296 ゴールイン・フライデー
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
キャサリンが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、アーサー、マリアンヌ、グスタフ、セイルズ、ウツギ、ヌヴィル、ホレーショー、ルパート、カガ、デリクソンの10名。
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にゃぉん?
[いつも追いかけまわす娘が今日は早寝。 一切れ貰った合鴨のローストは難なく口へ。 美味しいけれどメロメロするには物足りない。]
(0) 2019/05/19(Sun) 07時半頃
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あらあら、アーサー。そう落ち込まないで。 キャサリンの早寝は良いことなのよ。 お客さん達にも自慢しっぱなしだったのは叱らなくちゃいけないけど…
[賄いも抜いて、早く眠って。 そういう若い頃が自分にもあった。 生ハムを巻いたシュパーゲルを齧りながら笑う。]
明日はね、彼氏とデートなんですって。
(1) 2019/05/19(Sun) 07時半頃
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にゃーん…。
[尻尾がクタリと垂れた]
(2) 2019/05/19(Sun) 07時半頃
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[昨晩は柄にもなく飲みすぎた。
いつも土曜日を自堕落に過ごすのは怠惰からだが、今週の土曜は身体が重くて起き上がれなかった。良くない飲み方をした自覚は十分にある。 頭が痛い、関節も痛い。そして心も。]
(3) 2019/05/19(Sun) 14時半頃
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[長居しがちな自身に女主人が勧めてくれたのはアーティチョーク。
シュパーゲルに並ぶメジャーな春野菜だが人気は比べるのも烏滸がましい。なにせ食べるのが面倒くさい上に食べられる場所が少ない。
アーティチョークはレモン汁を垂らして茹でて、ガクをちまちまと剥いで根元を齧る。そうすると一口分の果肉が口腔へ招かれ、豆類にも似た柔らかさと独特の苦味と甘みが拡がる。この繰り返しで芯まで食べてゆくのだ。 腹を満たす為ではない。季節を確認する為のもの。 どこの国にもひとつやふたつは存在する、食べていると無言になる類の食べ物。
そんな初夏の訪れと、白ワイン。 彼を待って味わうには丁度良い晩餐だった。]
(4) 2019/05/19(Sun) 14時半頃
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[その金曜日も賑やかな店内の陽気さから浮いて、壁の染みと変わりなく過ごした。 機嫌の良いウェイトレスや気さくな酔っ払いに声を掛けられることもあるが、自身は人の足元ばかり見ている卑屈な男だ。軽妙な返しが出来る訳もないし、曖昧にはにかむだけ。
下手な話題を振って、不理解に眉を顰められるのが恐い。 一般的ではない返答をして、苦笑されるのが恐い。
昨日のように今日が訪れるのは幸福なこと。 今日のように明日が訪れてほしいのは心からの願望。
出来れば何も変わって欲しくないのだ。 折角覚えたマジョリティらしい思考を、次も正しく更新できるか分からない。]
(5) 2019/05/19(Sun) 14時半頃
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[だから彼が店を訪れた時は頭を殴られたような衝撃と動揺が走った。 思わず顔を上げそうになって、慌ててワインを追加し、冷たくなる指先を誤魔化した。
他人の足元ばかり見てしまう双眸がこんな時は忌々しい。 二杯目のグラスは水のように咽喉へ流し込んだ。 年甲斐無い混乱を酒で酔わせて落ち着かせ、酒気帯びの呼気を吐く。
上手く壁と同化出来ていたかの記憶が曖昧だ。]
(6) 2019/05/19(Sun) 14時半頃
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[願いは届かず、祈りは独り善がりな押し付けでしかない。 そんなことは重々理解していたが、酒に逃げた。
彼の都合も事情も知らないまま胸を痛め。 最後は千鳥足でタヴェルナからも逃げ出した。
本当は自分の弱い心からも逃げてしまいたかったが、其処までの勇気はなかった。ただ、割れそうな頭をベッドに沈めながら、それでも無意味に祈っていたのだ。]
(7) 2019/05/19(Sun) 14時半頃
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[彼の快癒を。]
(8) 2019/05/19(Sun) 14時半頃
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─ Der Appetit kommt beim Essen. ─
[ぐるりと見渡す範囲に探す姿がないことへの溜息なぞきっと、店の活気と看板娘の笑顔にかき消されただろう。
店で過ごす時間は週に一度、一皿ないし二皿と、グラス一杯の酒が無くなるまでと決めていた。 つまらない意地のせいですれ違いを起こす可能性は十分に考えられたが、戒めねば、いつまでも待ってしまう。 毎日のように足を運んでしまうだろう、女々しく未練たらしい性格は30年近く前から自覚している。
シュパーゲルの冷製ポタージュに、トマトとモッツァレラ、バジルを乗せたブルスケッタ。 こんがりとローストし、オリーブオイルと塩胡椒、粉チーズにレモンを数滴纏うシュパーゲルも添えてもらった。そのまま齧るでも、スープに浸すでもいい。]
(9) 2019/05/19(Sun) 18時頃
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[ゆっくり、じっくり。 ひと口、ひと匙を味わうささやかな晩餐。 あの人を待つための時間稼ぎ? いやいや、まさか、そんなの────当たり前だろう。
皿までキンキンに冷えた冷製スープは早々、温くなることもなく、お陰で普段より長い時間、ぐるりと店内を見回すこともできた。
まだまだ働き盛りだろう、いつも清潔で立派な靴を履いている紳士。 お堅そうなスーツに身を包みながら、近しいサイズの胃袋を抱えているのだろう、食欲旺盛な男。 近づけば甘い香りが鼻を擽る、一見気安い雰囲気の伊達男。
ワイングラスを傾ける姿が様になる青年は、そのまま映画のワンシーンに登場してもおかしくなさそうだ。 いつだったか、グラスハープを披露していた男の姿はまだ見えないが、彼ともすれ違いになってしまったのだろうか。
偶にマーケットでも顔を合わせる、柄は悪いが気の良さそうな男が携える杖には、少しだけ眉をひそめた。]
(10) 2019/05/19(Sun) 18時半頃
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[喩え顔ぶれが同じであっても、選ぶ皿が違えば、腰を据える場所が違えばまったく同じ景色になることはない。 万華鏡のようにくる、くると変わる眺めに足りぬ色彩を追ううちに、遂にスープは空となり、ワインも残りあと僅か。
今夜は会えず仕舞いだろうか、それとも先週の夜が最後の逢瀬となるのか。行儀悪く肘をつき、落ちる溜息をまたしても掬ってくれたのは、やや遅れて春の兆しを見せる看板娘。
徐に差し出されるカクテルグラス。 乗せられた薄紅色の氷菓は、恋に浮かれ、はしゃぐ頬の色そのままだが、咄嗟に思い浮かべたのは別の、紅。]**
(11) 2019/05/19(Sun) 18時半頃
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[以前と同じように妹を連れてこればよかった。 話し相手がいる。 ただそれだけで気は紛れるものだ。 友人を誘えばいい? 冗談は顔だけにしておいて欲しい。 もしその友人が惚れてしまったらどうする。 そしてその友人が女性であったなら?
――酷い嫉妬に溺れてしまいそうだった]
(12) 2019/05/19(Sun) 19時頃
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[店内は賑わっている。 生ハムとチーズの燻製をワインで楽しむ。 近くの客が頼むマルガリータピザを横目に 白ワインを混ぜ合わせて運ばれたアペロールは 既にあの人を映し出す鏡となっていた。 ぷりぷりとした海老のオイルマリネは、 仄かにローズマリーと白バルサミコ、タイムの風味。 フィオーレディサーレの香ばしい味が食欲を誘う。
メインのポッロ・ポモドーロは レモンオイルが良いアクセントとなり 添え合わせの茄子とパプリカが色鮮やかに映えさせた。 ニンニクとオリーブオイルの味を吸った 鶏肉も柔らかくトマトとジェノバで作られた ソースが絡み合って兎に角美味い。
胃を満たす食事に舌は踊る。 この瞬間だけは全ての面倒毎から解き放たれる。 恋なんて煩わしくて愚かしい感情に見向きせず 心踊るままワインの煌めく色に夢中になれた]
(13) 2019/05/19(Sun) 19時頃
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[そんなものも、――――全部嘘]
(14) 2019/05/19(Sun) 19時頃
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[嘘。まやかし。幻。全て虚像だ。 確かに美味い。それにこの店の雰囲気は好きだ。 ずっと浸っていたくなる中毒性があった。
だが、違う。その理由はディナーにある食事だけではない。 覗き見たその人。薬指を見て何度も安堵した。
素敵な人だから誰かと婚約していてもおかしくない。 いつも見ていたのは顔だけではなくて、 傍に女性がいるかどうかも気になっていた。 酷く女々しい自分じゃ夢の中でも会いないなど 思っていたとしても臆病風に吹かれて夢想すら困難。
見て欲しいわけじゃない、覚えて欲しいわけじゃない]
(15) 2019/05/19(Sun) 19時頃
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[これも、嘘だって、――……自覚していた]
(16) 2019/05/19(Sun) 19時頃
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[見て欲しいに決まってる。覚えて欲しい。 もっと声を聞いて、もっと近くで顔を見たい。 出来れば触れて、同じ世界で生きてるんだって 指先から伝わる温度を感じてみたい。
金曜の夜の、タヴェルナでの姿しか知らない。 何処で、どんな仕事をしていて、 どんな暮らしをしているのかも。
それが、辛いなんて、年甲斐が無さすぎる。 初めての恋に戸惑うあまり怒りさえこみ上げそうだ。 彼に対しての理不尽な呪いを吐き続けて いっそ、筆を執って残してしまおうか。
そうすれば不純なだけの恋文が売れた時よりも よっぽど、それらしくていいじゃあないか]
(17) 2019/05/19(Sun) 19時頃
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[三十路を超えたおっさんのラブレターが 綺麗事として蔓延る今 実の妹にすら美しい夢を抱かせている実態が こんなにも女々しくてどうしようもないもので きっかけすら掴む勇気もない意気地なしだ。
誰にも打ち明けなど出来ない子どものような感情。 もし、それをあの人に気づかれたらどうする? パリッとしたシャツを着こなしたお堅いあの人じゃ きっと気味悪がられてしまうに決まってる。
言えない。言いたい。言いたい。言いたくない。 話したくない。話したい。聞きたい。聞きたくない。
自嘲気味な口許はそのままに口に運ぶのは ピスタチオのジェラート。 彼の眸と同じ色のデザート]
(18) 2019/05/19(Sun) 19時頃
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[含んで、咀嚼する。 広がる甘さと溶けて消える氷菓。 美味しさに無性に泣きたくなった。 やっぱりティラミスを頼めば良かった。
ああ、でもティラミスもよろしくない。 だって、ティラミスの意味など考えて それを寧ろ彼が知ってしまったその時は 顔を覆って隠れてしまいたくなるから。
それでもそうだな。 もし願いが叶うならただの一度でもいい]
(19) 2019/05/19(Sun) 19時頃
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[星を、眺めてみたい。それから、]
名前を呼ばれてみたい、……な。
[硝子に覆われたあの目を思い出して笑った]**
(20) 2019/05/19(Sun) 19時頃
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休息日もあとX時間のカウントダウン! 月曜に怯えて奥歯を鳴らしている貴方も 行ってQナイトでテンションアゲアゲで行きましょう。 [ ディレクターの指摘もあるが増えた家族との 真新しい交流を思えば先週よりは格別に持ち直せた。 ]
本日紹介するのはこのレター。 ラジオネーム素顔連盟さん 「結婚20年目になりますが 最近妻としょっちゅう口喧嘩しています。 車を増やすなら旧車を中古で売れだとか 外で食事をするなら一日前に言えだとか…。 昔は良い女で気立てもよく溺愛してたのに 今じゃぶくぶく太るばっかりで色気も無いし 結婚すると変わる妻に肩の狭い人生です…。」
(21) 2019/05/19(Sun) 19時半頃
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んもぉ〜〜読んでるだけで可哀想になってくるよ!
でも、きっと同じ事奥さんも思ってるだろうねえ 子供を育ててくれる妻になっても 女として見られたいもんでしょ。 見られてないって感じてるから 体型や服装に意識が向かなくなってるんじゃない? お互いの思い出の場所めぐりしながら そっと手を握って愛を囁く…なんてどうでしょ
歳食ったら可愛くなくなる?女は年齢じゃないよ いつだってあなたの愛情で少女に戻るからね 聴いてるかなあ、素顔連盟さん!
[ 思い切って熱烈なラブソングを流す事にした。 トークを休め5分40秒の曲を流している間 ふと、加齢と共に人は変わるものだと 考えなくても当たり前なことに気がついた。 ]
(22) 2019/05/19(Sun) 19時半頃
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[ あの客にも当然若い時代は存在した筈だ。 ラブソングに浸るような人相には見えないが もしも、そんな時代があったのだとしたら――
惰性で女を引っ掛けて恋も愛もなく抱くだけの くだらない毎日から抜け出せたのだろうか。 あいつのことだけで頭を一杯にして……。 生き方を変えようが転がり落ちるばかりの人生であれ 俺は今幸せだと、胸を張って言えたのだろうか。
肝臓の心配をする歳になってからじゃ あまりに遅い上、この世界には異性愛者が多いだけに あの頃の俺が隣に居たとしても何も変わりはしないだろう ―――― 馬鹿げた嫉妬だ。 ]
(23) 2019/05/19(Sun) 19時半頃
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[ 仕事を終えて帰路につく。
こんな時間に真っ直ぐ帰宅する習慣は何時ぶりだろう 酒で溺れてもう帰ってと肩を叩かれる日課が 家族一号との出会いで、まるきり健全化した。
とはいえ、自分の飯はといえばジャンクフード。 金曜の美食に比べたらカロリーだけしか取れない。
でも、ポテトフライはオニオンリングに差し替えたし アボガドディップ、トマト・ピーマンスライス、 ピクルスの野菜づくしバーガーで この家族の為に、一応は長生きしたい主張はしている。 対するフライデーには離乳食とミルクを与える 一日の摂取目安は50g程度。 朝昼夜と時間を置いて拘束される仕事なだけに 普段は休憩室でごろごろと自分に甘く過ごすが 職場にあわせて徒歩圏内のマンションを選んだお陰で 猫の餌やりの為だけに一時帰宅を決め込んでいる。 ]
(24) 2019/05/19(Sun) 19時半頃
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[ ただいまにおかえりは帰らないけど。 頬ずりしたい存在は餌をくれと鳴いてくれる 新鮮で、落ち着かなくて、なのに優しい日曜日。 ]
なんだ?こっち食いたいって顔してるな。 ダメダメ、お前まだ早いんだって。
[ フライデーは食欲旺盛なのか、対等に立ちたいのか まだカリカリも消化できない年頃ってのに がぶりと葉を立てて歯型に削がれた丸いバンズと 段積みされた野菜のタワーに関心が強く。 ]
いいかフライデー。 お前は俺の家族だから一緒にジジイになるんだ。 変なもん食って死んだりしたら泣くからな?
[ 若人であった頃のあの客を知らない、 知ることが許されるような存在ではない。 だからせめて。 毛色と瞳の色を重ねた猫の一生に寄り添いたい。 ]
(25) 2019/05/19(Sun) 19時半頃
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[ ガキの頃はあちこちをトイレにしただとか 賃貸立ち退きに何万もベットせざるを得ない 壁の傷を日々増やしただとか この腕で抱き、恨み言を囁きながら、 丸っこくカーブした背を撫でてやりたい。
とはいえ早いところ食い切らないと可哀想だ。 食べたいのに食べれないなんて人にも猫にも拷問だから。 がぶっと勢い良く噛み付いたら ずるりとスライストマトだけが引き抜けてしまう。 点々と垂れる赤い染みは血のようで―― 消毒液をかけただけで済ませた顔の傷に触れる。 フライデーに出会った金曜日、やられた傷だ。 触れても、数日経て痛みやしないけれど。
人の手で掬われて捨てられた猫が 傷を負って此処にいるように 「あれ」も誰かがつけたものなら、―― 考えるだけで、胸奥がズキズキする。 ]
(26) 2019/05/19(Sun) 19時半頃
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