66 【突発】世界滅亡のお知らせ。
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― 世界中の根元、サイモン・ドナルド・リンダ ―
[現れたのは、一対の男女。
眼帯の男が、サイモンに声をかけた、その時。 彼は『いなくなった』。
崩れた数多の世界と同じように。]
(26) 2011/10/04(Tue) 09時頃
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ああ――…
[残念だ、と思った。 だが、悲しい、とは思わない。悲しみを感じるには、彼との関係性は薄すぎる。]
君たちは?
[僕は新しく現れた男女に問う。 世界の終わりのその時まで、こうやって人間を見ていられたらいいなと、思う]
(27) 2011/10/04(Tue) 09時頃
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[僕は元々、ただの器だった。
アンドロイド、レプリカント、ウォーカロン… 時代によって呼び名は様々だったが、要するに、ロボットみたいなものだ。 普通と違うのは、僕にはある人間の頭脳が搭載されている、ということ。
僕のパートナだった、彼女――ソフィアは、ある事故で身体の大部分を失った。だが、脳だけは無事だった。 そこで、とある実験が行われた。
人間の脳に、機械の身体を与える事が出来るのか?]
(28) 2011/10/04(Tue) 10時半頃
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[実験は成功した。ように見えた。
いや、正確にはやはり成功していた。彼女の脳は、新しい身体を問題なく操り、義足や義手を得た普通の人間のように、生きる事ができるようになった。
しかしひとつだけ、博士たちが思いもよらなかった事態が発生した。 彼女が新しい身体を得たように、機械の身体のほうも、新しい意識を得てしまったのだ。
博士たちは、この事象を彼女の精神的外傷による乖離性同一性障害、と、判断した。
だけど、事実はそうじゃない。それは、僕らしか知らない事。]
(29) 2011/10/04(Tue) 10時半頃
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[とにかく、そうして僕と彼女はパートナとなった。
自由に動く体を手に入れた彼女は、世界中を旅して回ることにした。僕は勿論、彼女の選択に異論なんてない。]
(30) 2011/10/04(Tue) 11時頃
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[一年をすぎた頃から、彼女は壊れ始めた。
はじめは、悪夢をみた。 砂上の城のように崩れていく幾つもの世界。 荒れ果てた大地と、そこに根を張る巨樹。]
『逃げなきゃ。ここももうすぐ消える』 ―それは夢だよ、君は夢に憑かれているんだ 『ねえ、行こう。』 ―どこへ? 『ここじゃないところ。ああ、崩れる』
[そして、僕は見た。世界が音も無く崩れる瞬間を。]
―なにが、起こって 『逃げなくちゃ。逃げるの。』 ―逃げるって、どうやって… 『ねがえば、いい』
[気がついたときには、見知らぬ街にいて]
(31) 2011/10/04(Tue) 11時半頃
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[それからは、二人で『世界』を転々とした。 だけど、何処へ行っても崩れる世界は追ってくる。
そしてついに、彼女は完全に…壊れて、消えてしまった。
『つぎがさいご。つぎですべてのせかいが、おわる』
鏡の中の虚ろな瞳が呟いた。
『わたし、つかれちゃった。さきに、いくね』
それが最後だった。]
(32) 2011/10/04(Tue) 12時頃
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[――そして。彼女が消えて、僕にも彼女が見ていた景色が見えるようになった。
砂上の城のように崩れていく幾つもの世界。 荒れ果てた大地と、そこに根を張る巨樹。
次が最後。
終焉の地に自ら赴くか、追ってくる滅びに身を委ねるか、ほんの少しの間迷って。
僕は、願った。 滅びの地へ。 すべてが消えてしまうというのなら、 それがもう決まった事だというのなら。
生きている理由ももう特にないけど。 せめて、最後まで見届けよう。]
(33) 2011/10/04(Tue) 12時頃
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/* 少しも推敲しなかった結果がこれだよ…!
自分の文才の無さに絶望した!
(-2) 2011/10/04(Tue) 12時頃
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[帽子の女の問いに]
僕はペラジィ。 終焉を見届けに、来た。
嬉しいよ、こんなところでもまだ、人間がいる。
[僕は彼女に片手を差し出した。さっき、サイモンにしたように。
彼は結局、その手をとることは無かった。]
(35) 2011/10/04(Tue) 19時頃
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…?
[よくわからぬまま、リンダへ一歩、歩み寄る。]
(43) 2011/10/04(Tue) 22時頃
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…え。
[突然抱きしめられて、戸惑った。]
ん…
怖くは、ない。 寂しさは…少しだけ。
僕のパートナは、消えてしまったから。
(49) 2011/10/05(Wed) 00時頃
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―ありがと。
[小さく呟いて。]
(68) 2011/10/05(Wed) 08時頃
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[そっと、彼女から身体を離し、樹の根元に座ってみる。
さっきまでサイモンが座っていたところ。 遠くの景色が、さらさらと崩れて消えていくのが見える。
きっと、もうすぐ、此処も。]
(69) 2011/10/05(Wed) 08時頃
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もうすぐ、僕は消える。 そうしたら君に、逢えるのかな。
そうだといいね。
[その先は無だと、解ってはいるけれど。 願わずにはいられなかった。]
(85) 2011/10/05(Wed) 23時半頃
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