194 花籠遊里
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[近付く宵闇色に、焔は半歩後ずさる。 堪えるのが花としての生き様か。
触れる距離に飲み込まれ、記憶に焼け付いた痕が身体を強張らせた。]
決して、そのような……ッ。
[否定は僅かに悲鳴の音色を帯びる。
淫靡に委ね始めるべきまで張った熱が、怯えに急速に包まれて、混乱する。
笑みは薄れ、侵食する水音に跳ね、首筋への痛みに息を呑み、唾液に濡れた眉根をさらに寄せ。]
(*33) lalan 2014/09/26(Fri) 15時頃
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[男に抱かれる悦びは、全てこの男が己に教えた。
望んでなどいない。 望むはずが無い。
忘れる為に花籠を飛び出したい。
どろどろに熔けきった夜の深さなど。
犯されたいと懇願し悦楽に溺れる感覚など。]
(-319) lalan 2014/09/26(Fri) 15時頃
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……手伝い、など、 花、主様、お、やめください……
[肌に触れる黒い絹さえ冷えて感じる。
別の生き物のような指先に動かされ、熱くなり過ぎた全身が震える。 羞恥と快楽に上がる小さな声が、花主様の耳元へ。
余裕は剥がれ、剥がされて。]
あ、……あっ、駄目です、 花主、さ、まっ、もう……
(*34) lalan 2014/09/26(Fri) 15時頃
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/* ねむい。 しーしゃにあいたうい
はなぬしさまいじめっこ
(-320) lalan 2014/09/26(Fri) 15時頃
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や……ぁっ、あ…… 素直なん、かじゃ……
あぅ、あつくかた、の……が、もう……ッ!
[いやだと頭を振り、蕩けた声を響かせる。 身を震わせ、白に弾けた熱が黒い布地を汚す。
呆けていられたのは僅かな合間。 白濁が垂れたものに触れ、冷えた指先が音を立てる。]
もうし、わけ……ご、ざ、ませ……
(*38) lalan 2014/09/26(Fri) 18時半頃
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[あの日も、息を切らして同じように謝罪した。]
(110) lalan 2014/09/26(Fri) 18時半頃
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[未知に翻弄される恐怖に涙を零し。 教えられる感触に善がって。
初めては、ひたすらに、与えられるものに縋り付く様な夜だった。]
(111) lalan 2014/09/26(Fri) 18時半頃
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[舌を絡ませ、黒に触れ、思い出す。
唾液の甘さ。 受け入れる絶望。 弄ばれる悦び。
抗う感情と堕ちる身体が鬩ぐ。
そして狡猾に、自らに対して理由を差し出すのだ。 "望まれたから従うしかない"のだと。]
(*39) lalan 2014/09/26(Fri) 18時半頃
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[布団の上では決して無い感触の上に腰掛け、おずおずと足を広げる。 恥らいと共にあるもう一つの自分から目を背けながら。]
……丁を、躾けてくださいませ、花主様。
[着物を肌蹴けさせ。 萎えぬ中心を見せるよう腰を浮かせ。
笑みを削ぎ落とすかのように、切なげな貌が媚を吐く。]
(*40) lalan 2014/09/26(Fri) 18時半頃
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/* ニホンゴムズカシイネー! 花主さまがえろい。
さて、これどうしようかな。 終われるのかな。って自分の文章の遅さがあのあれです
(-323) lalan 2014/09/26(Fri) 18時半頃
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/* お、おとしどころ?は、大まかに決まってきてるんだけど! だけど!!
(-324) lalan 2014/09/26(Fri) 18時半頃
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丁助は、櫻子を思う存分もふった
lalan 2014/09/26(Fri) 20時頃
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/* (へくうじを邪魔しないようにすみっこもそもそ) (文章力の無さにうちのめされてるなう)
(-337) lalan 2014/09/26(Fri) 21時頃
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/* によによ。
しーしゃさんこないかなー。 うごうご。
(-344) lalan 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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[身体は花の所業に染まり、抵抗無く細いものを飲み込んだ。
白に濡れた先端は、面白いほどに滑る。 与えられた其れを握り、くちりくちりと淫音を奏で。]
形……を、覚えるよう、に。 ナカ、が、ッ…… きゅうと、なって……
[自らの身体を知る指先が、刺激を求め揺れ動く。 はしたなく、快楽に浸るべく。
嬌声を滲ませながら。]
(*46) lalan 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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っ…… 嫌だ、嫌です、足りません…… このようなものでは、もう。
[満足できぬ身体なのです。
堪え切れずに、根を上げるのは、きっとすぐの事。 再び熱をもたげる雄から、とろりと蜜を滴らせ。
まるで涙のように。
認め、腕を伸ばし、求めたのは、――。]
(*47) lalan 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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花主さ、ま……
[お前は誰も見ていない、と告げた宵闇の声。
繕った仮面の奥で、本心を隠し、傷付かぬようにと笑むばかりで。 そんな己に、誰を愛することが出来ようか。
何を好きになっても、何を嫌いに思っても、苦手に思っても構わない。 感情を否定しない己こそが、嫌われぬようもがくばかりの哀れな枯れ花なのだと。
花籠の外にさえ出ることが出来れば、何もかもを零からやり直せると。
信じていたかったのは、甘すぎた子供のような理想。]
(130) lalan 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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花主、様……ッ。
[本当は理解していた。
理解して、見ない振りをしていた。
花に求めるものが"男を受け入れ悦ぶ事"だったと。 其れを求めてしまうほど、自らが逃れられぬほどに、低俗な花らしくあったこと。
同じ花である者たちを眺め、彼らのような強さに嫉妬していたこと。
"ちょう"のように、生きてみたかったこと。]
(131) lalan 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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花、主、さま。
[造花の振りをして居たかった。
そうでなくては、寂しくて。
"誰に言われず、誰に愛でられず、誰の目にも留まらず"
花は、潰れてしまいそうだったから。]
(132) lalan 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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――…。
[闇に誘われるのは、歪な劣情。 嫌がらせをして縫い止めた、独り善がりの錆びた楔。
飛べぬ沈丁花は蒲公英を夢見、白い蝶と交わしたたった一つの約束は、遥か彼方。*]
(133) lalan 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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[それでも。
もしも。
何時しか、ふわりと舞う一片に為れたなら、 墨色の暁が来たならば、
決して消えてはいない約束の証を握り締め、
傷ついた花を手に取るべく、花町を歩む。]
(-345) lalan 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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[出来れば、" "な、花が良い。
花であることを誇りに思っても、現状に苦しんでいても、逃げ出そうともがく花でも構わない。
何かを諦めた様な、夜の色を受け入れたような、 傷塗れの花を、一輪。*]
(-346) lalan 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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/* 文章難産過ぎたので一区切り。 あんあん。
シーシャさん探しに行きたいけど無理そうだけど決して忘れないし なんか見も心も現状花主様につかまって抜け出せないです。 えろす。
(-348) lalan 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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/* おうじぎゅー。
しあわせに、なれなかったかもしれない。 吹っ切れた感って意味では以前よりしあわせに、なれたかもしれないけど。 ごめんね?
(-349) lalan 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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/* 名前を重ねているうちは、せめてトラウマ相手でも「目には留まる」んだなって気付いたよね。 ずっと別の相手見てるんでしょ?でも見てくれてはいるよね?って気持ちなう。 の、ちょうすけくんなのでしたー。(今日のわんこ風)
へくたがなでた!すごい!やった!
花主様はずるいねえ。 何でも出来るのに歪んでるからねえ。
(-354) lalan 2014/09/26(Fri) 23時頃
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/* えんどでした、っておおおいおうじい
おぼろおかえり、おぼろおかえり。おぼろー
(-361) lalan 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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/* へくたがいじめっこだけどやさしい。 おぼろにもなでてもらった!わーい
おうじはしあわせえんどでしあわせにくらせ、まじで。 しあわせになれよ1!!
(-366) lalan 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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/* ベルサンだー!お疲れ様ですおねむさんおつかれさま!
(-367) lalan 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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/* かんきんけいだんしとは
藤おかえりなのだよー
(-380) lalan 2014/09/27(Sat) 00時頃
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*/ うっこり寝落ちだけは避ける!
シーシャサンきてたー ありがとうたくさんなんだよ、ぎゅうー
(-409) lalan 2014/09/27(Sat) 02時頃
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/*うっこりじゃないうっかり!
変なひねくねちょうすけですが、構っていただきありがとうございました。 みんな綺麗で儚くて切なくてがんぷくさせていただきたしま。 ありがとうございました!
花主さまさいご構ってくれてありがとう
なさんまたどこかでー。
(-410) lalan 2014/09/27(Sat) 02時頃
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