215 【誰歓】エンドローグ
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/* 臨也さんとの回想投げたけど色々おかしかったら無視してもらっても…
(-121) ふゆのひと 2015/02/10(Tue) 00時半頃
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/* 「仮面の」怪人 って完全に抜けてるすみません‥‥ ぶっちゃけると見たことあるオペラ座の怪人に臨也さんが関わってた設定にしてみました。
そして頭回ってないのでおやすみなさい‥‥
(-123) ふゆのひと 2015/02/10(Tue) 00時半頃
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/* (着席) 臨也君回想ありがとう! それから色々お返事書き貯めてるので少し潜るね(箱が無い)
(-143) ふゆのひと 2015/02/10(Tue) 21時頃
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[自己紹介をして欲しい>>55。今更のような言葉から、初めて彼等と顔を合わせた時のことを思い出す。 そう、彼等に告げたのは、寧斗という名前、それから仕事だけだった。
彼等の事を信用していなかった訳じゃない。 あくまで、この格好で―ピエロとして接するだけなのなら、それだけで事足りる。そう思っていたから。
けれど、場違いなピエロに対しても真摯に接してくれた彼等に対して、奇妙な仲間意識のようなものを抱いたのは事実だ。 彼等なら、或いは――。そんな淡い期待を僅かに抱く。 それに、自分たちはここに閉じ込められているのだ。遅かれ早かれ、分かってしまう事だろう。
彼女からの言葉には、小さく頷く。仮面の下に、意を決したような表情を浮かべて]
(72) ふゆのひと 2015/02/10(Tue) 22時半頃
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えぇと、少し……いや、かなり見苦しいけれど、ごめんね。
[謝罪をひとつした後、恐る恐る、仮面に手をかけ、外す。
露になった素顔は、元々はそれなりに端正なものだったのだろう。 しかし、それを覆い隠すような、爛れた痕が酷く痛々しい。 反応を伺うことはせずに、此方に視線が向けられていたならば、小さく苦笑する。引き攣った頬に走る痛みにはもう慣れた]
あー、ご覧の通り。 昔、怪我をしてしまってね。
食事以外の時に外すつもりはないから、気にしないでもらえると嬉しいな。 難しいかもしれないけれどね。
[自己紹介というより、事故(に会った)紹介になってしまったが、そんなことを気にする余裕はない。 えぇと、とか、その、とかしどろもどろになった後、視線をテーブルへと落とし、仮面を机に置いて、代わりにスプーンを手に取った]
(73) ふゆのひと 2015/02/10(Tue) 22時半頃
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……それじゃあ、いただきます。
[手を合わせた後、俯いた顔をカレーの皿へと向ける。 彼等の目を見るのが、酷く恐ろしい。そう思った。
その視線が、軽蔑や失望に満ちたものだったとしたなら、自分は――。 火傷の名残、薄い皮膚となった頬を撫でる外気が酷く冷たい気がした]
(74) ふゆのひと 2015/02/10(Tue) 22時半頃
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/* はぎ取られる前に脱いでみた。 そしてカレーが既によそわれてた設定になってたので齟齬あったら適当に見逃してください‥‥
(-153) ふゆのひと 2015/02/10(Tue) 22時半頃
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[ひ、と息を呑んだのは誰だったか>>75。 カレーを掬う手が止まる。 まぁ、当然の反応だろう。こんなものを見れば、誰だって驚くはずだ。
それでも。 頬を引きつらせ、声を震わせながらも、自分の正面に腰掛ける少年>>75。 そして、さも当然と言ったふうに隣の席へ腰を下ろした少女>>77。
逃げ出すどころか、自分を囲む様に席を取り、食事を始めた彼らの様子には戸惑いを隠せない。というか、なんだろう。照れくさい。耳がやけに熱い気がする。
俯きながらも、2人の様子をちらりと伺っていれば、更に思いがけない言葉が降ってきた>>79]
(89) ふゆのひと 2015/02/11(Wed) 19時頃
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え、えぇ、あ、ありがとう……?
[素っ頓狂な声を上げつつ、頭を小さく下げる。 格好いい、なんて言われたのはいつ以来だろうか。少なくとも、傷を負ってから言われたことなんて一度もないだろう。 自分の顔に向けられるのは、嫌悪や不快感、良くても同情といった、負の感情ばかりだったから。
お世辞だろうとは思う。それでも、恐れるような素振りも無く、此方へ歩み寄ってくる彼女の様子だけで、酷く救われたような気さえした]
(90) ふゆのひと 2015/02/11(Wed) 19時頃
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[そうして、唐突に後ろを振り向いた彼女。その視線の先にいたのは、見覚えのある男>>82。 顔には覚えがあったから、院の何処かですれ違った程度の知り合いだろうと思っていた。 それ以上、深く思い出そうとする事はなかったけれど、漸く気付いた。
そう、見覚えがあるなんて程度じゃない。 人を楽しませるための自分の武器。そのルーツの1つである、舞台の上の仮面の怪人。 彼こそまさにその人だったのだ。
舞台に誘ってくれた彼には、本当に感謝をしている。例え歌劇の世界と言えど、醜い怪人にも輝く術がある。それを教えてくれた人なのだから]
(91) ふゆのひと 2015/02/11(Wed) 19時頃
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……ありがとう、ございます。 その、あの時も、本当に。
[彼が覚えているかは分からない。が、やや俯きながらも、臨也に向かって頭を下げた。それ以上は言葉に成らず、飛び出そうになった嗚咽と涙を押し込むように、多めによそられたカレーを思いきり頬張っただろう]
(92) ふゆのひと 2015/02/11(Wed) 19時頃
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[まぁ、それでも、やはり不快な顔には変わりないというのはよく分かっている。 少し離れた席に座る少年と目が合った気がした>>83。 その顔はやけに青白い。やはり、見ていて気分の良いものではないのだから、当たり前の反応だろう。そう思った。
多めによそられたカレーを勢いよく押し込めば、最後の一口とほぼ同時に、仮面で再び自身の顔を覆う。
あんなに暖かい言葉をかけられても、やはり、自分の顔を晒すのに抵抗を覚えてしまう自分がいて、少々情けない気持ちもある。 仮面の下で頬を濡らした何かには、自分でも気付かない振りをした]
(93) ふゆのひと 2015/02/11(Wed) 19時頃
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―現在―
そうだね。玄関は開きそうにない。 鍵もかかってないのに、壁みたいにびくともしなかったよ。
[エミに同意を求められれば>>87、頷いて肯定を返す。 まるで空間に固定されていたあの扉を開く術なんて、まるで思いつかない]
他の扉を探してみるべきかな。 案外、他はアッサリと開くかもしれないしね。
[自分でも、その可能性は薄いと思う。けれど、手段を探す事を辞める気はなかった]
(94) ふゆのひと 2015/02/11(Wed) 19時頃
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[確かに、この場所は暖かい。素顔を晒しても、嫌悪を顕にする人間は多くない。
けれど、酷く寂しい場所だ。 ここは、自分の為の場所じゃない。そう思う。
醜い怪人であろうと、人を笑顔にする事が出来る。 そのための舞台は、きっと、この建物の外。 現実の中の『夢の国』だ**]
(95) ふゆのひと 2015/02/11(Wed) 19時頃
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/* 連投すみません!皆さん優しいありがとうございます…! 瑞希ちゃんマジ男前(褒めてる)
(-185) ふゆのひと 2015/02/11(Wed) 19時頃
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え、
[――ホールに、出口がある。 少女は、弱々しい、小さな声だったけれど、確かにそう言った。>>@6
まさか、あんな頑強な扉が何もしていないのに開くはずがない。 そう思う反面、彼女の言う事を疑う気にもなれなかった。 それはきっと、寂しげな様子と、言葉尻にあった確信めいた響きがそう感じさせるのだろう。
そして、追い討ちをかけるような男の言葉。 扉は開いている>>100というそれに、思わずホールの方――廊下へ視線を向けた、その時――
少女が、駆け出す。>>@9。 反射的にがたりと席を立てば、同じように駆け出す隣の席の少女>>102 その少し後ろを追うようにして、食堂を飛び出しただろうか**]
(103) ふゆのひと 2015/02/12(Thu) 00時半頃
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/* 全力ダッシュかましつつおやすみなさい‥‥ 適当に動かしてもらったり捕まえたりしてもらっても大丈夫です。
(-196) ふゆのひと 2015/02/12(Thu) 00時半頃
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/* あおいちゃんにすごく後ろ髪引かれてる‥‥
ちょっと早いけど離脱するので、朝になったら顔出すねー**
(-234) ふゆのひと 2015/02/12(Thu) 23時頃
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―ホール―
[少女達を追ってたどり着いた先は、数刻前までいたその場所だった。 先程までと違うのは1点だけ。しかし、それはとても大きな相違点だった。
――玄関が、開いている。
あれほどまでに頑なに開こうとしなかったあの扉が、ぽっかりと口を開けている。 それに目を瞠らずには居られなかった。
まるで、雪が積もっているかのように、扉の先は真っ白だ。冷気すら感じられる気がする。 それでも、何となく理解出来た。 ここを潜れば、出られる、と。
そして、同時に察する。 出ない事も可能であると。その末は――]
(139) ふゆのひと 2015/02/13(Fri) 00時半頃
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[首を振って、頭を過った仮説を追い出す。
出ない、という選択肢は自分の中にはない。 確かに、この傷を背負って生きる道は、苦しくて辛いものだ。 しかし、醜い怪人でも誰かを笑顔にすることも出来る。
ここに来た時に出会った者達の様子を思い出す。手品で取り出した花を渡した時のこと。 驚いたように目を見開いた後に、ふっと笑顔になってくれた様子なんて、何よりも嬉しかった。 これからも、彼らのような子供に夢を見させてあげたい。そう思うのだ。
彼らの事情は殆ど分からない。 けれど、未来ある彼らの夢が消えてしまうなんて、潰えてしまうなんて、余りにも勿体無い。そう思う]
(140) ふゆのひと 2015/02/13(Fri) 01時頃
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……君は。 いや、君達は、後悔しないのかい?しなかったのかい?
[帰らないと叫んだエミ>>133や、それから外に出られると分かっても、顔色を変えすらしなかった者達へ。 最後の過去形の言葉は、何処か寂しげな様子のあおい>>@13に向けて。 残酷だろうとは自分でも思う。けれど、聞かずには居られなかった。
責めるでもなく、けれど、説得する訳でもなく。 ただ、ぽつり、呟くように静かに問いかけただろうか**]
(141) ふゆのひと 2015/02/13(Fri) 01時頃
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/* 急展開に飛び起きたから投げつけておやすみなさい。 明日終わりか……おおぅ……
(-253) ふゆのひと 2015/02/13(Fri) 01時頃
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……そう、ですか。
[後悔しない、帰らない、と。 >>157そう言い切る男の声に迷いはない。
先程のエミとは違う。誰かを追うでもなく、引き留められるでもない。彼は、自分の意思で歩みを止めることを選ぶのだ。 そんな彼を説得する術なんて、きっと自分にはありはしない。 自分には彼の事情は分からないし、逆もまた然りだ。 それでも、――]
(159) ふゆのひと 2015/02/13(Fri) 21時半頃
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……それでも、僕は、 貴方の演じる怪人を、もう一度、見たかった。
[目頭が酷く熱い。溢れそうになる涙をぐっと堪えたせいだろう。僅かに声が震えてしまったのは、どうか気付かれませんように。
脳裏を過るのは、数年前の舞台。その上で輝く仮面の怪人の姿。 あの舞台は、自分の歩む道。その標のひとつとも言える物だった。 会場が割れんばかりの拍手。その立役者だった怪人を二度と見られないと思うと、酷く寂しかった。
仮面を軽く抑えるようにしつつ、彼に向かって一礼を。 背を向け、真っ直ぐに見据えるのは、外の世界**]
(160) ふゆのひと 2015/02/13(Fri) 21時半頃
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/* 体調が芳しくないのでちょい巻きましたー。 余裕あればエミちゃんのネットアイドルとかにも触れたい(回想で)
(-267) ふゆのひと 2015/02/13(Fri) 21時半頃
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/* 千秋君とエミちゃん冷やかしたいけど先にご挨拶を。
皆様この度はありがとうございました。 はじめましての方ははじめまして。ふゆのひとと名乗っていますが、青鳩とかではふゆっぺと名乗っています。huyuuupだったはず。 多分SNSもどっちかの名前だったと思います(うろ) 良かったらよろしくお願いしますー。
さて、若人達を冷やかしに行こうか。
(-286) ふゆのひと 2015/02/13(Fri) 23時頃
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[此方に声をかけてきた少年>>165、その表情を見て、思う。 あぁ、彼なら大丈夫だ、と。 現実の世界を、未来へとしっかりと歩こうとしている者の表情であった。 そんな彼らの未来を後押しすること。きっと、それが自分に相応しい道だろう。 そう、自分はあくまで道化。そう生きると決めたのだから。
そうして、目の前の少年の掌へ、いつかの花の様に差し出したのは、鮮やかな印刷が成された2枚の紙。自分が働いているテーマパークのチケットだ]
ほら、いつでも遊びにおいで。 ……エミちゃんを誘って、ね。
[彼はどんな反応をしただろう。 それには仮面の下で、悪戯っぽく笑い返して見せただろうか]
(180) ふゆのひと 2015/02/13(Fri) 23時半頃
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/* 大丈夫だよ!!ありがとう!!>臨也君
(-294) ふゆのひと 2015/02/13(Fri) 23時半頃
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[かけられた声に振り向く。 男からの頼み事は、何処か遺言の様にすら思えて、ぐっと唇を噛んだ>>182。 自分で渡せばいいじゃないか、そう言いたい気持ちも無いわけじゃない。 けれど、これが男にとっての道であり、後悔のない選択なのだろう]
……えぇ、わかりました。必ず。
[短く答えて、預けられた携帯電話、それから一輪の薔薇を受け取って、大事そうに抱えて、背を向ける。 帰ったならば、いの一番にその場に向かおう。そう考えながら]
(189) ふゆのひと 2015/02/14(Sat) 00時頃
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それじゃあ、またね。
[一度だけ、残る者達を振り返って短く告げる。 そして、開かれた扉、その先へ。 一歩、踏み出した**]
(198) ふゆのひと 2015/02/14(Sat) 00時頃
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