307 【突発R18】夏の終わり・宵越の一夜
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第一発言は緊張するので、隠れていました!w
おはようございます。 皆さん、お疲れ様でした。
(-5) saiki 2020/09/18(Fri) 07時半頃
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実はこれでも独り言、抑えたんですよ! 心の中でわーわーぎゃーぎゃーは沢山していました。
>>-7 そうですね、お久しぶりでした。 なので最初はかなり緊張して…w 2.3年前までは違う名前で結構活発に村入りしてたこともあったんですが、心境的に心機一転、名前を変えて失礼させていただきました。
優さんとのやりとり、とても楽しかったです。 素敵なんて言葉、光栄すぎて震えます…
(-9) saiki 2020/09/18(Fri) 07時半頃
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瑠璃さん、素敵な村をありがとうございました。
島の小さな村の古いしきたり…という良い感じに怪しげな設定に惹かれて、えろぐ書くのに苦手意識があったのですが、飛び込んでしまいました。
瑠璃ねぇ、とてつもなく色っぽかった……。
(-10) saiki 2020/09/18(Fri) 07時半頃
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この後の展開は…迷いつつ。 優さんにやりたいことがありましたら…とお伺いしてみたかったり。
宵越しの間のことでも、その後の日々のことでも。 なんでも歓迎ですよ〜。
あ、瑠璃ねぇと早希ちゃんは島から帰っていってしまうのか……寂しいですね……。
ではでは、朝はこの辺で一旦失礼しますね。
(-11) saiki 2020/09/18(Fri) 07時半頃
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―深夜・縁側―
[早希と炊事場で言葉を交わした後。 夜の散歩でもしようかと思ったが、何も言わずに外に出ては引率にいらぬ心配をかけそうだし、かといって優も瑠璃も姿が見えなかった――色んな可能性があるので探しはしなかった――しで、結局、ひとり縁側に腰掛けていた。
団扇を手で弄び、足を戯れに揺らして。 幾度か夜空を見上げては美しい星の煌めきに目を細め、ちいさく息をつくのを繰り返す。
いつしか、うとうと、瞼が落ちかけたとき。]
……! 優さん。
[足音と、名を呼ぶ声。>>0 パッと勢いよくそちらを向けば想像通りの姿があった。 誘いの言葉より先に下駄を履き、ちょっと転びかけながら、優の元へと近付いたことだろう。
自分は優を待っていたのかもしれない。 それを自覚し、気恥ずかしくなりながら小さく頷くと、差し出された手に手を重ねた。]
(2) saiki 2020/09/18(Fri) 13時頃
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――深夜・広場――
[手を繋いで歩く。>>1 時折、ランタンに照らされる横顔を見上げては、転ばないように意識を引き戻すのを繰り返した。
広場に敷かれたマット。 同じ浴衣姿で優の隣に正座する。 狭いから、もう少しで触れ合う距離。
そこでようやく夜の空を仰げば、満点の星たちと、光の尾を残しながら消えてゆく流星が瞳に映った。 思わず息を飲んで、小さく歓声を上げ。]
……今日の夜、は。 ぜんぶ、優さんが教えてくれたから、です。
[がんばったなって。 その言葉になんと返していいのか迷って、優の笑みに視線を彷徨わせ、頬を染めながらそう答える。 彼が相手でなかったらどうなっていたか。 今は想像もできない。]
(3) saiki 2020/09/18(Fri) 13時頃
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[流れ星を目で追いながら、思う。]
……。
[宵越しで優と時を過ごせたこと。 それはとても幸せだったから。 今も、こうして心があたたかだから、
お願いごとより、御礼を言いたい気分だなぁ、と。]
綺麗だね、優さん。
[今度はまた、彼を見上げよう。*]
(4) saiki 2020/09/18(Fri) 13時頃
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よし、お昼にどうにか書けました! 一緒に星を見られたらなと思っていたメルなので、とても嬉しい中の人でもあります。
>>-14 嬉しいお言葉ばかり…! 文章を書く楽しさはもちろん、村ならではの交流や、やりとりの楽しさを再確認することができました。 優さんは文章の表現力は勿論なのですが、リズム感みたいなものがとても心地よくて、何より優というキャラが色んなところから伝わってきて、素敵でした。 (私がいうのもおこがましいですが!
>>-13 それは大変…お子さんの具合が早く良くなりますように…。 優さんも無理されないでくださいね。
(-19) saiki 2020/09/18(Fri) 13時半頃
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早希さんもお忙しそうなので無理せず…。 炊事場でのメルとの会話はあったことにするか、何なら回想でも大丈夫かなとも思いますから、やりやすいようにしてくださいね!
瑠璃ねぇとの星見シーン、楽しみです。
ではでは、次は夕方に来たい(希望
(-20) saiki 2020/09/18(Fri) 13時半頃
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>>-18
年齢は私もそれくらいのイメージでした! 16〜18、お好みの年齢でどうぞ(?
(-21) saiki 2020/09/18(Fri) 13時半頃
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―深夜・広場― >>5>>6>>7>>8
星の生まれた時間の違い……。 あまり、考えたことなかったかもしれないです。
すごい年齢差なんだろなぁ。
[例えば自分たちの年の差なんてないのと一緒か。 可笑しそうにくすりと笑う。
返ってくる視線、彼の黒い瞳を見つめる。 夜闇の中、明かりがなく瞳に浮かぶ感情は捉えづらくとも、彼の声と気配が穏やかなのは分かるから、安心感に包まれていた。
マットにぺたりと崩した足を乗せ、空へ指を伸ばす。 あそこのは秋の四辺形だろうか、あっちの明るい星は何だろう、優さんはあれが何の形に見える?と。 流星の合間も飽きることなく楽しむ。
少しずつ、距離は縮まっていた。 意識しないほど自然に。]
(9) saiki 2020/09/18(Fri) 19時半頃
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うん、テント、賛成です!
[はしゃぐように頷いてから、当然のように共に寝ようとしていることに驚く。 自分こそ彼を独り占めにして良いのだろうか。 ちらり、社務所のほうを見遣ってから少しの間をあけ、こちらから優の片手をそっと握った。]
じゃあ、もう少しだけ、眺めてたい。
[本当はすでに瞼は重くなってきている。 でも眠ってしまい、いつの間にか朝になっているのが勿体なくて、そんな風にお願いをしたことだろう。
夜食については――、]
喉は乾いたけど。 えっと、食べるのは、あの、……。
[自らの口元に指を添える。 幾度も口付けを交わしたせいか、薄ら赤みを帯びた唇。 瞼を伏せ、その先は言葉にできなかったけれど、お風呂でこの唇が何に触れ、舌が何をなぞったのか、優こそよく分かっていることだろう。]
(10) saiki 2020/09/18(Fri) 19時半頃
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ちょっと、まだ、やめておきます。 朝ごはんはちゃんと食べるけど。
[それから、はっとしたように。]
あ、あの、嫌だったとかじゃなくて! 思い出しちゃうからってこと、ですから、ね。
[それだけは勘違いされたくなくて付け加えたが、余計に恥ずかしいことになった気がする。 暫くは顔が上げられないに違いない。
寝袋をひとつ用意して。 暫くまた、隣に並んで星空を見上げよう。
星を語っていた声は少しずつ静かになり、無言であっても穏やかな時間が流れるなら。]
(11) saiki 2020/09/18(Fri) 19時半頃
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……、ぅ、……ん、
[こくり、こくり。
いつしか瞼は落ちかかり、半分眠りの中。 優の身体にもたれるようにして高めの体温を伝えるか。
口元は柔らかな弧を描いている。**]
(12) saiki 2020/09/18(Fri) 19時半頃
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夕方に間に合わなかった><
寝袋の意図はばっちり伝わっておりました。 ひとつしか敷かないです!w
ここまで進めちゃって大丈夫かな?となりましたが、何でも挟んでやってくださいね。 次覗けるのは9時以降とかになると思います。
瑠璃ねぇの舞台設定のこともほんのり考えつつ。。
(-27) saiki 2020/09/18(Fri) 19時半頃
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エピると何故かリアルが忙しくなる罠が発動。。
23時半頃には出てこられる…はず。 優さんのロールが見えて赤面しつつ用事済ませてきます!
(-29) saiki 2020/09/18(Fri) 23時頃
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やっと戻れました〜!
お返事書いてきますね。
(-36) saiki 2020/09/19(Sat) 00時頃
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―深夜・広場― >>13->>17
[める、と。 その声にふわりと意識が浮上する。
いつの間にか自分は眠りこけてしまっていたらしい。 のろのろ体勢を持ち直して目を擦りながら気付く。 秋の気配の涼しさの中なのに、身体の片方だけがあたたかい――ああ、寄り掛かってしまっていたのか。]
重くなかったですか、って、わっ……!
[心配の言葉を向ける前に、抱え上げられる。 反射的に優の浴衣の襟元にしがみ付いたことだろう。 しかし彼は危なげなく歩みを進めるから不安定さなどなく、手のやり場に困って、結局大人しく縮こまる。 まだまだ堂々と抱き上げられる度胸はなかったのだ。]
(23) saiki 2020/09/19(Sat) 00時半頃
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……、
[力持ちだなぁ。 そっか、船乗りさんだもの。
こっそり胸元に耳を寄せる。 とくり、とくり、優の鼓動の音が伝わってくる。 なんだか無性に安心して、胸の奥がじんわりあたたかさを増し、また眠気に抗えなくなっていく。
テントに着く頃には、また眠ってしまっていた。]
(24) saiki 2020/09/19(Sat) 00時半頃
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[横たえられて。>>18 優が顔を寄せれば、薄らと目蓋を上げる。
口付けとともに瞳を閉ざして。 彼が隣に寄り添うように隣に並べば、すう、と身体の力が完全に抜け、眠りに落ちてゆく。
絆創膏はもう取ってしまった額。 撫でられるそこに、傷跡はかすかにしか残っていない。 嫌がることもなく穏やかな吐息が零れる。
夢の中。
私は丘の上から海を眺めている。 嬉しそうに笑い、飛び跳ねるみたいに手を振っている。
視線の先には、波に揺れる漁船が一隻。
そこに立っているのは――、]
(25) saiki 2020/09/19(Sat) 00時半頃
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――ゆう、……、
[寝言は、彼の耳に届くのだろうか。
ずっと海の夢を見ることを恐れていたのに。 寝顔に浮かぶ表情はどこまでも柔らかだった。
夜空を眺めながら、星を繋ぎ、船乗りらしい言葉を紡ぐ優が、幾度かかつての父の思い出に重なっていて。 それは心の奥底が絞られるような切なさも齎したけれど、決して悲しいばかりではなかった。
だから、夢は、幸せなものになる。 その中で、大切に思う名前を呼んでいた。*]
(26) saiki 2020/09/19(Sat) 00時半頃
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筆が遅い…!! くっ……。
これでも優さんへの想いを詰め込みました。 色々たくさん拾って書き込みたい欲に襲われますが、際限がなくなるのでこんな感じで。
(-44) saiki 2020/09/19(Sat) 00時半頃
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お父さんをこんなに素敵に書いて貰えて嬉しいです!
次回予告、ワクワクですね。
任海の家の人たちは、よそよそしいけど無視まではしない、最低限のことはちゃんとやってくれる、けれど住んでて寂しさが常に湧いてくる家…みたいなイメージで書いていました。 お兄さんはカッとなりやすいのでダメですが。
そのへん、メルも心境の変化を書いておかないとな。
迎えにきてくれるの、待っています…!!
(-46) saiki 2020/09/19(Sat) 01時頃
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[翌々日のカレンダーの日付にマルをつけた]
では、私も今夜はこの辺で落ちようかと思います。 優さん、お付き合いありがとうございました!
(-47) saiki 2020/09/19(Sat) 01時頃
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>>-35>>-39
未来設定、面白そうですね。
私が今、飛び込み以外の村に入るのがなかなか難しい感じなのですが(ずっと先の予定が見え難くて躊躇ってしまう)、もし時期が大丈夫で見かけましたら、ひっそり飛び込ませていただくかもしれません。
アンドロイドの切なさは、良い雰囲気が出そうです。 感情面の描写が難しそうですが、楽しそう。
(-48) saiki 2020/09/19(Sat) 01時頃
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それでは、おやすみなさい。
(-49) saiki 2020/09/19(Sat) 01時頃
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こんにちはー。 連休中は昼間も不定期に覗きやすい…かな。
>>-52 優さん、おはようございます。
(-53) saiki 2020/09/19(Sat) 13時半頃
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わーい、良いタイミングで!
鳩接続了解です。 ちなみに私は村中オール鳩でありました。
(-55) saiki 2020/09/19(Sat) 14時頃
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パソコン入力の方が早いは早いと思うんですが、スマホのどこでも書き込める便利さのせいで…w
私もメモ帳に下書きしたりもするのですが、 今回は発言欄に直書きし、確認ページまで行って全体を読み返しては戻り、修正して〜それを貯めて一気に投下!が基本でした。
赤ログは発言削除できないのでヒヤヒヤしますね(笑
(-58) saiki 2020/09/19(Sat) 14時頃
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わぁぁ。
間違ってえろぐメール送信したら大変なことにー!w
(-59) saiki 2020/09/19(Sat) 14時半頃
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前振りに、どきどき。
キリッと美人なお姉さんと、可愛らしい妹さんですね。 (議事のチップ増えててすごいなぁ、なんて 弟さんはメルより年下か!
メルのほうはどうしようかな。 まよいまよい。
(-62) saiki 2020/09/19(Sat) 17時頃
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―宵越し翌日・任海家―
[養父と養母。そして義兄。 4人で食卓を囲んだ後、話がありますと切り出した。
父母は自分の宵越しにはやはり特段興味はないようで、これまで何も聞かれてはいなかったけれど。 その瞬間、もしや、と表情を変えた気がした。 村の風習の意味合いを知っていたから、続く言葉の予想ができたのかもしれないと、後から思うことになる。]
私のことを、迎えに来て来てくれる、と――。 そう言ってくれる人が、います。
だから、あの、……。 これからもご迷惑をかけてしまうとは思うんですが。
[真っ直ぐにそれぞれの瞳を見つめてから。 両親がいなくなってから、ここまで自分を育ててくれた人達と兄に向けて、正座し、ふかく頭を下げた。
本当にありがとうございました、と。]
(33) saiki 2020/09/19(Sat) 18時頃
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[相手の名を伝えておくべきか。 注がれる視線に緊張しつつ、唾を飲み込んでいると、普段から寡黙な養父が最初に口を開いた。 彼とはこの家に来た日以来、数えるほどしか話したことがないような気がする。 何を言われるのかと鼓動が激しくなる。
怒られたりするのかな。 それか、居なくなって良かった、とか。 思われてしまうのかな。
掌に爪を立てていれば、――彼が口にした言葉は、どこか意外なものでもあった。]
『あいつなら、娘が決めたことに反対はしないだろう。 なら、俺から言うことは特にない。』
[あいつ。 血の繋がりのある死んだ父をそう呼んだ養父は、それだけ言うと、席を立った。]
(34) saiki 2020/09/19(Sat) 18時頃
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[どこか困惑を残している養母は、ちらりと自分を見てから、ふっと息を吐き出した。]
『まぁ、この村ではよくあることね。』
[苦笑の滲む声だった。 兄は不機嫌そうな表情で何も言わないまま。 定食屋を営む養父に、下拵えでもしろと家の隣の店に引っ張って行かれるとき、此方を睨んできたけれど。
何を言っていいのか分からなくて。 でも、このままじゃいけないとは分かっていたが――その日の家族の時間はここで終わったのだ。]
(35) saiki 2020/09/19(Sat) 18時頃
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[その日の夜。 こっそりと家を抜け出した。
秋の虫の鳴き声を聞きながら、歩き慣れた道をゆく。 片手に持った古びた懐中電灯を揺らしながら辿り着いたのは、海が見渡せる場所にある墓地だった。
夜の闇と波の音。 やっぱり、まだ足が竦みかける。 それでも進むことはできた。]
……お父さん、お母さん。 今日は天気がいいから、星が沢山見えるね。
[少し離れた場所にポツンと立つ墓石の下に、遺骨は収められていない。 彼らはふたりとも海へといってしまったから。
そこに座り込んで、流星を見上げていた。**]
(36) saiki 2020/09/19(Sat) 18時半頃
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私の方の前振り?を、そっと。
(-63) saiki 2020/09/19(Sat) 18時半頃
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―夜―
え……? 優さん!
[なにかの気配に振り返る。 こんな時間に誰か? ――ああ、もしかして、なんて。
視線を巡らせた先にいたのは、優で。 驚きと安堵がない混ぜになった表情が浮かぶ。]
お参りに来てくれたんですね。
[手を合わせる彼をそっと見つめてから。 ほんのり嬉しげに微笑んだ。]
(42) saiki 2020/09/19(Sat) 22時半頃
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あ、家に行ったんですか!? どうしよう、黙って来てたんです……。
[というか、優にそう説明したのなら、自分が家を抜け出していることは気づかれていたのか。 これまでもそうだったのかもしれない。 時折耐えきれず、夜にここに来ていたから。]
――はい。キラキラしてて。 星たちがどんな願いごとも、叶えてくれそう。
……実は、今ひとつ叶いました。
[ふふ、と口元を綻ばせる。 優の隣に立って、波音の中、星空を仰いだ。*]
(43) saiki 2020/09/19(Sat) 22時半頃
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/*
優さん、お疲れ様です。
私は23時から暫く離席して、24時頃から寝るまではのんびり居られるかなという感じです〜
(-65) saiki 2020/09/19(Sat) 22時半頃
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―夜―
[星は願いを叶えてくれた。 この人とここで過ごす時間を、機会を、くれたのだ。
ここから先を願い、――叶えるのは。 彼と自分自身なのだと分かっている。
繋がれた手にぎゅっと力をこめて。 向かい合わせ、優を見上げて。 彼の瞳を見つめる。 その瞳は、夜空の色にも、夜の海の色にも似ていたけれど、どちらとも違うのは確かな熱が感じられること。 自分だけを映してくれていること。
それが何より心を震わせた。]
(48) saiki 2020/09/20(Sun) 00時頃
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[自分はまだまだ子供で。 宵越しを過ごしても、心はすぐには大人になれない。
恋とか、愛とか。 はっきりと口に出せない。 本当は、よく分からないから。
でも、そんな自分にも確かなことがある。]
わたし、……、
私は、もっと、たくさん、優さんと一緒にいたい。
[たどたどしく想いを言葉にする。]
(49) saiki 2020/09/20(Sun) 00時頃
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誰より近くで、ずっと。
優さんは、特別なひとだから。 優さんのこと、大好きだから。
[くしゃりと笑って。]
……行ってらっしゃいって手を振って。 お帰りなさいって言えるまで、ずっと待っているから……待ってる、から。
[片方の手で目元を拭う。 それでも、視線は逸さなかった。]
(50) saiki 2020/09/20(Sun) 00時頃
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――――はい。
[頷いたら、堪え切れなくて。 結局涙が落ちてしまう。*]
(51) saiki 2020/09/20(Sun) 00時頃
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いそいそと戻ってまいりました…!
(-68) saiki 2020/09/20(Sun) 00時頃
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[将来の不安がないと言えば嘘になるだろう。 こんな自分が嫁としてやっていけるのか、とか。
でもそれ以上に優先したいことがあった。 彼の願いを叶えたかったし、自らの願いをさらに重ね、ずっとずっと、手を繋いでいたかった。]
お父さんとお母さんは、きっと祝ってくれます。 私がそうしたいと願っているし――相手が優さんだもの。
驚いてはいるかもしれないけど。 私、そういう話、全くしたことがなかったから。 ……ふたりとも、安心してくれるかな。
[夫婦という響きは慣れなくて。 気恥ずかしくも、嬉しさで胸が熱くなる。
抱き寄せられればあたたかい。 この温もりが自分をなにより安心させてくれるのだと、昨日知り、今日また実感する。]
(54) saiki 2020/09/20(Sun) 00時半頃
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[近づいてゆく距離に。 潮風に吹かれる髪を耳にかけ、そっと目蓋を伏せる。
視界が閉ざされて。 そばには優しかいない。
そのはずなのに、ふと、ふたりぶん。 気配が現れたかと思えば、頭を撫でられたような――すぐに消えてしまったけれど、それは、まるで。]
……優さん、好きです。
[誓うように言葉を紡いで。 ほんの少し背伸びして、唇を寄せた。*]
(55) saiki 2020/09/20(Sun) 00時半頃
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/*
本題に向かう力はとても大切です…! 私がうだうだしがちなので、とてもありがたいです。
優さんの行動の早さ、かっこいい。 ぜんぶ素敵ですけど。
(-70) saiki 2020/09/20(Sun) 00時半頃
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/*
優さんのお返事が綺麗なので、私からこのシーンのお返事はストップにしておこうかな?と思ったり。 即レスの勢いも楽しい。
瑠璃ねぇには報告しに行かないとですね。 恵瑠が先に行っても良さそうではありますね。 お世話になったお姉さんなので!
宵越し夜の参道、覗きに行こうか実は迷ったんですが、今思うと見てなくて良かった気はしますw (変に考え込みそうだし会うと赤面しそうだし
(-73) saiki 2020/09/20(Sun) 01時頃
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/* >>-74>>-75
よし、では瑠璃ねぇに報告するロルはもそもそ考えたりしておきますね。 家は知ってるだろうから、訪ねてみようかな?
ハードルwww 色々調べていつもと違うもの食べたりトレーニングを始めたりしていたら察してください。 少しでも大きくなりますように……。
育てられてしまう…! 優さんは良い先生になりそうです()
(-77) saiki 2020/09/20(Sun) 01時半頃
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/*
優さん、おやすみなさいませ。
私も、可能なら延長していただけましたら嬉しいです。
ではでは、また明日〜。
(-78) saiki 2020/09/20(Sun) 01時半頃
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/*
こんにちは。
延長ありがとうございます! やろうと思えば4回もできるなんてすごいw
そして早希さんお返事ありがとうございます。
今日は外出のため、落ち着いて白ログ書けるのが22時過ぎとかになるかもしれません。 灰には時折顔出せそうですが。
(-82) saiki 2020/09/20(Sun) 12時半頃
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/*
くっ、健一兄さん……やることやってんな!? 小悪魔成海さん可愛い……!!
お返事はまだ後になりますが、こそこそっと読ませていただいての離脱です! 引越し引越し〜
優さんのご家族と接するのも、いい意味で緊張しそうですね。
(-86) saiki 2020/09/20(Sun) 21時頃
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/*
あ、やることやってる=青春っぽいこと、だったりしますw そのままの意味もありますが()
なるほどなるほどー!
私も健一兄さんは完全なひどい人には書きたくなくて、その辺調整していたところがあるので、こうなると魅力的になってきて嬉しいです。
家の仕事(定食屋さん)を継ぐってことで、父親に色々教えられているけど、なかなか上手くいかなくてイライラしてるって設定もあったりしましたね。
恵瑠も少し時間をおいて、気持ちを整理したら、ゆっくり健一兄さんとは話していけそうだなぁとじんわり来ました。
成海さん良いキャラしてるw こっそり教えてもらおう……。
(-89) saiki 2020/09/20(Sun) 21時半頃
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/*
ぎゃー。
[赤くなって優の後ろに隠れることでしょう。]
(-91) saiki 2020/09/20(Sun) 21時半頃
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/*
優さんがとっても素直!www
ただいま帰りました、ので。 お返事もう少しお待ち下さいすみません!
(-94) saiki 2020/09/20(Sun) 22時半頃
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―夜・阿東礼家―
……ふぅ。
[新しく自分の部屋となった空間を見渡す。 持ってきた荷物は、教科書や制服や文房具、そしてまだ子供じみた洋服たち――これだけだと、なんだかお嫁に来たというより新たに養子になったと言われた方がしっくり来そうだ。
自分でそう思ってショックを受けつつ、唯一女性らしいと言えなくもない姿見の前に立ってみる。 なんの変哲もないパジャマ姿。 すこし跳ねた毛先を摘んでため息をついた。
こんなので果たしていいのだろうか、なんて。 心の中で頭を抱えていれば、ノックの音>>*7が響き、ワタワタと優を出迎えたのだった。
そして、手を引かれるまま、まだ慣れない廊下を進み彼の部屋へと歩いていく。 逸る鼓動の音を感じながら、きゅっと手を握った。]
(*9) saiki 2020/09/20(Sun) 23時頃
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―夜・優の部屋―
[布団の上におそるおそる身体を乗せるのは、普段彼が使っているものだと思うだけで体温が上昇していくから。 とりあえず正座になるのは仕方なく。
優の顔を見上げて、言葉を聞いて。 目を丸くしてから頬を染めた。]
す、好きなように……。
[と言われても、これからするであろう行為の知識はすべて彼から教えられたもので、選択肢はあまりない。 真っ赤な顔で口付けを受け入れながら、暫くして。]
あ、あのね。
この前はずっと手を繋いでくれたから。 今度は、たくさん、抱きしめて……してほしい。
[あとは優さんのやりたいことがいい、と。 ちいさな声で、囁いた。*]
(*10) saiki 2020/09/20(Sun) 23時頃
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/*
ドキドキなメルさんです。
(-95) saiki 2020/09/20(Sun) 23時頃
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/*
すみません、表の方は後々お返事かきますねー! ちょっとまだバタバタしつつ。
(-96) saiki 2020/09/20(Sun) 23時頃
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―夜・優の部屋― >>*11>>*12>>*13
[抱きしめられて、ふ、と息を吐き出す。 優のあたたかさに包まれると心がほかほかするのだ。 でも今はそれだけというわけにはいかない――耳朶を食まれ、ひゃ!と肩を跳ねさせてしまえば。
一気に心臓が跳ね、体温が上がり始める。 まだありありと覚えている宵越しの夜、それは身体も同じで、じんわり熱を帯びていく。
気が早いと思われないだろうか。 はしたないと、思われないだろうか。 そんな心配が心を掠めるが、優の台詞が更に煽ってくるからどうしようなく、恥ずかしげに目を伏せて。
“俺の奥さん“という響きに頬を染め、くすぐったそうに笑い、優のパジャマの裾を握りしめた。]
(*14) saiki 2020/09/21(Mon) 01時頃
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奥さん……。 私、優さんの奥さんになれたんだ……。
[かみしめるように呟く。 じんわりと、幸せで。 優さん、と呼ぶ文字は同じでも、自分が彼を呼ぶ声は柔らかさを増し、大好きという気持ちが込められていると思う。]
――はい。
変えてください、……逃げたりなんかしないから。 つ、ついていけるかは少し不安だけど!
[あの夜より遠慮ない様子なのは伝わるだろうか。 もうダメは言ってしまいそうだとこっそり思いながら、優の手によって生まれたままの姿にさせられてしまう。 やはり、まだ、恥ずかしい。 ぴたりと太腿をくっつけてまた正座をして、もし何か言われたら、赤くなって軽く睨むように見つめたりしたかもしれない。]
(*15) saiki 2020/09/21(Mon) 01時頃
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ぬ、脱がせる……。
[優の顔を見て、晒された上半身を見て。 そして目線は下へと。 昂りの形にこくりと唾を飲み込んで、そろりそろりと手をズボンへ伸ばし、脱がせてゆくだろう。]
……っ、で、できた。
[下着を脱がせ終わり、畳んで置く。 柔らかな愛撫にいちいち反応してしまったりしたから、時間はかかってしまったと思う。 なんだかもう息が乱れてしまっていた。
元気いっぱい、という様子の彼自身はもう濡れている。 ずくん、と下腹部が疼いた気がして、太腿を擦り合わせながら、次はどうしようと彼を見上げてみる。*]
(*16) saiki 2020/09/21(Mon) 01時頃
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時間かかってしまった! えろるむずかしい。
(-99) saiki 2020/09/21(Mon) 01時頃
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詳細なおかげで私が書きやすいので助かってます(恥 ゆうさんが…色々ずるいんだ……。
可愛いと言ってもらえてとても嬉しいです。 ありがとうございます。
あ、無理せず寝てくださいね!
(-102) saiki 2020/09/21(Mon) 02時頃
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優さん、おやすみなさいー!
お相手さんの好きにしてもらって、それに応えていくのも、こちら初心者の時の醍醐味だと思うので!
では私もそろそろお風呂に入らねばなので。 上がってからゆっくり書かせていただきますね。
(-104) saiki 2020/09/21(Mon) 02時半頃
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[夜にここで優を待つ、意味。>>*18 もうそれが分からない子供ではない。]
こ、この格好で?
[ぱしぱしと目を瞬かせる。 それってどこの家でもそうしてる――訳はないことくらい分かるが、こくりと頷くことで返事をした。 恥ずかしくても、優が望むなら、そうしたい。 ただそれだけの気持ちだった。]
(*21) saiki 2020/09/21(Mon) 04時頃
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[この前、避妊具の付け方は見せて貰ったから。 今回は自分が着けてあげることになるのかと覚悟をしていたら、そういうわけではなかった。 ちょっとだけホッとする。 あの時はいっぱいいっぱいで、やって欲しいと言われてもうまく出来る自信がなかったのだ。
そっと優の手に手を添えて。 薄いゴムを、昂りに被せていく。 自分の中に迎える準備をしているのだと思えば、じんわりと下腹部が濡れるような錯覚に囚われた。 いや、気のせいではないのかもしれない、けれど。]
え、あ……っ、上って、そんな、
[そうして抱き寄せられて。 戸惑いながらも言われるまま、膝立ちから太腿を少しずつ開き、下ろしていく。 くちゅりと花弁と先端がくっつく音がして、彼に支えられている腰が震えてしまった。]
(*22) saiki 2020/09/21(Mon) 04時頃
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[自分で動くのは、初めてで。 腕を伸ばして優にしがみ付きながら、勇気を振り絞るようにして、ひとつ息を吐く。]
や、やってみる……っ、んあっ
[それより先に花弁が擦り上げられる。 ぬるついた昂りに花弁は開かれるのに、その奥に突き入れられるのではなく、先端は花芽を押しつぶすように。 ぞくぞくと気持ちよさが背筋を駆け上っていく。]
あ、あ……っ、こんな、感じ……?
[ぎこちなく自分からも動いてみれば。 おそるおそる、より当たりやすいように腰を寄せ上下に揺らせば、下腹部同士が密着し、昂りの熱も、彼の体温もより感じられた。
自分が、彼のものを濡らしている。 ひびく水音がそれを教えるようで羞恥を高める。 それでも動くのをやめない、やめられないのは、彼のためか、自分が気持ち良いからか。]
(*23) saiki 2020/09/21(Mon) 04時頃
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[この体勢だと常に優の顔が近くにあるから、少し見上げれば目があって、潤んだ瞳に彼を映しこむ。 時折眉根が寄るのは快楽に耐えるためだ。 そして、ほんの少し――これじゃ足りないと思いはじめている自分に戸惑ってしまっているため。 この前貫かれたのを思い出し、まだ迎え入れてもいない内壁がざわめいている。
優の言葉を聞きながら腕の中で身を震わせ。 口付けで熱くなり始めた吐息を伝えて。 どれほど経ったか、むずがるように腕に力がこもる。 その頃には花弁は蜜を滴るほどに溢してしまっていた。]
っ、ふ、……
[幾度か言い淀んで。 唇を震わせては閉じてから。]
わたし、大丈夫だから。 優さんの……、それ、…………っ、もう、
[これ以上言えなくて。 ぎゅうと身体を押しつけて、肩口に顔を隠した。*]
(*24) saiki 2020/09/21(Mon) 04時頃
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夜中にひっそり投下。
(-105) saiki 2020/09/21(Mon) 04時頃
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―宵越しの深夜・早希と― >>57>>58
[アイスを口にする早希と隣同士。 少しひそめた声で、穏やかに言葉を交わし合う。]
そっかぁ。 島の外だと、学校に何百人も生徒がいたりするんだよね。 仲良しの友達作るのも大変そう……かも。
[女の子らしくお洒落な子も多そうだ。 早希は素のままでも可愛いと思うが、周りに合わせないわけにはいかなかったのかもしれない。 それでもやはり、どこか輝いても見えたけれど。]
早希ちゃんなら、これからも、きっと大丈夫だよ。
[無責任な!と言われたりして。]
都会のどんな子だって、あんな高いところに登れないし、飛び降りられないだろうし。 私にとって早希ちゃんは最強だもの。
(61) saiki 2020/09/21(Mon) 04時半頃
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[自分へのカエル100匹はトラウマものだとは思うが、あれをわざわざ用意しただろう早希に驚きすぎて、なんとなく良い思い出ですらある。 その辺は口には出さないで。]
……時々強がってないかなーとか思ってたけど。
[くすりと悪戯っぽく目を細めて。]
私、都会に出た早希ちゃんのこと、時々考えてた。 どうしてるかなって。
渡くんとか、心配してたんじゃないかなぁ。 瑠璃ねぇも、かな。
[早希を見て、微笑む。]
(62) saiki 2020/09/21(Mon) 04時半頃
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[問われたことには。 窓の外の夜空を見上げてから、ぽつりと。]
島の生活……ちょっとしんどかったんだ。 出ていきたいって、少し思ってた。
[不思議なほど素直に言葉が溢れていった。 早希が今村に住んでいないことと、なにより、彼女がなんてことない様子で聞いてくれたおかげだった。]
でも、ね。……今夜で、変わった。 島に居たい理由ができたよ。
宵越し、来て良かったなって、おもう。 早希ちゃんは、――どうだった?
[彼女の首元の赤い印。 それが彼女にとって良いものであることを願いながら。*]
(63) saiki 2020/09/21(Mon) 04時半頃
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/*
早希さんへ。 お返事遅くなってしまってすみません!
ガキ大将時代が黒歴史と知らずに突っ込んでいく(
(-106) saiki 2020/09/21(Mon) 04時半頃
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お引っ越しのあたりは起きてから書こうかなと。
瑠璃ねぇへの報告はどんな風にしようかな……! 考えつつ、今日はおやすみなさい。
(-107) saiki 2020/09/21(Mon) 04時半頃
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―宵越しから数日後―
[色んな意味で慌ただしくなった日々。 それでも、優と夫婦になることが村中に知れ渡る前に、自分の口から伝えたいなと思って。
優にも予め伝えておいただろう。 宵越しから数日後、本格的な引越しの前、お礼兼手土産の袋を抱えて瑠璃の家を訪れることにした。]
ごめんください。
[ベルの音を鳴らして。 瑠璃が出てきてくれたなら。]
あの、ちょっと、お話ししたいことがあって。 いえそれより先に、……この前の宵越しでは引率してくれて、ありがとうございました。
[ぺこりとお辞儀をする。]
(64) saiki 2020/09/21(Mon) 16時頃
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これ、良かったら。 あまり上手く焼けなかったけど……。
[差し出した袋の中にはクッキーが入っている。 早朝台所を借り、ここ数年ご無沙汰だったお菓子つくりなんてものに挑戦したのだ。
宵越しの前、島を出たいと零した時。 それよりもどこか晴れやかで柔らかな表情を浮かべ、瑠璃へと笑っているだろう。*]
(65) saiki 2020/09/21(Mon) 16時半頃
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瑠璃さんへ報告に。
家にピンポンしています!
(-112) saiki 2020/09/21(Mon) 16時半頃
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>>-110
電池残量あるあるです…! 30%まで行くと残りは一気に減ったりするんですよね。 バッテリーの老朽化のせいか、私も今のより前のスマホでは良くなっていました。
優さん無理されずに。了解です!
(-113) saiki 2020/09/21(Mon) 16時半頃
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―次の週末― >>59>>60
[本格的な引越しは青空の広がる日になった。 優のそば、軽ワゴン車の隣で眩しげに目を細める。
荷運びは、優の妹である成海も、手伝ってくれるらしい。 遠慮がちながらも嬉しげに礼を言う。 後部座席に座ると、ガタゴト道を走る音と共に、運転席と助手席、兄と妹の会話を耳にして表情を緩めていた。 なんだか聞いているだけで心がほかほかする。
大好きな人と、その家族。 仲良さそうなのって素敵だなと思うのだ。]
……え、健一兄さん?
[そうして成海の口から飛び出たのは予想外の名前。 きょとん、と目を丸くする。
面白そうに語られ始めた様々な過去の顛末を、表情をころころさせながら聴くことになるのだった。]
(66) saiki 2020/09/21(Mon) 17時半頃
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そんなことがあったんですか。 全く知らなかった……。
[そう、自分はあの兄のことを殆ど知らない。 話しかけられたら怖いと、苦手だと思うばかりで、返事をするより早く逃げたいばかりだったから。
成海の語る兄は、なんだか少し親しみやすく感じた。 すぐに彼への印象は変えられないかもしれないけれど、これから先への希望が見えた気がした。]
成海さん、ありがとうございます。 教えてくれて。
これから……少しずつ。 兄とも話していけたら……いいな。
[ほんのり眉を下げて微笑む。 関係上は自分が義理の姉になるのかもしれないが、年上の彼女のことを姉のように慕い始めていた。**]
(67) saiki 2020/09/21(Mon) 17時半頃
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お引越し! 希望が見える青空が素敵だなー嬉しい。
(-115) saiki 2020/09/21(Mon) 18時頃
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延長ありがとうございます〜。
(-116) saiki 2020/09/21(Mon) 18時頃
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/*
>>-114
はい、また後ほど(ぎゅ
私がこれから外出なので、お返事すぐには無理だと思いますが、どこかでこっそり読むつもりではいますw
(-117) saiki 2020/09/21(Mon) 18時頃
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―数日後― >>68
[瑠璃に、良いこと、と言われて。 素直にこくりと頷いた。]
瑠璃ねぇに、私から伝えたかったの。
[お世話になってきたお姉さんだから。 そして、彼の、優の大切な幼馴染なのだと思っているから。
ほんの少し言葉に迷ってから。]
私、優さんと、家族になれることになりました。
……えっと、結婚、……します。
[実は結婚の2文字が気恥ずかしくて。 耳まで真っ赤になっていく。 結局、なんとなく締まらない報告となったのだった。*]
(69) saiki 2020/09/21(Mon) 23時頃
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/*
瑠璃ねぇー!
そして優さんへのお返事はまだ後になりますすみません! 24時すぎると思われます…
(-118) saiki 2020/09/21(Mon) 23時頃
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―初めての夜― >>*29->>*32
[自分の身体を支える腕をちらりと見遣る。 一見細身なのに力強い優に、自分は軽々と支えられている――くすぐったいような、胸がきゅうとなるような。 優にしがみ付く腕に力を込め、肌を寄せて。
挿れる、という言葉に頷く。 全く嫌な訳じゃないのに、どこか不安げな表情を浮かべてしまったのは、初めての痛みを思い出したからというだけではない。 気持ちよさが、ちょっと、こわいのだ。
でも、大丈夫と知っているから。]
この体勢で……? っ、んん……っ、ふ、ぁ
[少しずつ埋まっていく熱。 内臓が押し上げられる感覚さえするようで、細く息を吐く。 まだまだ慣れない狭い内壁を広げられ、貫かれるのは苦しくもあるのに、心は満ち足りていくのだ。
下腹部同士がくっ付けば。 胎の中では、昂りの先端が押し当てられる。]
(*33) saiki 2020/09/22(Tue) 00時半頃
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っ、あう……っん、
[そして腰を揺らされ、身体を震わせる。 自分の体重がかかっているせいで衝撃が大きくて。 中が少し擦れるだけで、びくびくと反応してしまう。]
あっ、ぁ、っ……
[まだ自分からは動く余裕はなかった。 優に翻弄されるので精一杯で――しかし少しずつ、ゆるやかに腰は動き、彼に合わせ始めるだろう。
全部中におさめたら、くちゅんとぶつかる音が響く。 それがなにより恥ずかしく感じられた。 部屋の外に聞こえたりしないか、一瞬心配になる。]
たいめんざい?
[鸚鵡返しにしながら。 こういうのって名前があるんだ、と呟いた。]
(*34) saiki 2020/09/22(Tue) 00時半頃
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[優の顔を見つめる。 彼が浮かべている表情は優しい兄のものではない。 それを知ると胸の奥が熱くなる。
どこか愉しそうに胸元を弄られ、きゅうと中を締め付け、何も隠すことなく気持ち良さげに表情をとけさせる。 彼の手はどこまでも自分の身体を素直にさせて、快楽に落とそうとしてしまうのだ。 抵抗する手段なんてないし、なくていい。]
……これから、もう少しは大きくなるかなぁ。
[なんて。 自分の胸元を見下ろして呟いたりもしたのだけれど。
優が触れてくれるなら、これでいいのかな。]
(*35) saiki 2020/09/22(Tue) 00時半頃
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[彼の指が行き着いた、蜜に濡れた場所。]
あ、そこ、だめ――きもちいい、から……やぁ…ッ
[話す余裕も花芽を刺激されればなくなってしまい――手でしがみ付き、太腿を震わせながら。 お腹の中、あつい、とうわ言のように。
奥を突かれるたびに高い声が唇から零れた。 全部の気持ちよさが、重なり合って、あふれそう。*]
(*36) saiki 2020/09/22(Tue) 00時半頃
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/*
ち、ちからつきた!
とりあえずお風呂に入ってきます!!
(-122) saiki 2020/09/22(Tue) 00時半頃
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/*
早希ちゃんも瑠璃ねぇも私にお返事ありがとうございます。 後からもう一度じっくり読みますね!
優さんを楽しみにしつつ。 それへのお返しは朝になるかもしれません…! 今日もお疲れ様です(感謝の礼
ではでは。
(-124) saiki 2020/09/22(Tue) 01時頃
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/*
こんにちは。
今からお返事書いてきます!
(-127) saiki 2020/09/22(Tue) 12時頃
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―初めての夜― >>*37->>*42
[優が幸せだと言ってくれるのが、嬉しくて。 “俺の“という言葉に、心臓がとくりと弾んでしまう。
快楽に背中を弓なりに逸らせば、まだ控えめなふたつの膨らみが優の胸元に押しつけられることもあったろう。 彼が育ててくれるならば、体型も変わっていきそうなんて、擦れ合う胸元を意識しながらそう思う。
そして。
優のように、そこから子供を産むとまでは思考が行きつかないが――じつは彼と結婚すると意識した時、すぐに考えたのは子供のことだった。 優と新たな家族を築いていける、ということだった。
いつか、ふたりで。 赤ちゃんがやって来ますようにって願いながら、この行為をする日も来るんだろうなと。 そう想像する心はほんのりあたたかい。]
(*43) saiki 2020/09/22(Tue) 13時半頃
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[弱い花芽を指摘され、かぁ、と頬を赤くする。 宵越しの夜に優に開発されてしまったところ。 この前ひとりでお風呂に入った時触ってみたら、刺激はあれど、彼が触れるほどの快感はなくて。 優がしてくれるのじゃなきゃダメなんだって感じたのを思い出させられる。]
うん、……っ、優さんが、触れるから、
[だからなの、と。 ちいさく囁いたことだろう。]
ふぁっ、あ、
[布団に背中から倒され、中のものが角度を変える。 覆い被さられる圧迫感さえ快楽に繋がって。 震える爪先がシーツを蹴ろうとするのだけれど――それは叶わず、急にふわりと宙に浮くものだから、目を瞠ることになる。]
(*44) saiki 2020/09/22(Tue) 13時半頃
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――っ、や、なに、
[下半身をひっくり返されたみたいな体勢。 あられもない場所を優の眼前に晒すことになると、顔を真っ赤にして足をばたつかせようとするも、彼の次の動きへの障害にはならなくて。]
ッッ、ひゃぁあっ――あッ、ふ、
[熱い昂りが深々と埋め込まれていく。 経験したことのないような、奥の奥まで。 本能的な恐ろしさと驚きに内壁は激しく収縮して彼自身を包み込み、見開いた両の瞳からは涙がこぼれ落ちる。
身体の中があつい。 繋がれた手に助けを求めるみたいに力を込めて。 口付けながら、ゆうさん、と呼ぶ。]
(*45) saiki 2020/09/22(Tue) 13時半頃
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ん、んッ、――奥、おかしく、なる……!
[とんとんと押され続けて。 鈍かった感覚が少しずつ変わってくる。 じわじわ身体に広がっていく熱さに浮かされていく。
身体の全部を、優に委ねる。 そして、彼だけを求めた。
抱き寄せられ、彼の吐く息の熱さを近くに感じ。 気持ち良くなってくれている、興奮してくれていることに心満たされ、自身の限界もまた近くなってくる。
何度も名前を呼ぼう。 そして彼の顔を見たくて、必死で目を開けた。
表情を目に焼き付けたくて。]
(*46) saiki 2020/09/22(Tue) 13時半頃
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[身体を震わせたのは、ほぼ同時。 胎の中の熱がびくびくと動くのを感じる。 ゴム越しでもそれはありありと分かって、まるで搾り取るみたいにきゅうきゅうと締め付けては、びくん、と身体全体が震えた。]
………っ、ぁ、…ぁ、
[多幸感をともなう絶頂から降りてこられない。 彼が動きを止めたとしても、穏やかな波のように押し寄せる快感はなくならず、零れる涙が止まらない。
本当はこのまま意識を飛ばしそうだったけれど。 どうにか瞼を上げて、涙で霞んだ視界に優を映し出す。
優はどんな表情をしているだろう。
とくりと、心臓が跳ねる。 無防備な心が彼のことだけでいっぱいになる。]
(*47) saiki 2020/09/22(Tue) 13時半頃
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――、ゆう、……
[たくさんの思いを込めて、名を呼んだ。 泣きながら微笑んだ。
このひとが、好き。
もう結婚したというのに、今更のように改めて。 夫婦になってからも“恋“をする。
愛してる、はまだ言葉にできなくて――頬が更に赤くして、繋いだ手を引っ張り、自分からキスをねだった。 わたしの旦那さん、と幸せそうに呼んで。*]
(*48) saiki 2020/09/22(Tue) 13時半頃
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―宵越しの深夜― >>70>>71
[早希が、良かったじゃん、と言ってくれるから。 じんわりと嬉しそうに表情を緩める。
早希の語る都会の生活は大変そうだったし、そこに至るまでの村の生活でも色々あったのだろうと察せられた。 謝罪の言葉には、そっと首を振る。 それでも彼女はここに来て、共にキャンプの時間を過ごし、今もこうして隣り合って話してくれている。 それが嬉しいなと思う。]
そっかぁ、早希ちゃんも一緒なんだね。
[変わった、という彼女の顔は明るいものか。 そっと見上げて微笑む。]
早希ちゃんも、よかった。
[心の中があたたかかった。 ガキ大将な彼女も好きだったが――時々ついていけなかったり泣きべそかかされたりもしたけれど――、今の彼女も好きだなと思う。 誰かを想っているみたいな、表情。]
(74) saiki 2020/09/22(Tue) 14時頃
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あ、流星? うん、また話そうね!
[何か思い出したかのような早希に笑って手を振る。 宵越しを過ごした相手と約束をしたのかな。 というか、相手って、限られて――。]
っ、え? な、それ、
[優兄の感想、とは。
ある意味当然なのに、思いっきり色々バレていることを今更認識し、一気に真っ赤になると。 冷たい飲み物を一気飲みし、早希を見送ったのだった。
最後に爆弾、さすが早希ちゃん。 ふと昔の彼女の姿が脳裏を過った。**]
(75) saiki 2020/09/22(Tue) 14時頃
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/*
優さんからお返事来てた……!!
ありがとうございます嬉しい。
(-128) saiki 2020/09/22(Tue) 14時頃
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―数日後:瑠璃の家― >>72>>73
[祝福の声に、嬉しそうに。 そして少しだけホッとしたように表情を緩める。
瑠璃が祝ってくれないのではと思っていたわけではないが、ほんのり、緊張がなかったわけじゃなかった。
彼女にとって優は大切な幼馴染なのだろうし。 長い付き合いの中で色々あるのだろうし。
でも、姉のように慕ってきた彼女は、 自分を祝う言葉をくれた――心がぎゅっとする。]
あっ、結婚式!
[そういえば引っ越しなどで精一杯で、式を挙げることについてあまり考えが及んでいなかった。 自分は彼と共にいられることが第一だったのだ。]
(76) saiki 2020/09/22(Tue) 14時半頃
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[呼んでね、という言葉に勿論と肯く。 真っ先に招待状を送ろうと決定したのだった。]
瑠璃ねぇ、ありがとう。
[勉強を教えてもらっていたあの頃から数年が経ち、お互いに様々な変化があったのだろう。 けれど、同じように素直に礼の言葉を伝えた。**]
(77) saiki 2020/09/22(Tue) 14時半頃
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/*
瑠璃ねぇ、早希ちゃん。 おふたりもお話ししてくれてありがとうございました!
こちらからは〆な感じで。
明日の朝には終わりか〜と寂しくなりつつ…。 それでは、また夜に!かな?
(-129) saiki 2020/09/22(Tue) 14時半頃
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/*
こんばんは。
>>-130
お返事にハッと気づいた時とても嬉しかったです。 こちらこそ長い間本当にありがとうございました!
メルがまさかこんな結末を迎えられるとは思っていなくて……驚きつつ、村の中での交流からの心の動きってすごいなぁとか。
(-131) saiki 2020/09/22(Tue) 21時半頃
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/*
皆さんお疲れ様です!
(-136) saiki 2020/09/22(Tue) 23時半頃
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/*
>>-132
優さんに教えてもらうしか学ぶところないので…! 好みに染めてもらえればそれがメルは幸せだと思いますw こちらこそ愛想尽かさないでくださいね><
浮気は……ダメです! する気起きないように頑張ります(震
(-137) saiki 2020/09/22(Tue) 23時半頃
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/*
ドレス……ドレス着てみたい。 そういう女の子思考はあるかも。
タキシード優さんが見たいのもありますね! 和装のイメージが強いですが。なんとなく。 浴衣似合うだろうなーと。
(-138) saiki 2020/09/22(Tue) 23時半頃
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[高鳴る鼓動をどうにか押さえつけて。 ドレス姿に、慣れないヒールの靴で彼の元へと進む。 気を抜くと転んでしまいそうで。 でも手を取られたら、それだけで不安定な気持ちは掻き消えて、ただただあたたかな想いだけに満たされる。
名前を呼ばれて、優を見上げる。 ベール越しの黒い瞳。 それが自分を見つめてくれるのが、何よりも好き。
タキシードもとても似合っていて素敵だけれど。 結局のところ、優ならばなんでもいいのだと思う。]
うん、――誓います。
[ふわりと笑った。
一歩を踏み出す、優と一緒に。**]
(80) saiki 2020/09/23(Wed) 00時頃
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/*
勢いで返しちゃいました!
ハワイも良いですけど、 メルは日本の方が行きたがりそうかなぁ。
外国ならいっそオーロラを見に!ww (ハードル上げていく
(-141) saiki 2020/09/23(Wed) 00時頃
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/*
北欧といえばフィンランドかなー。 むーみん!むーみん!
(-144) saiki 2020/09/23(Wed) 00時半頃
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/*
優さんと気が合って嬉しいですw
良い雰囲気ですね〜。 暖炉の前でふたりで身を寄せあって、色んな話をしたりしたいですね。
(-145) saiki 2020/09/23(Wed) 00時半頃
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/*
童話、素敵ですね。 私も気になるので読んでみたいです。
スウェーデンは港町?の家の色合いとかが綺麗だなーとテレビで見ていてよく思います。
(-148) saiki 2020/09/23(Wed) 00時半頃
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/*
はっ、すみません、うとうとしてましたw
童話のそのシーンは幻想的な感じですね。 どんなものが売ってるのか…とかも気になります。 くっ、いい感じで心を掴まれた…。
(-152) saiki 2020/09/23(Wed) 01時頃
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|
/*
私も優さんとお話ししていてとても楽しかったです。 キャラ的にも優さん大好き!になりましたし、中の人的にも毎日楽しく読んでお返しして…な時間を過ごさせていただきました。
あと、えろぐすごいなぁ!!とドキドキしていましたw 今回こちらが初心者キャラだったのもあるかもしれないですが、リードの感じとか、いい感じで行動を確定して下さる(こちらもそう動くだろうという感じで!)のとか、有り難いなぁと。
自分はそれにどう返していけるか考えるのも(えろぐ苦手意識あったので大変でしたがw)とてもワクワクする時間でした。
(-154) saiki 2020/09/23(Wed) 01時半頃
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/*
10年後…30代半ばくらいの優さん… メルは子供ができたら子供溺愛のお母さんにもなりそうですか、でも特別な位置に優さんは居るままでしょう。
優さんもおやすみなさい、かな?
名残惜しい気持ちもありますが、また違う村でご一緒できることもあるかもしれません。 それを楽しみにしていますね。
(-155) saiki 2020/09/23(Wed) 01時半頃
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/*
はっ
(-156) saiki 2020/09/23(Wed) 01時半頃
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/*
さすが優さんであった。
メルは気恥ずかしさをなくすことはないけれど、優さんが望むならそうしたい!と頑張っていきます!
ついつい見守ってしまいましたw こんなに夜遅くまでありがとうございます。
では、おやすみなさいー!
子供は最低3人は欲しいです(なんとなく!
(-159) saiki 2020/09/23(Wed) 02時頃
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―宵越しから、数年後―
[春の日の朝。海の見渡せる高台。 両親のお墓から少しだけ離れた大きな木の根本。
定期的に訪れては、朝のひとときを此処で過ごす。 それは優と結婚してからも変わらない。 今朝もまた、幹に寄りかかりながら座って、書き終えたばかりの便箋を読み直していた。]
早希ちゃん、どうしてるかな。 瑠璃ねぇと会ったりしてるんだっけ……。
[手紙は瑠璃と早希に宛てた2通。 宵越しから時折、季節が変わったり行事が終わると、なんて事ない内容のものを送ったりするようになった。
早希宛のものには、渡に頼んで一言添えて貰った。 さてどんなことを書いてくれたのか。 微笑みながら確認して、よし、と鞄に仕舞い込む。
そろそろ時間だ。]
(85) saiki 2020/09/23(Wed) 06時半頃
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[立ち上がれば、潮風にスカートが舞い上がる。 今日が最後の制服だった。
すでに結婚している自分だが、卒業のこの日は何か、節目のようにも感じられていた。]
よかった、少し風はあるけどいい天気で。
[崖のギリギリに立ち、春の風に目を細める。
空と海の色。その間。 もう何度も何度も探してきたものだから、目的の存在はすぐに目に飛び込んでくる。
じんわりと笑顔が浮かぶ。]
(86) saiki 2020/09/23(Wed) 06時半頃
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[瞳に映るのは一隻の漁船。 そこにいるのは――たった1人の特別なひと。
きっと数年後には、何人かの子供の手を引いて、ここから船を眺めることもあるのだろう。 あれにお父さんは乗っているんだよって。 1人目はそう遠くない未来だと良い。 卒業したらって、自分から彼にお願いしたのだから。]
―――― 優さん、おかえりなさい!
[聞こえなくても声を張り上げて最愛の人の名を呼び、手を上げて大きく振った。
海から、私の元へと帰ってきてくれること。 それを毎日信じ続ける。
心と身体を通わせたあの夜から、それは変わらない。 これからも、ずっと。**]
(87) saiki 2020/09/23(Wed) 06時半頃
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/*
こそっと最後に。 おはようございます。
大変そうですけど、双子もいいなぁ。 きっととてもかわいい。
(-163) saiki 2020/09/23(Wed) 07時頃
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/*
それでは…
素敵な村をありがとうございました。 飛び込みたい!となって、半ば勢いで入村してしまいましたが、そうして良かったと思います。
皆さん、お疲れ様でした。 そしてありがとうございました。
特に優さんに心から感謝を。 これからも恵瑠をよろしくお願いします!
(-165) saiki 2020/09/23(Wed) 07時頃
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優さん、おはようございます!
この日の夜のあれこれは想像にお任せしつつ(笑
優さんが10年後の夜を書いてくれたので、 敢えて卒業の日の朝にしてみましたw
(-166) saiki 2020/09/23(Wed) 07時頃
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―おまけのとある日―
[いつものように、夜、正座して彼を待つ。 いつまで経っても気恥ずかしさは拭えない。
しかし今日は少し違う。 彼に対して、やってみたい事があって、そのことを考えると少しワクワクしてしまっているのだ。]
……びっくりするかな。
[そう、自分は、見つけてしまったのだ。
優の(恐らく)弱点を!
さて――にこにこと笑って楽しそうに抱きついてきた自分に、優が脇腹をくすぐられるまで、後数分。*]
(-167) saiki 2020/09/23(Wed) 07時頃
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おまけおまけ。
メルも時々お茶目なことしますw 優さんの仕返しが楽しみですね。
(-169) saiki 2020/09/23(Wed) 07時頃
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制服でwww 優さんww
ではでは、お疲れ様でしたー!! またどこかで。
(-170) saiki 2020/09/23(Wed) 07時頃
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