16 『Honey come come! II』
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”頼りになる人”のお口に合ったなら、今度はアイリスが作ってあげればいいよ。
[ニッと笑ってBBQ会場へ一足先に向かうアイリスを見送る。]
そうそう、甘い匂いに包まれてると幸せな気持ちにもなれるし…。
レシピは色々あるよー?
[料理のレパートリーはあんまりないけど、と苦笑して付け加え。]
焼き菓子は難しいけれど、冷やすだけのものとかもある、よ。
今度、一緒に作ろ?
[アイリスさんにそう声を掛けて、微笑みます。
まだまだ沢山レシピがあると謂うプリシラさんには、
あとでレシピを教えて下さい、と。
おねだりすることでしょう]
所で……頼りになる人……?
[ふと聞こえた単語に、首を緩く傾げました]
あ、もう――。
プリシラちゃん。
うん、合うようなら頑張ってみる。
[ニッと笑って囁かれるその言葉に、
顔を赤面させつつ。
甘い匂いに――。
この合宿で甘い匂いに包まれる事はできるのかな――
できたらいいな、とかいろいろ想像しながら。]
…あははは!
[アイリスの微笑みにきょとんとした後、遅れて笑い声を上げる。]
いーよ?皆も誘ってハニカム女子お菓子作り合宿でもする?
[楽しそうな声で返して。
可愛い子には優しく教えちゃうよと、にひひと笑った。]
うん、ローズちゃんとも一緒に作りたいな。
難しくないのなら、あたしでもできそうかなって思うし。
[ ローズの言葉には嬉しそうに頬を綻ばせて]
あ、えっと――…
あたしが思っているだけ、だから。
[続く、ローズの呟きには耳まで真っ赤にして。]
わー、嬉しい。
みんなでハニカム女子お菓子作り合宿すごくいいかも。
[優しく教えてくれるの言葉に、本当に楽しみというように
目を輝かせ――BBQ会場へと向かった]
うん、きっとできる、よ。
アイリスさんの方が、私よりずっと器用だと思うし。
それに私が出来るんだから、大丈夫、なの。
[にっこりと微笑んで、約束ね、と小指を差し出しました]
思っているだけ……?
[やっぱり意味が判らなくて、きょとんとした表情を浮かべてしまいます]
アイリスさん、頬、真っ赤だよ……?
[大丈夫かなと、少し心配になりましたけど、
元気そうにBBQ会場へ向かわれたので。
今は気にしなくても良いのかな、と。その後ろに続くのでした]
ローズちゃんありがと。
約束――っ。
[約束ね、と差し出される小指に指を絡めて。]
うん……。
[アイリスは表面だけいい子の――
本当の自分は、すごく醜い子と思っていて。
それでも、その顔を思えば、自然と頬が熱くなったのを自覚して。
えへへっ、と笑って誤魔化す。
BBQ会場の夜に近い夜気が、アイリスに妙に心地良かった]
いやー、良いなー。 楽しい楽しい。
[サイラスが居ないのが気になる。
無理に呼んでこちらの空気も彼の空気も悪くしても…と思うが]
とりあえず飯だけでも食えばいいとは思うんだけどなー。
[お肉を焼くヘクター先輩をそっと見詰めます]
ヘクター先輩はお兄ちゃんみたいで、頼りになる、の。
[ぽつりと呟いた声は、アイリスさんやプリシラさんたちにだけ、
聞こえるような小ささでした]
[ローズの言葉に、こくり頷く。]
うん、男らしい感じで、頼りになるよね――。
あと、すこし面白いで。
一緒にいたら、飽き無さそう。
[場を和ませるセンスもあるかな、などと思い。
お兄ちゃんとはちょっと違うかなと?
その部分には小首を傾げて**]
……へ?
[耳が小さな呟きを拾って、少しだけ食べる手を緩めた。]
確かに、頼りにはなるかも。
すっごい力持ちだし。
[あの量を軽々と担ぐ姿には素直に感心したなあと、
買い出しの時を思い出し。]
気もつく方だと思うかなー。
[なんて、小声で印象を零してみる。]
[アイリスさんとプリシラさんの言葉に、こくこくと大きく頷きます]
大きくて、力持ちで、頼りがいがあって……。
まるで理想のお兄ちゃんみたい、なの……。
[無邪気な声でそう謂って、微笑みました]
ペラジー
[ホリーと一緒に来た事はからかわず]
よ。 さっきは悪かったな、機嫌損ねちゃったみたいで。
食べてる間くらいは、忘れてくれよな。
[そう言って小皿を差し出した。]
肉うめぇ。
[もぎゅもぎゅ]
あぁ、うん、いいんです。
俺こそ生意気言ってすみませんでした。
[抑えられないのは、まだまだ子供な証拠だな、と自分で思いつつ。フィリップに謝罪を返し]
うまいっスね肉。
[もぎゅもぎゅ。美味しいものへと話題を切り替える。
美味しいものは美味しい気分で目一杯楽しもうと]
[にっと笑って]
気分悪くちゃ、飯も不味くなるからな。
[それだけ言った。]
肉の質も勿論だけど、こうして外で食うってだけでも美味しいよな。
いろいろ面倒はあるけど、準備する甲斐はあると思うなー。
外でみんなと食べると、ただのおにぎりでもなんか美味しかったりしますもんね。
[うんうん、と頷いて]
……女の子にアピールできる機会も多いですし?
[にやり、フィリップに笑う。彼がかいがいしくローズマリーの世話を焼く様子に、すすすーっと二人の傍を離れた。
一応、気をきかせた、つもり]
[距離を置く様子に笑って]
おいおい、妬くなよ?
[『妬いてなんかいない』と言われると首をわざとらしく振って]
俺にはお前だけだって。 心配するなよ。
[と例の調子で言って笑った。]
何がです?
[妬くなよ、の言葉に怪訝そうに返すと。
いつもの調子で続いた言葉に、クワッと般若の表情]
[愉快そうに笑っている。]
俺に気なんて利かせないで良いから、お前も好きにやれよ。
[ホリーの事を聞こうかと思ったが火に油かとも思ったので触れずに置いた。
なだめるように肩を叩いたが顔は笑っている。]
[アイリスにこそこそ話し掛ける]
いつの間に…
いいなーいいなー
出来る事がいっぱいあって…
私が作ったら炭になりますよ
[背後でささやき えいしょう いのり ねんじろとのSEがしたかもしれない]
合宿が終わっても、皆が集まれるようならね。
[先程の調理場での事を思い出しながら]
プリシラちゃんのところで――。
お菓子合宿なんて話も、あるから。
フランちゃんも是非是非。
プリシラ先生に教えてもらえば。
美味しいお菓子作りの秘密も――
あたし達にも手に入る、はず♪
[いいないいなと囁くフランが、
炭にというのには、可笑しくてころころと笑う]
そうですねー
冬?というかVD前に開いてもらうのもいいかも
[VD合宿でハートきゃっち、なんてね]
美味しいお菓子作りも、男の子のはーともきゃっち
[こっそり手ではーとの形を作って見せる]
…ところで、アイリスさんはどうですか?
いろんな人がいますけれど
[視線を軽く3階のほうに一瞬向けながら]
気になる人は出来ました?
To:フラン
From:プリシラ
Sub:(=´Д`=)ごめぇん
メール今気付いた!
おー、ロビンに教えて貰えそっか。
よかったよかった。
甘えられる時は沢山皆に甘えちゃえばいいと思うよ。
って、進級?!そんな切羽詰まってんの!?(笑)
無事…終われるといいね( ノノ)
[フランの進級が無事叶うように祈るメールが、彼女の携帯へ届けられた。]
わー、VD前に開いてもらうのはすごくいいかも。
素敵な人のハートをキャッチできるそうだよね。
[手でハートの形を作るフランに、
同じように胸の近くにハートの形を両手で作って。
そんな乙女な会話が楽しくて堪らないとの笑みをフランに向ける。]
[ いろいろな人と3階に向けられる視線。
同じように3階あたりを見詰めて。
サイラスの様子を見に行った面々は大丈夫かな、と少し心配そうな表情を浮かべる]
え、あたし――。
気になる、人……。
[気になる人は、確かにいて――。
すこしその人の顔や声を思うと、頬が染まる。]
内緒っ……。
そういえば、フランちゃんはどう?
[くすり、逆襲とばかりに悪戯っぽく微笑んで。
その頬をつん、と突付いたりして――**]
おやおや、私のアイリスさんのハートを取っちゃった人が
そんなー
[楽しそうに笑みながら、少しおちゃらける]
私は、気になる人は二人できました
ホリーは、どうかな?
[気になるの意味合いは突っ込まれる前に
ハートの形を作ったまま、こっそりホリーにも向ける]
――ふ、え?
[こっそりと、指で象ったハートマークを向けられる。
スプーンを咥えたまま、きょとりと瞳を瞬いて]
気になる……?
[ふ、と浮かんだのは、数人の姿]
サイラスさんがちゃんと来るのか、は、気になるけど。
[そういう事じゃないよね、と呟いて]
…………まだちょっと、分からない。
[浮かぶ像が結ばれる前に、ふるりと頭を振った]
フランは、もう居るのね。そういう人。
[問いの前に「気になる人は二人」と告げた少女の瞳をじっと見詰める。
他の人もそうなのかなと、首を傾げて]
……凄いなぁ。
[素直にそう呟いた]
そういう気になるでもいいですよー
あくまでも、気になる人って聞いているだけですから
どういう意味で気になるかは聞いてないのです
[ハートの手の形は実はブラフだった、なんてこっそり]
でも、アイリスさんはごちそうさまでした
乙女って反応ですよねー
[拝んでみた]
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