242 【突発誰歓】桜が見せた夢
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/* 桜のところに来てしまったものの、 タイムカプセル堀りと被らないようにはしたい…
くっ 2,3本はやしておくべきだったか、桜。
(-20) 2015/12/17(Thu) 12時頃
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[夢かなって思った。 桜が見せた夢なんて。 いかにもありそう話だから。
着物姿の彼女を見て、幽霊でも見たようにぽかんと口を丸く開く。 幽霊は私の方なのに、なんだかおかしい。
夢説も捨てきれなかったから、頬をつねってみる。 …痛いんだけど。
言いたいことは山ほどあった。 私は馬鹿だから風邪は引かない大丈夫。 その着物どうしたの、とっても似合ってる。 ずっとずっと、――会いたかった。
でもいつものようにぐるぐる頭の中を回転するばかりで 上手く音になってくれない。]
(60) 2015/12/17(Thu) 17時半頃
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(ああ、そうだ)
[悩まなくても、最初に言うセリフは決まっている。 私はそのためにここに来たんだから。]
あのね、櫻子…
[思えばあの日。櫻子を呼び出したのも、この桜の木だった。
『櫻子』
桜のように美しい子になるようにと。 彼女の母がつけた名前だという。 ぴったりだなって、そう思って。]
(61) 2015/12/17(Thu) 17時半頃
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ごめんなさい
(62) 2015/12/17(Thu) 17時半頃
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[謝罪と同時に頭を下げる。 私は本当に馬鹿だな。
この6文字を言うのに、5年もかかってしまったなんて。*]
(63) 2015/12/17(Thu) 17時半頃
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/* ところでまゆ美の遺体がどうなっているかとか聞いちゃだめだよ。 私も知らないよ!
(-46) 2015/12/17(Thu) 21時半頃
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マユミは、トレイルの前髪は目に入って痛くなったりしないのかなと唐突に思った。
2015/12/17(Thu) 22時頃
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[罵倒されるかもしれない。 呆れられたかもしれない。 貴女のことなんて 今更何も思っていないのだと。
でも、全部違った。]
どうして? どうして櫻子が謝るの? あなたは何も悪くないじゃない。
[彼女の口からこぼれたのも また、謝罪の言葉だった。]
悪いのは全部私! 馬鹿なのも全部私!!
……こわかった。 ただでさえ高校が別になってしまうのに。 5年前のあの日、櫻子が告白されたって聞いて。
(103) 2015/12/17(Thu) 23時頃
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彼氏ができたら… もう、私のことなんて忘れちゃうんじゃないかって。 櫻子が離れていっちゃうって だから、私……っ!
[気付けばぼろぼろと 両の眸からは涙が零れ落ちて。 手の甲で拭っても拭っても、溢れてきて止まらない。]
ごめんね、櫻子! 本当に、ごめんなさい……!
[これ以上は言葉にならなかった。
薄紅の花弁が周囲を散らす中。 後は彼女を抱きしめて わあわあと声をあげて泣いた。]
(104) 2015/12/17(Thu) 23時頃
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「 ずっと後悔していた 」
「 ずっと会いたかった 」
「 やっと、会えた 」
(105) 2015/12/17(Thu) 23時頃
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[どれくらい時間が経っただろう。 ようやく涙が止まれば 赤い鼻を気まずそうにすんすんと啜る。]
ね。櫻子。 告白してきた男子ってどんな人?
[不意に話題を変える。 止まった刻を動かすように。]
……告白、受けたの?
[この時ばかりは少し言いにくそうにして。 それでも少しでも空白の時間を埋めようと 5年前の続きを、紡いでいく。*]
(106) 2015/12/17(Thu) 23時頃
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[しゃくりをあげつつも。櫻子が語るのを聞き逃すまいと、耳を澄ませる。 時折何度か、うんうんと頷きを返して。 ただ
“どんなことがあっても 離れていったりなんてしないから”
――どきりと、心臓の跳ねる音。 人は欲張りだ。一つ手に入れれば、もう一つ欲しくなる。 それは死者となっても変わらないらしい。
先程までの、もう一度櫻子に会って謝罪したい、ただそれだけの望みが。 果たされた今となって、また別の形へと……変わろうとしていて。
必死に、務めて何もないように装う。]
(156) 2015/12/18(Fri) 10時頃
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落としたハンカチ?それって…
[一回転を決めてた子? そう問えば肯定の返事が返ってきたか。 彼との接点はそのひとひらしかないけれど 優しくて楽しそうな子だと 5年も前のことなのに、不思議と記憶の片隅に残っていた。]
そう。返事…しなかったの。
[私のせい? 寸でのところで言葉を飲み込んだ。 聞かなくてもそうだろう。 櫻子の性格を考えれば、真摯な気持ちに返事をしないという選択は考えにくかったから。
しかしそれは、私にとって幸い―――はたまた不幸なことだったかもしれない。 だってきっと、櫻子がその少年と今も付き合っているのだとしたら、 彼女がすでに別の誰かを選んでいるとしたら。 いくら私だって…あんなこと言ったり、しなかっただろうから。]
(157) 2015/12/18(Fri) 10時半頃
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……そろそろ卒業式が始まる。 体育館、行かないと。
[促して、一歩踏み出そうとした足が ぴたりと止まる。
駄目だ。 考えてはいけない。 頭の中で警報が鳴り響いた。
でもね、やっぱり私の口は。 私の願い通りの言葉を発してはくれなかった。]
ね。櫻子。 もう一つ聞きたいことがあるんだけど。
[せめていつでも撤回できるように。 冗談めかして、くすりと笑みの形を作る。 そんな、なけなしの抵抗。]
(158) 2015/12/18(Fri) 10時半頃
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[私は桜にまつわる七不思議を知らなかった。 しかし不可思議な大樹に触れていて気付いたことはある。 櫻子はどうだろう。彼女はあのお伽噺を知っていたかな。]
もしも…もしもの話よ?
ここにいる私がすでに死んでいて。 もうすぐあの世とやらに行かなければならなくて。
[もし、といいつつ。 私の目は笑っていなかったと思う。]
…それでも私と一緒にいてほしいって言ったら
[問いかける声は予想より大きく響く。 どこかの窓の向こうにも届いたかもしれない。>>143]
(159) 2015/12/18(Fri) 10時半頃
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[言ってから後悔するのはいつものことだ。 ただ今となっては撤回するつもりはなかった。
思い知る。 私はずっとそれを望んでいたんだ。
意地悪な質問だなと思う。 ああ、そうか。 私に友達ができないのは、何のことはない。 単に私の性格が悪いからだ。
それでも。]
貴女は……頷いてくれる?
[ひとりぼっちは、とてもさみしい。]
(160) 2015/12/18(Fri) 10時半頃
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[その口から紡がれる答えが否定や冗談に対するものだとしたら 私も笑って、もしもの話を終えて、卒業式へと向かおう
――――でも、そうでないとしたら。*]
(161) 2015/12/18(Fri) 10時半頃
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そう、あなたが。
[突然現れた招かれざる客。 と思いきや、青年も立派な役者の一人だったようだ。
できすぎね。 これもあなたの悪戯? 傍らの巨木を咎めるような目線で見上げた。]
こんばんは。 私は星澤まゆ美。
覚えなくていいから。
[涙ぐましい努力の一環として、 名を聞く前に名乗るように そして名乗られたら名乗り返すようにしている。
しかし死した者の名など、きっと彼には不要だろうと。]
(208) 2015/12/18(Fri) 18時半頃
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赤星翔さん。
[存在だけは知っていた、その名を口にする。 素直で真っすぐな好青年。 5年前と変わらぬ印象のままで、彼はそこにいた。]
そうね。 きっとあなたが…正しいんでしょうね。
[生きて、幸せに。 彼が口にしたその望みの、なんて眩く、遠いことか。
たった一日。 私が櫻子を信じて待っていることができれば。 もしかしたら結末は違っていたかもしれないのに。
今はその一日が とてつもなく大きくて。 私と彼らの間に、冷たい壁を隔てている。]
(209) 2015/12/18(Fri) 18時半頃
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権利がないなんてことはない。 気持ちを言葉に出して伝える権利は きっと誰にだってあるはずだから。
[私はそれがとてもへたくそだったけど。]
そして、決める権利は
…………櫻子に、ある。
[自分にはないものを多く持った青年。 これ以上見ているのがつらくて。 再び視線を櫻子の方へ戻した。]
(212) 2015/12/18(Fri) 18時半頃
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[私も、叶うことなら。 大切な人の共に在るのではなく その幸せを祈れるような
……そんな人間になりたかったな。*]
(213) 2015/12/18(Fri) 18時半頃
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[ありがとう。]
[ずっとね、そう言ってほしかったの。]
“私はまゆ美ちゃんのそばにいるよ。”
[櫻子の答え。 止まったはずの涙が、再び零れた。
すとん、と。 私という存在の嫌な部分が。 今だけは不思議と消えていく。 ずっと欲しかった言葉に
驚くほど私の心は、満たされていた。]
(265) 2015/12/18(Fri) 22時頃
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……馬鹿ね、二人とも。 真面目な顔して答えて。
最初に言ったはずだけど?「もしも」の話だって。
[一粒の滴が地面に跳ねるのを見送ったあと 私は苦い顔をしながら、二人に向かう。
思えば私の人生は間違えてばかりだった。 そして最後の瞬間も、そうするところだった。
おそらく櫻子の答えが別のものであったら 私は嫉妬という過ちを繰り返し 櫻子を――もしくはその隣の青年を
呪い殺してしまっただろう。]
(266) 2015/12/18(Fri) 22時頃
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[最後の最後で間違えなかったからと言って 失敗がチャラになるというのはさすがに虫がいいと思う。
それでも、この一時だけ 私は私という存在を 私が選んだ「答え」を
ほんの少しだけ、好きになれた気がするから。]
でもね、遠くへ行かなければならなくなったのは本当。 というわけで慌ただしくて悪いけど、 私はそろそろ行かないと。
そうそう。明里さんという女の子に会ったら、 「卒業おめでとう」って、伝えておいてもらえる?
[矢継ぎ早に告げる。 時が動き出したのだから 私に残された時間ももう僅か。]
(267) 2015/12/18(Fri) 22時頃
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櫻子。 5年前、ここにあなたを呼び出した日のこと、覚えてる? 私ね、あなたに言いたかったことがあるの。
[それでも一つ思い出す。 彼女が現れるまで、この木の下で。 何度も何度も繰り返し練習した台詞。>>0:84 あの時は結局、伝えることができなかったけど。]
あのね櫻子。 たとえ高校が変わっても。
……遠く遠く、離れてしまったしても。
私達はずっと……――友達よね?
[返事は決まってるって。 うぬぼれてもいいかな?]
(268) 2015/12/18(Fri) 22時頃
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[歩み始めた足。 動き出した時間。 未練も晴れた今、もう私をここに留めるものは残っていない。]
ああ、そうだ。
[それでも悪戯を思いついた子供のように。 すれ違いざまに 櫻子の方に顔を向けると。
その桜のような唇に、 自らのそれを押し当てた。]
……とはいえ、選ばれたのは私なんだから。
[これくらいは、権利としてもらっていいでしょう?
自らの下唇にぺろり舌を連わせと 赤星に向けて、挑発するようにふふと笑みを見せる。 そのあと少しだけ真面目な顔を作って。]
(269) 2015/12/18(Fri) 22時頃
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――いい?
あなたは一度返事をもらえなかったくらいで諦めない。 櫻子はお断りするにしても何にしても、ちゃんと返事を返す。 全く。これじゃ心配で、おちおち遠くへもいけやしない。
[私は人に物事を伝えることが苦手だ。 特に笑顔なんて高確率で失敗する。 でも。]
お幸せに…それじゃ。
[そう言って、小さく手を振って 口元を綻ばせてみよう。]
[――今度は上手くいっているといいな。>>0:85]
(270) 2015/12/18(Fri) 22時頃
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[後は二つの影から一歩一歩離れて行く。 振り向かないよう、必死で堪えて。 前を向いて綴るのは、最後の贈る言葉。]
……ありがとう。
[ずっとあなたに謝りたかった。 でも最後に伝えたいのは感謝の気持ち。
出会ってくれてありがとう。 友達になってくれてありがとう。
好きになってくれてありがとう。
大好きだよ、櫻子。**]
(271) 2015/12/18(Fri) 22時頃
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[行くところなんてなかった。 けれども最期に行く場所は決めていた。 途中で一つの影とすれ違う。>>298 まだ会ったことのない人だ。 なのに私は、その人を知っていた。]
……堀川、先輩?
[あの頃と変わっていない、とは言えなかった。 それでも伊達に長年ぼっちだったわけではない。 出会って名前を交換した相手のことは、覚えてた。]
驚いた。 随分と髪、伸びましたね。
[言葉通りに、目を見開いて。]
昔の方が可愛かったですね。
[いつも通りの言い方を。]
(325) 2015/12/19(Sat) 00時頃
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今の先輩は、綺麗ですね。
[からりとした気持ちのいい笑顔を思い出す。 今もあんな顔で笑うんだろうか。 確める時間がないのが残念だ。
あんなに人と接するのが苦手だったのに。 おかしいなと笑みを浮かべて。]
ああ、そうそう。 プリント拾ってくれてありがとうございました。
[そういえば言い忘れていた。 ほんの7年ほど。 用が済めばぺこり会釈する。 それじゃさようなら、と言い残して、たたたっと足早に去って行く。
あの時のように共に隣を駆けてくれる人はいなくとも。 それでも、前へと。*]
(326) 2015/12/19(Sat) 00時頃
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― 夜明け ―
[重い扉を押し開く。 ふわりと風が髪を撫でる。
ここはずっと避けていた場所で。 私が、死んだ場所だった。]
やっぱり、ここにあった。
[失くした手帳と靴を拾い上げて、胸に抱く。
夜が明ける。 闇と光が混ざり合う。 世界に光が満ちて―――
私は静かに、目を閉じた。*]
(329) 2015/12/19(Sat) 00時頃
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