49 海の見える坂道
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ベネットの、真似?
[ネルにお願いする時にわざわざ頭を下げたのだろうか、と頭の上に疑問符が浮かぶイメージ。]
さて、私はそろそろ失礼しますね。
[そう言うと、ばいばい、と手を振って。 広場を後にした。]
(400) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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意味がわかって欲しい時は、わかりやすい言葉を使うさ わからなくてもいい、と言う時は難しい言葉を使う
それでいいじゃないか
皆にわかりやすく、素直で、誰にでも優しい そんな人間臭くない奴は、逆に恐ろしいね
[自分がその立場にたった状況を想像してみた さわやかスマイルをしながら、標準語で話し 誰にでも愛想を振りまく自分 うわ、胃が痛くなりそう]
いや、ほら、笑われるのは良い事だぞ 笑いは世界を救うって、どっかの誰かが言ってた
(401) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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うん、引きとめてしまってごめんね。 おやすみなさい。
[疑問符は気づかないことにした。気づかないことにした。 ヨーランダへぶんぶん手を振り返し]
……で、これ、誰の? てか、どしたの?
[山ほどの、あまい匂いを立ち上らせる荷物を、指差した]
(402) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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ベネット、お水欲しくない? また何でそんなキツいの態々飲んでるの?
[飲み慣れてないのか、少しむせるベネットを、怪訝そうな表情で見る]
[だが、ふと視線を移すと、椅子に置かれているケースに眼が止まる。 見た所、セシルの所有物の様だが、昨日はこんな物持っていただろうか]
セシルさん、昨日そんなケース持ってたっけ? 忙しかったから忘れてただけかな?
……それ、ヴィオラ?
[実際よりも少しだけ大きく見て、そう聞いた]
(403) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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ん?別に大丈夫だよ。怒ってるとかじゃないから。 ま、とりあえずもう一杯、かな。
[オスカーに向ける翠は少し深い色。酔っている証拠。 絡み酒ではないけれど、セシルにも勿論お声掛け]
パンね。ミッシェルとかがやけにパン持ってたけど お相伴にあずかったり? そのヴァイオリンケースに何か隠していらっしゃるのかな。
(404) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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[すぐには家に戻らず、レースを編むための絲やら、ビーズランプを作るためのビーズやら、色んな物を街で買い求めた後に。 ようやく店に戻った時には、既に荷物は無くなっていただろうか。
シャワーを浴びて寝室へと戻ると、今日蚤の市で買ったランタンに、明かりを燈した。]
(405) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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―――― うわぁ ……
[どん、と言う音は明らかに普通のパン袋の物ではない。 明らかにもっと数があったと思える紙袋の中身は、それでも確実に20は超えている。 少年も、呆然と声を漏らすしかなかった]
……それじゃあ、遠慮なく。 ありがとうございます。
[ありがたく頂く事にしたが、苦笑するしかなかった]
(406) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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これ、綺麗ね。 どうして売れ残ったの?
[小さな宝石箱を手に柄の悪そうな露店の男に話し掛ける
「店を出したタイミングが遅かったのと……。 俺の見た目だろうよ。 自分で言うのもなんだが、かなり怪しいだろ?」
と言って笑った男はどこか可愛く思えてつられて笑った]
ねえ、これいくら、買うわ。
[男はぽかんとしていたが口端を吊り上げて値段を告げた
「毎度あり、中の石はサービスしとくぜ」
宿代1日分程の代金を支払い、男の言葉に箱を開けると 中には宝石ではないが綺麗な石が入っていた]
(407) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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ヤニク君は分かり易いけど、解り難いんだよ。 逆に、ぼくがヤニク君みたいになれって言われたらごめんだから、変われとは言わないわけで。
てか、それとぼくが笑われたことって関係あるのかな? それ以前に、ヤニク君が笑わせようとしただろう動機に、きっと微塵も関係がないよね。
[頭を上げられたので、存分に。 ぺいっぺいっとヤニクの額を小突いた。こづいた]
(408) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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いえ、ヴァイオリンです。 蚤の市で破格だったので買ってきたんですよ。 とはいえまだ壊れてますけどね。
[モニカの所で直して貰う心算だと付け加え、 ベネットとは対照的、 琥珀を揺らし香りを楽しみながらウィスキーに口を付ける]
もしかしてオスカー君も楽器をしたりするんですか?
(409) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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誰のって、誰のだろう いや、買ったのは俺だが、不可抗力と言うか
[まぁ、無駄な出費には違いない ほんと、どうしたもんかな]
まぁ、食いたきゃ食え、俺はいらん 甘い物は、あまり好きじゃないんだ
(410) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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ヤニクと喧嘩してさ。 ヨーラの眼の前で、「俺がヴェスなら友達として恥ずかしい」みたいなこといっちまったのね。
よく考えりゃヴェスを引き合いに出す必要なんて全くないし、 ヨーラにとっちゃヤニクは友人だし。 それを公衆の面前で悪く言われちゃそりゃ機嫌も悪くなるよな。
[酔いが回れば饒舌になるのは静かな人の常。 問われもしないことをべらべら話し始めて。 それが勘違いかどうかは今はまだわからない]
(411) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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何だい、それ。 ぼくだってこんなに要らないし。
ラルフ君は……訊くまでもない?
[常人なら頷かない量だと思うから]
なら宿にでも持って行ったらどう。 お酒のつまみは、いくらあっても良いんじゃないのかな。
[オスカーやゾーイも居るし、少なくとも一個人が持ち腐れるより、よほど良いのではと]
(412) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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お客さん飲み過ぎデス。
[明らかに酔っている様子に肩を竦めながらも、もう一杯入れなおす]
慣れない御酒で飲み過ぎたらだめだよ? 頭痛くなるらしいし
[暗に三杯目はやめとけよ、と釘を刺して]
(413) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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気前良いのね? それともこれ、盗品か何か?
[冗談交じりにそんな事を聞くと男は大きく笑い飛ばした
「いくら綺麗でもただの石ころだ。 価値なんざないそこらへんのな。 それでも子供には喜んでもらえるかと持って来たのさ。」
男は宝石箱の代金を受け取ると片付け始めた]
おじさん名前なんていうの? また今度来た時にもこういう石、見つけてきてくれない?
私、顧客になってあげるから。
[男は再度大きく笑い飛ばしてヘクターとだけ告げて 少ない荷物を持って闇の帳へと姿を消した**]
(414) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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世の中に、本当に自分を理解してくれる人間が たった一人でもいたのなら、それが幸福な人生だと 教わった事があるんだよ
だから、皆にわからなくていいんだ 俺がこの先、どれだけの人と出会うのか知らないが その中でたった一人を見つけようと、頑張ってるわけよ
[小突かれ、いてっ、とかたまに言いながら 特に抵抗する事はない 基本的に、何をされようと動じない人間だからな、俺は 喧嘩を自分から売らない限りは、俺とは喧嘩にならないさ]
俺が笑わせようとした動機なんか、あってないようなもんだ
(415) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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[オスカーさんが出したジュースは一息で飲みほした。
道化師の話をしているとオスカーさんの前にどん、と紙袋が置かれて]
わぁ、パンまだこんなに残ってたんですね。 あたしもいただきます。
[2個ほど手に取ると話を再開。
だけど、本屋のお兄さんがヤニクお兄さんと喧嘩をした、と話し始めると。 急に静かになってしまった]
…………
[そうして、オスカーを神妙な目つきで見つめると]
(416) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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いえいえ、犯人は私ですね。
[お相伴に預かるどころか巻き込んだのは、 オスカーが呻いたパン袋の中身でも知れるだろう]
こちらこそ、ありがとうございます。
[苦笑するオスカーへと深々頭を下げながら、 酔いが滲むらしき翠色へと視線を戻す]
ヴァイオリンケースの中には勿論ヴァイオリンが。 でも、もしかして見られてましたかね。 少し懐かしいものを見つけたので、こっそりと。
[指先がケースをそっとなぞり、コツコツ。音を刻む]
(417) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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やぁゾーイ。こんばんは。 オスカーにスカッチ渡しておいたから、後で食べなね。 君も市にいったのかな。楽しんできた?
[にこにことする顔は、目元以外はいつもとそう変わらない。 オスカーから釘が飛んで来ればとろんとした眼で]
……。うん……
[三杯目はやめておこう。それは多分受け入れた。 何故なら…勢いで呷った2杯め。それをほぼ一気に流し込んでしまったから*]
(418) 2011/04/13(Wed) 00時半頃
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よ…っと。
[寝室の窓を開けて、窓の桟へと足をかけて、屋根に登る。 手には、ランタンとワインの小瓶。 夕方曇っていた空は晴れていて、満点の星空。
明かりをつけたランタンを、滑り落ちないような場所にバランスに気をつけながら置いて。 ひとくちワインを口にして、しばらくの間静かに夜の海を眺めていた。]
(419) 2011/04/13(Wed) 00時半頃
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……ふむ? それは、ヤニク君にとっては、ヴェスじゃなかったのかい。
[少し意外に思えて、ぱちり瞬くも]
有って無いような動機で、ひとが真剣に謝っているところに水を差すんじゃないよ。まったく。
[盛大に溜め息をついた]
(420) 2011/04/13(Wed) 00時半頃
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あ、ヴァイオリンなんだ。 でも、壊れてる楽器って大丈夫なの? 直した所で元の良い音が出るか不安なんだけど
[修理の心算もつけて買ったらしいセシルに、感嘆した様子でまじまじとケースを見詰める。 ケースをなぞる指先から、コツコツと鳴る音を聞いていると]
え?僕ですか? ううん、残念だけどそう言う特別な事は何にも。
一応、ピアノには子供の頃触っては見たんだけど。 僕、才能全く無かったみたいだし、やめちゃいました。
(421) 2011/04/13(Wed) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/13(Wed) 00時半頃
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[ベネットの饒舌に始めは瞬きもしたが、 手の中のグラスを揺らしながら、 視線だけは逸らさずに耳を傾ける]
――ここで、飲んでても良いんですか。
[一言だけ、尋ねる声は静かに。強いる響きは無い]
(422) 2011/04/13(Wed) 00時半頃
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たまーに、機関銃になるヴァイオリンケースもあっていいと思わない? もし直すなら聞かせてくれたらうれしいな。
[呷る少し前。セシルへの返事]
俺がさ、酔っ払ってない時に…頼んでも……
[ぐぅ**]
(423) 2011/04/13(Wed) 00時半頃
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あー、宿には泊まらないからな、俺は オスカーからお呼びがかかるまでは、近寄らないよ
人の集まる所、好きじゃないから 一人が好き、ってわけでもないが がやがやしてんのは、落ち着かないんだな 酒場が好きな奴、多いから 誘われて行く事は、多かったけど
[大量の甘い物を覗きこみながら まぁ、差し入れだと渡しといて貰えばいいか]
集まって騒いでる音を、遠くに聞きながら 宵桜を見ながら、朧な月の光の下で 緩やかな風を頬に受けながら、手酌酒
それが俺だ
(424) 2011/04/13(Wed) 00時半頃
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時計台にのぼるの、やっぱりやめにする。 今行っても、笑って夕陽を見られないってわかったの。
オスカーさんにもきっとヴェスお兄さんのことを思い出させちゃう。 そうしてますますヴェスお兄さんのことをなかったことにしようとしちゃう。
だから、……えっと、ごめんなさい。
[言葉が出てこなくて、ちいさな声で謝った]
(425) 2011/04/13(Wed) 00時半頃
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ふぅん……意外。 僕の想像してた様子と違ったんだ。
[その内、問われても居ない事をべらべらと語り出したのを聞いて。 意外だった事に眼を瞬かせながら相槌を打つ]
てっきりヤニクが反省する気が無くて、それで怒ったのかと思った。
それでヨーランダさんの前でヴェスパの事引き合いに出した、と。 ヤニクには兎も角、それはヨーランダさんに悪い事言っちゃったね。
……それで、当の彼女はどうしたの?
(426) 2011/04/13(Wed) 00時半頃
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ヴェスは、俺んじゃないからな 理解はしてくれてたし、最高の友達ではあったけど
あいつは、お前のもんだろう 他人のもんを、掻っ攫う趣味はねぇの
[意外そうな顔に、首をかしげて そんなにおかしな事だろうかと、思いながら]
真剣に? 何を謝っていたのか、わかってなかったのに真剣か?
そう言うのはな、本人が言うもんさ 後回しにして、良い事なんか欠片もないんだぞ
(427) 2011/04/13(Wed) 00時半頃
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それもあるけどさ〜…ヤニクのアホが、あんなバカなことばっかりやってるし。
[ぐるぐる天上が回る]
ヨーラは…あの後おいてきちゃった…あんまりヤニクに腹たってさ〜……
[撃沈寸前だったけれど、喋りたい気分でもあった]
(428) 2011/04/13(Wed) 00時半頃
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んー、そうですね。 元に、という点では職人さんの腕にもよりますが、 丸々作り変えるくらいでないと、 売り物の音楽としては及第点は出せないでしょうね。
でも、ぽんこつだから、愛嬌がある。かもしれない。
[丸々作り変えて貰う気はないのだと、弱く笑んで]
ああ、だからピアノがあるのかな。 やめどきって難しくなかった?
(429) 2011/04/13(Wed) 00時半頃
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