81 先生、男子が真面目にやってくれません!
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ちょっ!い、だだだっ
[ほっぺた引っ張りあげられて、まずそんな声が出て]
(+0) 2012/03/10(Sat) 00時頃
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美術家 ギネスは、メモを貼った。
2012/03/10(Sat) 00時頃
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わあってる、あら、はなひて! (解ってる、から、離して)
[>>4:+34まず、それだけ訴えて。 手が離れたならば、一呼吸してから、確かに頷くのだろう]
(+1) 2012/03/10(Sat) 00時頃
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[確かに、こんなのでは「っぽく」ないのだと、思う。 ヒーローなんて居やしないのだと思った中で、少女は毅然としたマッスル乙女になっていったもので。 (ただし体格に関しては、本人の意思とは無関係でもあったが)
だから、いつも通りの自分で、サイラスに向き合おう、と]
(+3) 2012/03/10(Sat) 00時頃
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あ、……謝らないでゾーイ! また大げさすぎたわ、アタシってば……。
[まだちょっとひりっとするほっぺた押さえながら。 小さくなってしまったゾーイ>>+2に、小さく頭下げてから]
―――…解ってるわ。 うん、ちょっと今からアイツ見つけ出してくる。 多分、サイの場所は解る、から。
[今度は、ちゃんと落ち着いて胸を張ったギネスちゃんの様相で]
……買い出し、よろしく頼むわ。
(+4) 2012/03/10(Sat) 00時半頃
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/*\(^O^)/
さよならアタシたちのお化け屋敷ミュージカル
(-7) 2012/03/10(Sat) 00時半頃
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[ゾーイ>>+5のへこんだ様子に気づいて、どうしたの、と何やら言い掛けたりはしたのだけれど。 それが元気な声色に変われば、ひとまずは乙女も、気丈に立ち去っていったのだった。 今はせめて、あまり気にしないこと。そうして]
………… ……まさか、だけど。
[クラリッサの言葉でサイラスが動き出したこと>>+7は、乙女の与り知らぬところ、だけれど。 乙女は女の勘で、見慣れた金髪の姿を探し――足は学校の近くへと]
(+9) 2012/03/10(Sat) 00時半頃
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………………
[>>+8屋上にぽつり立つ人影。よくよく見れば――]
(+10) 2012/03/10(Sat) 00時半頃
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…………… ……………サイ、
(+11) 2012/03/10(Sat) 00時半頃
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アンタ、帰るとか言っといて!!
[マッスル乙女は、煮卵パックとせくしードレスちゃっかり小脇に抱えたまま。 ドドドドドドドドドドドド という効果音でも出てきそうな勢いで、正門から真っ直ぐに屋上へと、階段を上っていく]
(+12) 2012/03/10(Sat) 00時半頃
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[ が し ゃ ん
こうして、屋上へと続く戸を勢いよく開け放った]
結局そこに居たのね、サイ!!
[どうしたのかと思えば、こんな風に高い所にいた……だなんて珍しくなかった筈なのに――。 そう振り返りながら、乙女はサイラスへと、距離を詰めていく]
(+13) 2012/03/10(Sat) 00時半頃
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/* 屋上の扉を破壊するおとこおんな、ギネ子姫です。
(-13) 2012/03/10(Sat) 01時頃
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な、なかったわよ!!!
[>>+15そう解っている筈だったのに、何故かだいたい何時も、「帰る」の言葉に騙されてしまう。 そんな、ギネスちゃんなのだった]
さあ、悪いことは言わないわ。準備に戻るのよ!
[日も落ちかけてか、次第に影色が濃くなりゆく屋上で。 サイラスに避けられた乙女は、給水塔の方まで、追いかけていって――]
(+17) 2012/03/10(Sat) 01時頃
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……………、……って、アンタねぇ。
[>>+16俺の方が、なんて言ってのける幼馴染に、呆れたように呟くも。 見上げる自分と、見下ろす彼と。 思い出されるものがあったのも、事実だった]
…………っ、
(+19) 2012/03/10(Sat) 01時頃
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さっさと、降りなさいってば!
………話とか愚痴とかならいくらでも、聞いてやるから。
[辺りは大分、夕刻で薄暗い。 この距離であれば、その薄暗さが今の表情を隠してくれる……筈だ]
(+20) 2012/03/10(Sat) 01時頃
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ちょっと、サイ……っ、
何よ、ガキとか年上面とか! 元はと言えばっ、
……サイが、……… サイが、あの時、
[その後に続く言葉は、声として出てこない。 微かに、涙ぐんだような鼻音が、響く]
(+23) 2012/03/10(Sat) 01時半頃
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…………… ……
しょうがなくてもそうでなくても、やりなさいよ。 なっさけないサイなんかに、王子様のオーラとか、 ………サイに は、ハマってるんだから、さ。
アタシも、ガンバるから。 サイも、ガンバりなさい、ってば……。
(+24) 2012/03/10(Sat) 01時半頃
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(昔みたいに、)
ヒーロー………王子様役、やってよ。
ほら、だから、 早く降りてきなさい、よ………。
(+25) 2012/03/10(Sat) 01時半頃
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/* あまずっぱぇ………
せんせいすごいはずかしいです
(-20) 2012/03/10(Sat) 01時半頃
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[給水塔の梯子を伝い、降りてくる幼馴染。 その高さはまた、「いま」と同じように見下ろすほど低くなって、
そして少しの間の後、また、「むかし」のように高く ――否、おなじに、なった。]
…………、………
[うん、と返した声は声にならず。 促されるままに屈めた背。 ふたりの距離がさっきよりも近い今、涙ぐんでいる顔ははっきりと幼馴染に見えることだろう]
(+29) 2012/03/10(Sat) 02時頃
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[懐かしさに涙零れたとか、そんなことまでは、口に出せなかったけれど。
その表情を見るだけで、だいたいの涙の訳は判ってしまうかもしれない**]
(+30) 2012/03/10(Sat) 02時頃
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美術家 ギネスは、メモを貼った。
2012/03/10(Sat) 02時頃
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