159 せかいのおわるひに。
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トレイルに1人が投票した。
フランクに6人が投票した。
フランクは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
トレイルが無残な姿で発見された。
降霊会
こっくりさん、こっくりさん……
秘密の儀式で、墓場の霊魂がかえってきた。今日に限り、生者も姿の見えぬ死者も屋根を共にし、議論するだろう。
現在の生存者は、デメテル、キャサリン、錠、ススム、モニカの5名。
流れは止められない。
死の連鎖は止められない。
次に命を落とすのは……モニカ[[who]]。
(#0) 2014/01/23(Thu) 00時頃
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[私にはもう、お兄ちゃんを止められない。 わがままは言えない。 だって、こんなことになったのは、私が我慢しなかったせいだから。 私がわがままだったせいだから。 だからもう、私はわがままが言えない]
ごめんなさい……。
[私が我慢すれば、こんなことにはならなかった。 だったら、私は一生我慢していればよかったんだ。 ずっと今まで我慢してきたんだから、できたはずなのに。 私が我慢しなかったから、お兄ちゃんとフランクさんは死んだんだ]
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
[こんなことになるってわかってたら。 私は決してわがままを言ったりなんかしなかったのに。 一生、なにもかも我慢したのに]
(0) 2014/01/23(Thu) 00時頃
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>>4:99…はい!
[一つずつ音を鳴らしてそして軽く流してみる。 きっと彼女がチューニングをしていたのだろうと思い、調弦を行うことは自らはしない。
緊張の素人に対しても、ギターは語りかけてくるようだ。 波長が合っていると確信できた。]
(1) 2014/01/23(Thu) 00時頃
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ありがとうモニカさん。 僕、嬉しいよ…。
[身を乗り出して感謝の言葉を出す。 そして一度強く目を閉じた。]
ねね、広いところ、どこがあるでしょか。 駐車場や空き地は酷い状態のところが多かったし。
[きょろきょろと改めて楽器屋を見回すが、他のギターは視界に入らない。店は、まだ綺麗なままでいられているだろうか。]
(2) 2014/01/23(Thu) 00時頃
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[進が弾く音>>4:97を、目を閉じて聞く。 素直な音だ。とても馴染んでいるようで。 心地好い。]
それ。 元々進くんの物だったみたい。
良かった。
[物自体良い物ではあるが、弾き手との相性はある。 進へとギターが応えているようで>>1。]
なんか、妬けるわよね。
[からかうように、笑う。]
(3) 2014/01/23(Thu) 00時半頃
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[ふらふらと、お兄ちゃんとフランクさんに近づいて、そのままぺたんと座り込んだ。 座り込んだ途端、もう二度と立てない気がした]
……ビクター。
[座り込む私にビクターが近づいて、慰めるようにほっぺたを舐めてくれる。 私は眉を下げて、笑った]
ごめん、ビクター。 ビクターのお仕事、なくなっちゃったよ。
[頭を撫でて、私はビクターのハーネスをはずしてあげた。 これも、もう必要ない]
(4) 2014/01/23(Thu) 00時半頃
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喜んでくれたら、私も嬉しいな。
[身を乗り出す様子に、緩く首を振る。 弾いて欲しいと、自分自身も思っていたのだ。 自分のほうこそ、感謝したいくらいだ。]
そうだね、広い場所に行こう。 コンサート会場なんて言わないけど。
公園も、そこそこひどかったし。 学校の校庭とか?
[今、其処がどうなっているのか知らないまま。]
(5) 2014/01/23(Thu) 00時半頃
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― 学校の運動場 ―
………。
[少女は分かっていなかった。錠の思うことを。>>4:101 寒さに身を縮めるように首をすくめて、ぱちぱちと瞬きを繰り返す錠の顔を、 首を傾げつつ眺めていた]
え? え?
[撫でられたことへの驚きもさることながら、 ――今から、という言葉に、飛び上がりたいほど喜びたい気分になった]
はいっ、じゃあお願いします、――最後の授業を。
[ぺこり、と頭を下げる。 教科書もノートもシャープペンシルもないけれど、 先生と生徒がいれば授業は成立するのだから]
(6) 2014/01/23(Thu) 00時半頃
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[ハーネスをはずして、私はそのままビクターの首にぎゅっと抱きついた。さっき、お兄ちゃんの腕にそうしたみたいに]
おしまいの時に、お兄ちゃんといられたら、私はそれでよかったのに。 どうしようビクター、私ひとりぼっちになっちゃった。
(7) 2014/01/23(Thu) 00時半頃
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デメテル、………遅いなぁ。
お兄さんと会わせてもらえるって思ったのに。
[デメテルを最後の授業に付き合わせるつもりはないが、 やりたいことがまだなされていない状況を思えば、自然と表情は曇る。
少女は、知らない。 デメテルの兄が、彼女をひとりにして逝ってしまったことを]
(8) 2014/01/23(Thu) 00時半頃
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[考えてみれば、簡単にわかったことなんだ。フランクさんが、お兄ちゃんにとって特別な人だってことくらい。 だって私は、お兄ちゃんがフランクさんに向ける、見たことのない表情にジェラシーだったんだから。 目の見えないお兄ちゃんが、本屋さんに行きたいなんて言い出して、フランクさんの本を買ったり。 あの時私はなんて言ったんだっけ。音読してあげようか?なんて言ったかもしれない]
チョコレート、最後に一緒に食べようって、思ったのにな。
[かばんの中には、キャサリンにもらったチョコレートが入ったまま。お兄ちゃんと一緒に食べたかったのに。 お兄ちゃんにも買ってもらったことがあった。あの時のものとは、さすがに別のものだけど]
(9) 2014/01/23(Thu) 00時半頃
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良かったって― そっそ、そんなことないですよ。
[>>5>>3舞い上がってしまい、言葉は詰まり詰まりだ。]
確かに校庭なら広いですし、よくPVでも校庭で歌ってますよね。僕、一度やってみたかったんですよ。
(10) 2014/01/23(Thu) 00時半頃
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ビクター、私、これからどうしよう。 どうしたらいいんだろう。
[もう、私には何もない。 何をしたらいいのかわからない。 立ち上がることもできない。大体、立ち上がって、それからどこに行けばいいっていうんだろう]
本当に、勉強なんて、なんにも役に立たないね。 こういう時どうしたらいいか、なんにも教えてくれない。
[私には将来なんてなかったんだから、せめて今役立ってくれたっていいのに。 そう、かすかに笑って……私は、動けない**]
(11) 2014/01/23(Thu) 00時半頃
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まあ広い校庭を滅茶苦茶にするのは骨が折れますよ。 よほどの事が無い限り大丈夫でしょう。 僕のギターもありますし。
[と、学校の無事を楽観視している。 部室から持ち出して、比べてみようと思った。]
あっ、ギターケースとベルトあります? 折角の―ありがとうございます―ギター、大事にしたいです。
(12) 2014/01/23(Thu) 00時半頃
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謙遜しないしない。 私は思ったことを言っただけだしね。
特に、音のことに関してはお世辞も言わないよ。
[知っているでしょう?と問うように、首を傾げてみせる。 以前、同じようなことを話した記憶がある。]
ああ、あるある。 校庭で歌うのも、気持ち良さそうだよね。
[ケースをと問われれば頷いて。 勿論と店の奥からそこそこ良いギターケースを持ち出す。]
(13) 2014/01/23(Thu) 01時頃
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校庭で進くんの弾き語りかー。 期待しちゃおっと。
[少しハードルを上げてみる。]
進くんが弾き語っている周りで、私駆け回ってようか?
私が一番好きなPVもそんな感じだったの。 曲も良いんだけど、雰囲気が好き。 昔好きな子役が出てたっていうのもあるんだけど。
[そういえば、あの子役は今どうしているのだろう。 サイトで噂を聞いた気もするが。]
(14) 2014/01/23(Thu) 01時頃
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おう、まかせろ。 先生すんのが仕事だったんだからな。
これぐらいはどうってことねぇよ。
[よろしくお願いしますというキャサリン>>6に此方こそ、なんて言って丁度良い木の枝を探す。落ちてないかなーなんて。]
ん?…あぁ、確かに遅いな。
[地面と睨み合っていた顔を上げて、キャサリンの呟き>>8に同意する。 デメテルは散々勉強しただろうし、別にお前も受けろなんて言うつもりはないが、なんせ校舎の方へ歩いて行ったから、危ないかもしれない。]
………探しに行くか?
[ミイラ取りがミイラにだけはなりたくないが。]
(15) 2014/01/23(Thu) 01時頃
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あっそうでした。 [このやり取り、>>14前もしたと思う。 てへり。]
まあ、期待しててくださいね。 ふっふっふ、僕色々呼び寄せちゃいますよ?
[言わないけど、―呼ぶ位には。]
(16) 2014/01/23(Thu) 01時頃
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[この自信は何処から出るのか自分でも不思議。 まるで、力を貸してくれているみたいだ。]
>>15子役ですかー、子供好きなんですね。 僕も昔はヒーローものに出てくる子供にあこがれたことがありましたねー。ヒーローの近くに居て羨ましいみたいな。
[当時からしたら、自分より幾つも年上だっただろうが。]
立ってもいいかな、座ってもいいかな。 あっモニカさんは走っててもいいですよ、それかなり面白いです。
[ギターの周りを走り回るそういうシーンがあまり想像がつかなくて笑った。]
(17) 2014/01/23(Thu) 01時頃
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お仕事熱心で素晴らしいことです。
[ちょっとだけ調子づいた口調で返す。>>15
少女も、当初は地面をノート代わりにしようと棒状のものを探していた。 ちなみに桜の樹の下に置いたままのシャベルは却下だ。掘るには向くが書くには向かず。
やがて視線は地面から校門の方へと忙しなく向き、 デメテルの戻りの遅さを気にかける言葉が零れ、]
もちろん! 探しに行きますよ。 ……校門の方行って戻ってこないってことは、………あっちの方にいったのかなぁ。
[提案めいた言葉に一も二もなく頷いて、 校庭の端をぐるりと一周するように小走りで進む。 校門のところ――にはいない。 このまま端をぐるりと行けば未だ燃える校舎の近くまで辿り着くが、 恐れは、感じなかった]
(18) 2014/01/23(Thu) 01時頃
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[嫌な予感がする。 少女が脳裏に浮かべていた、兄妹水入らずの光景の想像図も、 その予感のせいで、どこかに行ってしまう気がする。 デメテルにあげたあのチョコレートを、二人で仲良く食べている姿が、遠ざかる]
ここもいない、ってことは……校舎の方に何か用なのかなぁ。 もしかして……まだ人がいたとか?
[立ち止まって一休みして、デメテルと二人、思い出を火葬した場所を見やって。 それからまた、一歩を踏み出した**]
(19) 2014/01/23(Thu) 01時半頃
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あはは。色々呼び寄せちゃうって。 何を呼び寄せるのかも期待しようかな。
[進>>16に笑う。 せめて進の演奏前に、隕石が来てしまわなければ良い。 寧ろ、進の演奏で呼び寄せるのなら良いと思う。]
(20) 2014/01/23(Thu) 01時半頃
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子役って言っても、何年も前のPVだからね。 私より少し小さいくらいの子だと思うよ。
[頷いて>>17。]
ヒーローになりたいって訳じゃなかったの? 男の子なら、ヒーローになりたいって思うのかなって。
立っても座っても良いよ。 その代わり、疲れたら私も座るから。 最近直ぐ息切れるだよ。
[ずっと走り回るほどの体力はない。
話しながら、学校へと向かう。]
(21) 2014/01/23(Thu) 01時半頃
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[店を出て学校へ向かう道へ歩く。 角度が悪いのか、坂之上にあった学校の姿はよく見えない。]
>>20もう何でもこいですよ。霊でも鬼でも。 流石に暴れ電車とか暴れ飛行機とか来られても困りますけど。
[まあ、めーちゃんが来てもいいのだと思う。 そんで僕の曲を聞いてくれればいい。]
(22) 2014/01/23(Thu) 01時半頃
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鬼は見てみたいけど、霊とか怖いね。 本当に来たら、守って欲しいな。
[学校に近付くにつれ、何処からか何かが焼ける臭い。 しかし、それがどこから臭ってくるのかも分からない。
坂の上の学校の様子は見えない。 まさか其処からだとは思いもよらない。]
(23) 2014/01/23(Thu) 02時頃
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>>21どうも僕、ヒーローショーに行きたいってよくせがんでたらしいんですよ。でも行けなくて。そのうち、ヒーローの横に居る子供とかが羨ましくなっちゃって。
[残念ながら、この町にヒーローがやってきたときには既に年月が流れすぎていた。]
でも若いんだしモニカさんもがんばってくださいよー。
[自分が言ったらいやみに聞こえるかもしれないが。]
(24) 2014/01/23(Thu) 02時頃
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