241 線路上の雪燕
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― 三等車両 ―
[動き出した列車。扉から離したサイラスの手は少し汚れている。手に染み付いた油が取れない者もいる。気づかない者もいる。 人の気配、汗の匂い、噎せ返るような密度の車両に、底の磨り減って紐も擦り切れた靴を滑り込ませる。
鞄を抱きしめるようにして、肩を使って人を掻き分ける。 あいている吊り革を探すも、それはどうにも絶望的だった。 遠い壁を目指すか、まだ呼吸のしやすい入り口付近に留まるか]
――…ぅえ、くっせ
[サイラスは詰めていた息を悪態と共に吐き出して、もう一度べたつく扉に手をかけた。二等車両との連結部。暫くはそこに、座り込もうかと。扉は閉めずに開け放す。 雪燕が少しずつ調子をあげていくのがわかった]
(6) 2015/11/29(Sun) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/11/29(Sun) 00時半頃
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/* ところで・・・ とかいのつたやでかりようとおもった夜行列車が・・・まさかのVHSでした・・・ 年末実家かえるまえにかりるかな・・・
(-4) 2015/11/29(Sun) 00時半頃
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/* そしてこの村終わったら詐欺師村たてる茄子は・・・るーかすにときめきがおさえきれない
(-5) 2015/11/29(Sun) 00時半頃
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[開け放した扉が列車の揺れに伴って勝手にしまった。 一度身体をねじ込んだ三等車両。 壁際、隅に座り込んだ小さな影。 視界に入った時は気にも留めなかったそれが、何故か今、サイラスの脳裏によみがえる]
子供? ……だよ、な
[一人旅か、それとも誰かについてきたのか。 小さな影。生きているのか不安になるような、みすぼらしい影。
そんな人影を、サイラスは今まで飽きるくらい見てきた。 救いの手を伸ばしたこともあったが、それは時に生への導きであったが、少なくない数が死への誘いでもあった]
(17) 2015/11/29(Sun) 01時頃
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[その場に座り込んで新聞を広げる。 風にはためく文字は、十分な陽光の中でも酷く読み難いだろうに、意地をはっているのか、それともただの面倒くさがりか。サイラスはそのまま、ゆっくりと記事を読み始めた。
政治の話はわからない。 戦争の話は、少しわかる。 人の生き死にの話は当たり前すぎて興味がわかない。
個人の死と、多数の死は、どっちがより面白いだろう?
ややあってサイラスは新聞を丁寧に折りたたみ鞄に詰め込んだ。続いて盛大にくしゃみをする。 裾の解れた上着は見た目どおりに薄く、あまり身体を守ってはくれないのだ**]
(19) 2015/11/29(Sun) 01時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/11/29(Sun) 01時半頃
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ー 二等車両と三等車両の間 ー
[サイラスは蹲り、鞄に額を押し付けていた。 真白い煙に負けないよう、古い革の匂いを吸い込めば、薄暗い半地下の店内を思い出す。 そうすれば、施しを受けたことも忘れられる。 それを、おとなしく受け入れたことも]
……ん
[サイラスは人の気配に顔をあげる。 およそ三等車両が似合わない、小綺麗な姿。 こんにちは、と言われてもすぐに挨拶は返せなかった。 すぐ脇を通るのをぼんやりと見上げた程度。 踵を返す姿に、好奇心だろう、とただそれだけを考えたのに。 彼女はすぐに戻ってきた。パンと牛乳を手に持って]
(73) 2015/11/29(Sun) 21時半頃
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/* はとなうだげど場所のやつちがうきがするね
(-19) 2015/11/29(Sun) 21時半頃
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まさか
[なんてサイラスの呟きも構わずに、彼女は三等車両に乗り込んで、さっき見かけた少年を連れてきた。 元々知り合い……には見えなかった。 施しか、と考え、そのことにまたサイラスは眉を顰める。
立ち上がり、鼻を鳴らして二人に背を向けた。 足を向けるは二等車両。一等車両の切符を持っているのだから見咎められても問題ない、はずだ**]
(74) 2015/11/29(Sun) 21時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/11/29(Sun) 22時半頃
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― 二等車両 ―
[三等車とは違い、人の気配の少ない廊下が続く二等車両。 サイラスは暫く立ち止まり、鞄を支える手に力を込めて歩き出す。 少しもしないうちに、扉の開く音に続いて、軽い足音――がしない。 ほとんど廊下を塞ぐように歩いていたためか、さっきから妙に視界に残る少年が、今また、サイラスの傍を――股の間を潜り抜けていく]
っと 、おい
[とっさに伸ばした指は少年に届かず、赤毛の少女にぶつかりかけた姿に、唇を曲げて――そこでようやく、一番最初に「施し」を受けた相手を認識した。>>95]
…………
[前へ進むか。後ろへ戻るか。 決めかねてか、サイラスは文字通り、その場に固まった]
(97) 2015/11/29(Sun) 23時頃
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[少年はそのままかけていく。 サイラスよりも、よっぽど一等車両が似合わない影。 その幼さは少年と呼ぶのも本当は少し躊躇われるほどのもの。 かくれんぼ、しているのかもしれない。 背を向けながら、聞こえた話を思い出す。 子供だけで? 本当に?]
……おかげさまで
[子供のことは考えていてもしかたがない。 とりあえずは、と目の前の余裕ある表情を見せるルーカスに、渋面を作って頷いた。 よっぽど、今、一等車両の切符をたたきつけてやろうか、なんて考えがよぎっても、よぎるだけ。実行にはうつさず、そのまま一等車両の方へ足を進める。 固い踵を持たない靴は、大きな足音を立てやしない。 ゆっくり進めば、列車の動きに身体は左右に揺れる]
(108) 2015/11/29(Sun) 23時半頃
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失礼、
[そう言って、ルーカスの傍を通り抜けようとする。 二等車両とはいえ狭い廊下。 荷物があれば、完全に塞ぐことも出来るだろう、と二度目の施しを受けた男の大荷物を思い出す。 サイラスの荷物は、この鞄ひとつ。 財産も、この鞄ひとつだ]
(110) 2015/11/29(Sun) 23時半頃
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