276 ─五月、薔薇の木の下で。
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/*待ってマーク180cmってマジ?
お、俺より大きかった衝撃。
(-117) 2018/05/18(Fri) 07時半頃
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[ 一つ、家族のこと。 一つ、音楽のこと。 一つ、寝付きが悪いこと。 一つ、二つ、――三つ、四つ。
真っ赤なペンは血も水のつながりのないのに。 誰に急かされたでもないルール>>198 打ち明けることは互いの秘密が深まる度 少しずつ汚泥に潜むものを曝け出す。
罪の共有が救いのように思えた。 ]
(206) 2018/05/18(Fri) 10時頃
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[ 忘れたいと思っている時点で 記憶に取り憑かれている。 なかったことにしたあの夜>>195 母の血が混ざったこの身を呪いながらも この血が他者を求めてしまう。 どうしようもない性根だ。
ただ彼は偽るのが上手で、 ただ自分は下手くそなだけだった。 ]
(207) 2018/05/18(Fri) 10時頃
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[ 自分から頼んだ約束。 モリスを待たせてはいないだろうか。 そんな事を考えながら差し出したノートの 切れ端についても思考は回る。 土産も鞄の中にあるというのに、
両手で顔を覆ってしまう。 何をしようとした。 繰り返し問いながらも答えから背けて。 ]
…………はぁ。
[ 指に残る香りに鼻を鳴らして俯く。 室内を満たすは静寂。 鍵の掛からぬ扉の傍で座り込んだ。 ]*
(208) 2018/05/18(Fri) 10時頃
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/* 見られてたこと挟むの忘れてた。
(-119) 2018/05/18(Fri) 10時半頃
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/* 退席マークミスしてるぅ……。でも削除したらまた消費しちゃうからぁ……。推敲気をつけねばばばは。
(-120) 2018/05/18(Fri) 10時半頃
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/* メモで偉そうに言ってしまったけどエンカしてない時点で蹴りようがないというか。色々思うけどこれフェルゼが移動した方が良かったかなぁ。
(-121) 2018/05/18(Fri) 10時半頃
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[ 完璧主義者かと思っていた彼の弱み>>220 特に部屋に居たくないことなんか、 「何故?」と理由を問うたことがある。 答えを得られたかどうかは彼次第。
安堵を覚えた。 どれだけの優等生であろうと曝け出されれば 唯の人であることにイアン以上の共感を得た。 味方も欲しかった。だが、共犯者も欲しかった。 ただ、それだけ。 ]
(224) 2018/05/18(Fri) 13時半頃
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[ 怒られるようなことをしても許してくれる、そんな都合のいい。 ]
(225) 2018/05/18(Fri) 13時半頃
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[ 扉の開く音がした>>222 やや億劫に瞬いた瞳は出入り口を見やる。 誰が来たのだろう。 ここを訪れる者の心当たりを探る途中、 紫煙の煙に眉を寄せた。 ]
――――……オスカー。
[ 名を呼んでそれから漂う臭いに唇を引き結ぶ。 唯一として好きではないものを含んでいたのもあったが、 何もかも見すかすような言葉>>223に もしかして見られていたのではないか、と不安になった。 ]
(226) 2018/05/18(Fri) 13時半頃
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別に俺は……何も悪いことなんて、……
[ ぎこちない言葉は簡単に 問われてないことまで弁解しようとする。 嘘をついているのは明白。 息を吐いて、それからのそりと眸を探した。
呼んだのは此方だった。 だが、当初の予定は変わった。 ]
(227) 2018/05/18(Fri) 13時半頃
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君は見たんじゃないの。……眸を見て答えてよ。
[ 視線を合わせない彼の輪郭を見る。 自分でも分からない事に友人を鏡代わりに使うだなんて。 随分とした性格だとは思いながらも尋ねた。 自分を探している者がいるとはまだ知らないまま。 ]**
(228) 2018/05/18(Fri) 13時半頃
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/* どーしよっかな……。
(-131) 2018/05/18(Fri) 13時半頃
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/* 圧倒的pt不足……まとめる能力があまりにない。
(-132) 2018/05/18(Fri) 13時半頃
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/* モリスとも話したいんだけど……というかみんなが許してくれるなら、みんなと話したいんだ……。
(-133) 2018/05/18(Fri) 14時頃
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/* >>229 モリス 明日起こすのは俺なんだぞ、が可愛い。 おかあさん……ふえぇ。
(-134) 2018/05/18(Fri) 14時頃
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/* モリスの文章綺麗だなぁ。好き。マークもオスカーもありがとう。
(-143) 2018/05/18(Fri) 18時半頃
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フェルゼは、ケヴィンのことはかみさまだと一時期思っていた。強ち間違いではない。
2018/05/18(Fri) 20時半頃
フェルゼは、オスカーは、どうして赤色のペンを選んだのだろう。
2018/05/18(Fri) 20時半頃
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[ 彼の苦悩>>230は理解できない。 生まれてこの方悲しい程に自分の存在は 認知して思い知っていたから。 だが、たった一言彼に告げたとも。 ]
君はちゃんと此処にいるよ。 手も脚もある。お化けじゃない。
[ ただ、肯定だけを伝えた。 君が望むなら君の呼ばれたい通りに呼ぶとも。 ]
(246) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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[ それは優しさでもなんでもない。 ただ、世界に弾かれた彼に自分を重ねたからだ。 ]
(247) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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[ 彼と自分は似ている。 そう思ったのは内緒話が増えてから。 だが、今日は違った>>232 ]
なに、――ッ、
[ 触れる指>>233 ちりっと肌を焼くような感覚。 頬が火をついたように赤らんだ。 何故か、なんて理由は明白。
それは自分がマークに触れた時と同じ辿り方だった>>181 ]
(248) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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[ 喉が引き攣って遅れたように肩を震わせた。 悪いことかどうか>>232 自ら口にした言葉は彼の声で流される。 どうしてオスカーがこんな事をするのか 判らない。理解出来ない。 遅れて浮かび上がる困惑羞恥恐怖の中。 ]
(249) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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[ くちびるの柔らかさ>>234を思い出した。 涙の跡が残る赤い目尻も、柔らかい髪も。 薔薇の香りを纏った耳裏も、 指先が知った、唇の、肌のやわらかさ>>235
こくりと唾液を飲み込んで黙り込む。 口を開いた。
何もなかったよ。 そう伝えるために。 ]
(250) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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マークとは、……何も、
[ でも、笑ってしまった。 嘘も偽りも得意ではない事くらい見透かした彼に、 今更すぎる虚勢など必要なく思えて、 乾いた声が、漏れる。 ]
(251) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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なかったら、よかったね。
(252) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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…………欲しいと、思ったよ。
[ 満足か、と告げながら自嘲気味に肩を揺らした。 ]
(253) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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姉さんだけじゃなくて、 腹違いの兄さんの幸せも奪った俺が、 願っちゃいけない事を、一瞬望んだ。
親友を裏切った母さんと同じだ。
[ 窓から差し込む月光。 母と瓜二つの表情で微笑む。 かつて切り取られた一枚の写真と同じもの。
それがまだ手元にあるならば その写真を見た事がある者ならば 永遠を誓った人とよく似た顔をしていた事だろう。 ]**
(254) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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/* 色々と悩んだ結果だけどごめんなさい。胃が痛い。
(-146) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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[ 魔性の言葉だ>>1:266 頷いてはいけないと思っていた。 だが結局、その場で口にしたのは オスカー=@彼の名前だけ。
名前を呼ぶだけで少しだけ 救われるような気がした。 言葉にはしなかったけど。 ]
(298) 2018/05/18(Fri) 23時半頃
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[ 嚥下の動きに凹凸が張る。 問いかけ>>1:268に何も答えない。 囁き声>>1:269だけが頬を擽る。 ]
……オスカーが見てるじゃない。
[ 困ったように笑って黙った。 扉を出る姿>>273に引き止めはしないが その背に続けた。 ]
それでも俺は望まないよ。 言うつもりも、ない。 君の言葉を間違いとは思わないけど、 傷付けたくなんてないし。
(299) 2018/05/18(Fri) 23時半頃
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困らせちゃうだけだから。
[ それだけ告げれば立ち上がり 彼が出ていくのを見送る。 椅子に腰掛けつつ今は何時だろう。
約束を反故にしてしまった事をベネットは怒るだろうか。 今更に考えながらも草木を踏みしめる音>>278は ほんの少し遠く。 ]
全部、気のせい。
[ 呟けば乱れた髪を手櫛で整えて息を吐いた。 ]**
(300) 2018/05/18(Fri) 23時半頃
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