25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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/* 霊能者、か!
つうか今思ったら 設定的にも片想い希望しとくべきだったか…?
今更過ぎたわ… orz
(-6) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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―大広間―
[...は広間に在った 自ら望んで、この邸の主の傍に それは己自身を目立たせる為 花主に自分の存在を知らしめる為]
……っ。
[穢らしい手で触れられる嫌悪感 セクハラにも堪えながら]
(2) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 01時半頃
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[壁の花を決め込むロビンに目配せを 桜の微笑みをむけ やがて舞台の方へと眼を向ければ 聞こえる鳥の囀りに耳を傾けた]
すげー、きれいな声。
[学のない口調で呟く その言葉を耳にした花主が居たならば さて、それはどんな印象を与えるのやら]
(13) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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歌とか舞とか、派手なやつ多そうだな。 観てれば俺も飽きねぇかも。
[可笑しそうに笑う 挑発のような言葉(>>16)も 学がなければ受け取れまい]
……どーも?
[ふと、眼があった(>>20) そちらへは頭を軽くだけ下げ やはりこの場にはそぐわない口調 傷んだ桜の髪を揺らした]
(26) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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[視線は泳ぎ 眼元に包帯を巻いた者 あまり良いとは謂えぬ顔の大男 他にも数々ある面持ちを眺め 中にはまたこちらを向く眼があった(>>27)]
ども。
[口調もそぐわなければ、服装も浮いてしまうものか 脱色して傷んだ髪も 態とにそうする理由はあれど 以後語ること有るや無しや]
(36) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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/* >>33 うにわーど、か!?
(-21) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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なにアンタ。 それ(>>34)、俺のこと謂ってんの?
俺は月瀬 幸得。 アンタも鳥とばっか遊ばずに 名乗るのが礼儀なんじゃない?
[鼻で笑いながら謂う が、しかし]
てめぇロビンの事馬鹿にしてんのか!?
[秋色の髪の、冬色の眼をもつ彼を けなされるなら牙を剥く 相手が花主であろうとも]
(52) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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[元より気は長い方ではなく そも、己の芸を披露して買われるための狂宴など ...にとって気分のいいものではなく それもあってか、男の言葉(>>55)には 神経を逆なでされる思いだった 特に 【恋人同士かい?】 と嘲るような言葉には]
てめぇが好むよーな 甘ったるい歌なんぞ歌えやしねぇが それでもいいってんならやってやんぜ? その代わり、二度とロビンを馬鹿にすんな!
場所借りんぞ、デブ!
[祭主をそう罵倒し 燕尾服を脱ぎ捨てる シャツの腕を捲り 用意していた重々しいケースを片手に舞台へ向かった]
(67) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[怒号は幾らか視線を集めたか 化ける花、萎れる花と言葉切れ切れに耳に拾う 遅れて現れた坊主のように落ち着いた者の 微かな笑みも見えたろうか 確実にロビンの声を聞けば 彼に話し掛ける時のみ 桜の花を綻ばせ、囁く]
ロビンに嫌な思いはさせないから。 行ってくる、ね。
見えなくていいから、見てて。
[それは披露するを疎う 己の芸をみせるからと]
(76) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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奏者 セシルは、本屋 ベネットの手を振り払うい、向けるは睨むに近い眼差し
2010/08/03(Tue) 02時半頃
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アンタも、アンタも。 俺には花のプライドが在る。
場所借りるっつったんだ。 あいつらの舞台を壊すたぁ、謂ってねぇ。
邪魔すんな、無粋はアンタらだ。
[己を買うやもしれぬ相手 好まれねばならぬと思っている相手 それらにピシャリと啖呵をきった 冬色のこととなると、すぐに回りが見えなくなるらしい 手を振り払い、舞台へとのぼる]
(84) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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/* ええと、舞台に行かせてくださいwwwww
捕まっとくべきなんかなぁー…。 舞台壊すつもりはないんだが。
(-23) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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てめぇも、人の話聞いてんのか? 俺の芸も知らないで 勝手に決めつけてんじゃねぇよブス。 手ぇ離せ。 何度も謂わすな。
あいつらの舞台を壊すつもりは 毛頭ない。
[それでも離さぬと謂うのなら 撲り倒してでも向かうだろう 怯むことのない眼 汚い口調は低く響く]
(96) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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/* ううー…ん。 えーとー…。 だからぁー…。 舞台の邪魔をするつもりはないんだって、いってるんだが。 寧ろ混ざりたいんだが。
伝わってないのは俺が悪いんですよね。ええ。
はぁ。
(-29) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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見てくれや上辺で決めつけんじゃねぇよ。 てめぇらはいつだって堅苦しい口調で 何謂ってんだかさっぱりなんだよ。
話も通じねぇヤツに見せる芸はねぇ。
離せ、ドブス。
[拘束を振り払う 舞台へ上がるのは諦めざるを得なかった もしかすれば離れる際にその手にひっかき疵も付けたかも知れず 謂われるまま、冬色の彼へと近付こうと足を向けたか]
(111) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[向かおうとした時には既に遅く 恐ろしい表情を浮かべて ロビンは行ってしまった その表情を見て、其れ其れが何を念うかは判らねど ...は、]
ロビン…っ!
[己の瞳が霞みがかるほどに 哀しくも、恐ろしくも念えた 後を追い今直ぐにでも抱きしめて仕舞いたい]
[けれど 向かうことが出来ぬのは理由在るが故 嗚呼きっと 今心細いのはロビンだと知りながら 向かえぬ自身に腹を立てた]
(120) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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何度も謂わせんな。 話も通じねぇヤツに見せる芸は…
[先に煽った琵琶の者へ向けかけた言葉 一度飲み込み、呼吸を整える]
アンタも、それから夜光と…アンタとアンタ。 悪かったな、近くで騒いで 舞台邪魔するつもりはなかった。 でも結果的に邪魔した、悪い。
[深々と頭を下げる 傷んだ桜の花を揺らし 申し訳なさそうに其れ其れの演者を見た]
(131) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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……謂うなよ。
[鳥の囀り(>>123) ...の得手を知るほどなれば親しくもあるであろう そんな仲であるを他の花主に悟られぬよう 敢えて【アンタ】と呼んだ 己に学も教養もないことなど 他人に謂われずとも気付いている だからこそ]
……他人のフリしてろ。
[他には聞き取れぬよう、小鳥へと囁いた 己と関わりがあると知れば 幼い花の行く末が悪くなるとの判断であった]
(138) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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いや、構わねーよ。 舞には場所も使うだろ。 俺が上がればやっぱ、邪魔だったかもな。
全然舞も拝めなかった。 今度、ロビンと一緒に見せてもらっていいか?
[包帯を巻く彼にはそう告げる 落ち着きもしたのだろうか やや微笑みも向けて]
俺は月瀬 幸得。
[彼が舞台を離れるより前に その場に居る者へ届くよう 名を名乗る]
(146) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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奏者 セシルは、小僧 カルヴィンに笑顔で返す 頷きを一つ添えて
2010/08/03(Tue) 04時頃
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[場を離れる夜光の様子 気掛かりにもなりながら 見送る先には大男の姿もあるだろうか]
大掛かりってわけでもねぇし 歌や舞や笛や太鼓みてーな ド派手なもんでもねぇ 出来上がるには時間もかかる 下手すりゃ年単位だ
過程見てても飽きるような 地味な芸しか持ってねぇよ
[但し 出来上がりは類い稀なる名画の如し この場に喚ばれるに相応しい芸事でありながら その名が通らぬのは 気ままにしか描けぬ気性故か 見世物の花としては教養がなさすぎる故か]
(154) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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おいドブス! 舞台は空いた、勝手に使うぞ! 次止めたらぶっ殺すからな!
[舞台袖から声を張り上げる 坊主と琵琶がなにか囁き合う様子も 眼の端に捉えはするものの なにか咎める事はなく]
琵琶の花主さん。 あと坊さんも。 ま、見とけば?
[それだけ零すとやっと舞台へ上がったか]
(157) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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[重いケースを舞台へあげ 屋敷の者ががたがたと準備を始める 並べられて行くのは 大樹には珍しい画材道具の数々 イーゼル、油絵具、筆 近付けばツンと鼻をつく独特な匂いもしよう カンバスに至っては 服と同じく真白な 畳二丈ほどの大きなもの]
………。
[用意の済んだ椅子に腰掛け 数度息を整える やがて筆を持つ頃には 集中で回りの声など聞こえもしない]
(163) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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[真白な上に滑らせる筆 唄にこそなりはしないが 唄をなぞるように 色彩を重ねていく 美しい紺の空 そよぐ木々の葉 ひとつ落ちる夜露 眠る小鳥]
[無言でカンバスに向かう姿は 先程威勢よく喚いた姿とは一致しない 真剣な表情が まっすぐなヘーゼルが 舞台の上で 夜の宴を描く]
(166) 2010/08/03(Tue) 05時頃
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[舞台を見るものには詰まらぬかもしれぬ 桜の花がただ静かにカンバスに向かう しかし花主の眼が 舞や演奏でなく 絵画芸術に秀でて居るなら ...の芸事は面白く在ろう カンバスで混ざり合う色の繊細さを 乗せられる絵具や筆運びを]
[なにより 見るだけでその世界に引きずりこまれそうになる]
[それほどの感覚を覚える花主が在るや無しや]
(168) 2010/08/03(Tue) 05時頃
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[カンバスにぽかりと浮かんだ円い紅月 総てはその月が知っていようか――…**]
(169) 2010/08/03(Tue) 05時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 05時半頃
奏者 セシルは、記者 イアンの眼に映せぬのを残念に裡で念うか
2010/08/03(Tue) 05時半頃
奏者 セシルは、本屋 ベネットの呟きも集中の裡には気付きもしない
2010/08/03(Tue) 05時半頃
奏者 セシルは、書き続ける間は静か**
2010/08/03(Tue) 05時半頃
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[カンバスに向かう途中 混ざりゆく笛を、鈴を 集中の中耳に留める 歌も舞も笛も太鼓も 己にはない彩(さい)]
………。
[睨みはしない 寧ろ真剣其のものだった顔は 逆に緩みを見せたろう 天に昇る笛の音に合わせ 筆を楽しげに乗せはじめていた]
(200) 2010/08/03(Tue) 10時半頃
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[舞う色々なる蝶 どこから現れどこへ消えるのか 美しい笛と 果敢無い蝶 そして静かな色の舞]
………っ…。
[美しい笛が 果敢無い蝶が 自身の筆が冬色を掬いあげた時 ...は絵を彩るを辞めた 丁度演奏も終わった頃か]
……悪ぃ、これ以上は色が乗らねぇ。 乾かしといてよ、続きは明日書くからさ。
[使用人にはそう告げようか なれぬ動作で舞台の上 見ているものに頭を軽く下げたろう]
(202) 2010/08/03(Tue) 10時半頃
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えっと、アンタ…鈴の。 それからアンタ、蝶の。
[己が名を名乗り軽く桜の頭を下げる 聞けるならば名も聞こうか]
華添えてくれて、サンキュ。 俺の芸は地味で仕方ねー。
[紅い月 それをどうして描いたか 感覚に響くもののみを描く...は 筆を運ぶ間、何を描くか自覚もない この饗宴の異を感じたか この狂宴の畏を感じたか]
[但し 筆が止まった理由は別に在る]
(203) 2010/08/03(Tue) 10時半頃
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[臆病な冬は何処へ行ったろう このように多く人の在る場 誇大して独り歩きする噂 現物とを値踏みするような 彼にとって疎ましく 恐ろしいだけのこの宴]
………ロ、ビン。
[何処かで冬の雨が降っているに違いない 判りながらも、識りながらも 彼を捜しには向かえない 彼を慰めには向かえない 其の頭を撫でることも 涙の雫を拭うことも 腹立たしさに握り締めた拳 きつく 白いパンツのポケットの中へ押し込んだ]
(207) 2010/08/03(Tue) 11時頃
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鵠と、華月な。 おまえら仲良しだな?
[重なる名乗りにはそう笑う 拳はパンツの中に隠したまま]
笛も蝶もきれーだった。 お陰でいつもより、楽しかったぜ?
絵画はまだあんま浸透してねーんだってな。 センセが謂ってた。
[己にない才を持つを観るは 見たことのない彩を観るに同じ 須く花の芸は華やかで 花でありながら地味な芸しかもたぬ...は 他の芸を観るが好きであった]
(209) 2010/08/03(Tue) 11時頃
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明日は満月なのか? だからか、こんなん描いたの。 空、描くの好きなんだよ。
[紅い月に感嘆する華月に 同じくそれを見ていた鵠に 話せば知れる学のなさで 同じく舞台を離れるか]
あ、ロビンが叩いた手か! 大丈夫だったか?
あいつ、触られるの苦手なんだ。 悪いけど、控えてやってくんねぇ? ほんとごめんな?
[赤味さす掌に指先を向け その手をとるは叶ったかどうか ただすまないと 謝る姿は申し訳なさそうに]
(210) 2010/08/03(Tue) 11時頃
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―大広間―
[躊躇い、緩く引かれた手 どことなし己の歪む好意へと重なるか 強く握り締めていた故か 舞台になど上がる事もなく慣れぬ事をした故か 微か震える指を隠す動作 同時に華月の手を鵠へと促すように離す 桜の髪が撫でられるなら 一度、叩かれる錯覚 眼を閉じるけれど]
形が残る分、望まれないことも多いみたいだぜ? 花が枯れた時、処分に困るってさ。
[鵠に告げ見せるは苦笑 それから華月にも同じく笑むか]
(216) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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いや、でも。 叩いたのはロビンだ。 だから、すまない。
[桜の頭を下げる その心裡 他者に対する拒絶の壁が在れば在るほど 桜ははらりはらりと綻ぶ 冬に咲くは狂咲き 表には出さぬよう 苦笑の仮面を纏い]
頑なでも、なんでも ロビンはロビンだ。
[理由も、ロビンの芸事も...は知らぬ 話されるのを 永久にでも、待っている]
(220) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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さあ、俺は花主様に酌でもすっかな。 こんなんでも、気に入ってくれる物好きが居りゃの話だけど。
[それは媚びを売ることのない 芸も花であるも珍しい]
騒がせて悪かったな。 アンタらがロビンをぐろーしない限りは 落ち着いて酌だってしてやんぜ。
[...がブスと呼び付ける相手に視線は向けず 面白いとの呟きを耳にしていたならば 態度もまた違ったものに成っていただろうか どかっと座った先 時々眼に止まった大男の横であった 恐持てに怯みもせず 絵の具で汚れたシャツの袖 捲り上げて酒壜を持つ*]
(222) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 12時頃
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まぁ、絵なんて考えて描くもんじゃねぇよ。 笛とかは違ぇの?
[瞬かれた事に瞬く 鵠の言葉は厭味としてでなく 学がなさすぎる...には やはり堅く難しいものに念えて]
見るのも聞くのも出来ねーなら そりゃ触れないだろ。
ソイツをちゃんと見て 声をちゃんと聞いて 初めて触れるんじゃね?
見ても聞いてもいねーのに触ったって… そりゃ触ったとは謂わねーよ。
[桜はそう笑う 手に持つ酒壜が小刻みに揺れるを隠しながら]
(229) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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[撫でられるに安堵した桜 疑問の苔色と合うヘーゼル 少し不安定に揺らいでいた 問われたならば理由を口に紡いだか 判らぬ]
ん、ありがと。
[ただ少し表情は綻んでいたやもしれず 震える指先はまだ止まらねど]
[それから酌を始めるか 求める声あらば無作法に*]
(232) 2010/08/03(Tue) 12時半頃
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奏者 セシルは、冬色と鳥の戯れを見ていれば、歪んだ好意は何を念うか
2010/08/03(Tue) 12時半頃
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―大広間―
[ぴくりと 冬の吹雪か凩か 震える声を聞いた 気が、した]
描くのは多分俺だけだ。 月瀬、幸得と謂う。
[愛想笑いを浮かべる器用さはない 鵠が酌をするのなら 己が動くことはまずないだろう]
[耳にした気がした 冬空の雨に 手先の震えは止まらない ついには酒壜を手放した]
(271) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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奏者 セシルは、立て掛けた絵に近寄る明之進をぼんやりと眺めて
2010/08/03(Tue) 14時半頃
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面白い? 初めて謂われたな、そんなの。 アンタも面白い顔してる。
[喧嘩を売っているつもりはないが 端からすればそう聞こえるか 不安に揺らぐヘーゼルを成るべく隠し]
酌、ね。 はいはい、どーぞ… …っ!
[軽く酒壜を持ったつもりが カタカタと震え 盃を鳴らし 幾雫かをその指に 零してしまった]
(297) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 16時半頃
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…、悪い。
[酒を零す 作法の知識ない事を咎められることはあっても 関せず笑われたのは初めてであった 小さな声で素直に口にするは謝罪 拭くものはないかと辺りを見回す]
描けるよ。 俺がきれーだと念えたら、何だって。 目に見えないものだって。
油絵具って割と高いぜ? 筆やカンバスも。 まぁ、日本画の絵具よりは安いけど。
[酒を煽る相手に当たり前のように謂う 面白いとは謂ったが 醜いとは念ってもいない]
(301) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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[拭う布はなかった ならばせめて絵具に汚れていないシャツの裾 惜しむ事なく破り千切る そっと零れた酒を拭き取り 指に、腕に 口端にも布切れを泳がせたか]
ああ、描ける。 俺が描きたいものならなんだって。 描いてやんよ、アンタ面白いし。 変に評価したりしなさそうだし。
[すこし、桜が揺れて笑った]
絵に見方なんてねぇよ? 見てどう念うか。 きれーって念えば、それはきれーな絵。 きたねぇって念えば、それはきたねぇ絵。
良いも悪いも、ねーんだよ。
(307) 2010/08/03(Tue) 17時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 21時頃
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刷衛、ね。 研師…ってのはわかんねーや。 今度見してよ。
[知らぬ才を識るは 己の彩が増えること 幾らか言葉を交えたおかげか 指先の震えは止まっていた]
絵具代は…いいや、大丈夫。 俺を買うって訳でもねーのに金出さすのは、ちょっとな。
俺をか、俺の絵を買うっつんなら それは喜んで?
[くすくすとまた揺れる桜 冬の傍に在らず浮かべることは、あまり数多くない けれど手が近付く様子にはまた 叩かれる幻影 眼を、閉じる]
(334) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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[けれどしかし 触れられたのは...ではなくて]
デブ、セクハラやめろっつの。
[軽い苦笑 華月にも見せた僅かな怯え 引きずられていくヨアヒムに 吐く暴言は弱々しいか 微かと息を吐いて 刷衛を見送った]
(340) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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………。
[手酌で煽る酒 酌をする相手も見つからなければ 桜の花は大広間を抜ける 部屋を出る折には 流石に礼と退出の意を表して]
[彷徨う足は冬を捜して 漸く慰めに向かえると 浅ましい裡は僅かな期待を孕み]
[A棟、ロビンの部屋に訪れても その場に彼は居る由もない 彼を捜すために 落ち着くために 空を眺めるために 本邸の屋根にまた、攀じ登った**]
(345) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 22時頃
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―夜→朝―
[本邸の屋根の上 見られていたとも知らぬ猫 明けに漸く動き出す 夜通し月を眺めていたか 陽が上がるを待っていたか 漏れるは欠伸 屋根を器用に飛び降りて 木々草花の溢れる庭へ]
腹減った。 …あ、ちょっともらうぜ?
[庭にある木に話かけるは笑顔 熟して成った紅い果実 ひともぎ離し ゆるりとその場に 腰を落とす]
(528) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 13時頃
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[齧る果実は甘い蜜 唇を、口端を濡らし 朝陽にも艶めいて光る 夜に眠るを為せぬ猫は 木に寄り掛かり瞼を閉じるか]
……ん。
[防備などありはしない 静かに桜を風に揺らし 食べかけの果実を弱く握り]
[その様は眠る仔猫か否か この場所のみがまるで春のよう 陽射しも花も風に揺れ ただ優しげな彩りを添える]
(531) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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……ん、…?
[夢と現 彷徨う中で視線があるか 薄く開いた瞼 奥にあるのはヘーゼル ぼんやりと視線の先を眺め]
………。
[ふわり と、笑む]
[視線の主と変わらぬのかも知れぬ 口を開きさえしなければ 見てくれだけは愛されよう、と]
(533) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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奏者 セシルは、寝言のように唇を動かし
2010/08/04(Wed) 13時半頃
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[まどろみの中 彼の人を誰か認識していれば 向ける表情も違っただろう いつであっても 夢でも現でも その狭間にあったとしても]
ろ びん
[ヘーゼルに映るのは 未だ、ひとつ]
(538) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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/* 私はかるびが片想いだと思っているけれど これだと完全に私が片想いだよ、ね orz
片想い騙りwww メリットは何もない気がしますwwwww
(-121) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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ロビン… 見てる… いつ、だって…
[寝の言なのか 応えなのか ぼんやりとした姿を眼が追う 夢と現の狭間で]
[木製の美しい楽器が奏でられ始めたろうか その音色はどのような彩りであったろうか 意識を床に沈めつつある中 記憶に残そうと、残そうと まどろみへ誘う音と 鳴らすロビンだけを見て、聴いて]
[触れられぬかと、手を――…]
(542) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
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[懐くロビンならば知るだろう 桜は夜に寝るを為せない 不安が胸を駆るのだと 夜の記憶に恐怖するのだと]
[伸ばした腕は弱く 空をかいて そらを描いて]
[唯一安らぎの存在に 深く、憩いの床につく**]
(544) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
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奏者 セシルは、訪れる春に、桜の笑みを添えて**
2010/08/04(Wed) 14時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 14時半頃
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