66 【突発】世界滅亡のお知らせ。
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[寄り添う彼女が、しっかりとこちらを見て返す言葉。 つまりそれは、彼女には「さよなら」を言いたい相手がいたということで、それはきっと良い事なんだろう]
その「さよなら」は、ちゃんと、言えたか?
[羨むでもなく、からかうでもなく、ただ静かに問いかける。自分には、そんな相手はいなかった]
(4) 2011/10/02(Sun) 01時頃
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[やりたいこと、を尋ねて。わずかな沈黙を経た後に、降りてきたのは彼女の述懐。 それはどこも歪むことのない、ありふれた一人の少女の、明るい夢の話で。明るければ明るいほど、その後ろに落ちる影は色濃い]
……謝るこたぁねぇさ。 それをお前さんが話したかったんなら、それも「やりたいこと」のひとつだろう。
[彼女が浮かべた、仄かに苦い微笑みに、眉下げた笑み返して緩く首を振る]
俺も、よくわかんねぇな。こうなる前から夢なんざ持ってなかったし、ただただ毎日、「生きたい」「死にたくない」ってそればっかで……。
[そう口にした瞬間、小さな痛みが頭に走って]
(5) 2011/10/02(Sun) 01時頃
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――っ、ぁあ゛っ
[意識を体から引きはがされるような感覚。あまりにも強い力で、裂くように引っ張られる。
ブラックアウト。
力を失くした男の体は、傍らの女に崩れるように倒れかかった]
(6) 2011/10/02(Sun) 01時頃
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[それは今までの幻視とはあまりにも異なっていた。 上も下も、光もなければ闇もない。自分の体もそこにはなく、畢竟、自分という存在の境界すら曖昧で。
ただその場に在るのは、圧倒的にして根源的な畏怖。
恐らくそれは、名をつけるならば「神」なのだろうけれど。 教会が謳うような輝かしい慈愛とは掛離れた、ひたすらにおぞましく巨大な、まったく別の何かだった]
(*0) 2011/10/02(Sun) 01時頃
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[意識を失っていたのは、ものの十分もない、短い間。 けれどその時間を何億倍にも引き延ばしたような、圧倒的な質量の何かが、意識へ無理矢理に注ぎこまれて]
―――っっ、
[意識を取り戻すと同時、引き攣った音が喉奥から漏れる。 夥しい恐怖による錯乱。ただそれは終末を予見した時より深く魂を打ちのめし、体を動かす気力すらも奪い去って]
あ、あ……っ、
[蒼褪めた顔、震える体。 正常に働かぬ思考は、それでも救いを求めるように周囲を探って。
ふと気付くのは、頭に添えられた温もり。 強張った腕で、ただ傍にある温度に遮二無二しがみついた]
(12) 2011/10/02(Sun) 01時半頃
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[怖い夢を見た子どもが母親にするように、けれどそれよりは乱暴に、彼女の細い体を掻き抱く。
髪を梳く手、背を撫ぜる手。生まれてこの方、一度も与えられたことのないもの。 大丈夫かと囁き問う声に、頷きを返すことは未だできずに]
痛くは、ねぇ、けど。
[あぁ、もう、この終わりの裏に潜むものが、あんな莫大なものならば。知らずにいたかった。その存在すら、知らずにいたかった。あれは人間という矮小な存在が知るには大きすぎる]
視える、ってことを、こんなに怖ぇと思ったことはねぇ。
[そう言って、乾いた笑いを発すれば、緩やかに錯乱はおさまっていく。未だ血の気の戻らぬ顔をもたげて、彼女の顔を見上げた]
(14) 2011/10/02(Sun) 02時頃
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[じっとこちらを見つめて、強く問う声。動くことのできないまま、少しの沈黙が落ちる]
この世界を終わらせる、その存在を、視た。 視た、っていうのも正確じゃねぇな。あれは……、人間の感覚なんかで把握するにはでかすぎる何かだった。
[だからそれについてを、うまく言葉にすることができない。ただ自分が言えるのは]
この世界が終っちまうのは、俺たちが何かしたせいでもなく、この世界が悪いわけでもないらしい。 ただそんなのは関係なく、あれはこの世界を終わらせてしまう。
……あのでっけぇ樹が、そのための装置なんだとさ。
[彼女の体を引き寄せたまま、自分が下になるよう体を反転させて。半身を起こすと、遠く巨大樹を見つめた]
(16) 2011/10/02(Sun) 02時半頃
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この世界が終っちまうのは、俺たちが何かしたせいでもなく、この世界が悪いわけでもなくて。 ただの反復運動なんだ。更地にして、種をまいて、育ったら刈り取ってまた更地にして。そういう、反復。
[その仕組みの前には、世界の姿も生きたいという欲求も、ただの瑣末事]
(*1) 2011/10/02(Sun) 02時半頃
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[止めることができるならどんなに良かっただろう。あんなのを視せられた後でさえ自分の「生きたい」と言う欲求はとどまることを知らず、まるでそれだけが自分の根幹のようで。
けれどだからこそわかってしまう。世界の終わりは、止まるものではないということ。 彼女もそれを感じ取っているのだろう。問いかけになり損ねて消えた声に、微かな笑み浮かべて頷いた]
怖いな。すげぇ怖い。 俺は生まれつき生き汚ぇから、どんだけクソッタレな世界でも、生きたくって生きたくってしょうがねぇ。
……けど、それでも避けらんねぇんなら、
[一人じゃないのは、彼女が傍にいるのは、悪くない。 彼女が自分にそうしていたように、片腕を彼女の背にまわした**]
(18) 2011/10/02(Sun) 03時頃
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/*
悪党やって暴れたり女襲ったりする当初の予定はどこへいった**
(-4) 2011/10/02(Sun) 03時頃
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[傍に居たい。そんな風に求められたことなどなかった。 頭に乗せられた帽子と、向けられる微笑み。頬を撫ぜる手に、反射的に目を細める]
寝つけるかわかんねぇけどなぁ。
[彼女の子ども扱いが何故か心地よくて。身を横たえて、目を閉じる。疲弊した体と精神は深く眠りを求めていた。けれどそれと同時に、意識を落とすことに対する拭いきれぬ恐怖も存在する]
……、
[自分の手に、そっと重ねられる温もり。夢と現の混濁した意識の中で、その熱が心の強張りを溶かしていく。温かな色を塗り込めたような闇の中で、静かな声がそっと響く]
(43) 2011/10/02(Sun) 22時頃
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[この時に見たものは、終末に関する幻視ではなかった。 精神の崩壊を防ぐために、一度堰き止められた「情報の理解」。 もつれた形そのままで留め置かれた糸玉のような情報を、ゆるやかに解きほぐしていく]
「あの存在」にとって、世界や俺らなんて何の意味もなくて。 それでも俺らは勝手に自分や世界に意味を見つけようとする。 ……もうすぐ、ぺっしゃんこに折りたたまれちまう世界だってぇのに。
[遠くから、柔らかな声が聞こえる]
なぁ、それでも、幸せだと、意味があると、お前さんは言うのかい?
(*2) 2011/10/02(Sun) 22時半頃
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世界の滅びはとても、自動的で、システマチックで、そしてとても不条理だ。
[それなのに。あぁ、それなのに]
なのになんでそこで生きてる俺らは、こんなに感傷的なんだろうな。
(*3) 2011/10/02(Sun) 22時半頃
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[沈んだ意識がゆるやかに浮上して、かすかに瞼震わせてから目を開ける。
一面に広がる空。ゆらめく光布。
頬に触れた熱の名残を確かめようと手をやれば、かすかに濡れた跡があるのに気付いて愕然とする]
……ん、 おい、
[目を閉じるまで傍に在った気配がない。身を起して、辺りを見回して。残された書き置きに気が付いて、小さく肩を落とす]
どこへ何しに行ったんだかなぁ。
[ぽつりと呟いて。その場に座り込んだ姿勢のまま、ぼんやりと空を*見上げた*]
(46) 2011/10/02(Sun) 22時半頃
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/* ずるいとは思うがメモで思いっきりぶっちゃけた。 ちとさじ加減が難しいよこれ。
皆の雰囲気見てると、ぼかしぼかしで雰囲気に留めるほうがいいような気もするが。けど、皆もしかしたら悪鬼側の設定開示待ちでぼかしてるのかもと思わんでもないし。
(-10) 2011/10/02(Sun) 22時半頃
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もし俺や、……あいつ、以外にも、未来が見える奴がいるんなら。 そいつらも、あの樹に向かって集まっているんだろうか。
[そういえば名前を聞いていなかったと、今更ながら思い出す]
(51) 2011/10/03(Mon) 00時半頃
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[近づく足音に、振り返る。彼女の笑みに、ホッとしたような、それだけじゃないような、複雑な笑み浮かべて]
おう。ちっとは楽になったぜ。 ……どこいってたんだ?
[彼女が何か抱えているのを見て、怪訝そうな表情]
(56) 2011/10/03(Mon) 00時半頃
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そーいえば、しばらく食ってねぇな。食いもんとか。
[受け取った二つの缶詰を、目を丸くしてまじまじと見つめる。自覚すると、急激に腹が減ってくるもので]
世界が終る間際でも、こうして腹って減るもんなのな。
[ポケットからナイフを取り出して缶詰の縁に当て、拾った瓦礫をナイフの柄に打ち付ける。小器用に缶を開けると、中のオイルサーディンを見て口元を綻ばせて]
ほんと、生き物って、死ぬ直前まで生きてんのな。
[魚をひとつつまみあげると、それを口に放って指まで舐めた。そしてその缶を、そのまま彼女に差し出す]
(62) 2011/10/03(Mon) 01時頃
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[差し出した缶詰に、返る言葉。遠慮でもしているのかと思ったが、悲しげな様子がどうにも気になって]
少し、じゃ足りねぇだろ。 お前さんが見つけてきたんだしよ。
[ただ食べろと勧める以上に、彼女の悲しげな様子の理由を問うような。そんな眼差しで]
(64) 2011/10/03(Mon) 01時半頃
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/*
ちと全体的にニコイチ気味だよね今のとこ。 ペラジーやイアンホリー辺りかな、合流できそうなのは。
(-11) 2011/10/03(Mon) 01時半頃
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んだよ、それ……、
[彼女の声に感じる、切実な響き。朗らかな笑みは、かえって先の哀切を際立てるようで。彼女に向ける表情に、いくらかの当惑が混じる]
……腹減ったら、言えよ。次は俺が探してくるから。
[そうして差し出した手を引っ込めて、魚をひとつふたつと口に運ぶ。彼女がこちらを見ているならば、時折そちらを見て、うめえよ、と笑ってみせた]
(66) 2011/10/03(Mon) 02時頃
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[自分が物を食べる様子を見て、嬉しそうに笑う様子に。これでよかったのかもしれないと、思う。小さな引っかかりを、心に残したまま]
ん。ごちそーさん。……さて、
[食料をたいらげて、ふい、と見上げる先。未だ変わらず佇む巨大樹]
行くことに、意味があるかは、わかんねーけど。行くか?
[問いかけて。ゆっくり立ち上がると、彼女に手を差し出した**]
(68) 2011/10/03(Mon) 02時半頃
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願い?
[唐突に向けられた問いに、幾度か目を瞬く]
そう言われると、わかんねぇな。なんとなく、っつーのが一番正直だ。 ただ俺はもう、この世界のどこにも行く宛てがねぇし。それなら訳がわからんまま座して死を待つよりは、向かっていった方がなんぼか気も紛れるだろう。
[一番正確なのは、やっぱり「なんとなく」だけどな、と肩を竦めて]
……そういうお前さんはどうなんだい。 そういう質問する時ってぇのは、同じ質問されたい時って相場が決まってるんだぜ。
[にやりと笑って、握る手の力を強める]
(86) 2011/10/03(Mon) 23時半頃
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ドナルドは、巨大樹に近づくにつれ、遠く、白いフードと、黒く蹲る人影が見えてきた。
2011/10/03(Mon) 23時半頃
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