173 【突発RP村】夢の通い路
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―書斎―
[扉を幾つか開くと、目的の場所へたどり着く。 大きな本棚が壁の一面に並び、立派な机が置かれた書斎。]
本当になんでもあるのね。
[本棚の端から目的のものを探していく。 本の背に指を滑らせて、ゆっくりと。]
…あった。
[花図鑑。 本を持って席に座ると、調べ物を始めた。]
(27) 2014/04/18(Fri) 19時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2014/04/18(Fri) 19時頃
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[色々な花の写真がそこには並ぶ。 こんな機会でもなければ、図鑑なんて見ることもなかっただろう。 名前が分かれば、それはすぐに見つかった。
ベニバナツメクサ。 別名やら、生息地やら、何科などという情報を見てもどれもピンとは来ないもので。 パタリと本を閉じると嘆息を一つ。]
…勘違いかな。
[このままでは振り出しに戻ってしまう。 何科見落としはないか、思案する。]
(33) 2014/04/18(Fri) 19時半頃
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[花自体に意味はないのか、諦めて部屋を出ようとした時。 どさりと何かが落ちる音。 振り返ると、本棚から一つ本が落ちていた。]
何かしら?
[――花言葉集。 そんなものもあったなと、拾い上げて席で読み始めた。]
(34) 2014/04/18(Fri) 20時頃
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[花言葉なんて様々な解釈があるもので、 よくあるのは愛とか恋とかそういうもの。
ベニバナツメクサも例に漏れずそんな物で、 素朴な愛らしさ、きらめく愛などの文字が並ぶ。
自分には縁のない物だと、さっと目を通して本を閉じようと思った。最後に載っていた花言葉。
『私を思い出して』 その言葉を見た時に、時間が止まった気がした。]
(37) 2014/04/18(Fri) 21時頃
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―記憶の中―
[シロツメクサの花が咲く中、ヴァイオリンを演奏する幼い私。 その傍で歌っていた『誰か』。 歌はあまり上手ではないけれど、楽しげに辺りを包んで。 私も今とは違って笑っていて、楽しそうで。
こんなに楽しい時間を、何故今まで忘れていたのか。 忘れる必要があったのか。 まだ何かが足りない気がした。]
(40) 2014/04/18(Fri) 21時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2014/04/18(Fri) 21時頃
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[頭を抱える。 思い出したものは思っていたものと何かが違って。
もう一つ何か切っ掛けがあれば、 確か中庭が草原になっていただろうか。 部屋を出て歩き出す。]
(44) 2014/04/18(Fri) 21時半頃
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―中庭―
[扉を開けて、中庭へと出る。 先程からコロコロと景色が変わっていたようだけれど、 今は草原のままのようで。
視界には数人の人影が映っただろうか。 目があったなら軽く会釈をしただろう。 その集団から少し離れて立ち止まる。
手にはいつの間にかバイオリンが。 そしてリンダの周りだけ、シロツメクサが咲き始めた。 あの記憶を再現しようと、穏やかな曲を演奏し出す。]
(49) 2014/04/18(Fri) 22時頃
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[演奏を始めてわかったことは、 あの頃の再現は難しいということで。
私が笑わないこと。 そして『誰か』が傍にいないこと。
すぐに演奏を止めて、その場に立ち尽くした。]
(51) 2014/04/18(Fri) 22時半頃
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[手を振られていたように見えたので、また軽くお辞儀を一つ。 どこからか声が聞こえた>>52。]
もったいない? 続けていても仕方がない気がして。
[誰ともない声にそうかえして、空を仰いだ。]
(54) 2014/04/18(Fri) 22時半頃
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あら?
[いつの間にか後ろにいた彼女に驚くも続けて。]
そうね。 大事なものが一つ足りないの。 誰かがそこにいないと。
[取り戻したい何かは、その子自身ではないのだけれど。]
(58) 2014/04/18(Fri) 23時頃
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演奏する意味…?
[確か、最初は誰かに聞かせるためだった。 撫でられる手を拒まずに>>59。]
演奏は、すごく楽しいの。 でも今はそれだけじゃ、足りない気がして。
(62) 2014/04/18(Fri) 23時半頃
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…一つずつ。
[店主の言葉>>63に目を閉じて。]
ここで誰かとこうして、演奏して歌を歌って。
そこで私は、誰かと何かを約束した。
[シロツメクサの花言葉『約束』。]
でもそのときは、ここの花は赤く染まっていた気がして。
[そう言ってまた、演奏を始める。]
(69) 2014/04/18(Fri) 23時半頃
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…素敵なお店ね。
[店主>>71にそう返すと、演奏しながら思い返す。]
――約束した時。
[今までは何故かその時が思い出せなかった。]
白い花が血で染まって……。 その中でもあの子は笑ってた。
[景色が変わる度に、記憶が湧いてくる。]
ベニバナツメクサなんていうのもあるだなんて、 笑えない冗談で。
[足元の花は紅く染まっていっただろう。]
(75) 2014/04/19(Sat) 00時頃
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あの子のことは忘れていたわけじゃない。 思い出さないように抑えていただけで。
[彼女の促し>>77で続きが見えてきた気がして。]
その血は、あの子のものだった。 血を吐きながら笑ってて。
[何故彼女がそういう状態だったのか、そこまでは思い出せず。 目の前に浮かぶ景色から、目を逸らさずに。]
あの子が倒れる間際に、約束をしたの。
[あと一歩。 あと一歩が出てこない。]
(81) 2014/04/19(Sat) 00時半頃
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[彼女に寄せられた体>>82。 あの時のあの子にもこうして寄り添って。]
…忘れてしまった? あの大事なことを。
[そんなはずはない。]
大切な友達だったの。 確かあれは――。
[涙を流す私に、あの子の手が触れて。]
『ずっと笑っていてね、約束。』
[そう、声が聞こえた気がした。]
(88) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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[彼女の言葉に頷きながら>>89。 何故笑わないのか、という問い>>90。]
あの子がいなくなって、あの子のことも忘れてしまって。 それから何故か、笑えなかった。
[店主が離れると、あの子も離れていったような気がした。]
知らないうちに、大切な約束を破ってしまっていたのね。
[あれから10年近くだろうか、うまく笑うことも出来ず。 それでも何とか、店主へ向かって笑みを作ってみせた。]
(96) 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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[景色がまた変わる。 微笑み返して問う店主>>100。]
私の忘れ物は、あの子の最後の言葉。
『ずっと笑っていてね、約束。』
あの大切な、約束の言葉。
[はっきりと店主に答えを返す。 思い出そうとしても思い出せなかったこと。 それを手に入れられた、感謝を込めて。]
(102) 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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もう、忘れられないわ。
[女郎花を受け取りながら>>107そう言って。]
不思議ね、ここに来てから花だらけ。 ありがとう、店主さん。
っと、最後にお名前聞いてもいいかしら?
[何気なく、玄関へと向かう最中に振り返って聞いてみる。]
(111) 2014/04/19(Sat) 02時頃
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ありがとう、ジェニファー。
[名前を聞いて>>112そう言い直し。]
私も大切なものをあまり無くしたくはないけれど、 また会いには来たいわ。
[そう自然に微笑んで、]
彼らのことも、よろしくね。
[言うまでもないだろうけれど、 玄関を出る前にそれだけ告げて。]
それじゃあ、お邪魔しました。
[静かに、元来た道へと歩き出す。]
(114) 2014/04/19(Sat) 02時頃
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―夢の通い路―
[ただ一人、楽しげに歩いて。 辺りは色々な花が咲いて見えた。]
本当に、花だらけ。
[手に持った女郎花を見てから振り返ると、 月見亭の姿は見えなくて。]
お酒、飲めるように慣れておこうかな。
[景色は変わる、淀みなく変わる。 夢が覚める直前なのだろう。
一瞬強い光が見えて――。]
(118) 2014/04/19(Sat) 02時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2014/04/19(Sat) 02時半頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2014/04/19(Sat) 02時半頃
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