197 獣ノ國
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 13時半頃
□Re:集え獣人
20xx年10月2日 ys:ai
鎌鼬と呼ばれた鼬
いるか、焦らなくても良いんだぞ?
黒鹿
風邪は引かない様にする。まぁ引いても放っておけば俺は治るから気にはせんがな。
雲
でざーと?
…えっと…甘味の事で、良いのか?
食後であるなら…そうだな。果物などどうだろうか?
柿や梨、葡萄あたり今頃取れるだろうな。
□Re:集え獣人
20xx年10月2日 ys:ai
鎌鼬と呼ばれた鼬
雨に濡れたら眠くなってしまったな。
…あれ?何時でも眠いか…?
犬
不便だが。何も頼るところがないよりはまし、と言ったところか?
各々が危険な道を選ばない様努力をするしか無いだろうな。
それは良かったな。
その飼い主は、良い人なのだな。
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[鴉の様な髪の少女は中々見つからずに溜息をまたもやついてしまった。 成るべくまわりを見乍ら歩けば、視界に掠めた漆黒の髪。(>>291>>292) 彼女は和菓子屋へと入っていって。
勘違いだったのなら、其れは其れで良いか。 そんな事を思って後を追って和菓子屋に。
そして声を掛けた。]
もし、其処の方。 少し良いか?
(294) 2014/10/06(Mon) 13時半頃
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[肩に預けられたその頭をすりと擦り寄らせながら吐かれた言葉>>246に、男は小さく息を詰める。だけれど、すぐさまふ、と息を吐いたのなら、眼前に見える彼の耳に向けて、言葉を注ごうとはしただろうか。]
喜んで貰えたのなら光栄だ。 喜んだ時の君の反応を見るのは嫌いじゃあない。
…だが。 かく言う君も、君の"台詞"が何れだけ俺を喜ばせたか…俺を魅せたか。 気付いてはいないだろう?
[彼だけでは無いのだと。そう伝えるような言葉は、果たしてどう受け取られはしただろうか。覚えた安堵を逃がさぬようにと少しだけ力の篭る腕に、小さく苦笑しながら息を吐く。 小さく広がる怯えにも似た思いを、彼が感じ取っているなど。男には知る由もなかったけれど。]
………、
[彼の名を呼ぶ声は、思いの外悲痛じみてしまって。その事に舌を打ちそうになるのを堪えていれば、腕の中でビクリと震える身体>>247を感じる。 そうして再び落とされた言葉に、答えられぬのが何とも歯痒い。嗚呼、何と歯痒い事か。 もしもこの時計の針が狂うたので無いのなら――必ずや、望む言葉を返してみせただろうに。]
(295) 2014/10/06(Mon) 14時頃
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[――嗚呼、本当に。これがただ一夜の夢であるなら良かったのに。 彼は本当に、此方の期待以上のものを、見事に魅せてくれるものだ。 常ならば感嘆すら覚えるそれだけれど、今は歓びと共に少しだけ――恨めしい。]
朝までと言わず……、いつまでも。
――共に行ければ…、
[零れた言葉は、願いから出る半ば無意識のものだっただろう。小さな小さなその声は、彼に届いたかは、定かでは無いけれど。 それに気付いたのなら、男はハッとしたように目を見張りはしただろう。そうして内心の動揺を隠す為に、身体を離して肩を竦めて笑っては見せただろうか。]
…あぁ、すまない。料理が冷めてしまうな。
――クロスが汚れているのが実に気にはなるが…どうしたもんか。 今はどうにも、他人をこの部屋へと入れたくは無いんだ。
["だからどうか、このままで許して欲しい"、と。眉を下げて頼んで見たのなら、彼はその願いを聞き入れてはくれただろうか。 聞き入れてくれたのなら、男はそのまま彼のグラスにワインをつぎ、食事を進めようとはしただろう。]
(296) 2014/10/06(Mon) 14時頃
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…少し休もうか。 柄にも無く、そこそこに緊張はしていたらしい。
[食事が終わったのであれば、男は苦笑と共にそんな一言を零し。手を差し出してみたのなら、その手は取って貰えただろうか。 取って貰えたのなら、赤く染まった指先をまた、ゆうるりと撫ぜるくらいはしたかもしれない。
そうして男は、約束の通り。この夜が明けるその前まで――彼の、隣に居ようとしただろう。]
(297) 2014/10/06(Mon) 14時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 14時半頃
□集え獣人
20xx年10月2日 mm:ss
蜘蛛の糸
イルカ
君の名前のせいで駄目になった珈琲の詫びをしてもらいたい。
犬
ししゃも15匹は流石に食えんだろう、そんなまとめ売りはいらん一匹で十分だ。
外見的な詳しい特徴までは聞いていなかったんでね。
鶴
何だ、居たのか。ししゃもいるか?
いや、先日君を騙る輩から、何とも気味の悪いメールを受け取ってね。
後でもう一度確認したら消えていたから、白昼夢でも見たのかも知れんが…な。
鼬
いつの間にか私は空に浮かぶ綿菓子になったらしい。
あぁ、そうだ。甘味の事だ。成る程果物か…そろそろ柿が出てくる季節だな。
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― 回想 スージー宅 ―
[怖いか如何かと聞かれたら、学生は言葉に詰まったことでしょう。喉唾が喉途中を防ぎ、その詰石を取る為にこくりと咽喉を鳴らします。学生は暫く彼女の顔を見詰めて居ました。 単に獣を怖いかと、唯の野獣を怖いかと問われたなら、それはそれで怖いと答えたのでしょう。幾ら御伽噺が好きだと言ったって、野獣は野獣。心に王子様のそれを抱えた野獣でも無い。キスをすれば人へ戻る野獣でも、無い。理性などほぼ無く、餌を見付けると爪さえ立てるそれを――怖くない、はずがない。 然しだけれど、学生は思い留まるのです。目前に居る彼女は野生の其れではないと。その裏隠された本性があろうと、彼女には理性がある。ひどく優しい理性が。そして彼女が秘密を露呈することを恐れるのなら―――自分が性別をひた隠しにしていることも同じこと。]
(298) 2014/10/06(Mon) 14時半頃
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…怖くないよ、スージー。
[学生は言葉を紡ぎました。皿に当たる水音は未だ響いているのでしょうか。雨音と共に、さあさあと皿に水はぶつかっているのでしょうか。 学生は黒髪をふわりと揺らしました。 『御伽噺が好きなのよ、貴女が獣だって…怖い訳がないじゃない。』 思考とは異なった言葉を紡ぎます。上げた口端は、まるで綺麗に形作れていたでしょうか。]
――怖いなら、深くは聞かないよ。
[そして手向けられた言葉>>290を鸚鵡返し。何を、とは言わず、学生は雨音を背曲に言うのです。揺れる尻尾は視界に入れず、逃げ去った級友の背中は瞼の裏に。そうして暫く、彼女の言葉が紡がれるまで、沈黙に身を委ねました。]
(299) 2014/10/06(Mon) 14時半頃
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□集え獣人
20xx年10月2日ho:mo
海にイルカ
わかりました、僕も珈琲を吹いておきますので
それでお願いします(口に含む)
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[怖くないと、怖いなら深くは聞かないと、そう告げる友人に、思わず笑みが零れてしまう。 なにを怖がっているんだろうと、自分に少しだけ呆れながらさらりと髪に指を挿し入れ、手櫛で髪を梳いて、完全には立ち上がらない犬の耳を晒す]
バカねぇ、マユミ 私もバカだけど
予想通り、私は獣人。狼ではなく犬だから、危険度は低い...と言っても、さして変わらないかもね 今日になって出てきたから、なにか原因があるのかもしれないけど、......そうね、この耳も、尻尾も、戸惑いはしたけど嫌いじゃないわ むしろ、納得したくらい。だから私の名字はフントなのかって
[隠すことなんて無いと、むしろ友人に、獣人は怖くないと思っていて欲しいと願うように、あっけらかんと秘密を明かして。それで奇異の目を向けられないのなら、少しだけホッとするだろう]
(300) 2014/10/06(Mon) 15時半頃
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□集え獣人
20xx年10月2日 ss:ft
犬
蜘蛛イルカ
なにやってるの...
楽しそうだけどあんまり食べ物で遊ばないようにね
珈琲はシミになっちゃうしさ
□集え獣人
20xx年 10月2日 ss:ft
犬
鼬
危険に突っ込む子もいるだろうけど
まあ、うまく共存できればな、とは
多分、良い人なんだろうけど...
僕が悪いのかな
まだ、怖い。信頼しきれなくて
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[ジャニスの言葉を喜んでくれているのなら>>295、何故、同じ言葉を返してはくれないのだろう。口付けを許してくれたのに、どうして。ただ与えられるその言葉に、縋りたいだけなのに。
抱かれる腕の中、小さく震える体は、きっと気付かれてしまっているのだろう。けれどそれ以上、ねだる様な真似はせずに。 彼の感じる歓びなど、恨めしさになど、欠片も気付かぬまま。ただ、触れ合うぬくもりを求める様に手繰り寄せる。
――けれど。小さく落とされる彼の言葉>>296に、ジャニスはこれ以上なく目を見開いた。 その後すぐに体を離されたのなら、絶望にも似たその表情が、彼に見られてしまったかも知れない。それでも、笑う彼の顔が見えれば、此方も。精一杯の演技でもって、柔く微笑んでみせる。 泣き縋りたくなるのを堪え、離れる体を見送って。彼が席に戻るのに、伸ばしそうになった手は、寸での所で押し留める。
……大丈夫。演技は、得意な筈だから]
(301) 2014/10/06(Mon) 16時頃
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ええ、アタシも。邪魔されたく、ない。 ――二人きりでいさせて。
[眉を下げる相手に、ジャニスは目を細めて笑みを返す。きっと、何の違和も無く笑えているだろう。 ……ああけれど。やっぱり彼の前では、普段通りの演技など、出来る筈が無い。常なら自信に溢れる筈のこの声も、情けなく震えてしまって。その事実が、この上なく口惜しい。
彼の言う通りに食事を進めようとしても、全く味なんて分からない。口に入れて、咀嚼して、飲み込む。作業の様なそれをどうにか繰り返しても、半分以上は残してしまった]
アタシも、いつも通りでは、いられないみたい。
[差し出された手>>297を、そっと取って、撫ぜられた指先に感じる優しさに、きゅうと胸が締め付けられる。 いっそ、その胸に縋ってしまえれば、どれだけ楽だろう。何処かへ行ってしまおうとする彼に、行かないでと懇願出来れば。 ……けれどきっと、彼は応えてはくれない。そう考えれば、そんな無様な真似など出来なかった。困らせたいわけでは、ないのだから]
(302) 2014/10/06(Mon) 16時頃
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――"太陽など、昇らなければ良いのに"
[手を取ったまま、ぽつりと諳んじる。 "ロミオとジュリエット"……まさか、ジャニス自身が自分の意思で、この台詞を言う事になる日など、来るとは思っていなかった。
彼の家柄など、結局聞く事は出来なかったけれど。それ以上に大きな壁が立ちはだかっている様に感じられる。この手を取っても、どうせ、その壁は崩れてはくれないのだろう]
"あなたになら、裏切られても、いいわ"……、
[ほんの小さく呟いた言葉は、彼には届かなかっただろう。 今だけでも、傍に居てくれるのであれば。朝までの短い間でも、彼を独占できるのなら、それで構わないと。そう、自らに言い聞かせる様に呟いた言葉は、聞かれてはいけない、筈だから]
ねえ、今夜は、どんな夢を見せてくれるの?
[微笑みすら浮かべて、小さく首を傾げる。手を取って導かれる先が何処であっても、この手を離しはしないと、そう示す様に、重ねた手に力を込めながら]
(303) 2014/10/06(Mon) 16時頃
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スザンナ君? やはり、寒いんじゃないか。
[膝を抱え込み、>>293顎を落とした姿勢に 寒さで身を縮み込ませているのではと案じたが
上目にこちらを睨み上げる様子と、 帽子よりは薄い色に染まる目尻を見詰め、 そうではないと理解を届かせ。]
まさか。 早々そんな事を言う機会はない。
同伴で買い物するならまだしも、 一人で選ぶ事なんて無いしなぁ。
信じてくれないのか?
(304) 2014/10/06(Mon) 16時半頃
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[隠された口許が緩んでいるか歪んでいるかは 彼女自身の腕が邪魔で計れないが、 恐らくは喜んでくれているのだと察し付けて。
手を伸ばし、スザンナの頭に触れる。 柔かな髪に指を差し込むようにし、 宥めるように暫くはただただ梳いていたが、 ふと気になったので、指を移動させる。
犬種に似合わずへたりと下がった耳を摘み]
なぁ、この耳自体には耳としての機能はあるのか?
ちと、試してみたい。
[あくまで知的興味から来るものではあったが 自然と詰まった距離に任せ、犬耳の内側に唇を寄せ
人間の耳窩へそうするように、ふっ、と息を吹き掛けた**]
(305) 2014/10/06(Mon) 16時半頃
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――午後→夕・路地――
[ 先輩への返信を打ち込み終え、頭上に上げた視線を小さく下ろす。未だ路地に落ちかかる水滴を眺めて、ひたりとした布の感触を腕に取れば、微かに身体が震えた。 ――老いさらばえた、視線も合わない女の横顔。 見知りの配達員との会話――全部を食べる、と告げた彼女の姿を思い返せば。 忘れるためでないなら、のその先を尋ねれば良かった、と今更に思う。]
――?
[ ふと人の気配に気付いて、陰に宿らせていた身体を捩り、そちらへ傾ける。建物の傍に>>263 薄い色素が目に入った。
――やがて彼女のその姿を透明な傘の下に確認すれば。自らと同じく服の奥の線を露わにするそれに、首を再度、傾けた。 端末を操作しよう>>264と俯く顔に、軽口じみた声を投げかける。]
(306) 2014/10/06(Mon) 16時半頃
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――風邪引くよ、お姉サン。
[ 長い髪が湿っているのを示しながら、避けられなかったならやや歩を進め。戸惑うようなら位置はそのままに。 白いケープの向こうに、背中がやや盛り上がっている事にはぼんやり意識は向くものの。鞄でも背負ってるんだろうと予測して、目線はただその濡れた身体を上から下に移動させる。]
ねえ。良ければ傘交換してくれない? 前見辛くって。
[ 自らの黒い傘を差し出せば、相手の透明な傘を指す。大きさもあって色も付いていれば、透明なそれよりは体を隠せるだろうと。 ハンカチの一つも持ってればなとは思いながら。 軽薄に口角を上げてみせれば、彼女はどう反応したのだったか。]
(307) 2014/10/06(Mon) 16時半頃
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――>>307より後・路地――
[ ――何時頃だったのか、>>288 返信に端末が振動すれば、手に取って画面を開く。映った文面に浮かべた表情は小さく色を変えれば、暗灰色はただ、細く弧を描いた。しかし最後の一文へ目を通し、細く長く頭上から降り掛かる線を思わず見つめて。 ――一間平時の顔を歪めれば、返事を打ち込んだ。]
――――――――――――― 宛先:皇マユミ先輩>>288 ――――――――――――― Re:乗っていいよ 20xx年 10月1日 ――――――――――――― 地図は読めるから。ただやっぱ迷う気もする。 待たせたら悪いし高校前で。ありがとう。 ゆっくりでいいよ。
それ言うなら男、じゃない? 体冷やさないようにね。 近くの建物とかで待っててくれて良いから。 ―――――――――――――
(308) 2014/10/06(Mon) 16時半頃
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[ ――その後>>262 和装の男とすれ違っただろうか。 人の顔を覚えることにもねじが外れていれば、幾度かその講義を見学したことも忘れたまま。ただ珍しいその様相に静かに瞬いて、道を譲られるままに体を動かした。 軽い会釈を返しながら、去る背にそっと首を傾け、小さく呟く。]
……作家サン?
[ 微かなそれは相手の印象をただ述べるだけのものだった。投げかけるでもなく地面に落とされたそれは、相手の耳には届かなかっただろうが。
やがて待ち合わせへと、滲む様な地面を踏みしめては。 見知った、――既知の時間を過ごした場所である、自身の高校へと向かう。 途中晩ご飯の言葉を思い出しては、ほぼ空の冷蔵室を思い出し。適当な食材を通りの店で買えば、傘を持たない片手にそれを持ちながら。]
(309) 2014/10/06(Mon) 16時半頃
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...っ...、!
[不意に摘ままれただけ>>305ならまだ良かった。しかし自然に縮んだ距離に、敏感になってしまった鼻が雨の匂いと混ざった男の匂いを捉え、耳に息を吹き込まれれば声を抑えるのが精一杯で。 びくりと体を震わせ、咄嗟に耳を抑えようとした手は相手の腕に添えられるだけ。押しのけることなどできず 経験豊富になってしまった身ではそれが快感では無いなんて否定する材料を見つけることもできず、動揺をあらわに涙の浮かんでしまった目で見上げるのみで]
......へんたい...
[かろうじて絞り出した憎まれ口すらも、全く力が込められずに。どうしたら良いのかわからないような顔になってしまっていて]
(310) 2014/10/06(Mon) 17時頃
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□集え獣人
20xx年10月2日 k:l
白カナリア
黒鹿
赤いフードに白茶の毛並み…。
褐色の肌の狼さんなら。
多分同じ人だとおもいます。
見事に雨に振られました。
雑貨屋さんで傘を買ったけど、ずぶ濡れです。
黒鹿さんは風邪ひかないように気をつけてくださいね。
鎌鼬
冬眠はしないんですか…!
知らなかったです。
暖かくして休んでくださいね。
蜘蛛
肉じゃがはデザートにはならないと思うので、アーモンドフィッシュにしておきますね。
仲間は胃袋に入れたくないですね。
脚が多そうなので、喉に引っかかってしまいそうです。
シェパード
会ってみたいですか?
連絡先は聞きましたが…。会うとなると勇気が入りますよね。
呼びやすい…呼びやすいですけど…!
はい!お刺身はあるか楽しみにしてます。
あ、あと。
飼い主さん見つかりそうなら良かったです。
美味しいししゃも、たくさん食べてくださいねー。
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―自宅・縁側―
[大袈裟と思う程震える身体>>310にこちらも驚く 嗅覚までは想定の外ではあったが、 やはり耳として機能しているのだと理解し。
腕に添えられた掌に、そのまま顔を退こうとするが 涙を浮かせた瞳は憐れさを誘うものというよりも こちらをまるで扇動する視線に見えてしまい。]
…そうか、やっぱり耳の機能を為してるのか。 飾りで付いてる訳じゃないんだな。
[変態、と自身の行動を罵る音色を鼓膜は拾うも 聞かなかった事にし、摘んだ耳はそのまま、 粘膜を擽るように耳裏に舌を這わせて。
と、試験と言い訳する範疇を越えた悪行に、 流石にどうかしていると唇を耳から離し。]
(311) 2014/10/06(Mon) 18時頃
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―――ぁー…、 や、わるい、悪かった。つい、……
[そんな眸で見詰めて来るから、なんて。 手前勝手な言い訳は咥内へ飲み込ませ、眉を下げる。
涙の滲んだ瞳、目尻に浮いた水気を 赦されるならそのまま指先で拭おうか。]
(312) 2014/10/06(Mon) 18時頃
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― 回想・オスカーのアパート付近>>309 ―
[階段へと続く道を少年へ渡したその後。
肌を撫ぜる湿気に気を払っていたが、 石畳を弾く水音に混じった声を偶然聞き取り]
タマを蹴らない方のな。
[講師であり、作家でもある。 蹴球と作家を掛けたコールドジョークと共に、 薄く笑ってから、少年の髪色を見る。
邸居へ向かっているであろう犬の娘と比較すれば やや淡い色素と形容して良い頭髪。 その頭部を一瞬観察するように目を向けたが 角や耳が生えている――なんて事は無くて。
透明傘を揺らし、帰宅する者達の波へ紛れてゆく*]
(313) 2014/10/06(Mon) 18時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 18時半頃
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ぁ...、...ぅ...
[耳裏に感じる熱さに、ぞくりと背筋が震え、目を閉じてしまって。手は縋るように男の着物を握りしめて。その手は唇が離れても離れることはなく、涙を拭われ目を開けた瞳はどうしてと尋ねるかのように見上げて]
...先生......? 言ってくれれば...ちゃんと、言葉にしてくれれば 私は、応えるから なんでもするから... 急には、だめ...
[もとより、男相手にそういうことをするのは慣れているはずで。だから背筋を震わす快感にも慣れて、我慢もできるはずだというのに 教授が相手だとその我慢も溶かされるどころかする隙を奪われて。 なぜかと考えても混乱している頭ではろくな答えが出ずに。ただこんなに揺れる感情は知らないと、いままで遊戯的に交遊を深めていた男達とは違うのだと、理由もわからずに頭の中でリフレインして。 そんな自分をどうしたらいいかもわからずに、ただ言葉にしてくれたらなんでもするからと、かわれたがりの犬の少女は、そう告げることしかできず]
(314) 2014/10/06(Mon) 19時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 19時頃
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― 現在 街中 ―
[手に和菓子の袋をぶら下げていると、突然に声が掛かって思わず肩が跳ねました>>294。ちらりと其方を見ると、薄青に若干紫の色を交えた髪を持つ人。まるで現実離れしたその髪色はティソ君以来ね、学生は目をぱちくりと瞬かせました。無論、心には僅かな警戒を持って。]
…こんにちは。…こんばんは、かな?
どうしたんですか。
[学生は首を傾げました。店内で話すのが悪いと知れば、外へ謙虚に誘うこともあったでしょう。軒下へ手を引き、そして彼へと向き合うのです。今一度、何か御用?と、小首を傾げ。懐で震える携帯>>308にはちらりと一度だけ視線を落とし。]
(315) 2014/10/06(Mon) 19時頃
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