25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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つがいの片方食らってしまえば、 もう片方が獣だと…
(*42) 2010/08/06(Fri) 12時半頃
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いや、研師と桜の猫も。
あのドラ猫が、彼奴には懐いて寝ておった。
(*44) 2010/08/06(Fri) 13時頃
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[法師へと去り際に会釈して… 問う幼子へ声を潜める。]
あぁ…夜光。 同じ名を持つ昔の花に、わたしはかつてひどい事をした。
彼がその花の養い子なら、恨んでいるかもしれぬな。
…綺麗事だけでは、ここまで生きては来れなかった。 [ぽつりと、そう弱々しく零し、南端の角部屋へ。]
(604) 2010/08/06(Fri) 13時半頃
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お前には、そんな思いをさせぬよう… わたしが後ろ盾として、確りせねばならぬな。
(605) 2010/08/06(Fri) 13時半頃
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…ならば、おいで。
[寝台の端へと腰掛けて、雛鳥を膝へと手招く。 けれども今は何かをこらえるように、そっと撫でる以外は…]
(615) 2010/08/06(Fri) 13時半頃
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明之進など、おらぬよ。 [それはきっぱりと言い切る声音。]
何故ならあれは…去年喰われてしまったのだから。
あの研師を喰らってしまおうか。敵に回せば厄介であろうし。 [それは、夜屋根に潜む猫へと嫌疑をかけることにもなろうか。]
(*46) 2010/08/06(Fri) 14時頃
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[膝で眠る子の無垢な顔。ねだるときの艷めく顔。 育ち盛りの雛鳥は様々な顔を見せてくれて、一度足りとも気が抜けぬ。
服ごしに感じる体温と、規則正しい寝息に誘われて、 いつしか己も、つかの間の夢の中へと…]
(622) 2010/08/06(Fri) 14時頃
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[浅い眠りを共にたゆたい、ずっと傍にと言う雛が、あまりに可愛くいじらしく。]
わたしが生きているうちは、お前を殺させも喰わせもせぬ。 けれど…
お前の方が歳若く、いつかわたしは先立つだろう。 …そうなればお前がその先どうなるか…考えるだけでも恐ろしくてならぬのだ。
(629) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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村人x1 まるいの 共鳴者x2 いあん、ずりえ? 占い師x1 くにや 守護者x1 やこう 霊能者x1 せしる? 賞金稼x1 ほうせん 人犬x1 生贄x1 くぐい 首無騎士x3 ろびん、ほんごう、かすみ 片想いx1 鱗魚人x1
うーん、なやましい。
(-145) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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雛鳥がやっぱし片思いかなぁ。
華月と朧がわからんわからん。 朧が霊かともおもったけど、霊はどうやらセシルだし
どちらかと言えば、華月がわんこ?どうなんだ、わからん。喰われたがりだとはおもうが。
(-147) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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よし、ひなどり片思い特定した。
(-148) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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[膝に居る雛鳥をそっと撫でながら、夜半に目覚めて窓より見上げる月は…丸い。]
(644) 2010/08/06(Fri) 15時頃
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[身を起こそうと思ったけれど、袖を握るは小さな手。
震えるように伸ばされた、包帯をまいた白い手は、金糸の髪をサラリと撫でて。 結局今は、何もせず…。]
(651) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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[喰らって腹へ納めてしまえば、分かれることもあるまいに。 白いうなじが、紅さす頬が、あまりにやわらかそうにみえて。 爪立てて裂いてしまえばと、思う心を押し込める。
…腹の中では、その笑顔は見えぬ故。]
(*49) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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[あの太鼓橋は、この部屋からのみよく見える。 そこに見えるは焦がれ続けた望月か。]
済まぬ、かりょう。
[衣を一枚するりと脱いで、窓には厚くすだれを下ろし、 下駄を履かずに素足のままで、庭へと…]
(670) 2010/08/06(Fri) 16時頃
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…おぼろ…?
[ひっそりとかける声は、月の光に照らされて、その名の霞が如きに淡く。]
幾つの月を待ち望んだか、もはや忘れてしまいました。 [その笑みは、媚を含まぬあの頃の。]
(683) 2010/08/06(Fri) 16時半頃
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まるで、夢のよう。 [振り返る彼の瞳に、己の目も自然とうるむ。]
ええ、夢ですね。 …いつかそなたに摘まれる事を、夢見た頃もありました。
[きっともう、その頃には戻れない。v]
(689) 2010/08/06(Fri) 17時頃
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…おぼろ。
たとえ、許されぬ思いであろうとも、 これは夢。一夜限りの夢ならば…天も許してくれるでしょう。
わたしも、ずっと叶う日を…
[白いその手を、そっと伸ばし、同じ顔したその頬へと。]
(767) 2010/08/06(Fri) 23時頃
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[頬流る 涙の川に 顔寄せて 憂いすべては 拭えなくとも
薄紅の唇そっと寄せ、ちろりと零れる雫を舐める。]
(770) 2010/08/06(Fri) 23時頃
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あれ、この村って、言い換えガチだっけ??
BL村に、故人に操立ててるってだけでもチート性能なのに、積極的に解決に回られるとやりにくくは…
まあいいや、そう来るならいっそ騙りにでも…
(-192) 2010/08/06(Fri) 23時半頃
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喰っちまえばいいんだろうけど、そうなると今度は後半用ヒーローが足りん… 村側は初日は頑張って同士討ち狙ってくれるとやりやすいんだけどなァ。
(-193) 2010/08/06(Fri) 23時半頃
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[通って来た道が変えた強い手に絡め取られ、 その胸元へ身を寄せる。
触れ合えば衣越しに伝わる鼓動は早拍子。 震えていると気取られてしまうか。 ]
(778) 2010/08/06(Fri) 23時半頃
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ああ、漸く… [囁く声は、艶帯びて。]
(779) 2010/08/06(Fri) 23時半頃
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…えぇ、わたしも…そなたとゆめを。
[見つめるその姿は、記憶のものよりずっと凛々しくて。 たとえ一度きりでもいい、そなたと共に在った証を。
濡れた瞳でそっと見つめ、零す吐息の温度も同じ。]
(783) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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[触れ合う唇の温度だけで、溶け合いそうになってしまう。]
うん、隠れて…
こんどは、みつからないように。
[二人手をとりあって、奥座敷へと。]
(788) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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…おぼ、…ろ…… [絡み合う、長い髪。 絡め合う、僅かに違う色の肌。
切なげに、求めて鳴いて 届く肌へと爪立て喘ぐ。]
…下さい、ませ…。 [長く花を勤めた身体は濡れて、 切なげに艶帯びた声にて、そっとそれをねだった。]
(802) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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[嗚呼、背の月下美人はあでやかに咲く。]
(812) 2010/08/07(Sat) 01時頃
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あぁ、おぼろ…こんなにも。
[入れ替わり、違う形で重ねれば、お互いはまた深く融け合う。 元々一つであったものが、何故分かたれなければならなかったか。
それは、己の胸の内にだけ、そっとしまいこまれた秘密。 されども、このひとときだけは、それすらも忘れさせて欲しいと求めた。]
(821) 2010/08/07(Sat) 01時頃
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[己が選んで喰らうのは、再び躰を重ねた夜に。 幼き毒花が法師を喰らうとしても、力添えはすれども自ら喰おうとする気は無いか。]
(*74) 2010/08/07(Sat) 01時頃
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[そして哀れな白鳥は、人の恨みを吸い取り散るか…]
(*75) 2010/08/07(Sat) 01時頃
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