291 Fate/Goddamned Omen
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[細く晒した口腔の奥 きちりと閉じられた襟の中
ぞるり 悪魔の欠片が 滲みだす。
影より顔を出す見えない恐怖。 人の身体にだって 影はあれば。
膨れ行く黒炎ごと抱き込むよう>>165 襟中より 黒手が這い出る ──同時。]
(169) 2019/02/17(Sun) 18時頃
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[ふ、と 息零す。 口蓋なぞり 口を抜け 瞬く間に 眼鏡ごと かんばせを覆ってしまうのもまた 黒だ。 伸ばされた手が 触れたならば>>165 指先を埋めるような 虚無の黒。
ママの言いつけから産まれた恐怖 ママの口から作られた恐怖 光すら宿さぬ黒の中 彼の顔を映すことが 出来たならば。]
(170) 2019/02/17(Sun) 18時頃
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[かんばせ覆う黒面が 人魔のこころを 問う。
暗色へと映してやろう。 恐れるものを。拒むものを。 形ない恐怖は 形を成していく。
傲慢な神にはなかったらしい 恐怖の形 そのものを。 *]
(171) 2019/02/17(Sun) 18時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/17(Sun) 18時頃
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/* 今更ながらこれひっでぇ無茶ぶりだよねって自分で思う>恐怖
(-30) 2019/02/17(Sun) 19時半頃
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/* でも みたくない? みんなのこわいもの
ほるむはみたい
(-31) 2019/02/17(Sun) 19時半頃
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/* ジャーディン
最近増えた滅茶苦茶顔が良い
(-35) 2019/02/17(Sun) 21時半頃
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/* 長考させてすまんって気持はあるけど美味しく調理してくれるだろうって思ってたからにこにこしてしまう
(-36) 2019/02/17(Sun) 21時半頃
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ッ──── !
[砕けた骨は楔にもならず 力任せに断たれた幾つもの糸状が 外弧に流れて尾を引いた>>188
激痛と 形容しがたいむず痒さが 反らせた背を駆け 爪先までも抜けてしまえば 肉体だったものが喰われて行く音に 薄開きの唇を浅く戦慄かせていた──のも、
黒面の下に隠されて>>170]
(205) 2019/02/17(Sun) 22時頃
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[無意識のうちに 縋る様 力を籠めてしまっていた両脚。 腿のホルダーから ずるりと 雑に突っ込んだだけだった携行銃が 落ちる。
暗色に映ったものまでは>>197 悪魔そのものではない身には わかる由もなく。 されど 紡がれた名前は憶えがあった。>>198
見送った内の ひとりだ、と。 酷く 整った顔立ちを 喉に食い込んだ蛇へと噛みつく、 牙音を聞きながら ふと、 思い出した。]
(206) 2019/02/17(Sun) 22時頃
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──── 『 ホん ト ゥ ニ ? 』
[こどもが 囁く。 “ ジャーディン ” の 声、そのままに。 柔らかさなんて欠片もない 酷く 冷たい声だった。>>203
かんばせはまだ 黒いまま 右の手に 革掴み引く力を感じ取る。>>204 人離れの膂力を前に 千切れてしまうと悟れば、早い。 右手を降ろせば 戒めは解かれる。]
[ そして、 ]
(207) 2019/02/17(Sun) 22時頃
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[ ずぶり
凪いでいた黒濁が 長躯を覆った。 途端 身が、沈んでいくのを 感じるか。 なだらかな床と化していたものが 途端に、黒面を揺らがせた。 ]
(208) 2019/02/17(Sun) 22時頃
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[巻き付けた脚はそのままだ。 わるいこも 崩して 食べてしまう>>61 悪食の黒濁が その脚をも覆い尽くして。 ざばりと一つ 波打ち響かせた。
一帯に広がっていた流動体の、上だ。 触れたものを食っていくそれは 砂漠の砂をも食い進めて ひと二人ほどは容易く沈んでしまう程度の底を 成した。
焼き払おうとするならば>>204 “ わるいこ ” の “ おもちゃ ” も たべてしまう 悪魔との 食い合いとなろう。
いっそ 外郭の穴を抜けて 神都をも焼いてしまいそうな炎ごと]
(209) 2019/02/17(Sun) 22時頃
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[人魔の身を 黒濁の波が “ 取り囲もうとした ”]
(210) 2019/02/17(Sun) 22時頃
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[喰らうための波をも焼き尽くされるが先か。 喰いつくしてしまうが先か。 噛みついた程度では 離れもしないだろう首の蛇も その首を包む黒濁に触れることと、なろう。
至近距離で吐かれた炎もまとめて ────焼かれた首筋は 隠したまま 襟もとの影は 呑み込みにかかりながら。
混ざり合った黒への“ お誘い ” も 拒まれなければ良い、と 沈み行く最中。]
(211) 2019/02/17(Sun) 22時半頃
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[ドーム状に囲む形を作っていく波は まだ閉じきっていないものだから。 其処から逃げられちゃあ、いけない、と。 こどもは少しだけ 急いでいるけども。
……長躯ごと 引き上げられでもしたならば。 だめかもね だ、とか。 「体張る無理」は 慣れすぎているものだから 妙に冷静に思考する己も 隅には、いた。*]
(212) 2019/02/17(Sun) 22時半頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/17(Sun) 22時半頃
ザーゴは、ツヅラの傍らに落ちた銃諸共に 黒濁の中
2019/02/17(Sun) 22時半頃
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/* すんげぇ今更ながらひっでぇ絵面だよなっておもう ここだけ別世界 主にいろんなものが混ざりすぎているって解釈で出した極彩色→黒濁のせい 炎まである 世紀末かよ
面白い
(-43) 2019/02/18(Mon) 00時頃
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/* カローンさんの口上すここのこって話は前もしたと思う
(-44) 2019/02/18(Mon) 00時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/18(Mon) 00時頃
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/* ふぇるぜさままたやべーのはなたれてるよ
(そわそわ)
(-45) 2019/02/18(Mon) 00時頃
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/* 大変申し訳ないことにほるむはここでアズさん道連れにしぬつもりでいる
(赤ノッカちゃんカローンさんウシャさま) (村ラクシュマナさまフェルゼさまになるけど) (明日ラクシュマナ様15〜1不在だから厳しいかもだけど) (このお二方なら大丈夫とか思ってんだよな……)
(-46) 2019/02/18(Mon) 00時頃
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[端末に筒抜けのプライベート一つで 総てを知ったつもりになることだって 少なくはない。 それでも 全ては知らない相手に 信用できるものが一つでもあるならば>>225
見せるのは正しく、恐怖であるのだろうけども。 子を いいこ に させるには 外してはいけないものを 外させてしまったらしい。]
[再びと、口が開かれることはなかった。 こどもは 象った死に顔を 少しずつ、少しずつ、 崩していく。]
(242) 2019/02/18(Mon) 00時半頃
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[長躯でも、黒濁でもない。 肉体が灼けるような温度が あった。>>224 混ざり色の波が焼けて 焼けながらも炎を貪り。 少しずつ 囲い波の天辺を 閉ざしていく。
────流石に 大人しくはしてくれないか。
かんばせに被せた黒が剥がれて行けば 身が浮いて行く感覚の中 身纏っていた黒濁も滑り落ちて 力なく開いた口唇が かひゅり と 呼吸にもならぬ空息流す。
幾ら痛みに慣れていようとも 生身の人だ。 握り折られてしまいそうなほどに首を絞められれば 影が食い続けていようとも……苦悶の一つは。]
(243) 2019/02/18(Mon) 00時半頃
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[じわりと溶かされた水の色が 動く竜翼を仰いだ。>>227 両の脚はまだ 身を支える程度には 機能するが。]
……か ふ、 ッ
[だらりとぶら下げていた右の腕を 持ち上げた。]
(244) 2019/02/18(Mon) 00時半頃
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[ と んっ ]
────
[袖の中から 片手程の大きさの 硬い物が 掌の中へと 零れ落ちる。]
(245) 2019/02/18(Mon) 00時半頃
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[輪郭をなぞる指腹が 小さく出っ張った……引き金に、触れた。
翼を捥いでやるだけの余力は 悲しいことに 残っちゃあいなかったから
もがく翼を奪うよりも 一度きりの命ごと ド底辺をブチ抜いた深淵へ 突き落としてやることを選んだ。]
……、
[ホルダーから抜くときと変わらない。 引き上げればそのまま 引き金を引くだけだ。 左のアバラへと 向けて 銃口を押し出しながら────]
(246) 2019/02/18(Mon) 00時半頃
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[酸欠に、喉仏の圧迫。 薄れ行く意識を拾い上げた こども の 泣き声をも 上書くよう。
創造神の加護に 祈る間も置かずに 触れ慣れたトリガーを、 引いた。*]
(248) 2019/02/18(Mon) 00時半頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/18(Mon) 01時頃
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/* たいへん今回ロルが死にまくってる 日本語が来ないしなんかくそ ええん 去年はまだマシなロルかけてたよね???????ほるむさん?????????遅い
(-48) 2019/02/18(Mon) 01時頃
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[見ている限りは際限なく思える毒血は 黒濁が落ちてしまえば 防ぎようもない。 血脚に触れずとも ……ずり落ちて行く拘束脚 >>251這おうとする血に 下衣越しとは言え 染み込んでいく感触と──細胞が死んでいく感覚を どこか遠くに感じていた。
ぐ と、 首が締まったのも。 響いた銃声の余韻も。
だけども。 淡く滲んだ双眸は なんとかずり落ちずにいるレンズを通して 向かい合う 暗色を、 映している。]
(257) 2019/02/18(Mon) 02時頃
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[携行銃を落とした右手は 一度は重力に委ねかけたけども。 伸ばされる手が あったものだから。>>254
誘いかけたのは 此方だ 底沈むならば 諸共に
掴まれた二の腕ごと もう一度、力を込めて。 襤褸の白手袋に覆わせたままのてのひらを 背へと そうっと 乗せてやった。
今更 逃げられるとも思ってはいないけども。]
(258) 2019/02/18(Mon) 02時頃
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[再び 背が黒濁を叩く。 派手に飛び跳ねた飛沫をも覆い潰して 閉じきった囲い波が 落ちてくるのを みる。
ああ 子供が泣いている。 ママ と こどもが呼ぶ。 わるいこたべたらすぐに いたいのとんでけ しようねって
ママを繋ぎとめようとする こどもの声と もう 白衣とは言えなくなった衣裳に 黒濁をどこか あたたかく 感じ取りながら。]
(259) 2019/02/18(Mon) 02時頃
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[かれは どんな顔をして、落ちて行くのだろうか。
見送ったあの日と変わらずに 向け続ける褪せた双眸
混彩の 波の中 ぶつり と …… 沈んでいく意識に 切れるような おと が、 響いた。**]
(260) 2019/02/18(Mon) 02時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/18(Mon) 02時頃
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