173 【突発RP村】夢の通い路
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ノックス! 今日がお前の命日だ!
2014/04/20(Sun) 04時頃
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それで
[一人の男が夢の通い路から去り。 残った男に、私は視線を投げた。]
貴方も、そろそろ歩き出すのかしら
[咥えた煙管から、紫煙がただ、真っ直ぐに登って。 彼の様子を眺めていた。]
何かを探す気になったなら、手伝うわよ?
(0) 2014/04/20(Sun) 04時頃
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そう
[彼の瞳には、少しだけ。 先ほどとは違う色が映っている気がして。 女主人は、頷くだけにとどめた。]
焦らなくてもいいわ ゆっくりでもいいわ 少しずつ進みなさい
わからなくなったら、また会いにいらっしゃい お手伝いするわ、ここはそういう店だもの
[そういうと、女主人は視線を外して。 何処かへ歩き出した。 どこにいくのか? たぶんきっと、自室に戻るのだろう。]
(2) 2014/04/20(Sun) 04時頃
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[ひまわりにて、女はラジオを聞いていた。 不意に流れてくる曲に、なんだったろうかと首を傾げた。]
夢で見たのだったかしら
[そんな事はあるはずないけれど。 ラジオから流れてくる音楽には、確かに聞き覚えがあって。 それでも思い出せずに、女は思考を放り出した。]
まぁ、どうでもいいことよね
(*0) 2014/04/20(Sun) 04時半頃
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[女は自室で。]
大根おいし
[煮物を食べていた。 お酒は熱燗にして、すぐそこに置いてある。]
マスターもういっぱい、って私が主人か
[つまらなそうに呟く。 気分でも変えようかと、クローゼットを開こうと視線を送って。]
…―――
泥棒? 覗き? 痴漢かしら?
[誰かがいる気配がした。]
(40) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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―― ひまわりにて ――
[女はご近所さんに頂いた煮物を食べていた。]
んー、大根しみてておいし
[どうせお客はこない、と思って満喫していた時間だったが。 ドアの開く音がして、一度咳き込んだ。]
ごっほごほっ…―――
い、いらっしゃい
[女主人は笑顔を向ける。 来店客に向かって。]
好きなところ、座って
(*1) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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お、あれ???
[クローゼットが独りでに開く。 一瞬身構えたけれど、そこから出てきたのは女の子だった。]
いや、それはいいんだけど
[というか、何故そんなところから。 いや、ここは夢の通い路なのだから。 いいのだけれど、問題ないのだけれど。]
何かを探しにきたの? それとも、私と遊びにきたの?
(45) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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[渡されたハンカチに、苦笑いと。 適当に座るよう指示したお客におしぼりを出して。]
何にする、お客さん
[カウンターの奥で、かちゃかちゃと食器の音がする。]
お客が来るのは久しぶりでね ごめんなさい、緩んでて
(*2) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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そう
[何かを探しに来たという女の子に、息を吐いて。 彼女の顔を覗き込もうと、じっとみる。]
何か見つかった?
[こんな狭くて]
何かあった?
[暗い場所で]
何かわかった?
[君が無くした何か]
何か知った?
[君が忘れた何か]
(47) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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アイスコーヒーね
[言われた通りの品は、少しの待ち時間で出てくる。 準備だけは、もうしてあって。 お客が来ないから、手際が悪いだけなのだ。]
どうぞ 味は保証するわ
[私の舌だけどね、と。]
(*3) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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はい、メロンソーダとケーキ
[さくらんぼの乗った、緑色のしゅわしゅわ。 ケーキは指定がなかったので、レアチーズケーキを。 わかい女性の前に置いて。]
(*4) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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[そして、ちらりと視線を投げる。 麩の向こうから、私を探すような感情が見れて。 吹いた、紫色の煙。 その煙が届いたのなら。
女主人は、ケヴィンの後ろにも現れる。 ここは夢の通い路。 時間も空間も、関係がない場所。]
(50) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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そう
[彼女のなくした物。 彼女の忘れたもの。]
君はそれを取り戻したなら
[手を伸ばそう。 彼女の頬に触れるように。]
本当に、欲しいものを手にできるの?
[それが届いたなら、頬を撫でよう。]
君がそれを望むのなら
[本当に、それが欲しいのなら。]
貴方の願いを叶えましょう
(55) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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[女は小さく笑うと、一度手を離して。 彼女の髪を、ひとつ撫でる。]
髪飾りは、返してあげる
[彼女が本当にそれを望むなら。 彼女の髪に、あるのが当たり前のように。 それは姿をあらわすけれど。]
でも、髪飾りだけではダメよ
[それは所詮、夢の中の紛い物。 本当に彼女が、それを欲しない限り。 それは、現世には現れない、ただの幻。]
無くしてしまったものは、取り戻してあげる でもまだ、手に入れてないものは、あげられないわ 全て貴方次第なの、ここではない何処かのね
(63) 2014/04/21(Mon) 01時頃
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[二人に注文の品を出すと、女主人はカウンターの中の椅子に腰を降ろす。 飲みかけの冷めた珈琲を啜って。]
メロンソーダ、好きなの?
[そう声をかけてみる。]
サービス
[そして、小さなガラスのお皿に。 白いアイスを乗せて、出してみる。 載せたらクリームソーダになるかしら、なんて。 ほんの少しだけ、思って。]
(*5) 2014/04/21(Mon) 01時頃
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貴方の答えが、素敵なものであるといいわね?
[そう言って微笑む女主人。 私にもこんな時代があったろうか。 過去にはあったのかもしれない。 それは、遠く過ぎ去った美しい時代。 そんな風に見えて。]
もう忘れないで、大事なものを もうなくさないで、大事なものを
[軽く叩く、肩。]
もう貴方は帰れるわ 好きな時に、好きな場所で、お帰りなさい そして手に入れてきなさい 貴方の本当に欲しいものを
(67) 2014/04/21(Mon) 01時半頃
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いってらっしゃい、レディ
[彼女が部屋を出るのを見送ると、女主人はふわりとかき消える。 自分を探している気配に、送った煙。 そこまで、移動しなくては。]
(69) 2014/04/21(Mon) 01時半頃
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[女がケヴィンの後ろに立っていたのは、いつの事だったか。 暫く後だったかもしれないし、すぐだったかもしれない。]
何か、見つかった?
[そう問いかけながら女は、首を傾げた。]
(70) 2014/04/21(Mon) 01時半頃
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ジェニファーは、ヤヘイを見かけた。何をしているんだろうと思った。
2014/04/21(Mon) 02時頃
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[女主人の部屋への来客は、始めてではなかったか。 いや、先ほどの女の子がいるから二人目か。 女主人は、扉を開く。 というより、開けと思えば開くものなのだ。]
あら
[そこには、ここに来る時に酔っていた男の姿があって。]
目は覚めたのかしら、お兄さん
[そんな声が、聞こえてきたことだろう。]
(79) 2014/04/21(Mon) 02時半頃
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あら?
[麩の向こうでは、男が何故か花束を持って立っている。 ワイシャツのボタンが止められて、ネクタイが結び直されて。 酔いは覚めたとの言葉通りなのだろうかとも思ったけれど。]
私なんかをデートに?
[酒はまだ、残っているのではなかろうか。 そんな風にも、思えてしまって。]
構わないけれど
[何の意図があるのかは、わからなかったけれど。 女主人は、その申し出を受ける事にした。]
(83) 2014/04/21(Mon) 02時半頃
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[花なんて、もらったのはどれだけ昔の話だったろうか。 記憶の中に、それがあったろうか。 探ってみたけれど、浮かんではこなくて。 どうしたらいいのかも、よくわからなかった。
とりあえず、花束は部屋に置いていこう。 持って歩くのは、恥ずかしいし。]
どこにエスコートしてくれるのかしら 教えてくれないと、衣装が選べないわね
[女主人は、首を傾げる。]
(84) 2014/04/21(Mon) 03時頃
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あら、お上手
[興味を持たれるというのは、悪い気はしない。 酒でもという言葉に、頷いて。 どうぞと掌で指し示せば。
今までは壁であったそこに、縁側があって。 外の景色がはっきりと見えた。 空には満月と、多くの星が浮かんで。 眼前には木々が広がっている。]
お酒の誘いを断る気はないわ 白馬の王子様を夢見る歳でもないもの
[月見酒でも、と語りながら。 女は縁側に腰を降ろした。]
(89) 2014/04/21(Mon) 03時頃
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ジェニファーは、ヤヘイに平気だと思うと微笑んだ
2014/04/21(Mon) 03時頃
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ええ、王子様は休業ですって
[乾杯と、合わせた盃と。 甲高い音色を響かせて。 軽く煽る、注がれた清水。 問われた店の名に、目を細めながら。 眺める月は、紺に一つ。]
ええ、ここは月見草よ 私がつけたの
[この名は気に入っている。 自由な心と無言の恋。 そんな店の名を、気に入っているんだ。]
気に入ってくれた?
[だから、問うてみよう。 視線は月に注がれたままで。]
(91) 2014/04/21(Mon) 03時半頃
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[自然に注がれる、次の一口。 それを啜りながら、言葉を食む。]
月見草は、月を見上げる花だもの
[彼の言葉が、何に向いての言葉なのかはわからないけど。 褒めてもらっているのは、なんとなくわかる。 だから微笑もう、月に向かって。]
いつまでも、見守るのよ いつか願いが叶うまで
[視線は感じているけれど。 視線を遮る事もせず、視線を返す事もせず。 ただそれを受けるにとどめて。]
貴方の願いは、見つかったのかしら?
(93) 2014/04/21(Mon) 04時頃
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