《SNAKEOIL》 誰にも効かない薬を売り歩いて 僕はここまで来てしまった
すべてさらけ出して 居場所を求めていた 僕が眠れる場所 誰かがくれると思っていた… ♪
(649) higesorry 2018/09/27(Thu) 02時頃
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