197 獣ノ國
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[笑みを浮かべた彼>>268に微笑み返して一口分の茶を喉に通す。空になったカップには新たにお湯を注いで花を再び開花をさせた。 ゆらりゆらりと揺れる花弁。]
獣人?
[震える声に乗せた言葉を聞き返し、不安を全面に押出す彼に煙草の許しを請うた。許されれば席を立ち、少し離れた場所で火を付けて紫煙が行かない様にして半分まで吸うと火種を灰皿のに落として火を消してから話し始めることだろう。 許可が降りなければその場で考え事をして投げられた問いに静かに口を開く。]
その言葉を最近よく聞く。 けれど俺はあまりその"獣人"と言うやつに詳しくない。
(341) 2014/10/06(Mon) 21時半頃
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最近な、よく見る掲示板ある。 と言ってもあまり俺は書き込んだりはしない。 ほぼ見てる時の方が多いが…
そこで聞かれたのは"友人が獣人だったら?"だったかな。 …別に俺は友人がそれでも何とも思わない。 そう返信をした。
[不特定多数がやり取りをする場所の所をいとも簡単に人に話をするのは警戒心がないと捉えられても仕方がないが、何故だか不意に言葉を紡いだ。表情は真剣其の物だっただろう。
そしてひと呼吸を置いて柔らかな笑みを浮かべて優しく訪ねた。]
で?そんな俺になんでそんな話を?
[そんな事を尋ねる自分はきっと彼が何を話したいのかを察している。でもそれを無理矢理に話をさせるのではなく、今にも溺れそうな彼にそっと手を差し伸べる。 そう、それは彼が昨日頼んできた花の色。碧色の世界から――…。]
(342) 2014/10/06(Mon) 21時半頃
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ふぁ...ん、ん...
[快楽に翻弄されそうになりながら、それでも声を聞き逃さないように懸命に理性を保ち。 唇が重なれば互いの熱を分け合うように舌を絡め、口内を這う舌に背筋を震わせながら陶然と目を細め 耳に触れられ、甘く噛みつかれれば小さな声をあげながら少しだけ着物を握る手を強く 顔に近づく彼の首筋にそっと接吻を捧げながら、熱くなった吐息が少しだけ彼の肌をくすぐる。けれど犬からはけして痕を残すことはなく]
...ぁ...ん...
[胸を揉まれ、股の間に割り込まれれば、恥じらうように赤い目元をそらし、声を潜めようと片手を口元に近づけて それでも、名前を呼ぶことを望まれれば、乞うような声が耳に熱くかすめるならば、そっと口を開いて、少しだけはにかみながら飼い主の名を]
せんせい... ......錠...
(343) 2014/10/06(Mon) 21時半頃
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――路地→高校前――
[ 先ほどの彼女から受け取った>>325 透明傘を握り込めば、食材をビニールに下げ店を出た。慣れない買い物に戸惑っていれば、時間は夕刻をやや過ぎてしまっていただろうか。 ……晩ご飯ってどういうものだったっけな、とカサリと音を立てるそこを見やれば、顔色は僅かに暗く傾いて。
――曇天はやはり、陽も映さない。ただ鐘の音は聞いた気もするから、と視界を上にやれば大方の時間を意識する。 やがて端末が通知を示せば>>332 傘を首で支え、それを開いた。新着の印に明日の約束をした友人>>273 の名を確認すれば、一間暗灰色をそこへ落とす。 彼は獣人について、何か知っているんだろうか。――人と、獣について。]
、……
[ ――そうして待ち合わせた相手の返信を>>332 確認して、先に着いたことを示す写真に自然、歩幅を大きくする。冗談めいて書かれた一文には、僅かな不安を覚えながら。 湿った衣服は進ませる足を包んでは、違和感を催した。]
(344) 2014/10/06(Mon) 21時半頃
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――先輩? …ッ…
[ ――やがてカフェテラスの陰に、その姿を見つければ。濡れたままに任せた相手のそれに、小さく瞠目して走り寄る。 目の前に立てば雨粒に湿った髪へと手を伸ばし、許されたなら水滴を軽く払ったのだったか。 途中でタオルでも買えば良かった、と先に立たない思いを過らせては。]
…先輩ならどっちも似合うけど、体冷やすのはダメだよ。 俺が遅れたんだけど。…ごめん。――家こっち。
[ メールの文を思い出せば、緩く傾けた顔を僅かに曇らせて、低く告げる。 一度傘を持つ腕に荷物を通して。自らの透明傘を差し出しながら、一緒に入るように示した。 断られてもそのままやや強引に、空いた手でその腕を取り自らに引き寄せただろう。それに相手はどう反応したのだったか。
――やがて透明なそこに入ったなら、肩を濡らさないよう傘を傾けて、こちらに寄るように示し。自宅へと足を進ませようとしただろう。]
(345) 2014/10/06(Mon) 22時頃
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[ジャニスの台詞に続く様に綴られた言葉>>323に、瞳が揺れる。言葉は与えられずとも、気持ちは同じだと。……そう、信じていいのだろうか。 震える息を吐き出して、撫ぜられる手に泣きそうに顔を歪める。咄嗟に伏せた顔は、彼からしたら不審だったかもしれない。 ――けれど、これで最後だというのなら。泣きそうな顔は、見られたくはなかった]
……ま、け?
[我儘を>>324そう形作る唇を、伏せた顔からこっそりと覗き見る。 そうして躊躇いと共に発せられる言葉に、漸くゆるりと顔を上げた。薄く開いた瞳で、彼を見る。瞬きはしない。きっと、涙が零れてしまうから。 手を離されないままに綴られる文字は、此処からは見えはしない。一度止められた手の意味も、ジャニスには分からなかった]
……アナタの為なら、なんだって、捨てても良いのに、
[震えたままの声で吐き出すのは、正しく自分の"言葉"。物語を引用しなくても、この気持ちだけは。演じる事無くするりと口にする事が出来た。
差し出された紙を、赤い指先でそっと取る。そこに書かれた地名と、そして。"彼の名前"に。一瞬大きく目を見開けば、縋る様な瞳を彼に。……結局、何も言えはしなかったけれど]
(346) 2014/10/06(Mon) 22時頃
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ルーカス、ヴァレリー……、
[まるで宝物の様にそう呟いて、渡された紙片に口付ける]
――ほんとうに、狡い人。
[追う事を許すのに、連れて行ってはくれないだなんて。此方の欲しい言葉の一つもくれない癖に、ジャニスにそんな選択を強いるだなんて。 ――いっそ憎くすら思えるのに、引かれる手を離す事なんて出来ない]
アタシ、アナタの事をもっと知りたいわ。 ……アタシの事も、知ってほしいの。
[口付けられる指先>>326に、漸く微笑を取り戻す。浮かべた笑みは、もう、演技ではなかっただろう。だってもう、答えは決まっているから。 ……この場で彼に自らの出した答えを言わないのは、ただの意地の様なものだったけれど]
……ええ、"ロミオ様"。 何かに誓う事なんてしなくても――アタシは信じているから。
[くつりと小さく笑みを零し、"可笑しな"台詞を返してみせる。戯れる様な口調とは違い、酷く淋しげなそれになってしまった自覚は、あったけれど。 とはいえもう、確かに不安は取り除かれたから]
(347) 2014/10/06(Mon) 22時頃
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……クリストフって、言うのよ。アタシの姓。 昔の聖人の名前。似合わないわよね、笑っちゃうわ。
[彼が与えてくれたVの続きに応える様に、そっと自らの出自を述べる。探すのは自分で、彼ではないから。きっと、教える必要など無かったろうけど。それでも、知っていて欲しいと思ったのだ。]
少しずつで良いの、アナタの事を教えて。何が好きかとか、そんな簡単な事を。 アタシ、アナタの事を何も知らない。……こんなにすきなのに。
[朝が来るその時まで、他愛無い話をしよう。まるで別れなんて来ないみたいな、次の日にはなんて事無い顔で会えるみたいな。 ……多分きっと、それだけで。満たされる事は出来るから]
(348) 2014/10/06(Mon) 22時頃
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…?
[>>343合わせ目を乱した着流しから覗く首筋へ殘る熱。 吐息は届くが何処か躊躇しているようにも思える接吻に、 もしかして習性のせいかのかと頭の端に置く。
言葉にしてくれれば、と云っていた唇は今は濡れており、 発された言を思い返せば、逆に謂わば言われないと―― 主人から命を受けない限り、彼女は押し留まってしまうのかと
とはいえ、特に奉仕を求めることは無く。]
君が俺のものなら、俺も君に所有されているんだよ。 それは憶えておくといい。
[躾と呼ぶには甘言でしかないが、そう告げておく。
犬としてのスザンナだけでは無く、 人としての彼女も愛でたいのだと教え、 下着越しに胸先を探って親指で圧をかけ]
(349) 2014/10/06(Mon) 22時頃
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………呼べと言った癖に、なんだかむず痒いね。 君もスージーと呼ばれた方が落ち着くか?
[甘い声を途切れさせ、名を呼ぶ唇を軽く吸い、 眉を下げて苦く笑う。
ワンピースの裾を緩慢にたくし上げ、 鎖骨の辺りで留まらせる形にさせると、 装飾の愛らしい下着に対面する運びと為る。]
綺麗だよ、スージー
[肌の上に指を這わせ、フロントホックへ爪先を寄せ、 中心から開くように双乳を露見させてしまおうか。
寝ても張りのある乳房を外周から掴んでは 晒した胸先へ唇を寄せる。 つんと上向く先端に舌を合わせ、甘く噛んでは、吸って。 これは良いバストだ。……胸が嫌いな男などいない。]
(350) 2014/10/06(Mon) 22時頃
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……は ――… ぁ、
[ 畳の上で遊ばせている指を下方へ滑らせてゆき、 ショーツの上から秘部の形をなぞり、合間に挟ませては揺らす 布擦れの音を聞きながら、陰核を指の腹でこすりあげ。
我ながら、一度火が点くと余裕が無いなと気を遣りながら、 厭なら言えよ、と余裕の薄れた声で短く告げて。]
(351) 2014/10/06(Mon) 22時頃
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ルーカスは、錠は今頃どうしているか、とふと考えた。
2014/10/06(Mon) 22時頃
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―雑貨屋―
[乾燥している場所が見当たらない程度に雨に塗れた格好で、可愛らしい雑貨の間を練り歩く。周囲の客の視線が痛くて、さっさとやることを済ませて帰路につこうと考える。
タオルを探す傍ら、目を惹いたのは空色のレターセット。 いつか手紙を書くと言ってくれた赤いフードの男が脳裏を過る。お互い住所もフルネームも知らないのだから、鳥にでもお願いしない限り届く筈がないだろうけれど。
更にその隣には安価だが可愛らしい花の置物。それを見て、窓際のひとりぼっちのサボテンを思い出す。 ああ、私もルーカスさんにメールを入れなければいけないんだった。 今日のお礼に、この置物をポストに入れようかな。ふ、と緩んだ頬……が、引きつった。財布の中で閑古鳥が鳴いていたから。 一時の快か、花か–––––]
これ、プレゼントで……
[差し出した花の置物は、綺麗に梱包されて手元に残った。雑貨屋を出る。 冷たい風が頬を撫でた。
雑貨屋の手前、鞄の中の安全地帯に潜めた端末を取り出して、お昼を一緒に食べ損ねた男性にメールを送ろうと……]
(352) 2014/10/06(Mon) 22時頃
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先に仕事を終わらせた方がいいわね。
[申し訳程度にスカートの裾を絞ると、本屋に向かって歩き出す。 不在ならば後日改めて届ければ良い。]
(353) 2014/10/06(Mon) 22時頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 22時半頃
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―夜・自室― ―――ただいま。
[独り言とは違う。誰かに話しかけるような、宛先を持った声音。 応えがないのはわかっていても、これは変わることがない。
―――変えることが出来ない。 言葉を発してからしばらく、返る声を待つ癖も。
そして、声が返ってこないことを実感すれば、小さく息を吐き。 真っ暗な家に橙色の灯りを燈す。
何時もと同じ。けれども、いつもとは少し違う帰宅。 判で押したように何も変わらない室内に、真っ黒な傘が一つ。
躯を埋めた穴を連想する黒は、普段の自分は好まない色。 吸い込まれ、空から遠く離されてしまう気がするから。
でも今は、夜空の色にも見えて。 骨組みの輪郭に合わせ、指を這わせながら瞼をとじる。]
(354) 2014/10/06(Mon) 22時半頃
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私の思う綺麗な物。
[それを伝えた時、単純すぎる選択だと自身は思ったが。 他に思い浮かぶものがなかったのも事実で―― だから『気に入った』>>284と返されたとき、内心ではほっと胸を撫で下ろしたのだ。 ばれないように、表情には出さなかったけれど。
そんな回想にふければ、表情は自然と柔らかな物へと変わり
けれども――― 『文通』のことを考えたとき、少し表情は曇る。
自分には断る理由もない。 受け入れてもらえるなら、どんなにか幸せだろうと思う。
でも、その人は彼とだから文通したいのではないか――と。
それでも『君さえ良いのなら』の言葉>>286に頷いてしまったのは きっと自分の我儘と、頭を撫でてくれた優しい手への甘えなのだろう。]
(355) 2014/10/06(Mon) 22時半頃
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ため息交じり、苦笑交じり。 微かな罪悪感も胸に抱えて、やがてあくびを一つ。
黒い傘を視界にとらえたまま、空色のタオルを抱いて。 ベットの隅、膝を抱えて丸まった姿勢で、寝息を立てる。
別れ際、狼が呟いた言葉が蘇り、心にさざ波が立つ。 今日は空の夢を見ない――そんな*気がした*
(356) 2014/10/06(Mon) 22時半頃
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[名前を呼ばれるだけで体が熱く、敏感になるような錯覚。 否、錯覚というわけでもないのかもしれない。そんな泡のように浮かんでは消える思考を捉えながら、再び、錠の首筋に唇をよせ。服を脱がなければ見えない位置にそっと、すぐに消えてしまいそうな華を咲かせて。 そんなことをしている間に肌があらわにさせられ、胸に大きな手が載せられる]
はぅ... っ...んぁ
[潜められる声は錠にしか届かず、熱い息に甘い声を混じらせながら身じろいで。 下へ触れられればさらにじわりと熱いものが滲みすでに乱れ始めていた吐息がさらに震えて]
あっ...、ぁぁ...、
(357) 2014/10/06(Mon) 22時半頃
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[思わず続けた言葉に歪む、その顔に。唐突に顔を伏せるその所作>>346に、それを追う事も出来ずに。 だけれど、一度決めてしまえたのなら。彼には申し訳ないけれど…少々、吹っ切れはしただろう。 戸惑いながらも告げた言葉に、再び上がったその顔に。少しばかりの嬉しさを覚えた事など、知らせるつもりも無いけれど。]
――……そう、言ってくれる気は…していたよ。
[何だって、捨てても良いと。その言葉はきっと、演技でも何でも無いのだろう。だから男も心のままに、酷く自惚れた言葉を吐いて見せはしただろうか。 その言葉を聞きたくて――そして、聞くのが怖かったのだと。そんな情けない言い訳は、胸の内だけに。]
お褒めの言葉、痛み入るよ。 …こんな狡い"オジサン"にひっかかってしまった君には、少しばかり同情する。
[慈しむような口振りで、此方の名をなぞる彼の唇>>347に。言葉には皮肉を、だけれど向ける眼差しには…愛おしさを込めて。 そうして返された、演技では無い微笑みには、男もまた漸く安堵の息を吐いて見せはしただろうか。 "答え"は、どうやらこの場では貰えないようだけれど。だがそれは、此方とて同じ事。]
(358) 2014/10/06(Mon) 23時頃
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彼の言葉に返すそれを、告げてしまいたくはあるけれど。だがそれは、次へと取っておこうか――例え一夜限りの夢が覚めたとしても、それが夢にならぬ希望が…見えたのだから。
…それはまるで、次への約束に縋るような。 小さな小さな…願掛けのようなものでもあったけれど。]
そうとも。 移ろい変わり行く不実な月になど、誓わなくとも。
[クツリと漏れた笑みには、此方もつられるように肩を揺らし。そんな言葉遊びを交わしながら、寂しげな声に応えるように、今一度指先へと唇を寄せる。 そうして教えられた彼の姓には、す、と目を細め。小さく唇だけで反芻したのなら、一つ頷いて視線を戻す。]
クリストフ、成る程。 確か君の名もまた、キリストの弟子の一人と同じものだったと記憶しているが。
いいじゃあないか。聖人達の祝福のお陰で、君には悲劇が訪れないのなら。
[やはり戯けたように、それは何とも罰当たりな事を言って見せながら。繋いだ手はそのままに、男は腰を上げると彼の方へと歩み寄って行く。]
(359) 2014/10/06(Mon) 23時頃
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こうして手を繋いで話しているのも良いが…
君との間にあるこのテーブルが至極邪魔だと思うのは、これも俺の我儘かな…ヨハン?
[先程口付けた時のように、椅子の背へと手をかけて。屈んで顔を近付けてみたのなら、彼は今度は、顔を上げてはくれただろうか。 もしも、上げてくれたのなら。その唇に触れる事が許されたのなら、ほんの少しだけ長い口付けの後に、彼を何処へと誘おうか。 何にも邪魔される事は無く、二人寄り添って――朝まで他愛ないお喋りを交わせる所へと。]
(360) 2014/10/06(Mon) 23時頃
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― 高校前 ―
[ぼうっとカフェの前で待ち人を待っていれば、少しした後に駆け足で学生の前に彼>>345は来ました。待ち惚けにならなくてよかった、学生はほうと息を漏らします。透明の傘は雨を受け、斜めに流れる雫が地面に跳ねていたことでしょう。 伸ばされる手には片目を瞑れども、抵抗はせず。ただ水が払われるのを視界の隅に、感覚として捉えれば、照れ笑いにも似たそれを浮かべました。]
(361) 2014/10/06(Mon) 23時頃
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似合うだなんて、……。
ありがとう、急かしちゃったみたいでごめんね。 晩ご飯の食材、相談がてら買って行こうかと思ってたけど…シメオン君、早いね。 作るのは、私にやらせて欲しいな。君の好きなものを作るから。
[言葉尻を綺麗に飾らずに消えた言葉は空気に融けました。彼の僅かに陰りを持った表情と低い声には、自分の勝手な行動の罪悪感からぴくりと眉を動かし、笑みを浮かべていた唇は表情を消します。 しかしそれも一瞬。学生は唇を結んだかと思えば、また開きました。笑みの先迎えに来てくれた礼と、そして謝罪を手向け。少しのお詫びがてら、そして先の約束を重ねて夕食を作ると示せば、彼はどのように言葉を返して来たのでしょうか。( 好きなもの、作れると良いけど。) 学生は不安は胸中へと吐き出しました。料理のレパートリーは、それほど多くないのです。 そうして言葉終わりに引かれた手>>345には、情けなく唇をぽかんと開きます。案外力があるんだな、なんて感想は開けた唇からは紡がれず、またもただ心中に。傾けられた傘を一瞥すれば、これでは反対側彼の肩が濡れてしまうと――悪戯にも似た案を、思い浮かべました。]
(362) 2014/10/06(Mon) 23時頃
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ねえ、こうしたら、濡れないし――少しは温まるでしょう?
[学生は彼の顔を窺いながら、手を取りました。そうして肩を寄せて、まるで先にお茶会をした頃のようにゆるく手を握ります。少しでも嫌な顔をされたのならば、小声の謝罪と共に指先を離しただろうけれど。受け入れられたなら、濡れ髪を揺らし嬉々として微笑むのです。]
恋人って、思われるのがイヤなら離してね。
[冗談めかして学生は言いました。返しの言葉が如何であれ、学生は彼に導かれるままにお邪魔する家へと足を進ませることでしょう。]
(363) 2014/10/06(Mon) 23時頃
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―商店街―
[本屋の店主はたまたま奥に引っ込んでいるのか、それとも別の理由かで会う事は無かった。 誰もいないカウンターにそっと不在票を置いて、また後日届けに来ようと安易に考える。 その後足を運んだ花屋は、またも『Clause』の単語を讃えていた。 いつもはこの時間帯まで空いていたはずなのだが、店員が体調でも崩したのだろうか。 その店の中で響こうとしている青い水音は、人間の耳には届かない。
商店街の軒下すれすれ。 淀んだ空の何処からか、巣への帰りを急ぐ小鳥の声がする。 早くお家に帰りなさい。ただいまと囀ってくれる愛するひとががいる家に。]
……………。
[雨がまだ地面を叩いているのを見つめながら、雨足が遠のくまでボンヤリ待ちぼうけでもしていよう。]
嘘つきの言う「また今度」は信じちゃダメね。
[此処で誰かを待つ約束なんて、一つもしてないけれど。*]
(364) 2014/10/06(Mon) 23時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 23時頃
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ん……。
[首筋に中る柔らかい唇が動き、薄い皮膚を吸えば 痛いというよりも擽ったくて。
踏んであげると云っていた言を思い過ぎらせ、 女王様と喩るには甘すぎる戯れ。 時折身動ぎで布が擦れ合うが、体重は無理にかけず。
掴んでいるだけで熱く感じる撓わな白い胸を揺らし、 態と水音を立て乍固く育った肉芽を吸い、浅く歯を立て]
… 、 嗚呼、感じやすいんだな 開発した野郎に、灼いちまうわ、
[指折り数えても足らぬであろう身を重ねた男の数。 鋭敏に快楽を拾う陰芽を何度か擦り上げていたが、 湿原と成り果てたクレバスは下着に染みをつくり。]
(365) 2014/10/06(Mon) 23時頃
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クラリッサは、ルーカスさんにメールしなきゃと思いつつボンヤリしている。
2014/10/06(Mon) 23時頃
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[愛液を煉りつけるようにしてから、一度其処から指を退く。 ショーツをずらして指を割り入らせ。
暖かな蜜を中指に纏わらせながら、指を食ませてゆき、 媚肉の締まりを解す為、第一、第二関節で曲げた指を、 緩急を与えながら抽挿し、婬猥な水音を響かせて。
熱い、と指で感じる度に、喉が渇く感覚が増す。 着流しの合わせ目の下で育つ怒張は、既に張っていた。
乱れるばかりの吐息と甘い囀りに煽られ、 下唇を無意識に湿らせ、赤く熟れた娘の貌を見詰めた。]
(366) 2014/10/06(Mon) 23時頃
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――も、あんま余裕ねェわ、 …いい?
[避妊具を取りに行くのも億劫で。 外に出せばいいかと、髄の溶け出した脳は支度を面倒がる
指は埋めたままだが、充分に湿っているように思え。 スザンナに平気かと尋ね、彼女の腕を引き上体を起こそうと。]
(367) 2014/10/06(Mon) 23時頃
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―自室―
[簡素な部屋に申し訳程度に置かれた物といえば、机と椅子と、冷蔵庫とベットと、片手で収まり切りそうな物だけ。
冷えた身体をタオルで大雑把に払った男は転がっていた紺色を拾い上げ机の上へと飾る。
指で触れるとコツン、と。硬い感触。自嘲気味た笑みは一瞬。すぐに空色の紙面に便りを綴る。]
(368) 2014/10/06(Mon) 23時半頃
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親愛なる白ヤギさんへ
今日は雨が降っていたよ 働き者の君もまた、おつかいをしていたのかな? 紫色の花は手に入ったかい?
ああ、君は雨を防ぐのなら何を使うのかな?
赤ずきんだけじゃあ心配だ。そうだ、フライパンなんてどうだい?傘の代わりにね。
なんて、冗談は程々にして。
今日は愛らしい金糸雀と出会ったんだ。 それと強気な黒鹿ともね。 最後には、随分と愛らしい獣とも出会ったんだ。正体は分からなかったけれど。
そこで君の話もしてみた。手書きの手紙を貰える人は素敵な人、なんだろう? だから君、素敵な人になる気はないかい? どうか、この手紙が君に食い破られてしまわないように。
クロ*
(369) 2014/10/06(Mon) 23時半頃
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[筆を止め、愛らしい金糸雀の頷き>>355を思い出しながら、宛先には少女の名を綴ろうとしてある失態に気付く。]
――インクが、切れてるじゃあないか。
[困った困った。なんて男は口にするが反して唇は弧を描いたまま。]
ちょうどいい。ベネットの姿がいないのなら、インクついでに会いに行けばいいか。
[確か曖昧だったけれど約束>>1:203をしていた気がするのだ。
男は空色の手紙を鳥の形に折ってはいつか手のひらに転がされた黒猫>>0:363と合わせるように置いてみて。
縒れたその黒猫に小さく唸りつつも、小鳥一羽を連れて部屋を出る。 傍らには赤い頭巾を抱えて左手には、ビニール傘を持って。向かうは本屋。寄り道は、隣人の元>>277]
(370) 2014/10/06(Mon) 23時半頃
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