人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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ピスティオ! 今日がお前の命日だ!


[ 耳に落ちる囁きに、ぞわりとしたのは仕方ないこと。
 そんな誘われ方をして《こない》わけがない。

 でも――― ]

 その望みは、ちっと叶えられんかもだわ。

 俺は犯したりは出来ん。
 人一倍優しくするし、殴るより罵るより
 甘く囁いて酔わせてたいね。

 とびきり激しくなら、出来る。


 
 
 ――犯すより、もっと酷い目にあわせてあげる。
 
 


 
[ 同時に身体から何かが抜け落ちるような感覚。 ]

 ―――ああ、そうか。

[ どろりとしたものが溶けて、流れていく。
 マークが知った色はきっと

 夜の射干玉(やみ)が払われた、東雲(ほんらい)の瞳の―― ]**
 


【人】 蝋燭職人 フェルゼ


  …………ぁ。

[ ヒューが掲げた右手>>+4:55
 現実ではあり得ない証拠に納得させられたのは同じ。
 頭が冴え渡っていく。
 
 つられたように覗いたせんぱいの姿>>16
 何故だろう。
 たった三文字の言葉>>18に足掻くように
 シーツを掴んだけれど、そこに感覚はなく。 ]

(20) 24kisouth 2018/05/24(Thu) 10時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


  …………まだ、起きたくなかったんだけど、なぁ。

[ 溶けるような声は小さく。
 ずるりと落ちたのは白いシーツ。
 瞬きの後、耳鳴りの煩い重ったるい体を
 迎え入れては眉間に皺を寄せた。 

 それから諦めたように笑った。 ]

  だって、楽しかったから。……困ったな。**

(21) 24kisouth 2018/05/24(Thu) 10時頃

順番に寝て、なんでそれで朝になんだよ。

なんなんだよお前らは、さあ!
勝手にいきなり巻き込んで話もなしに放置されて。



 巻き込まれたのは、全員そうだった。

[静かに届く声に、覚えはあるだろうか
あまり関わりは無いが、式典で発言することの多い生徒会長
教師と同じように聞き流す対象ならば、思い出さないかもしれない。
相手に必要なものは説明だと感じた。]

 僕達は薔薇じゃない。全員、呪われただけ。
 君と同じ学校で過ごしていたただの生徒だ。
 呪いだ、身体を蝕んで、人間の衝動を増幅させられる。
 とても皆に打ち明ける気にさせられるものじゃない。
 だからといって、許せとはいわない。

[純粋な被害者は、こちらではなく彼のように怒る誰か。]



 君に怒りがあるのならば、僕が受け入れよう。
 好きなように扱ってくれて構わない。
 何一つ抵抗はしない。

[遊び一つない真面目な声。
怒る対象を守ろうとする存在のものである以上、どう響くかは分からないが。]

 だけど、薔薇のことは許してくれ。
 あれに害を与えれば、あいつがきっと死ぬだろう。
 一人だけ、おかしい奴が呪われていた。
 薔薇はきっと、あいつには違う呪いをかけた。

 君が誰かを想い怒るように、
 薔薇に捕まえられた存在を、僕は


 ────……あいしているんだ。

[彼が俺達に怒り、思い遣るのは誰なのだろう。]


[話は続く。
何も教えてあげられずにいた相手へ、伝える為に。]


 僕だって寝た中に会いたい人が沢山いる。

 僕は呪われてからずっと、誰にも何もせず
 我慢してきて、やっと終わりが見えた。
 僕は誰一人眠らせてなんていない。

[実のところ、求め続けてはいた。
持ち出すのは狡いのかもしれないが。
この点は、俺一人だけが違う。]



 実のところ、解決方法は僕達にも上手く説明出来ない。

 話を聞いてくれる気があるのならば、
 君とそれについて話したい。

 僕の話を聞いて、君はどう思った?
 素直に言ってくれて構わない。

[長い語りはそこで区切りを迎える。
相手の選択が話し合いでも、もう一方でも。
最後に残った俺は、逃げはしない。]*


[ぶつぶつ言いながらも刻まれた痕は
もとある聖痕を塗り替えていって*]

[苛立ちもあらわに多少乱雑にロビンを抱え
引きずっていると声が響く]


アア?……あ、イアン先輩か。っすよね。

[その声に心当たりがあったのは
壇上で響くものと同じこと
ロビンがその名前を言っていたこと]


だから、巻き込まれたンなら
「巻き込んだやつがいる」ってことだろ。
そいつを殴りたいって思っちゃ悪いのかよ。

……………………。
あっ、はい。
イアン先輩がそいつすげえ好きで庇いたいのは理解したっすよ。

[その熱弁というか予想外に熱すぎる告白に
毒気が抜かれた顔になるが未だ棘は刺さったままで]


とりあえずロビンが寝たんで運んでて、そっち行きます。
ケヴィン先輩もどっかで寝てるはずっす。
俺はちょっとそっちは運べないんで……は、あッ

[休み休みでもロビンの身体はなんとか運べたので
とりあえず野ざらしなのは避けられただろう
医務室の空いているベッドに乗せると
一応メガネは外して枕元に置いた]


上着は自分であとで拾えよ。
今ケヴィン先輩見たら多分手が痛くても殴っちまう。


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ 薔薇の棘の呪い。
 その解き方は分からない。
 眠る℃魔ノ違いがあるのかどうか。
 それでも指はシーツの波に触れた。
 今度こそちゃんとした感覚がある。 

 小さく息を吐いた。
 諦め悪く二度寝を決め込もうとして、
 視界に広がるのは――夜明けの色。 ]

(41) 24kisouth 2018/05/24(Thu) 19時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


  …………明けたんだ。

[ 呟きは存外大きく。
 残念そうなんだがどうなんだか、
 逃げも隠れも出来ない状況>>27>>28
 口角を上げる。 ]

(42) 24kisouth 2018/05/24(Thu) 19時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ これじゃあ、いつもと立場が逆。
 一度、二度も、逃げたからこそ
 今も衝動的に逃げたくはなるが、
 あの時、交わした口約束>>3:162は未だ
 生きている。

 だけどどうも顔が見れない。
 きっとどんな顔をするのか知りたくなかった。
 マークが何故ここにいるのか。
 そこまで考えて、ふと思い付くこと。 ]

(43) 24kisouth 2018/05/24(Thu) 19時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


  …………おはよう、マーク。

[ まずは挨拶しなくては、なんて。
 悠長で暢気過ぎた。
 溶けた射干玉の先に輝く東雲の空。
 手折られることのなかった花が見せた
 夜明けの下で、これ以上に相応しい言葉が
 思い浮かばなかった。 ]

(44) 24kisouth 2018/05/24(Thu) 19時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ 未だ胸に燻る熱の言い訳>>36
 どう答えようか悩んでいる。
 本当ならもっと相応しい言葉があったのではと、
 こっそり心の中で後悔する最中、
 ふと、右手の指>>29を見やった。 ]

  花≠ヘ、どうなったの?

[ 答えがどんなものでもよかった。
 ようやっと上げた顔は窓から差し込む光を見て ]

(45) 24kisouth 2018/05/24(Thu) 19時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


  綺麗な、色だね。

[ たった一言そう呟いて、眸を眇めた。
 その先、他の場所で下された瞼>>38
 未だ知らず。
 吐く息は寝起き特有の重ったるいもの。

 頭の片隅で、傷ついた人も、傷つけた人も等しく
 涙を流せているといい、と。
 ただそれだけを、静かに願った。 ]**

(46) 24kisouth 2018/05/24(Thu) 19時頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

24kisouth 2018/05/24(Thu) 19時頃


[浮かされる熱が想いを焦がさせる
勢いと××に任せて甘ったるく囁いた穢れた誘惑。]


 ……それは、確かに酷い。

[しかし返った言葉と言えば。
……小さく笑った。]


[俺は何も見えない、誰かの夢も覗かない。
何が起きたのかなんて、知る由はないのだが。]


     …………頑張ったね。

[どこかその声が、穏やかに聞こえた気がした。
まるで何かから解放でもされたみたいに。

一時、世界に蓋をするヴェルツを
ふわりと香りが包み込み、囁きが落ちた
残り香のように淡く、優しく。]


── それから ──

 悪くは、無いんだろうね。

[間違いとは思えなかったので、肯定はした。

ヴェルツを巻き込んだ者と認識していなかった
しかし、一人だけが違ったのも事実。
ならば、彼の殴りたい相手かもしれない。
でもそれを身代わりたかった。

ここからは見えない顔、しかし伝わるもの
引かれたような気がして頬を掻く
必死に喋りすぎて、つい。
理解されたのなら状況への悪い影響は無いと、思う。]



 ケヴィンか……、

 君はロビン君に何処で会った?
 ケヴィンの居場所に心当たりは無いかな?

[運ぶのは厳しいなと思った。
体格的にも、居場所を知らないことでも。
自分は机に齧り付いてばかりだ。
しかし出来ないことでも無いだろう
きっと覗いた先にいた後輩であろう、彼よりは。

問いには返ってきたかどうか、まだ動いてはいない。]*


[ おちる。
 瞼を閉じる俺を、清らかな青い世界は拒絶するだろう。
 悪魔に憑かれていた俺を受け入れることはない。
 夜の夢の中に紛れ込むことは、出来ないけれど。

 薄れる意識のなかで。
 やわらかな、言葉が降る()。

 キラ、キラ、キラ。
 まるで《あの時》の木漏れ日みたいだ。 ]


[ ここからの全て押し付けて、眠ってしまうこと。
 そんなことが正しいだなんて、もちろん思ってやしないけど。

 目が覚めていっちゃんを見つけたら。

 同じ言葉を、返そうと思う──── ]**



 お休み。
 君の思う人の傍ならば、きっとよく眠れる。

 君があいつが原因だと言うのなら
 もう本人が眠っている。だから、夜は終わるよ。

[それは最初の対話からは大分あとの声。
何かしていれば、そろそろ落ち着いた頃合い。

納得がいかない様子が返らなければ
無言でも、声が聞こえても、音は途切れて終わり。]


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