241 線路上の雪燕
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[――10時17分。発車のベルが鳴り響く。 櫻子のお付きの者は、ついぞ姿を見せることはなかった]
(30) 2015/11/29(Sun) 12時半頃
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― 一等車両・廊下 ―
……どうしましょう。
[櫻子は顔面蒼白であった。 車窓から見えるのは、鈍色のどんよりとした空。 荒涼とした冬景色が彼女の脇を流れていく。 彼女の心の中にも、どんよりとした重く寒い空気が漂い始めていた]
爺や。
[心細く呟いて、その瞳に大粒の涙が湛えられたその時。 彼女の脇を白いフードの青年>>0:178が通り過ぎていった。 慌てて顔を引き締める。涙を必死にこらえた。 見ず知らずの人に、はしたない所を見られるわけにはいくまい]
ごきげんよう。
[そう小さく会釈して。ペラジーとすれ違っただろう。 必死に強がってみせた]
(31) 2015/11/29(Sun) 12時半頃
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[見つかるといいね>>3、と。 優しく言ってくれた。旅先で出会った心優しき友人。 再び彼女の部屋を訪ねて助けを求めることも考えたが]
……ううん。だめ。 キャロを困らせてしまっては。
[ふるふると頭を振った。 あの心優しき赤髪の友人は。 たぶん快く相談に乗ってくれるだろうけれど。 彼女に助けを求めるのは最終手段にしよう、と]
(32) 2015/11/29(Sun) 12時半頃
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[まだ諦めきれずに、爺やを探して廊下に棒立ちしていたその時。 ―――おお>>18、と。背後から低い男性の声が響いた]
……爺や!
[後ろを振り返るが、そこにいたのは。 見知った白髪の老紳士ではなく、見知らぬ黒髪の青年であった。 久々に聞いた母国語に。ひどく安心感を覚えて。 続くあまりにも酷いカタコトに。思わず笑みが零れた]
母国語で大丈夫ですのよ。
[くすくすと笑い声を漏らしながら。 先程までの心細い気持ちは、すっかり消え失せていた]
わたくし、熊野櫻子と申しますの。 こんな所で、同郷の方とお会いできると思いませんでしたわ。
[深々とお辞儀をして見せた]
(33) 2015/11/29(Sun) 12時半頃
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わたくし、お付きの者がいなくなってしまって。 とても困っておりましたの。 同郷の方とお会いできるだなんて、とても心強―――
[流暢に話していた母国語が、急に途切れた。 先程の貴公子然とした西洋の紳士>>26が、こちらを見つめていた。 思わず、吸い寄せられるように見つめ返してしまう]
……あ。
[そうしていたのは、数秒のことだったろう。 すぐに我に返って]
申し。すみません。 白髪の東洋人を列車内で見ませんでしたか。 お付きの者がいなくなってしまって。
[酷く訛りのある言葉で、ルーカスに問いかけるだろう**]
(34) 2015/11/29(Sun) 12時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2015/11/29(Sun) 13時頃
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あら、良いことを聞きましたわ。 ……その車掌さんにお話を伺おうかしら。
[ルーカスの言葉>>37に微笑みを返しつつ。 頭の中で必死に思案している櫻子がいた。 海外行きに同行を許されたお付きの者は、決して無能ではない。 櫻子のように列車内で迷うような人物とは思えなかった。 車掌に聞いてみたところで、芳しい返事が得られないのは。 何となくだが予想がついていた。 それでも、藁にも縋るような気持ちは変わらない]
いいえ、この殿方とは。 ここで初めてお会いしましたのよ。
[返事をしながら。 やはりルーカスをまじまじと見つめてしまうのだった。 なんでわたくしは、この殿方が気になってしまうのでしょう]
(38) 2015/11/29(Sun) 14時頃
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……ごめんなさい。 兄と、どことなく雰囲気が似ていたもので。 先程は失礼いたしましたわ。
[誤魔化すように笑みを浮かべながら]
わたくし、櫻子と申しますの。 そこの部屋を取っておりますわ。
[言いながら、自室を手で示した]
もしも白髪の東洋人を列車の中で見かけることがあったら。 お知らせ願えると嬉しいのだけれど。
[先程キャロライナにしたように、そっと右手を差し出すだろうか。 西洋風の挨拶の仕草。握手。 名乗ったときにするものだと、爺やは確か言っていた**]
(39) 2015/11/29(Sun) 14時頃
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/* あ〜、キャロライナ可愛いんじゃ〜〜〜〜〜。 女の子同士の友情を育みたい! >>32で勝手に友人認定しちゃったけど大丈夫かしら。
(-8) 2015/11/29(Sun) 14時頃
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/* トヨタとはどんな絡みができるっかな〜。 本当にトヨタのカタコト大好きすぎてもう。 トヨタ大好き。
そして何とかしてルーカスの正体に勘付きたい! そういう役回りがしたい!!!
言うだけはタダだからね!!!!
(-9) 2015/11/29(Sun) 14時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2015/11/29(Sun) 14時頃
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/* トヨタの>>16が凄い好き。
>先の戦争の末期、信義に反したのはどちらか
なんかこう。昭和って感じがする(こなみかん) トヨタすごい好き。
(-11) 2015/11/29(Sun) 14時半頃
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ルーカス様、ですのね。 まあ、妹君が。なんて奇遇なのかしら。
[掌を合わせて、櫻子は顔を輝かせた。 この紳士の妹なのだ。さぞかし気品のある方なのだろう。 そんなことを考えながら]
あら、ルーカス様は過保護ですのね。 妹様にもそうしていたのかしら。
[忠告めいた声で囁かれれば>>46。 くすくす、と。冗談めかして返すだろうか。 普段は初対面の人物にそんな返しは絶対にしないのだが。 この紳士には気安く喋ってしまう何かがあった]
(48) 2015/11/29(Sun) 18時半頃
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……あら。
[握手をしてまず覚えたのは、微かな違和感。 上流階級の紳士にしては、角ばった掌>>0:83だった]
従軍経験がおありなのですか? その、掌が。
[櫻子の想像力では、思いつくのはそれぐらいで。 なんとなしに聞いてから、失言だったと口を塞ぐ]
失礼いたしましたわ。忘れてくださいまし。 ルーカス様、どうか良い旅路を。
[深々とお辞儀をして、ルーカスを見送るだろう。 三等車両に何の用があるのだろう、と。珍しく思いながら**]
(49) 2015/11/29(Sun) 18時半頃
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九重豊太様。 ふふ、良いお名前ですね。
[気恥ずかしそうに赤面する九重の姿>>50に微笑む。 なるほど、少なくとも悪い人ではない。好印象を持った。 櫻子は初対面でのこういった己の勘を信用していた]
まあ、お仕事で。 こんな異国の地まで遥々と。 さぞかし優秀な方なのでしょうね……。
[世辞ではなく、心からの賛辞であった。 才能に秀でた者でなければ、かの地での仕事は任されまい]
ん。なんでしょう?
[失礼ながら―――>>50、と言いかけた九重の言葉の先は。 ついぞ続くことがない]
(64) 2015/11/29(Sun) 21時頃
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本場の紳士、ですか。 ……そうですわね。
[九重の言葉>>52に頷きながらも、なぜか疑念が頭をもたげた。 微かな違和感が、頭の中にこびりついていた]
九重様も、あの殿方に負けず紳士的でございますわ。
[ふふ、と気を取り直して上品に微笑むだろう]
本当にお心遣いありがたいですわ。 九重様……その……。
[力になれそうなことがあれば>>52、と。 部屋番号まで教えてくれた九重に対して。 こちらも何らかの誠意を示したかった]
(65) 2015/11/29(Sun) 21時頃
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宜しかったら、受け取ってくださいまし。
[手元のポーチから、連絡先の書かれた紙を取り出して。 そっと名刺代わりに九重に差し出すだろう。 今の自分にできることはそれくらいしかない]
本国でご連絡をくだされば。 何らかのお力添えができるかと思います。
[ここでは自分は只の小娘であったが。 故国に帰ればそれなりの融通は利かせられる立場であった**]
(66) 2015/11/29(Sun) 21時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2015/11/29(Sun) 21時頃
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……運輸通信省。
[名刺に書かれた所属>>75に、思わず目を細めた。 なるほど。役人らしき生真面目さと誠実さを持ち合わせた御仁だ]
あら。お上手ですこと。
[軽口を叩く九重に、思わず微笑んだ。 櫻子は経験上知っていた。 このような御仁は総じて役人の世界では出世していく]
まあ、それは物騒ですわね。
[切符を盗まれた>>79、との言葉に目を丸くした。 やはりかの地の治安はあまり良くないらしい]
ええ、そうさせていただきますわ。 次の駅は、……ニズでしたわね。
[連絡が取れればいいのだけれど、と。九重の提案に頷くだろう]
(83) 2015/11/29(Sun) 22時半頃
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色々とお心遣い感謝いたしますわ。
[同郷の者と喋り、ある程度の指針もできたところで。 少しだけ心に余裕が出てきた。九重に上品な笑みを浮かべる]
まあ、それは失礼いたしましたわ。 九重様もこのような遠い異国で。 さぞかしお仕事のご苦労も多いことでしょう。
[食堂車で仕事をしなければとの旨>>82を伝えられ、頷く。 戦災の記憶が色濃く残る今。 東洋人である九重が、 この地の仕事で苦労していることは想像に難くない]
(87) 2015/11/29(Sun) 22時半頃
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ええ、道中は長いですし。 ぜひお話を伺いたいですわ。
[不器用なお茶の誘いに、少しだけ苦笑する。 それから、少しだけ不安そうな顔をして]
なにかあったときは、頼らせてくださいましね?
[恐る恐る、上目遣いに九重を見つめた後。 わたくしも車掌を探さなければ、と一礼した。 そのまま二等車両へ向かおうとするだろう**]
(88) 2015/11/29(Sun) 22時半頃
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/* あっ、すっごい読み間違えてた!!!!! トヨタさんごめんなさい!!!!!!!! 食堂車でのお仕事じゃなくて、食堂車の報告書ね!!!
あーあー……。余裕がないとこれだよーーー。 本当にごめんなさい。でもトヨタさん大好き。
もーーー、同郷の年上の殿方とかきゅんきゅんしますわぁ。
(-25) 2015/11/29(Sun) 23時半頃
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/* そしてルーカスにめっちゃ警戒されててわろたw んー、美味しいなあ。ルーカスさんとどう絡もうかしらん。
(-26) 2015/11/29(Sun) 23時半頃
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