176 【traveling〜どちらまで行かれます?】
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にゃ?
[席を立って戻ってきてくれた>>203オニらしき人物を正面から見やれば、その二つの角は耳であった。 そして「にゃ」、という語尾に男は ああ と納得したように声を漏らした。]
すまない …… 耳だったのか 角に見えてな
[差し出された手>>204を借りて、なんとか通路側へと抜け出す。その度がたがたと7度程大きな音がした。]
ありがとう 助かった
―― 某はオニに非ず オニを追う者 といったところだ
[並び立つと、フードから生えた猫耳が良く見下ろせる。これは確かに角とは違う、と微かに笑みを浮かべた。]
(206) 2014/05/13(Tue) 21時頃
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そうか オニはいないのだな
[目撃情報にもう一度礼を言うと、同じように男も辺りを見渡す。飛び抜けた視野は車両の隅々までを見渡せた。 そしてもう一度、猫耳に視線を戻して]
某はJ型特殊制御護衛アンドロイド No.62 じぇーむす と呼ぶ人もいる
して 貴殿は …… 猫殿 なのか?
[語尾といい、耳といい、猫のそれにそっくりだと]
(207) 2014/05/13(Tue) 21時頃
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[>>183>>184列車に乗り込む際、自分の後ろを辿ろうとしていた誰かがいたことなんて、一切気付いていない。
今はポケットへと仕舞い込んだ切符が連れて行ってくれる場所のことを考えながら、大人しく列車が動き出すのを待つばかり。
>>202列車の通路を、背の高い誰かが通り過ぎていくのも、騒がしい車内で、視線を向けるだけ。]
(208) 2014/05/13(Tue) 21時頃
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[瓶の後を追いかけ、たまにぺたぺたとその瓶に触れる。
ぺたぺたなでなで。 気に入ったように瓶に話しかける。]
飴ー。やへ、飴貰ったよーぅ。 お供ー。
[飴を貰ったからお供になって手伝うと言い。 はっ、と気付いたように辺りを見る。]
あー。知らない人にー、付いて行っちゃ駄目だぁー。
[飴をもらったからといって、後をついていってはいけない。
そう言われていたことを思い出し、声をあげる。 まさに今、後をついて歩いていた。]
(209) 2014/05/13(Tue) 21時頃
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―3B車両―
[オニじゃないという言葉にそうかー、とゆるりとうなずき。 しっぽがゆらゆらと揺れた。
通路に出てきた背の高い人>>206を見上げれば首が痛い。 猫耳がフードから出ているからずれはしないけれど、前髪にかくれている顔がちょっとだけ見える]
オニは、角がはえてるのかー。 それはみてみたいにゃー。
[なるほどなるほどと頷き]
(210) 2014/05/13(Tue) 21時頃
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じぇーむす? ボクはクシャミ。
[視線を感じた猫耳がぴるぴる動く。 猫かと問われて首をかしげた]
猫でもまちがいじゃにゃいにゃ。 人型にもにゃれるだけにゃんだにゃ。
[だからねずみの足音が聞こえると、耳がぴくりと動く]
(211) 2014/05/13(Tue) 21時頃
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某も実物は 見たことがないのだがな
[オニに関して頷く様子>>210に、再び男は微かに笑みを浮かべた。]
よろしく クシャミ殿 そうか …… それは随分便利なボディだな
[大きさは変わるのだろうか、そんなことを考えながらクシャミの身体を観察する>>211。 いつかボディをバージョンアップする機会に恵まれれば、提案をしてみようとすら思う。]
そろそろ 出発だろうか すまないな 食事中だっただろう? 食堂車はまだ空いていないのかな
[乗客も増え、出発の刻限が迫っていることがわかる。 それでも男はやっと抜け出せた席に戻ることはなく]
(212) 2014/05/13(Tue) 21時半頃
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―娯楽室にて― [>>186 投げられた銀色コインは、シルクハットでキャッチして。 リクエストそのものよりも、添えられた色っぽい、なる注釈に困った顔]
リクエストはわかったけど、 ジュークボックスに、そんなオプションないし、 ……ミラーボール回して、ライトを紫にする?
[室内の効果に頼ってみることを考える。 しかしトリとフランクの卑猥な単語に、おっぱい、とかその辺の単語が何を指すか、性急に教えるべきか。 ヒューマノイド向けえっちな本は娯楽室にあっただろうか。 と、見やった先そういえば、とゆるっと小首をかしげた]
あれ? フランク、列車降りたんじゃなかっ……、
[>@>27とか言おうとして賑やかなお仕事仲間の登場にびくっとなった。どんな無茶振りをされるかと思ったが>>@29今回は平和的なフリでこっそり安堵]
(@39) 2014/05/13(Tue) 21時半頃
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とりあえず、えーと。
いろっぽい、の検索に時間がかかってるので、 トルコ行進曲を先に流すことにする……、
[みなさんご一緒に! 軽快なリズムでティアララルン♪と指を走らせる、 ジュークボックスはレコードと同じように奏でる音は正確無比。
この指先も奏でる音楽も自分自身が身に着けたものではない、 それでも奏でるジュークボックスは割りと楽しそうに、ティアララルン♪してた]
(@40) 2014/05/13(Tue) 21時半頃
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― 回想:列車乗車直後 ―
賑やかなのは良いことですの。 激おこ?激おこにはらないんですの?? でも、怖いよーですの?
[車掌の言葉>>139にわくわくしたような視線を向ける。 口から火でも噴くのだろうか。目から光線でも出すのだろうか。 車掌の表情が翳る様子に何が起こるのか、期待を込めて見つめてみる。]
(213) 2014/05/13(Tue) 21時半頃
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にゃーんだそうにゃのか。 まあ、見たことあったら勘違いしにゃいだろうしにゃ。
[じぇーむす>>212が浮かべる笑みになっとくしたようにつぶやく]
人型はわりと便利にゃのにゃ。 こんなに大きくにゃれたしにゃー。
[160でも十分大きく感じられるわけで。 なので目の前の人はもっと大きいなあ、と見上げ]
食堂車は出発したら使えるって聞いたよー。
サンドウィッチを食べていたけど大丈夫だにゃ。 食堂車があいてなくてもクリスマスが売ってくれるからにゃー。
[乗り込んでくる客が増えているのに気づいてゆらゆらとしっぽをゆらし]
人が増えてきたから出発するのかもにゃー。
(214) 2014/05/13(Tue) 21時半頃
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………っ!!
[唸り声をあげられれば>>141、脱兎の如く距離を取る。 まさかこの唸り声だけなわけがない。これから何か起こるのかもしれない。 巻き添えにならないように客席の影に隠れるが、ぴょこんとヒツジの耳だけが客席からはみ出ている。 それで?それで?と続きを促すように期待をこめてちらちらっと見つめる。]
………?終わり、ですの?
[エアに礼をする様子を見て、拍子抜けしたようにぽつり呟く。 怖いよーなことはいつ起こるのだろうとその背を期待を込めてしばらく見つめてみるが、何も起こらない。 そのまま車掌の姿が見えなくなるまでは客席の影に隠れていた。]
(215) 2014/05/13(Tue) 21時半頃
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[そして嵐のように現れて、 怒涛のように去っていくスージー。 ティッタン、パン、パーン♪でうまく扉がしまったので、 BGMの職人技としてはそれで満足なのである。
からかわれなかったし、平和だったし。 カミジャーFCに誘われなかったし]
って、これコインじゃないし! 通貨的価値もない……、
[シルクハットの中身を覗いて、ゲームのメダルを確認した。 しょんぼり、ただのヒカリモノだからこれは売り上げにならない]
(@41) 2014/05/13(Tue) 21時半頃
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フィリップこれやるよ。 トリってひかりもの好きだろ?鴉だけ?
[>>199 ピカピカのメダルをついっと肩口の重みにやれば]
……ん?どうしたんだ。もじもじして。 出るならちゃんとトイレにいけよ?
[肩越し覗きこむトリと目と目で通じ合う瞬間、 どうやらフランクの荷物のことらしい、意外とシャイな奴だな、と。
こいつぅ、的に首のあたりツンしてやった]
(@42) 2014/05/13(Tue) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/05/13(Tue) 21時半頃
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あー。あ゛ー。
[声を漏らし、首を傾げる。 ところで此処は電車の何処なのだろうか。 子どもを追いかけて、すぐに瓶の後を追いかけていた。 自分の席へと先に行ったほうが良いのだろうか。
傾げた首は反対方向へと傾けられる。 こんな色んな設備がある列車は初めてだ。
きょろきょろと辺りを見渡しながら、なにやら聞こえてきた音の方へと移動する。]
(216) 2014/05/13(Tue) 21時半頃
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グァッ 『ヘイガール』 『お触り禁止!』
[ぺちんと来た衝撃>>@37に抗議の声を上げるけれど、きっとそんなに怖くない。 自慢の羽がちょっとだけ乱れたので、足で一生懸命セット。
よし、かんぺき。
人の髪型はどうでもいいけれど(主にジュークボックスの彼とか)、自分の身だしなみはきちんとしたいのです。]
(217) 2014/05/13(Tue) 22時頃
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…グゥー、
[さて、どのタイミングで言いだしたものか。
目が合い突かれた>>@42もじもじは、困ったような声を上げてすこーし喉を鳴らしました。 珍しく言葉少なめで、まだそわそわしています。
自分はあんな地味な黒い鳥では無いけれど、おもちゃは好き! 差し出されたピカピカメダルをくわえると、満足そうに目を細めた。
ちなみに、うんこ爆弾はしません。 きちんと決められた場所でできるもん。]
(218) 2014/05/13(Tue) 22時頃
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…そろそろ、乗らなきゃな。
[せっかく教えてもらった列車をただぼんやり眺めて、 どのくらいの時間がたっただろう。
なんだか、赤い人>>176に睨まれた気がする。 …あれか、あれが噂の車掌さんか? とっとと乗らないからうざいって思われたか。 いや、でも見送りかもしれないじゃないか。 …違うけれど。見送りは、いない。ざっざ、ざー。]
乗るしかないもんな。
[チケットを眺める。指定席は1らしい。 1.3A前方・2.3A後方・3.3B前方 4.3B後方 5.2A 6.2B]
(219) 2014/05/13(Tue) 22時頃
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――――――!!
[思い思いにホームを行き交うヒトビトの中に彼女を見つけ、少女は目を瞠る。
黒い外套と鍔広の三角帽子を身につけた彼女は、少女を見詰め、にぃ、と唇を笑みの容に歪めると、雑踏の中へと溶けていった]
待ちなさい。……待って! 姉さん!!
[他の客にぶつかるのも構わずに二等客車の自室へと駆け戻り、荷物を掴むと、少女は姉――即ち、星を滅ぼす魔女の背を追い銀河鉄道を飛び降りた。
その後、星渡りの魔女がMP783号に再び戻ることはなかった。
――そうして、彼女の物語は誰にも知られぬまま、密やかに流れた**]
(220) 2014/05/13(Tue) 22時頃
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ほら、ちゃんとフランクにごめんなさいするんだぞ。
[止まり木はトリの体を一撫でして、 バックミュージックとばかりに鍵盤に指を置く、 色っぽいの検索結果にとりあえずタイを解いてみた。 ついでにシャツのボタンを二つくらいあけてみる。 多分違うような気はした]
この曲、好きなのかな?
[喪服のマダムにレクイエム、 忙しないスージーに行進曲、納得の選曲だ。
一方このリクエストはあまりフランクのイメージでは、ない、気がする。優しいセレナードを奏でるような、なんて。 恋に浮き立つようなリズムの可愛らしい曲だ。
歌詞の内容の疑惑はさておき]
(@43) 2014/05/13(Tue) 22時頃
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サミュエルは、慌てて列車から飛び降りる少女とすれ違ったかもしれない。
2014/05/13(Tue) 22時頃
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― 娯楽車 ― [そっと入り口から覗く。 音楽は此処から聞こえてきていた。 誰かが鳴らしているのなら、邪魔はしてはいけないと知っている。]
ぁー?
[小声を漏らしつつも、手で口元は押さえていた。**]
(221) 2014/05/13(Tue) 22時頃
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大きすぎても不便だからな 貴殿程だと丁度いいだろう
[実際不便であるところを目撃されているのだからと、見上げる様子に軽く首を傾げてみせた。]
成る程 売店もあるのか 快適な旅になりそうだ
[足下に動くものがあるとその影を追えば、クシャミのしっぽが揺れていた>>214。不思議と目で追い続けてしまうが、はたと我に返ると]
―― 手を貸してくれて ありがとう 本当に助かった しばらくの間 よろしく
[もう一度礼を述べ、軽く頭を下げた。 そしてすぐ傍にある扉から後ろの車両へと向かおうと]
(222) 2014/05/13(Tue) 22時頃
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白銀∴秘星 マユミがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(白銀∴秘星 マユミは村を出ました)
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そーだにゃあ。 じぇーむすぐらい大きいと動くのも大変そうだにゃ。
[じーと上から下まで見て、しみじみと呟く]
いろいろ楽しめそーにゃのもあったのにゃ。 のんびりするのにゃー。
[にへらと楽しそうに笑う。 視線を感じてしっぽがゆらゆらするが、お礼には照れくさそうに頷き]
どういたしましてー。 こちらこそよろしくだにゃ。
[立ち去る人をひらひらと手を振って見送り。 座席に戻ってもうひとつのサンドウィッチを食べようとこちらも動き出す]
(223) 2014/05/13(Tue) 22時頃
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個室があるのに、個室じゃないのか…。
[などとぶつくさいいつつ、3Aの車両に移動して、 自分の席を確認して、とりあえず座ってみる。
これからしばらくはここで過ごすのか…。
旅はどのくらい続くのだろう。]
…わかんねぇな。
[しばらくは、さっきと同じぼんやりと窓の外を眺めている。]
(224) 2014/05/13(Tue) 22時頃
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[>>202 賑やかなのは娯楽室の常、 チャイナなお兄さんのお言葉もごもっとも]
やあ、お客様。 リクエストがあればどうぞ。 今は賑やかな旅路を愉しんでくれるといいな。
しんみりしたい気分の時は、こっそり来たら、 しんみりな曲を流しつつ一杯付き合うくらいはできるしね。
[ジュークボックスは趣味と実益を兼ねた営業です。 誕生してからの年月を考えればもしかしたら、飲酒に付き合えないかもしれないのは内緒だ。 でもこのジュークボックスに戸籍とかありませんし]
(@44) 2014/05/13(Tue) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/05/13(Tue) 22時頃
セシルは、んん?っと扉の方をさらにみた、隙間あいてる?
2014/05/13(Tue) 22時半頃
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[手を振るクシャミ>>223に同じように手を振り返し、 男は後方の車両へと移る。 猫のしっぽはどうしてああも魅力的なのだろう。角を摩りながらも、そちらについても次回のバージョンアップ時に掛け合ってみるかと考えていた。
途中、傍を少女が駆け抜けて行ったが>>220、その姿は彗星のようにすぐ見えなくなってしまった。]
む 2Aも2Bも個室だったのか ……
[並ぶ個室の間を抜けながら、そちらを選択すべきだったと後悔しつつ 足は最後尾の車両まで止まることはなかった。]
(225) 2014/05/13(Tue) 22時半頃
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[座席にもどってサンドウィッチをもぐもぐ。
乗り込んでくる乗客の波もだんだん途切れがちになってきているのが見える]
そろそろかにゃー。
[ゆらゆらとしっぽを揺らしながら、そとを眺めて。 きゃべつとりんごのサンドイッチをしゃくしゃく言わせている]
(226) 2014/05/13(Tue) 22時半頃
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[娯楽室に入れば、セシルがまた新しい音を奏で出す。 先ほどまでとは違う、優しい音。 乗客の姿もいくらかあり、見れば、車両の端の方には先ほどあったライジの姿も見えた。
演奏の邪魔をすることもなく、男は娯楽車両の窓から外を見る。 駆け足で出て行く女性の姿は、2等客室で見た顔だった。 急いでいるのか、荷物を手に。
他の乗客がばらばらと列車に乗り込んでくるのを見て、出発の時刻が近づいていることがわかる]
ありがとう。行き先ありの旅も、ない旅も、何度も乗ったがこの出発の時間というのは心躍るものがあるね。
後で一曲お願いしてもいいかな。 古い歌だが、蘇州夜曲を。
[声をかけられたジュークボックスのところまで足を向ければ、硬貨を一枚彼のそばへ]
(227) 2014/05/13(Tue) 22時半頃
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― 娯楽車 ―
[スージーに荷物を預けてから、また椅子にどっかりかける。 きっとクリスマスが来たなら、小洒落たカクテルでも頼む勢い。]
ん?俺の顔に何かついてるかー?
[もじもじする、かしわ、とか、妙な疑惑のついた曲に胸元をあけるジュークボックスににやにや。 ただ、豆知識として、この曲は、そう聞こえちゃうだけで、本当は本当に、良き懐かしき可愛い時代を歌った曲なのだけれど。
つまり、それはそんな懐かしいアクトスターのジュークボックスに向けたものか、自身の過去に向けたものかは置いといて。]
(228) 2014/05/13(Tue) 22時半頃
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