197 獣ノ國
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 01時頃
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― 明け方・邸宅 ―
[部屋をひとつスザンナに用意するつもりであったが、 同衾を避ける意味を探しても見つからない。 寝室にて腕を枕にし、共に眠った。
朝食を知らせる下男の声が響けば、 大學へ行く前にシャワーに入るかと耳元で告げ、 スザンナの髪を梳き乍、娘が覚醒するまではそうして過ごし]
「――それと旦那様、ポストに本が入っていました。」
[明け方に新聞を取りに出た下男は、一冊の本を攫った。>>2:396 スザンナが起きても起きなくとも、風呂も含め支度は急かさずに ただ、布団をかけ直しておく。
寝室の障子を開け、差し出されたハードカバーを受け取った。]
(1) 2014/10/07(Tue) 01時半頃
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―――… あいつ… ?
[タイトルもカバーも書店で見覚えのあるものだった。 よもや抜き身の本だけを置いていくなどと。 其れは「別れ」としては長年の付き合いも有り、それ「らしい」が 「別れ」を知らぬ者にとっては、あまりに不自然で。
―――携帯を見るが返信は特に無かった
空気を噛み、PDAで一通電子文を拵え、送信する。]
(2) 2014/10/07(Tue) 01時半頃
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―――――――――――――――――――――――― From:錠 To:ルーカス
本文: おい、お前なんかあったのか。 ――――――――――――――――――――――――
[本の貸し借りの折には、必ずといって良い程に、 「無駄話」を楽しむのだから。 あまりにも不自然な返し物に、違和感は拭いきれず。 朝見ても殺しては為らない神の使いが、 糸を伝い、障子を伝い、ぽとりと木床に落ちる。 そのまま蜘蛛は長い節足を動かし、何処かへ消えてゆく
――――気付いたのが、数時間遅かった**]
(3) 2014/10/07(Tue) 01時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 01時半頃
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― 昨晩の話・下男とやり取り ―
――書殿掃除の手が足らない? …ああ、そうか。二人に暇を出してしまったのだったな。
[実家の母親が病気になってしまったと申し出を受け、、 奉公で来ていた兄弟二人に貨幣を包んで返してやったのだ。 学士の書庫は、相当に本の量が多い。 手入れをせねば古いものは虫に食われてしまうし。
買い出しで出かけた下男が風の噂で耳にした 便利屋の話>>0:289を思い出し、顎に扇子を宛行い一考する。]
そうだな、一度電話をしてみてくれ。 二名程臨時で駆り出しができればと。
[便利屋がひとりで仕事をしているとは判らぬまま。 尤も、その人物に手を空かせている者の心当たりがあれば また事情も変わってくるのだろうけれども*]
(32) 2014/10/07(Tue) 08時頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 08時頃
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 08時頃
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― 早朝・寝室 ―
[メールを送った後、思案していた。
そういえば花屋の配送を頼んでいるのだ。 普段は墓花のみで終わらせてしまうのだが
スザンナは何か入り要がないかと問おうとし、 振り返ろうと畳に落とした足裏を擦れば、 背の辺りを摘む指先>>34に一時目を丸めさせ。]
やぁ、おはよう、スージー。 寝辛くは無かったかな。
(43) 2014/10/07(Tue) 10時半頃
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[きちんと振り返り、前方から腕を伸ばす。 嫌がられなさそうなら、腕の内へ納めようと
ただ一日だけでも彼女を招いた喜びは強く。 ずっと此処に居て欲しいと思う反面で、 先日語られた夢の話を思い過ぎらす。
大事な愛犬を離したくない気持ちと、 留学の後援を預かりたい気持ちは半々。]
スッピンの方が愛らしいんじゃないか。 化粧している時より、柔らかく見える
[そんな話も今日出来たらいい、と考えていた。**]
(47) 2014/10/07(Tue) 11時頃
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― 朝・寝室 ―
うちの洗髪料の匂いが、する。
あぁ、――通学前にシャワー使うなら好きに使っていい
[>>51腕の中に閉じ込めれば、香水とはまた違う薫りがふわりと浮き、鼻腔を擽る。
昨晩風呂に連れて行った事を思い過ぎらせ。 客観で置いてしまえば教え子を我欲に任せ 爛れさせたという事実は拭えまいが、 何故か後ろめたさは背徳感は巡る事なく。]
そうか、俺も久しぶりに熟睡できた。
……君は、余程俺を悪い講師にさせたいと見える。
(69) 2014/10/07(Tue) 12時半頃
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[今までと代わらず先生、と呼ぶ腕の中の存在に 眉を下げ、苦く笑ってから額と頬に唇を寄せ。
それでも訂正を命ずる事なく、 抱きしめた手をゆるり下方へと降ろしてゆけば 寝着の隙間から飛び出した尻尾が暴れており。 犬の部分ごと愛でるべく、揺れる尾を優しく撫で]
なんだなんだ、 俺にはちゃんとした所を見せなくていいのか
貴重な素顔も俺だけにくれるなら、 その方がうんと素敵な話だがね。
[女としてのスザンナだけではなく 獣としてのスージーも求めている。 飾らない彼女をも、総てが欲しかった。
形の良い唇のラインを指でなぞり、 此処にもお早うの接吻を、と小声で囁く**]
(70) 2014/10/07(Tue) 12時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 12時半頃
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 13時頃
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 16時頃
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― →朝・居間へ ―
無理に呼ばなくても良いけどなァ 癖付いて大学で名前で呼ばれたらアレだし。
…へぇ、尻尾も感じるのか。 電車とかバスとか、痴漢に気を付けないと
[>>85無理には呼ばなくて良いと告げる傍ら、 尻尾が柔らかい毛並みを奮い指から遠ざかれば 外に危険が多くなるのでは、と一抹の不安が過ぎり]
や、冗談。 流石に寝る時まで化粧されてたら落ち着かんし。 顔も態度も、此処に居る時は飾ら無くていいから
[真面目な様子で主張を受ければ軽く吹き出す。 繕っていない部分も見られたいという願いは、 そのまま自身の願望へ直結しているのだから 断る道理も拒む道理もある筈が無く。]
(102) 2014/10/07(Tue) 18時頃
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つっても普段からパンツ一丁うろつかれッと困るが
[目のやり場に、と付け加え。朝食の用意された居間へ誘う]
いただきまーす
[一汁三菜の用意に、生卵と焼き糊が足された繕。 うち一つの前で腰を落とし、胡座をかく。]
ン?あァ、来たい時に勝手に上がり込めば良い。 下働きの連中にはそう言っておくから、さ 日が暮れる前に合流できれば、それで。
[>>86生卵に醤油をかけて箸でときながら、 白米の上へぶっかけて、適当に掻き込み。 焼き鮭の身を解しつつ、残したいものは残せと合間に告げ。]
花と言えば、飾っといて欲しいモンある? もう少ししたらトレイルが配送に来てくれるけど
(103) 2014/10/07(Tue) 18時半頃
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あっ半分は、オスカーにとって雀の涙程の収入源になれたらいいなーと思ったんだが…そうか単独か。 トレイルとは分けて拾うかなぁ…
(-51) 2014/10/07(Tue) 18時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 18時半頃
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あぁ、それなら良いがね。 若い時痴女に遇ったことはあるぞ。可愛く無かったけど
ぅわッエゲツねェー。 それ男が一番地味に傷つく攻撃だわ
[>>109黄色い悲鳴の代わりに小馬鹿にされるとあっては、 露出狂も出した甲斐が無いというものだ。 からからと笑って、解した鮭を口蓋へ放ってから、 茄子と玉ねぎの汁物で風味を整え、はたと気付いた。]
(110) 2014/10/07(Tue) 19時半頃
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……ッあー、コレ玉ねぎ入ってるんだけど。 口付けたらまずいんじゃないか?
[犬は葱系を与えてはいけないという話を思い出し、 大丈夫なのだろうかと心配そうな視線を送る。]
小さな向日葵、かぁ。 確かに置いてるか分かんないよな。一応聞いてみるよ。 …そういえば、日中パソコンで仕事してたンだが 君の名前の語源を調べてみたら、 百合とか薔薇の意味があるらしいね。
成程、花が似合うはずだ。
[目を細めて笑い、彼女の願いを聞き入れると 飯時に少々行儀も悪いが、メールを打つ。]
(111) 2014/10/07(Tue) 19時半頃
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―――――――――――――――――――――――― From:錠 To:トレイル>>61
本文: おぉ、ずっこけて無残な姿にもならずに済んだ。 ついでに可愛い少年を送り狼したぞ。 嘘ですウソウソ。 とにかく助かった。
ちょっと届けて貰うもん増やしていい? 小さな向日葵って今の時期、店にあるもんなん? 急だし、駄目なら駄目でしゃーない。
んでは、家で待ってるぞ。 ――――――――――――――――――――――――
(112) 2014/10/07(Tue) 19時半頃
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「――旦那様、「便利屋」と連絡がつきました。 本日来られるそうです。」
[茶の代わりを注ぎに来た下男より一報>>78を受ける。 一人で来るという話に首を傾げさせて]
え?便利屋って派遣みたいな何かじゃねーの? まァいいか、着いたら通せ。 ジャンル分けと本の手入れもあるし、 一人でやってたら数日は掛かりそうだがなァ
[訪れるなら一度書殿の状態を見せてみて、 しんどそうなら増員の張り紙でも出さねばなるまいと思いつつ。]
君は埃とか厭だろう? 一ヶ月放置してただけで酷い有様だよ
[苦笑を浮かべ、スザンナを見遣り。 「灰かぶり」には喩えようも無い様相の彼女に 本の手入れを頼むのは流石に酷だと。 何より繊細な指を、本で切ってしまっては頂けないと。]
(113) 2014/10/07(Tue) 19時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 19時半頃
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□獣につゐて
DAY:20xx年10月2日 xx:xx NAME:柿食えば鐘が鳴る也名無しさん
前に書き込みをした柿の人です。 お試しで一日獣人を飼ってみたが、 このまま飼ってみようかと思う。
他に獣人と共存生活している人がいるのなら 情報交換してみたいかなーとは思う。
>>=2 社畜は辛いよなあ。
都合合えば会ってみても悪くないとは思うが 国府の監視下にあることを考えると恐いかな…
獣人だってばれたら捕まっちまうとか追放されるとか 警戒する側にとっては、ありえない事じゃないからね。
(=3) 2014/10/07(Tue) 20時半頃
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[掲示板に書き込んで思うことはひとつ。 奇妙な本の返却をした友人のこと。 メールを確認するが、依然として返事は来ず。 豆か豆でないかと謂えば、返信は豆だったような。
自分以上に彼の方が獣人と接触している可能性は高く思えた。 半獣だとばれたら、半獣を匿っていると知られたら、 何処かへ連れていかれてしまうのではないか 国府に監禁されるだとか、追放を受けるだとか リアルに考えるならそんな辺りが脳を掠めるけれど。
それとも、「ありえない」扉を開けてしまったことで 「ありえない」次元に呑まれてしまった、だとか。 神社で過ごしたあの日のこと。 鳥の羽音と木々の騒きに紛れ、狐の鳴き声を聞いた気がする、
――ああ、こうして半獣と生を共にしてしまえば。 傍に寄り添って、愛おしいと思ってしまえば。
獣に連れていかれるなら、悪くないかも知れない。]
(118) 2014/10/07(Tue) 20時半頃
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ダメージでかいと思うぞ。 男には胸のカップみたいなもん無いのが救いだよなぁ。
ホントに?結構肝っ玉据わってる感じがするし。 [>>132自身を痴女に喩えているなどと露程にも思わず。 銭湯で「あぁ…」なソレを目にすることはまああれど、 膨張時を比べない限りは判断もつかない。 経験豊富な目に聞いてみようかと一瞬思ったが、 トンデモな感想が返ってきそうなのと、 再び変態と罵られかねないのでやめておこう。]
って言うよな。飼ったことないから解らんが実際どうなんだ? ――あっ、待て待て、そんな一気に…
[給仕に吸い物でも作らせるかと考えていた所で、 玉葱を食べていく口を見詰め、驚嘆の声をあげる。 これから学校なのに体調を崩したら…というよりも 具合を悪くさせたくないという一心で。]
(140) 2014/10/07(Tue) 22時半頃
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薔薇が似合うとなると、高級感溢れる美人ってことかな。 なぁに言ってんだか。 今のままで充分、君は若くて綺麗だよ。
あぁ、でも。歳を重ねて大人っぽくなった君も見てみたい。 …半獣は時間をどう経ていくんだろうな。
[>>134同じように同じ速度で歳を重ねるのだろうか。 今見ている限りでは耳と尻尾がある以上の変化は見られないけど しかし、美男という形容には首を傾げさせ。]
美丈夫ってのはそれこそトレイル君や ルーカスみたいなヤツに飾る言葉だと思うがねぇ
あ、そういえば紹介し損ねたな、あいつのこと。 カフェテラスで若いお姉ちゃんと一緒に居たヤツな
[彼女の目を通すと自身がどう見えているかよりも 彼女が自分を好いてくれているかどうかがずっと重要で。 リップサービスの一環程度に聞き流してしまう。]
(141) 2014/10/07(Tue) 22時半頃
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[それこそこの男を照れさせるなら、表で抱きつくような 暴挙に出るより他に無さそうなもの。]
んぁ、そうかぁ? いや中紙の硬いやつもあるから、指や爪が傷んではと。
[箸を握る細く白い指を目で追いながら、小松菜のお浸しを咀嚼し しかし、ポルノ雑誌を探したいと言い出す無邪気さには、 ちょっと突っ抱えて、軽く咳き込んだ。]
……そんなん興味ある? スッチーさんとか好きだぞ、わりと。
[冗談とも本気ともつかない呟きを落としてから。 ごちそうさまと此方も手を合わせた。
下男が来客を応対する声が聞こえる。 50分とあったメールの記載よりはやや早いが、 恐らくはトレイルが到着したのだろうと。>>139]
(144) 2014/10/07(Tue) 22時半頃
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喜べ、向日葵あったらしいぞ。 今見たいか?
[スザンナに笑いかけ、腰を上げる。
わたわたと動揺する様子>>142を端目に置き、 取り敢えず耳は隠せと告げて。
まあトレイルなら見られても大丈夫ではと思う反面、 向日葵を所望した時点で、自身が望むような花ではないと 何かを察せられていそうなものだから。
特に助言は与えずに廊下を歩き、玄関まで足を運ぶ。]
いやぁ、荷物を増やしちまって悪いねぇ。 今、茶と菓子を用意させてるから、どうぞ。 最近はどうよ? 繁盛してる?
[上がるように促すのと同時に、縁側のある居間へ案内する。 膳は下げられていたが、愛犬の姿はそこにあったか。]
(145) 2014/10/07(Tue) 22時半頃
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錠は、ジャニスの姿を最後に見たのは大通りだったはず*
2014/10/07(Tue) 22時半頃
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そういえばトレイルチップとの同村は結構多いけど このトレイルはすごく好感がもてる感じ。 飾り過ぎないイケメンっていうか、ほっこりする
(-70) 2014/10/07(Tue) 23時頃
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― →居間 ―
[廊下を進んだ所で、手荷物のやり場を考え。
白い大きな華を基調とした墓花は、いつもの通りに 池の直ぐ脇にあるスタンドへ供えるように下働きに言いつけ。
贈り物だと意図を汲まれたらしき向日葵のブーケは 両手で受け取り、面白そうに目を細め。]
小振りだがちゃんと向日葵だ。 秋を忘れるね。
[大輪とは言い難いが、慎ましい大きさがいっそ愛らしく思え。 綺麗な黄色に、自然と表情も綻んだ。 居間と廊下を隔てた襖を開くがそこには彼女の姿は無く。]
(153) 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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これは花瓶に活けて貰うとするかな。
[片腕でブーケを抱きながら、下男が茶と饅頭を揃え顔を出せば 下がるのと同時にブーケを預けてしまう。]
一番花が売れやすい時節は三月と四月だっけか。 いまは少し落ち着いてる位なのかな。
へぇ、新規客は大事にしねぇと。 新しい風は福も一緒に運んでくれるというからね。
俺はまぁ、ぼちぼちだなぁ。 本の印税はそれなりに入って来るし…。 センター試験が近づいて来ても、俺の学部は関係ないしねェ
[朝食のデザートに残したむかれた柿の皿に気づき、 饅頭は後にしてこちらを先に食おうと。 テーブルの上に用意された灰皿は、真ん中に置き。]
(154) 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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[さて、スザンナは何処へ行ったのか。 家人に視線で問うも、首を横に振るだけで。
ふと目についた物置の襖>>152に視線を向け。]
(頭隠して尻隠さずとは、このことだな。)
[取り敢えずは何も居ないふりをしておこうと思うも、 トレイルが気付くようなら、隠しだてるつもりは無く。
適度な大きさに切られた橙の実に爪楊枝を立てて、 口にいれては、笑いを咬み殺す。]
(156) 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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□獣につゐて
DAY:20xx年10月3日 xx:xx NAME:柿食えば鐘が鳴る也名無しさん
>>=5 趣味が仕事に生きてるのか、いいね。 俺も大体そんなもん。飯食うなら好きなもんで食いたいよな
ありがとう。 なるべくあの子の好きにさせてやりたいので、 半同棲くらいのつもりではあるけど
解らないけれど、政府にとって好ましいかどうかと考えると。
月の満ち欠けの具合か、遺伝子的なもので変貌を遂げたか解らないが 何かがトリガーになって凶暴化するとも限らない。
それなりに豆な知人が昨日から連絡つかなくてね。 少々気になっている。
(=11) 2014/10/08(Wed) 00時頃
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□獣につゐて
DAY:20xx年10月3日 xx:xx NAME:柿食えば鐘が鳴る也名無しさん
>>=7 ???変なものでも食った?
>>=8 追放かどうかは解らないけど、何年かの周期に 突如行方知らずになる話は民話として根付いているね。 目の前で人が消えるなんて話、信じられる?
今回、半獣騒動は実在として明るみになったけれど 過去に似たケースがあるのではと文献を調べてみるつもり。 実験で生み出され、記憶を今まで封じられてたとか 本人も周囲も知らない所で突然異変が起こったのか その辺りが謎すぎてどうにも。 実験によって種の改良を遂げたのなら、サンプルとして回収されるのは有り得るのかも知れない。 あまり良い言い方ではないけれど
(=12) 2014/10/08(Wed) 00時頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 00時頃
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 00時頃
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そうか、行きおくれみたいなもんだな。 買い手になれて良かったよ。
そうか、ならば浮いた分で君は本でも買うといい。 賄賂のことはミナカタさんにはシークレットでね
[>>171此処からは伺えない台所では、 恐らく花瓶に水を満たされ、 飾り花として支度がされている事だろう。
人差し指を立て、秘密だと緩く笑う。 花屋のバイト代が高くない事は知っている。 はした金でも何かの足しに為ればそれでいい]
(175) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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それに退社や移動の時期でもあるからなぁ。 サラリーマンも学生もご苦労様だな、ほんと。 勿論君も、よく働いてる。
あの花屋で働き出してから、 何年目になるんだっけ。
そう言ってくれて嬉しいな。 トレイルみたいな好青年が教え子なら 答案用紙と解答用紙をうっかり間違えても良いんだがなぁ
まー、テストってのは頭に入ってるかどうかを 確かめる為にやるものだから、な。 あんまり重要視していないんだけどね
[掲示板に書かれた、好きでやっている仕事、 という記述を思い出し、腔内へ納めたものを飲み込む。 適当につけたHNをふと過ぎらせたが いまは男の胃袋の中だ。]
(176) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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[興味があれば覺えは良いだろうし、 そうでなければ抜けていく分野だ。 社会で飯を食うのにさして役に立たないものだから 試験よりも必須提出のレポートが面白い生徒に色をつける。
伺い立て>>172には是を返し、煙管を取ろうと一瞬考えたが、 トレイルの出した煙草の箱から一本を貰うことにし。]
あぁ、外で吸う時はコレだな。 他も試してみたが、これじゃねーな感が強くて。 刻み煙草と紙巻は大分別物感あるからね。 教えて貰って得をしたよ。 そうなんだよなァ、スタンド灰皿は街からどんどん消えてくし、 飲食店はこぞって禁煙ブームに巻き込まれてくし。
(180) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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喫煙者が離れていくのは、増税が一番でかいんだろうけど。 俺は千円になっても吸うだろうな〜…
肺をやられて死ぬのが早いか、 肝臓で死ぬのが早いかってとこか
[からりと笑いフィルターを銜え込み。 ライターを向ける指を手で制し、顔を寄せて火種を貰う。
ニ指の合間に煙草を挟み込んで、紫煙を口腔から身体の奥へ招き。 唇から離して、紫煙を燻らせれば独特のフレーバー。]
15から吸ってるんで、もう止めらんないだろうな。 習慣は恐ろしいね。
(181) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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[喩え肺や肝臓を病まなかったとしても、 スザンナより長生きする事は無い気がする。 己が老いて死んだ後、彼女がどう過ごすかが気掛かりだった。 孤独に胸を痛め、寂しくいつまでも想われるよりも 若くて良い男と始まればいいのだと。 顔を歪めて目を腫らし泣いている顔よりも、 向日葵のように笑っている方が好きだから。
隠り世で彼女の行く末を見守るにも 倖せに包まれていてくれる方が、ずっと安心できそうで。
泣き顔も笑う顔も見せない処>>174へと赴く 決意を固めている事など、知る由もなく。]
(183) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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移し火は主観的に好きです。
(-90) 2014/10/08(Wed) 01時頃
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ま、クラリッサが村建てさんだわな。 コアだけじゃなくてロールの感じもそれっぽいし
(-91) 2014/10/08(Wed) 01時頃
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五年か、君の顔にも見慣れて来る筈だ。 来たばかりの頃は、もっと髪が赤かったがね。
[>>186荒んでいた時期を本人の口から聞く機会は無かったが、 時間の経過と共に、彼は接客に熟れて来た気もする。 店主の明かした彼の素性も、ほんの少しだけ小耳に挟んだが 無駄に吹聴はせず、いまに至る。 過去が後悔に染まったものであろうとなかろうと、 今は色取り取りの風物と共に生きているのだから
寝物語と己の語る小咄への解釈が 青年に何かを結びつけているのかは解らないが、 話に耳を傾けている時のトレイルは穏やかに見えた。]
人間の縁とは奇妙なものだね。 同じ釜の飯や一杯のかけそばを食えば腹も頒かつというが、 同じ銘柄を吸えば、信を預けて良いと思えるなんて。
(189) 2014/10/08(Wed) 01時半頃
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[男が吹聴を好まないのと同じように、 青年もまた無駄に痛みを広げないのでは そう感じる処が或る。
喩え接客に慣れて来たとしても、 厳しくも甘い店主の下で働いて来たからこそ、 今の彼は好青年として「生きて」いるのだろう、と。]
あぁ、或るな。 身近なところに棲んでいるものらしいぞ。
[掲示板にもそんな句が綴られていた気もするけれど。 青年の視線がある一点を捉えていることに、 もはや取り繕う事はせず、出ておいで、と軽く声をかけて。]
(190) 2014/10/08(Wed) 01時半頃
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うん、つい昨日からな。 此れもシークレットにしてくれよ?
[>>188人差し指を立てて唇の前に押し当てる。 ゆらゆらと紫煙が灰皿から上り、視界を濁らせ歪めた。
よくは解らないと告げられた手前、 青年のヘーゼル色の瞳を横目で見遣り]
ところで、――
(191) 2014/10/08(Wed) 01時半頃
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君はこれまでに、半獣を見たことがあるかい。
[与太話の途中で色合いを変えるのは、 早朝の肌寒さも消え失せ、雨を忘れた陽光が包む時刻。]
先程メールに書いた送り狼にも由来があるんだよ。
これは人に憑いて回る獣とも護り神とも呼べる存在で、 獣の通るテリトリー区域を歩む者を護衛するのだと。 他の狼が獲物と解して飛びつかないように 自分の匂いを寄せているのだとか。
ただし、転んだり振り返ると食い殺されてしまう。
[一般的な送り狼にも共通しそうな最後の句を告げて、笑い。]
君からも獣の匂いがするのだけど、 君の耳は普通の耳だな。
[半分カマをかけて告げ、転ばぬようにと助言する。**]
(192) 2014/10/08(Wed) 01時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 01時半頃
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[物置に続く襖戸をを自ら開けないのなら、 この手を伸ばし、横に引いて促そう。
こんな狭い場所に閉じこもっていれば 身体も痛くなってしまったのではないか。
トレイルが声をかけるのを小耳に挟む。>>197 そうしている間に花瓶に飾られた向日葵が 下男の手により運ばれて来た。]
うん、そう見えているよ。
動物に纏わる小咄を、楽しそうに聞いている君が 獣人に害を与えるようなことをしないというのも。
[スザンナが気にしていただろう事は恐らく其処だろう。 彼女が獣人だった、なんて言い回しで吹聴する事は まず無いと踏んだ上で構えていなければ 流石に居間へ通さずに客間にでも茶を運ばせている。]
(211) 2014/10/08(Wed) 09時半頃
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既に半獣と会っているのだね。 君の人生を彩る御伽噺に出会えるように、 祈っておくとしよう。 ――ああしかし、書き込む時は慌てないようにな。
[“匿さん”と呼ばれたのが恐らくは彼ではないかと、 今まで交わしたメールの文章の癖と 書き込みの記述を照らし合わせ、想像を至らせ。
くつりと笑い、一吸いしてから灰皿に紙巻を押し付けた。
腰を上げる青年に合わせ、割った着流しの裾を正し、 居間を出て、廊下を共に向かう。>>199]
長いこと道草を食わせて悪かったね。 是非そうしてくれ。 茶飲み友達が骨になってしまうのは、なんとも侘しいものだから
[告げられた冷やかしには苦笑を浮かべ、 お勤めご苦労、と短い勞いと共に青年を見送った。*]
(212) 2014/10/08(Wed) 09時半頃
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― 昼・自宅 ―
[午後一の講義の時間を考えれば、そろそろ支度せねばなるまい スザンナも支度をしていたか 午前中のうちに送り出すつもりではあったが、 結局はこの時間まで滞在させてしまった。]
ネクタイの締め方解る?
[下女に遣らせている事だが、なんとなしに尋ね。 解らないなら軽くだけ指南するつもりではあるのだけれど。]
「パパ」と縁を切ってくれと言ったら、 君は嫌がるかな。
[傍らでぼそりと呟く。 知らないところで、否知るところで遇ったとしてもだ。 他人の指が彼女の身に触れる事を嫌がった。 執着心の欠片は、スザンナにも垣間見る事も叶ったか。]
(214) 2014/10/08(Wed) 09時半頃
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― 自宅・書殿 ―
[支度を整えたところで、便利屋の来訪を聞く。>>196 訪れたのは朝であったと記憶していたが
着替えた後に取った昼食の合間にか。 足を運び、書斎の入口から中を覗くと知った顔に目を丸め。]
やぁ、「便利屋」とは、君のことだったのか
中々すごい量だろ? 半日、一日で終わる数では無いので、昼過ぎまでで構わないよ
また手の空いた頃合に続きをこなしてくれると助かる。
[書殿にある本の種類は様々だ。 語学の書から風土史を初めとした歴史に纏わる文献、 美術関係や神話関係のもの、ひいては外国語の本まで。 目算で数えても、千はゆうに超えている。]
(216) 2014/10/08(Wed) 09時半頃
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時に、手伝いを買ってくれる子に心当たりはあるかな。
一日、一時間程度でも時間を預けてくれるなら それなりの賃金は出すが。
[要領が良いか悪いかにも依るが、 一人より二人で手がけた方が作業も早くて済む。
本の扱いに長けた家人もアドバイスをくれるし、 これからも本に携わる仕事を行うのであれば 何らかの経験の足しには為りそうなもの。*]
(217) 2014/10/08(Wed) 09時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 10時頃
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― 昼 ―
[先程、蚊の鳴くような声音で紡がれた言を思い出す>>232 そんなことを不安視して隠れてたのかと解し、 思わず笑ってしまったのだけれど。
聡い花屋の店員のこと。 吹聴しても得意客が減るだけなのだと分かっていそうなもの。 誰に彼に明かすつもりは毛頭無かった。 どちらかと謂えば愛犬が今までのようにのびのびと 過ごして欲しいという気持ちがあった。
理解ある者が知覚している分には、 憲兵に追い立てられる事が万が一あったとしても 匿うまでの好を与えてくれるかは解らないが、 彼はきっと、スザンナに逃げ道を設けてくれるのではと考えて]
(236) 2014/10/08(Wed) 12時半頃
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[>>233ネクタイを絞められている間、自信の乏しさを聞き 不格好なら急いで出たと言い訳するからと微笑んだ。 慣れた手つきの侍女の其れとは異なるが、 グレーのタイが結ばれてゆけば、小さく安堵の息をつき
問いかけに返ってきたのは切なく歪んだ様相と、 襟ぐりを寛げられて送り込まれた外気、 微かな涼しさを削ぐような薄皮への口付け。 吸われる皮膚に鬱血の華を咲いた頃合、微かに眉根を寄せ]
切っても切らなくとも、…俺の唯一は君だけだよ。 だから、どうしても他の男が恋しいというのなら 俺に君を留める手など無いのがね、
[心までは金で買う事は出来ないから、彼女の心に箍を付けられない 喩え首輪をつけたとしても、彼女の心は彼女だけのもの。 だから、その誓いが何より胸に充足の暖かさを与えてくれる]
――そうか、其れなら君と共に居ない時も安心できる。 ……、あのなぁ、
(240) 2014/10/08(Wed) 13時頃
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どうかしていると、…自分でも想うよ。
君の心が変わらぬうちに、首輪に鎖を設けたいと 一瞬考えてしまった。
[それでは本当に犬ではないか、否、それ以下か。 彼女の尊厳を奪い、我欲に満ちたいと黎い考えが 浮かんだ事を明るみに出したのは、後ろめたさから来たもの
窓から注ぎ込む日光で、輝いて見える金髪に指を差し入れ 首輪をつけるかと問われるまま、チョーカーを受け取り、]
毎朝俺がこれを付けてやれたら素敵だと想うのだけどね。
[細い首周りに革のアクセサリーを巻いて、 金具で留めるその前に、唇を同じように寄せた。 甘い薫りに導かれるように、首筋を舌でなぞり 柔い皮膚の上から、強い接吻を。 そうして漸く、擦れる音と共に金具をぱちりと留め]
(241) 2014/10/08(Wed) 13時頃
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困ったな。 学校に行くのが億劫になる、やれやれだ。
[そうもいかないと頭の中では判っているから。 離れなければならないと思考は急かすのだけれども
街に出れば手を繋いで歩く事も阻まれてしまう 立場違いの関係に、早く卒業してくれれば良いと どうにも為らない願いを一度だけ浮かせて]
スージー、
[頬を撫ぜ、形良くつんと尖った顎を指で引き寄せる。 出かけの口付けにしては触れるだけで留まらず、 唾液を含んだ舌は、彼女の唇の合間を軽くつつき]
(242) 2014/10/08(Wed) 13時頃
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あれっ?え? メモで伝えてるの読まれてないんかしら
なんかメールばっかしてるから オスカーとエンカウントする使ってくれればいいのに的な。
亀吉はオスカーに矢印向けてるんだよね? 若干どうしたいのか解らない
(-120) 2014/10/08(Wed) 14時頃
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― 少し前のこと・書殿にて ―
そうか、九条氏が亡き後はそれで生計を。
俺は便利屋って派遣か何かだと思ってたんだよ。 まさか君一人でやってるのか?
[>>243便利屋が動いているらしいという噂と、 番号が触れ回っていることしか仔細は解らない。 既に従僕から細かい部分は知らされているだろうから 手入れの遣り方や、何を何処の棚に移すかは告げず。]
別に、今日に限った手伝いではないのだがね。 見ての通り量も多いし。
そうか、其れは残念だな。 君くらいの年頃なら、友人の一人でも居そうなものだが。
(246) 2014/10/08(Wed) 14時頃
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[どうしても静かな作業になってしまうことも考えれば 互いに指示を出し合い、合間に暇を潰せるほうが 作業効率も上がるように思えたのだけれども。
心当たりを連れて来てくれる方が探す手間も省けるが、 居ないというのならそれ以上伺うことはせずに。]
じゃあ、大學で声でもかけてみるとするかなぁ。 小遣い稼ぎには悪く無さそうだからね。
[実のところ、獣人であるスザンナに屋敷で寛がせる為に 事情を隠せると信を預けられない他人の足を 多く運ばせることは本意で無かったのだが、 それはそれで致し方無い。
扇子で首元を仰ぎ、ネクタイを揺らしながら。 仕事ぶりを暫く伺いながら、窓を開ける。 本ばかりのこの部屋は、やや蒸すのと換気の意味合いで]
(247) 2014/10/08(Wed) 14時頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 14時半頃
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 14時半頃
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個人的に伝言ゲームだけで亀吉の仕事が終わると 浅い付き合いのまま意中の相手に踏み込めなかったり メールだけで親睦深めるのもどうなんやろ的な思いがあるよ…ww
ただ、オスカーの戸惑いは私も共感してる… オスカーが誰に矢印向けてるかが重要ではなく 亀吉が何を考えてるか伝えて発展を目指せばええんちゃうかな
オスカーはオスカーで片思いでもいいや的なメモ残してはいたが、亀吉の気持ちがわからないので、すごい動きにくそうにみえてる、なう
(-121) 2014/10/08(Wed) 14時半頃
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しかしオスカーの矢印がほんとにシメオンに向いてるかすら私はわからん!きぱっ
最初はヤニクかしら?と思ってはいたので
なんだろう、メモに困るってかかれた方が困っちゃうと思うんで、引き止めたいならアクション起こしてあげてほしいかなぁ
恋愛発展が望むところじゃないにしても、友達から親友を目指すくらい、は…… でないとオスカーはベクトル制されている意味がPCPL両視点で困っちゃうわなあ
(-122) 2014/10/08(Wed) 15時頃
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ただ、シメオンがオスカー飼う可能性はワンチャンあるよね。うむ
(-123) 2014/10/08(Wed) 15時頃
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[植え付けた鬱血の華をチョーカー越しに親指で撫ぜながら。 唇を合わせ、舌を吸う間に彼女の告げた事を脳は反復し。 自身の想像する「いつか」とは正反対のことを 彼女が口に出したものだから、 脳の回廊は、ぐるぐると螺旋を巻いていた>>257 湿った吐息と共に顔を離す。
銀糸を唇同士が繋げば、首元に置いていた手を浮かせ、 繋がったそれを断ち切る形で拭い去り。]
――… 俺が死んだ後も、 君の人生を大事にして欲しいとは、思っていた…かなぁ
君の手を引くのが他人で遇ったとしても、
君が倖せに為ってくれるのなら、 ……見守っていられるのなら、それで良いと思ってた。
(263) 2014/10/08(Wed) 19時半頃
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[言ってしまってから、苦く笑う。 出会ったのが一年と少し前で、夜を共にしたのが一度切りで、 何故こんな事まで考えているのだろうと、何故、]
愛してその人を得ることは最上である 愛してその人を失うことはその次によい
――とは言うが、死んだ後の話を語る歳ではないね。
[学校へ、と告げる彼女の一言と共に頷き、顔を離す。 シャツのボタンとタイを正し、出ようと手を離して。]
さ、行こうか。
[踵を返し、廊下を歩む間。 そこまで思われている事を少なからず嬉しく感じ、 また、結論を急ぐような話では無いと悟り。
唯、死ぬ前にあの細い首を絞める想像をして、―― 狂ってる、と畏怖を抱くのだった*]
(264) 2014/10/08(Wed) 19時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 22時頃
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― 昼・自宅 ―
判った。 まあ、居眠りしないようにな はは物騒でもない。 そんなことにはならんよう注意するよ 轢かれた鼠ほど無殘なものは無い。
[年齢の差への想いや願望を見透かせることは無く>>265 玄関の手前で彼女を見送ろうとし。
不意打ちの接吻には目を丸めさせ、大きく開き。 駆けていく背を見送りながら、口元に扇子を置く]
……心臓がいくつあっても足らんなあ
[開け放たれたままの玄関口。 表を彷徨う白い野良猫がにゃぁ、と鳴いた。*]
(293) 2014/10/08(Wed) 22時半頃
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― 回想・書殿>>266 ―
あまり耳馴染みの無いものだったからね。 ところで、「便利屋」は何処まで「便利」なのかな。
[首を傾げる様子に、扇子を掌でぽん、と打つ。 作業の合間に返る言葉を受ければ、 閉じた唇の前に畳んだ扇子を添え]、 迷惑、ふむ迷惑か…。割の良いバイトではあると思うがね。 小金稼ぎに困っている友人が居れば、是非呼んでくれたまえ。
旧い本ほど大事で貴重なもの。 状態が悪化するまえに、猫の手でも借りたいからな
[恐らくはこれ以上従事させても効率が悪いと判断し、 作業の切り上げと、昼食の用意はあると告げ、 本日の賃金と共に彼を開放する運びとなったか*]
(294) 2014/10/08(Wed) 22時半頃
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― 夕刻/大學での講義を終えて・研究室 ―
[その日は講堂に於いて葬送儀礼と先祖祭祀に纏わる講義を。、 レポートの提出期限の発表で、締めくくる。
毎度、講義の後は喉が渇く。 インスタントの珈琲を啜り、新聞を捲っていたが。 取り分けて「獣人」に纏わるニュースも流れている訳ではなく 安堵の息を珈琲の湯気に混ぜるのだった。
その後夕刻まで研究室で明日の分の用意をこなしていたが、 一報>>267を受ければ表情を綻ばせた。]
(295) 2014/10/08(Wed) 23時頃
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――――――――――――――――――――――――――― FROM:錠 TO:スージー>>267
本文: お疲れ様。 それなら車で迎えに行こう。
商店街からは少し離れるのでね 公園前の辺りでどうかな? ―――――――――――――――――――――――――――
(296) 2014/10/08(Wed) 23時頃
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[明日もまた講義はあるが、――そういえば、と クラリッサの顔を頭に過ぎらせ。
ルーカスから返らないメール。 彼女は何か知っていないだろうかと思いつつ。 たまに電子文のやり取りを交わす郵便局長づてに、 明日の昼休憩にでも、時間を割けないかと配達員宛の伝言を*]
(302) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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[届いたメールに認められた己の身を案じる内容に>>301 自身よりも彼女の身の上の方が余程心配であるのに、と笑う。
たまたま帰り道が近かったとすればそう危惧するものでは無い そう思いつつも、彼女の気遣いに水は刺さぬよう、 了解、すぐ行こう、とだけ電子の鳩に文(ふみ)を運ばせ]
――まるで密会だな。
[笑みを苦笑へと変貌を遂げさせ、 殘り少ない珈琲のカップを空に。
助手に片付けだけ頼んでから研究室を後にする。 廊下を歩む間に迎車の手配を済ませて。 日暮れの町、大学前に停車していたタクシーに乗り込む。 公園までの道のりは、公道を趨る車へ揺られて過ごし。 腕を組んで窓の外を眺めながら、ぼつりと呟く。 昔は車内でも吸えたのになぁ、という愚痴を。]
(308) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 23時半頃
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― 夕刻・公園前 ―
[夕焼けを描いていた空も黒ずみ始める。 時節と共に、空が昏さを得る時間も早くなった。
帳が降りるまでには未だ時間も或る。 ならば店が閉まる前に辿り着くのは容易だろうと
公園のベンチに佇む赤いベレーを被った娘を>>309 窓の外から視認し、タクシーを停留させる 窓硝子を下ろし、外気を車内へ取り込んで。]
待たせたね。 …さ、行こうか。
[後部座席から覗かせた顔と、大きくは無い呼び声。 彼女の不安を膨らませるほどでは無いとは思いつつ。]
(318) 2014/10/09(Thu) 00時頃
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― 夕刻・車内→隣町までの移動 ―
[自分の腰を落ち着けている反対のドアが開き、 ベレー帽を抑えながらタクシーに近づく娘を招き入れる>>326
ウェーブがかった金糸に赤いベレーはよく映える。 帽子よりは色あせたチョーカーと、 その内側に或るだろう痕を思いながら、 組んでいた腕を解き、座席の合間でその手を握り。
二度目の目的地を運転手に告げれば、車は再び動き出す。] いや?丁度仕事が終わったところだったよ。 あぁ、その本は。勉強熱心だな、提出は少し先だというのに。
[恐らくは資料として借用したのだろうと思いつつ。>>300 携えられた本を端目に置き、小さく感心だ、と溢した。]
(329) 2014/10/09(Thu) 00時半頃
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君こそ悪いね、 授業で疲れているだろうに。 此の時間なら、ろくずっぽ休息を取れてないだろう?
[軽く握っていた手を髪へ伸ばし、さらりと指で梳かしてから フロントミラーに映らない位置であるのを確認し、 彼女の腹の上に手を置く。――具合は大丈夫なのか、と。]
(331) 2014/10/09(Thu) 00時半頃
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行き先、知りたいか?
[番地のみを運転手に告げたことで、 彼女が察せるは、隣町であるだろう事くらい。 夕暮れの町を進む車に揺られつつ、目を細めて笑った。]
ご明察。 君に、鎖をつけようと思って―――、
[告げてから、ミラー越しに運転手と視線が合った。 うわっこいつ何言ってやがるって感じの目だ。]
……ネックレスはどんなのが好き?
[慌てて繕い、苦笑を浮かべる。 ネックレスを買いに行く訳では無いが、 遠からずなので良しとしよう。]
(335) 2014/10/09(Thu) 00時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/09(Thu) 01時頃
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