205 Fluch〜禁忌の恋愛村〜
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……ふうっ。
[そうして購入した本はしっかりと鞄の奥に。 念のためにブックカバーを別の本のものに変えるという用意周到ぶり。]
そうだ、今日は遠出してみるんだった。 商店街はこっちだったかな?
[店から出た後、そう独りごちる。 冷えた指先を吐息で温めながら、商店街の方へと*歩き出した*]
(152) 2014/12/02(Tue) 01時半頃
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―路地の片隅・クシャミのお店―
[本屋さんからしばらく歩いて、とある路地の片隅。 >>182お使いを果たすべく例のお店へ来たのでした。 見た目は普通の喫茶店ぽいけれど、相変わらず怪しい雰囲気。]
んー……?
[窓から中を覗きこんでみる。 やっぱり何が置いてあるかよく分からない。]
ごめんくださーい。
[あんまりジロジロ見るのも良くないので、お店の中へ。]
(220) 2014/12/02(Tue) 21時半頃
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/* 慣れてないと目が滑るのは分かる。 私もお兄ちゃん以外の人のログは流し読みしかしてないし、関わりを持ってから初めて抽出して詳しく読む感じ。
人との関係性?時間軸? こまけぇこたぁいいんだよ!(
(-50) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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/* お兄ちゃんほんと優しい
(-53) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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あ、えーっと……。
[>>247店に入れば店主さんらしき人から声をかけられる。 不思議な佇まいの、店主さんか店員さんだろうか。 こういった雰囲気の所には入ったことがなかったから、本当に入って大丈夫だったのかなあって、ちょっぴり不安になったけれど。]
はい、お兄ちゃ……じゃなくって。 チアキの妹の、メアリーです。
[お兄ちゃんの名前を聞けば、ぱあっと明るく笑顔を見せた。]
お兄ちゃんからのお使いで、 代わりに本を受け取るようにって……。
[きょろきょろと、物珍しそうに見回しながら。]
(255) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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え、いいんですか?
[>>265店主さんからの申し出に、 そんなお世話になっていいのかなって思いはしたけど。]
それじゃあ、お言葉に甘えさせて貰いますね。
[歩き疲れには逆らえなくって。 すとん、と空いている椅子に座った。]
ふうっ……。
[マフラーを外せば、疲れたような表情が隠せない。 たかだか家から商店街までで歩き疲れるなんて、って自分でも思う。 ちょっと情けないかも。]
(274) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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えっと、それじゃあ……。 ホットコーヒーの、ミルクとお砂糖多めで!
[>>284今日はなんだかコーヒーな気分。 ホットなのは言うまでもなく寒さのせい。]
あはは……。 ふだん本を読んでばっかりで、あんまり運動してなくって。
[どこか情けなさそうに苦笑い。 彼の言葉通り、私にとってはもう大冒険みたいなもの。]
(291) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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/* お兄ちゃんモテモテだー羨ましい 私の今までのロール的に、お兄ちゃんに矢印向けるか同性の子に行くかのどっちかしかないんだよね。誰にとは言ってないけど「本心」って言っちゃってるから。
(-59) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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はい、本は自分の世界を広げてくれます。 それに本を呼んでいる間は、自分の知っている世界ではなく、 違う世界に入り込んだような気分にもなって。 登場人物のひとりひとりが――……
[>>294にこにこ、ちょっと興奮したように喋り出す。]
――あっ、ごめんなさい。 一方的に喋っちゃって……。
[本のことになると我を忘れそうになるのが悪い癖。 どんな本を読むかと聞かれれば、 彼が本屋から情報を得ているとは知る由もなく。 まさか禁書が好きなんて言えるわけがない。]
えーっと、恋愛小説とかですね。 私はまだ恋愛したことありませんけれど……。
(302) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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ミステリ、SFですか。 私はあんまり読まないけれど……。
[>>300彼が読む本を聞いて。 それほど興味のあるジャンルではなかったけれど。]
たしかに、そうですね。 もしもこの世に天使族しかいなければ、 悪魔や人間なんてファンタジーの存在かもしれません。 逆もまた然り、です。
[ふと、そんな世界に想いを馳せてみる。 それは私達の世界よりも幸せな世界なのだろうか。]
(304) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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[>>306置かれたホットコーヒーを両手で包み込んで、温まる。]
人間にちょっとしたオマケが……?
[聞いたことのない言葉に、驚きの目を向ける。 今まで一度だってそんな風に考えたことはなかった。 "人間は天使と悪魔の中間にいる半端者"と、 そう言われてきたし、そう思ってきたから。]
――そうだったら、いいんですけどね。
[どこか諦観したような言葉を、ぽつり零す。 その言葉をかき消すようにコーヒーに口をつけた。ああ、熱い。]
(310) 2014/12/03(Wed) 01時半頃
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[>>312恋愛をしたことがないというのは、ちょっとだけ嘘。 片思いならしたことがある。それはさておき――]
発現前の恋人同士が、発現したら禁忌となる相手同士だったとか。 もしもそうなったら――大変ですもんね。
[事故・天災というのはちょっとよく分からなかったけれど。 私の知っている限り、発現前に恋人を作る人は少ない。]
ま、まあ確かに服を買い換える必要がないのは楽ですけど……。
[>>317彼の話を聞いていて、変わった発想のする人だと思った。 そして同時に、私が天使や悪魔、人間といった枠組みにどれほど囚われているのかを実感させられた気がした。 禁忌・背徳に惹かておきながら、本当は常識から抜け出せていない。 いや、もしかしたら、だからこそ禁書を求めていたのだろうか。]
(322) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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あっ、き、気にしないでください。 いろんなお話が聞けて、とても楽しいですし。
[>>319ハッとしている彼をフォローするかのように。 自分も一瞬物思いに耽っていたから、お互い様かもしれない。]
店主さんも、猫舌なんですか。 ふふっ、そのパーカー、やっぱり猫だったんですね。
[揺れる猫耳にくすりと笑って、コーヒーに再び口をつける。 今度はぬるくて丁度よかった**]
(323) 2014/12/03(Wed) 02時半頃
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/* せつない!とってもせつない! ヾ(:3ノシヾ)ノシ じたばた
(-73) 2014/12/03(Wed) 17時頃
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/* んん?お兄ちゃんに頼まれた本を勝手に読むようなことはしないと思うんだけど……。
(-74) 2014/12/03(Wed) 17時頃
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/* あ、落丁や間違いがないかを見たけど、難しくてよく分からない内容の本だったことにすればいっか。
私はよっぽどじゃない限り確定カモンな人だからねー。
(-75) 2014/12/03(Wed) 17時半頃
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[>>360>>362店主さんの喋る言葉に耳を傾ける。 その中の彼が口にした、『チアキは強がっている』という言葉。 それは、本当は私も気づいていたことで。 けれど、どこかで目をそらしていたことでもある。
お兄ちゃんの笑顔なら何度でも思い出せる。 じゃあ、泣いた顔は?怒った顔は?悲しんだ顔は? ……思い出せなかった、ほとんど。
そうやってお兄ちゃんの優しい笑顔に守られているのに 私は一度だって、お兄ちゃんの為に何かをしてあげられただろうか。
ただただ子供のように甘えてばっかりいて、 ――私は、重荷になっているんじゃないかな。]
(365) 2014/12/03(Wed) 18時頃
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[そんな思いを全て飲み込むかのように、 手に持っていたコーヒーを一気に飲み干す。]
はい、私にとっては誰よりも大切な……お兄ちゃんです。
[そう話した時、無意識のうちに頬を赤く染めていたのは 温かい飲み物をを飲んだせいか、それとも――。]
(366) 2014/12/03(Wed) 18時頃
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[その後、引き受けた本に間違いがないか、本をぱらぱらと捲って簡単に確認していた。 ひとの本を勝手に読むのはどうかと思うし、詳しくは見なかったけど。]
んんー……?
[表紙を食い入るように見てみるが、何の本なのかよく分からない。 難しい本なのだろうか。]
って、あっ!すいません。 お話、ありがとうございました。
[>>363声をかけられて、はっと我に返る。 マフラーを巻き直してコートを着て、支度を整えて。]
えっ……!? あ、はい。 また機会があったら、来ますね。
[店を出る間際、禁書の取り扱いもしていると言われれば驚いて。 なんで知っているんだろうと首を傾げながら、寒空の下へ。]
(367) 2014/12/03(Wed) 18時頃
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―店の外―
[店中と外との温度差のせいか、すごく寒く感じられる。 はーっと息を吐いてみれば、白い靄。]
……帰りに、お夕飯の材料を買っておかなきゃね。 何を作るかは、まだ決めてないけど。
[そう歩き出しながら、頭の中で店での話を反芻する。
――もしも、もしも、私の存在がお兄ちゃんを縛っているのなら。 私のことなんて気にしないで、お兄ちゃんがしたいようにして欲しい。 それが、私の願いだった*]
(368) 2014/12/03(Wed) 18時頃
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/* メアリー脳内 「お兄ちゃんの枷になるのは嫌だけどお兄ちゃんに甘えたい」 「働いて一人暮らしして兄離れしたいけどお兄ちゃんと一緒にいたい」 「常識的に考えてダメだけどお兄ちゃんにLOVEって言いたい」 「もーどうすればいいのー!!!(ごろんごろん」 って葛藤してる感じなのです。
(-79) 2014/12/03(Wed) 18時頃
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―商店街―
[商店街をとことこ、お夕飯は何にしようか考えながら。]
……あ。
[>>370遠くに見える誰かの後ろ姿。 見間違えることもないような、白い姿。]
やっほ、カリュちゃん。 そっちもお買い物?
[早足に駆け寄って、友達に挨拶を。]
(372) 2014/12/03(Wed) 19時頃
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うん、久し振りだね。 元気だった?
[>>373浮世離れしたような、不思議な雰囲気を持つお友達。 メーちゃんという呼ばれ方も、羊っぽくてちょっと気に入っていた。]
……悩んでるの? 私みたいに、お夕飯の献立で悩んでるとか?
[首を傾げて。]
(374) 2014/12/03(Wed) 19時半頃
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そっか、それならよかった。
[にっこり笑顔を向ける。 具体的に病気があるのかは知らないけど、彼女があまり体の強いほうじゃないことくらいは分かっていた。]
お姉ちゃん……ジリアさん、だったっけ? お祝いにもらって嬉しいものかあ、うーん。
[私なら、本を貰ったら嬉しいけれど。 きっとそういうことじゃない。]
気持ちの篭った物なら、なんだって嬉しいんじゃないかな?
[言ってて、答えになってないとは自分でも分かってた。]
(376) 2014/12/03(Wed) 20時頃
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[>>379まあ、次にはこう聞かれるよね、と予想はしてた。うん。]
じゃあ、手作りのものをプレゼントするとかどうかな。 ちょうどこれから寒い時期だし、マフラーとか手袋とか。
[そう言って、私が首に巻いているマフラーをひらひらと。 毛糸くらいなら、すぐに売っているのが見つかることだろう。]
いくつかあっても困らないものだし、いいと思うんだけど……。
(382) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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毛糸とか裁縫具なら、すぐそこの雑貨屋かな。 あっ、あと……。
[雑貨屋のある方を指さす。 滅多に来ない商店街だけど、どんなお店あるかは覚えている。]
路地をずっといった所に、喫茶店みたいな何でも屋さんがあるんだ。 そこでも、いい毛糸とか手に入るかも。
[ちょうど先ほど訪れたクシャミさんのお店を紹介してみる。 ちょっとアヤシイ雰囲気のお店だから、入りづらいかもしれないけれど。]
(397) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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[>>401何でも屋さんの方と聞けば、くすりと笑みを零す。 怪しげなお店と聞いて気になる気持ちは、とてもよくわかる。]
それじゃあ、案内するよ。 見た目はちょっぴり怪しいけど、いいお店だよ。
[くるりとUターンして、いま来た道を戻る方へ。]
そうだ、今日のお夕飯なににしたらいいと思う? どうにも思い浮かばなくって……。
[そんな会話を交わしながら、彼女を店の前で案内したことだろう。]
(405) 2014/12/03(Wed) 22時頃
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ふむふむ、スープかあ。 昨日、シチューを作った時のじゃがいもが余ってるから、 ポタージュスープとか出来るかな?
[温まるのには丁度いいかもしれない。 それに、あともう一、二品くらいあれば大丈夫だろうか。]
うん、お店にはいろいろ珍しいものもあったよ。 他にも、お願いしたら貴重なものとか取り寄せてくれるって。
[禁書があったとはさすがに言えないけれど。 ぱっと店内を見渡しただけでも色んな物があったと思い出して。]
あ、そろそろかな。
[そうやって話していれば、件の店に到着しただろうか。]
(417) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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/* 匿名メモが無いのを忘れてた。 あんまり議事には来ないから(汗
(-90) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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/* お店に入ってもいいのに…って思ってたら、そっか。 いまクシャミさんいないから勝手に行けないのか。ごめんねカリュちゃん。
そしてお兄ちゃんこれはブッキングするかな?
(-97) 2014/12/03(Wed) 23時半頃
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