68 Trick or Treat? ― Battle or Die ―
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/* こ、これは合い打ちになるのか。
(-0) 2011/10/25(Tue) 01時頃
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― 孤児院・廊下 ―
[>>2:217>>2:218の女妖精の叫び。 >>2:221とその頑丈な皮膚を切り裂かれながらも 彼女を部屋の外へと押し出した大男。 衝撃波を浴びながらとはいえ、無防備に叫びを上げる 女妖精を相手にすればその巨体は彼女を廊下の壁に 叩き付けるくらいの力はあっただろう]
(サイラスさん……!!)
[その反動か、僅かに叫び声が弱まり>>2:231猫も廊下へ飛び出す。 巨体に押し潰されそうになりながら、また女妖精が悲鳴を搾り出す。 それを間近から受けたのだろう、大男の肩口から鮮血が辺りに散り、 逸れた衝撃波のあおりを受けて天井が軋む]
(2) 2011/10/25(Tue) 01時半頃
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ニャア、ニャァア!! (やめて、もう止まって!!)
[女妖精を壁に縫い止める大男の背によじ登る。 危険だと彼は負い払おうとしてくれたかもしれない。 しかし、猫は意地でその肩まで這い上がる]
『キィギィイイシャァアア!』
[放たれた音の塊が猫の右耳を大きく抉った]
ミ゛、ィ――っ……。
[怯みそうになりながらも、猫の瞳は女妖精を捉え金色に輝く。 叫び声を上げたままの形で一瞬、その動きが止まった。
その隙を逃さず、大男がその豪腕を振るう。 骨と内臓が砕ける音がして、叫びを上げていた口が痙攣し ごぽ、と声の代わりに大量の血が吐き出される]
(8) 2011/10/25(Tue) 02時頃
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(や、った……?)
[ずるずる、とその場に崩れ落ちていく女の体。 乱れた髪の下、微かに唇が動いた事に気付いたのは大男で。 潰れかけているであろう喉が動くと同時に、 猫は大男の手によって部屋の中へと投げ飛ばされていた]
(9) 2011/10/25(Tue) 02時頃
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『ギィェエエエエジャァアアウウウウウ!!!!!』
[張り裂けんばかりの断末魔が、孤児院の中に響き渡った。 嵐も吹き荒れんばかりの衝撃に、廊下の天井の一部が崩落する]
ニ、ャアァァァア、っ……!!! (サイラスさん、っ……!!!)
[細かな破片が部屋の中にも飛んでくる。 女妖精の断末魔を真っ向から受けた大男の体は……――]
(10) 2011/10/25(Tue) 02時頃
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[突風と崩れ落ちた廊下の天井の生した砂埃の中、固まっていた]
けふ、っ……にゃ、ふ……っ――。
[咳が収まり、恐る恐る左耳を動かす。 不気味なくらいに、廊下は静まり返っていて。 時折二階から木屑の落ちる音が聞こえるくらい]
(サイラス、さん……?)
[女妖精の悲鳴は、もう聞こえない。 ゾーイを守っていた老人はその間どうしていただろうか。 猫は恐る恐る、天井からの落下物に気を付けながら瓦礫を越え、 大男の下へと向かった。 固まった大男の体越しに、胴を潰され口から血を流したまま 壁際に崩れ落ちている女性の姿が見えた]
(あ、れ……もしかし、て……)
ニャ、ミャアゥウ!? (ローズマリーさん!?)
(13) 2011/10/25(Tue) 02時頃
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[慌てて駆け寄り顔を覗き込む。 それは確かにモニカのよく知る顔であり。 その傍らに南瓜のキャラメルが落ちていた]
(そんな……あのお化けが、ローズマリー、さん……?)
[この孤児院で最初に出逢った時。 その後でも、誤解さえ解けていれば戦わずに済んだのかもしれない。 何故自分はモニカという名前を彼女に伝えなかったのだろう。 そう思っても、今はもう手遅れで]
ニャァ……。 (サイラスさん、私この人……)
[そう伝えようと人型に戻り見上げた大男は、動かない]
ニャウ? ニャ、ミャア……――。 (サイラスさん? 大丈、夫……――)
(15) 2011/10/25(Tue) 02時頃
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[固まったままの体に手をかけた瞬間、 触れた場所からツギハギの体がぼろぼろと崩れ落ちた]
……――!!?
[咄嗟に支えようと差し出した手を大量の砂が滑り落ちていく。 そして、その中からずしりと重みのある“何か”が倒れてきて。 支えきれず、その“何か”ごと黒猫は砂の中に尻餅を着いた]
ミャ……。 (うそ、……)
[“何か”もとい人間に戻ったサイラスには、見覚えがあった。 慌てて呼吸を、心音を確かめようと胸や顔に耳を近づける。 しかし、人間の姿に戻った者は誰も例外なく死んでいて。 砂の上には、ビニールでラッピングされた棒付きキャンディーが 墓標のように突き刺さっていた]
(うそだ……)
(19) 2011/10/25(Tue) 02時半頃
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[事の発端となったゼリー・ビーンズがポケットから転がり落ちる。 砂の上、そのオレンジ色は不似合いで]
ウ、ゥ……フ……ニャ、ァァアアア――……。
[瓦礫にまみれた廊下で、黒猫はまたしても鳴いた。
こんな事になるのなら、お菓子なんていらなかった。 これは全部悪い夢なのだ。 全て醒めてしまえばまた、『海のしずく』で彼女に会える。 ハロウィンのお菓子を買いに行けば、彼に会える。 きっと、きっと、そうに違いないのだ]
(う、……っく、ふ…………ぅあぁぁぁあぁぁ――……)
[泣き声がただただ、虚しく響く。 右耳の痛みなんて、今は忘れていた**]
(21) 2011/10/25(Tue) 02時半頃
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/* こ、こんな感じで大丈夫だったかしら。 お墓で最後の部分は2人で補完とかしてくれると良いと思うんだ><
精神的ショックが一番キてます、モニカ。 しかし、枯れ木のスティーブンに手紙を渡すという 使命を果たすために走らなければ。
黒猫頑張る。 そろそろ壊れるか吹っ切れるかしてバーサクモードに入るべきか。
(-27) 2011/10/25(Tue) 03時頃
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― 孤児院・廊下 ―
フミィ……。
[老人がサイラスを蹴る>>29のを見て批難の声一つ。 見上げた表情のない顔は何を考えているのか判らなくて。 しかし、>>31で渡されたメモの内容に敵意はなく]
ニャア……。
[こくり、頷いた。 右耳がじんじん痛む――モニカ当人にとってはそれは 幻痛のようなものだったが――のを思いだすと、 ひくり、息を吸い込んでしゃくり上げるのを止め。 傍らに下ろされたはいはいしてきた小さな骸骨を見た。 肩の上で妙に愛らしい動作をしてこちらに興味を持っていた あの子だ、と思うとそれが怖いとは思わず。 老人に頭を撫でられ、フミュ、と小さな声を洩らすと >>32との言葉にこくりと頷いた]
(47) 2011/10/25(Tue) 14時半頃
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[傍までやってきた小さな骸骨と一緒に、 老人が2人の亡骸を運ぶのを邪魔にならないように見ている。 老人の背中のローブはぼろぼろで、痛々しい]
フミャゥ。 (救急箱、取ってこなくちゃ)
[お守りだ、と言われた小さな骸骨に手を差し出してみる。 女の子は黒猫と手を繋いでくれただろうか]
『救急箱、取ってくるね。 すぐに戻るから』
[自分で最初に肩を手当てした時に、確か居間に持っていったはずだ。 メモを老人に渡すと居間に向かい。 血の乾き始めた部屋の机に置きっ放しになっていた 救急箱を抱えて戻ってくる。
その際、壊れたまま投げ出されていたポーチも拾ってきて。 廊下に戻ってくると、その場に救急箱を置いた]
(48) 2011/10/25(Tue) 14時半頃
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[ゼリー・ビーンズ、南瓜のキャラメル、棒付きキャンディ。 それらを拾って、それからサイラスから枯れ木のお化けへと 託されたメモ>>3:99をポケットから引っ張りだす。 壊れた留め金にポーチの紐を結んで応急処置をすれば、 チャックのついたそれはまだちゃんと機能を果たせそうだった]
ニャア……。
[老人が戻って>>34くればその背中を手当てして。 紙とペンを借りると]
『ヘクターさんも、お菓子が必要なんだよね。 これ、キャラメルがローズマリーさんので。 キャンディがサイラスさんの。
ローズマリーさんの、私が貰っても良いかな。 よく面倒を見て貰ってたの、だから』
[形見、というわけではないけれど。 彼女のキャラメルを貰いたいという意思を告げ]
(51) 2011/10/25(Tue) 15時頃
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『もし、私が誰かに殺されちゃったら。 このポーチ、持っていってくれないかな』
[補修をした、白猫のポーチ。 そこにキャラメルとゼリー・ビーンズを入れて しっかりとチャックを閉める]
『あの骸骨のお化けに、見付からないように。 食べられちゃったら、誰も帰れなくなっちゃうから。 私、これ、ここに入れておくから』
[そう書いたメモは、ヘクターが読み終えたなら すぐに破いて砂の下に埋めた**]
(53) 2011/10/25(Tue) 15時頃
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[>>57、綴られた文字にぐ、と言葉に詰まる]
(サイラスさん、私を探しに来てくれた。 いっぱい、いっぱい、守ってくれた……)
[少しだけ、目元が潤んだけれど今は涙は堪えて]
『……私、守る。 このお菓子、絶対お化けから守る。 あの人に会えたら、皆一緒に元の世界に戻してって、お願いする』
[そうすれば、お菓子を分けなくても皆帰れるはずだ。 砂に刺さったキャンディを手に取り、見詰める。 それで良いと、ヘクターが言ってくれるなら。 キャンディも同じように大切にポーチに仕舞っただろう]
(61) 2011/10/25(Tue) 15時半頃
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[半分千切れてしまった右耳の手当てをしてもらいながら。 ここに来てスライムに襲われ、チョコレートを食べた事。 一緒にゾーイもいた事。 スライムを撃退した時ローズマリーがやって来て、 その時にゾーイとはぐれてしまった事を順に話す。 そして、サイモンを見つけた時に花のお化けに出会い、 ゾーイとも再会してここに戻って来て。 そこで骸骨のお化けに襲われた、と。
ヘクターの話してくれた事に対してふと思ったのは]
『コリーンさんは女吸血鬼になってるって、 ゾーイちゃんが教えてくれた。 ヘクターさんが見た吸血鬼、コリーンさんだったんじゃないかな』
[別れた皆は無事だろうか、ふと窓の外を見る。 >>55、曇り空に何かが見えてはたと動きを止めた]
(63) 2011/10/25(Tue) 15時半頃
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[小さな骸骨の正体について話してもらった時、 黒猫は骸骨を見詰めて目をぱちくりした。 可愛らしい少女なら想像はつくけれど、 色っぽい女悪魔とは中々思えなくて]
(君、女の子だったんだね)
[一緒だね?と骸骨の頭を撫でてみた。 そして、>>62と手招きをされてみれば すっと目を細めてそれが何であるか見極めようと]
(何だろう、赤い……。 『ここ』……誰かが連絡を取りたがってる。 確か、サイラスさんは枯れ木のお化けに会うつもりで。 でも、あれは枯れ木がやったっぽくないし)
[骸骨に血は出せないだろうから、あのお化けではないだろう。 思い当たるのは、互いに正体を確かめ合ったという コリーンとゾーイの事]
(64) 2011/10/25(Tue) 15時半頃
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『コリーンさん、かもしれない? ゾーイちゃんに何か伝えようとしてるのかも。 ゾーイちゃん、空飛べたし』
[ゾーイならばきっとよく見えるであろう、空。 しかし、既にその少女はこの世にはおらず]
『行こう、ヘクターさん。 コリーンさんだったら、味方だよ。 ゾーイちゃんの事も、伝えなくちゃ』
[そして、自分が猫の姿になれる事。 その時は影の中を移動でき、強く見詰めれば相手の動きを 止められる事などを大雑把ではあるが話す。 影については見れば判るとばかりに、一度実演して見せたか。
ともかく、広場へ向かおうとヘクターを促して。 ポーチをしっかり肩にかけると広場を目指した**]
(65) 2011/10/25(Tue) 15時半頃
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/* コリーンvsネイサンがとっても壮絶。 いいないいな、こういう死闘って感じのバトルぞくぞくする。
こっそり拍手。
(-65) 2011/10/25(Tue) 16時頃
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― 広場 ―
[黒猫は広場への道を駆けていく。 傍目からも異様な光景なのか、 下等なお化け達もそこから遠ざかっている。
あの時の骸骨とミイラ、 そしてこちらでは枯れ木と吸血鬼が花のお化けと対峙している]
(枯れ木は味方で。 吸血鬼がコリーンさん。 骸骨はゾーイちゃんを殺したお化け)
[図式を描けばミイラは少なくとも敵ではなさそうだ。 しかし]
(あのお化け……)
[左腕を失い夥しい数の目玉を隠していた花も散り散りに。 地面に零れる赤は血だけではない]
(75) 2011/10/25(Tue) 21時半頃
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(あの時の、お花さんが。 何で……?)
[自分達を襲わず去っていってくれたのに。 けれど、目の前で繰り広げられているのはまさしく死闘]
(どうしよう……)
[躊躇した。 こんな事になっている経緯を聞けるような場面では到底ない]
(76) 2011/10/25(Tue) 22時頃
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[枯れ木の放り投げた林檎が巨大化する。 吸血鬼もぼろぼろになりながら、それでも必死に戦っている]
ニャァ――……。
[骸骨に気付かれればただでは済まないかもしれない。 しかし、花に、クラウンに気付いて欲しくて声を上げた。 包帯と血に染まったワンピース、赤と白で彩られた黒猫は、 戦う者達の目に映る暇はあっただろうか]
(79) 2011/10/25(Tue) 22時頃
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/* 律儀に計算するネイサン>5.4kg
(-81) 2011/10/25(Tue) 22時半頃
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……っ!!
[吸血鬼の放った足止めが見事役目を果たしたのだろう。 巨大な林檎が崩れながら果汁を辺りに降らせる。 甘酸っぱい雨の中、黒猫は思わず猫の姿になって 花のもとへと駆け出した]
フニャァ。 (お花さん……どうして)
(84) 2011/10/25(Tue) 23時頃
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ニャァ、ミャアァ。 (駄目だよ、やめて。 お花が……全部零れちゃう)
[立ち上がった道化の足許で、ただ猫は鳴く事しかできない。 行動全てが痛々しく見えて。
キャットレディ、その単語か聞き取れれば人型に戻って。 首を振りながら両手を広げる。 花の中に咲いた赤と緑の笑顔は崩れる事はない]
ニャウ、ニャアミャァ、ニャアゥ。 (どうして、笑っていられるの。 こんなに沢山怪我してるのに、絶対、痛いのに)
[布、と言われてもはやそこにはない左手を見る。 ふるふると首を振る。 失くされた事よりも、労わるつもりで渡したはずの その体が欠けてしまっている事が哀しかった。 黒猫に笑顔はない、ただただ哀しそうに]
(91) 2011/10/25(Tue) 23時頃
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[きょろきょろする道化に、何か思い当たったか。 目を伏せゆるく首を振る。
そして、向こうでミイラと戦っている骸骨を指差した]
ニャァ……。 (あの子は、もういないの……)
(92) 2011/10/25(Tue) 23時頃
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[覗き込む顔は、初めて見る人ならおぞましくも思っただろう。 だけど、咲き切れず無惨に散った跡が露出するそれを、 一つ一つ、アッシュグレイの瞳で見詰めながら。 慌てたように真っ赤な薔薇を捕らえる手]
(こんなになってまで、……。 まるで本当のピエロみたい)
[途切れ途切れに紡がれるノイズ混じりの声。 背けられた顔を、目玉を潰してしまわないよう こちらに向けようと手を伸ばす。 差し出された薔薇、もうすぐ死ぬ、その言葉に。 零れる赤で、地面に文字を描いた]
『笑わなくて、いいんだよ。 悲しいなら泣いて。 痛いなら泣いて。 私は、お花さんのほんとの顔が見れる方が、嬉しいよ』
(96) 2011/10/25(Tue) 23時半頃
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[自分の言葉は伝わっていない。 南瓜の子と、そう紡がれたノイズの向こうの声。 黒猫はただ全てを隠すようにこくりと頷いた。
彼はあの骸骨と知り合いなのだろうか。 しかし、その彼が南瓜の子を殺した事も。 知らせてしまうのはとても哀しいと、思ったのだった]
(100) 2011/10/26(Wed) 00時頃
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[ふらつく姿を支える事は叶っただろうか。 血文字を描く指先が微かに痺れる。 しかし、そのまま続けた]
『私が、笑うよ。 貴方がほんとの顔をしてくれたら。 私、笑うから。
それを見て、貴方も笑えば良いんだよ』
(105) 2011/10/26(Wed) 00時頃
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モニカは、少しだけ悲しげな様子を見せた道化に、小さく微笑む。
2011/10/26(Wed) 00時頃
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/* コミット大丈夫かしら。 1:00でいくんだよね、多分……。
全員揃ってない、ぽい、けど。
(-102) 2011/10/26(Wed) 00時頃
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/* もしかして。
こっちの様子見てコミットずらさせてたらごめんなさい。 そして、乱入タイミングが切実に悪かった気がします。 コリーンやブン先生を手持ち無沙汰にさせてしまった感がひしひし。
死ぬタイミングも。 あうあう。
(-103) 2011/10/26(Wed) 00時頃
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[生まれてこの方笑った事しかないと言う道化に、 そんな事なんてないよと首を振って微笑む]
『さっき、ちょっと悲しそうだった』
[そうして、掠れ掠れの何処か遠いラヂオの音を聴く。 きっとそれは心からのお願い。 もちろんだと、黒猫は頷く]
『約束する。 「 」も、貴方も、ちゃんと見ててね。 猫の顔じゃ、判りにくいかもしれないけど。 私、絶対笑うから』
[本当の姿に戻る、それは死を意味する。 できる事なら生きてと、思ったけれど。 「 」を幸せにしてあげられるならば……――。 泣きはすまい、そう心に決めた]
(111) 2011/10/26(Wed) 00時半頃
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/* 時間を1時間間違えていただなんて。 そうですね、まだ0時代でした恥ずかしい(*ノノ)
(-111) 2011/10/26(Wed) 00時半頃
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[彼が手を伸ばす事を戸惑ったのは、二回目。 緑色の爪、滴る液体。 けれど、それを受け入れようと思った。
撫でやすいようにと、立ち上がる。 身長差からすればきっとそれで、丁度良い。 一本足の道化が無理をする事もない]
ニャァ。
[目を細めて、猫は笑った。 楽しそうな様子を見て、今度は嬉しそうに。 撫でられた時、どんなに痛くても。 アッシュグレイはしっかりと花達を見上げていた]
(116) 2011/10/26(Wed) 00時半頃
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/* コミットアンカーお疲れ様です! そして、毎日襲撃か処刑のイベントに絡んでる私でした。 その割りにバトルは多くないっていうね。
どうしてこうなった。
(-114) 2011/10/26(Wed) 00時半頃
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ネィ、ニャ。
[花弁に埋もれた瞳達に返すように、黒猫もまた目を細める。 少しだけ、前よりも上手く発音できただろうか。 手の平の感触、少しぴりっとしたところを払ってくれるのを 確かに感じながら。
くるりと踵を返すその後ろ姿を、見詰めた。 物言いたげではあったけれど、黒猫はそれを追い駆けはしない。 しかし、その行く先はしっかりと見据えたまま]
ニャァ……。 (私の本当の、人間の笑顔も。 見せてあげられたら、良かったな……)
[殺し殺される。 彼もまた彼なりに戦っているのだろうと、一度だけ目を伏せて]
(126) 2011/10/26(Wed) 01時頃
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