189 とある結社の手記:8
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─ 村にて ─
[───酒場には人狼は居なかった。
そう告げられてからも、女は”酒場”に通っていた。 女が営む小さな店ではない。 元々集合場所として指定された方の酒場である。
ダーラが経営者として金を出すここは宿をも兼ねて、 だから何日かを過ごすと想定される場に選ばれたのであろう。
この騒ぎで酒盛りをする村人はいない。 だから女の店は、仕事にはならない。 けれど”酒場”にはいつも人影がある。 皆、不安なのだろう。 人との繋がりを求めて、酒場に村人たちがやって来る。 彼らの相手をし、時折料理を振舞いもする。 そんな非日常の日を、女は過ごしていた]
(@0) 2014/08/18(Mon) 17時頃
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お酒の注文? もぉ、全然足りないのねぇ。
[ある時は結社から、酒の注文を受けた。 集会場の人間からの要求だという。 恐らくリーかヴェスパタインであろう。
女は手際よく、手頃な酒を箱に詰めた。 けれど最後、一本を詰める手が僅かに止まる]
………結社の人ってぇ、死んだのよねぇ。
[まだ女の耳に、”中の”誰かが死んだとは聞こえていない。 けれど結社の占い師が死んだとの騒ぎは聞こえていた。 祖母の声>>1:@3が耳の奥に響く]
(@1) 2014/08/18(Mon) 17時頃
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────…。 飲んでぇ、死ぬとかやめてねぇ?
[案ずるかの音は、聞く者もなく密かに落ちる。 音にならない息を落として、女は最後の一本を箱へと詰めた。 請求は、きっちりと結社へとまわしておいた]
(@2) 2014/08/18(Mon) 17時頃
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─ ナタリアの自宅 ─
[その日は、酒場で簡単な料理をつくってから来た。 つくったのは魚のシチューだ。 ワンダの運んでおいてくれた干魚を戻し、キャロライナの運んでくれたミルクで野菜と煮込んでチーズを散らし、パンを添える。
ツマミらしからぬ料理を酒場に用意してから、祖母を訪ねた。 だから一足遅かった]
あらぁ?ナタリーったら、どこぉ?
[女が目にしたのは、籠に入れ置かれた洗濯物だ>>2:@17 くしゃりと丸まったそれは、今から干そうとしていたかのよう。 捨て置かれたそれがあまりにも不自然で、女は眉を顰めた]
(@3) 2014/08/18(Mon) 17時半頃
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ねえぇ。ナタリー?
ナタリー、ってば、
[迷子の子のように、祖母の名を呼んで辺りを見渡す。 胸騒ぎがして、祖母を呼ぶ女の声が少し震えた。
居間を見渡した。台所を覗いた。裏庭を見た。 庭の向こうに見える湖が心配で、湖畔へと向かった。 茂った草むらを覗いた。その水面を透かし見た]
(@4) 2014/08/18(Mon) 17時半頃
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ナタリー?
[陽がゆっくりと傾いて、やがて群青が空を支配する。 人が影になりはじめる頃、女は自分を探す人の声を聞いた]
えぇ? 村長の家にってぇ、どういうことよおぉ?
[呼びに来たのは結社員だ。 聞けば祖母が村長の家で倒れたという>>3:@3 その報を受けて女は走った。嫌な予感しかしなかった]
(@5) 2014/08/18(Mon) 17時半頃
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─ 村長の家 ─
[実際、祖母の傍へ着いた時は祖母は既に虫の息であった。 白く乾いた肌は既により白く、目の周りはげそりと青い]
ちょ……、…ナタリー!?
ナタリー?? ナタリーってば、ねぇ、
(@6) 2014/08/18(Mon) 17時半頃
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ねぇってば!!
……〜〜〜あんたたち、ナタリーに何をしたのよぅ!?
[祖母に呼びかけ、そうして背後を振り返って叫ぶ。 傍らで、髪の長い女の結社員が何か言ったようだった。 それを碌に耳にも入れずに、祖母の肩へと手をかける]
(@7) 2014/08/18(Mon) 17時半頃
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[元々、女は村で生まれて町で育った。 女がこの小さな村に戻ってきたのは、祖母がいたからである。 女は──ローズマリーは、幼い頃から祖母に懐いた。
両親は、女が幼少の頃に商売のために村から引っ越した。 幼い娘も一度は共に出たものの、やがて娘だけは戻ってきた。
祖母がいるから。 そして、パッとしない湖畔の村が嫌いではなかったから。 父ゴドウィンの扱う酒を仕入れて、小さな店を持った。 母ドロシー譲りの料理の腕が役にも立った。 女の愛嬌は商売道具と同時に性分でもある。 だから客商売は天職であったといっていい。 祖母の近くに住まい、店で酔っ払いと他愛もない言葉を交わす。 休日には祖母の家に赴いて、昔語りを聞いて過ごす。 それなりに楽しい日常だった。
───つい、この間までのことだ]
(@8) 2014/08/18(Mon) 17時半頃
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〜〜〜〜、おばぁちゃんに、何をしたのよぅ!!!!
[その女が、愛嬌も何もかなぐり捨てて叫んだ。 必死に手を伸ばす。冷えていく枯れた手を握りしめる。 命が、ゆるやかに手の中で消えていく]
っ〜〜〜…! !!!
[声にならない声を上げて、女は祖母に縋った。 頬を涙が零れ落ちる。 暖かな声が女の名を呼ぶことは、もう*なかった*]
(@9) 2014/08/18(Mon) 17時半頃
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長老 ナタリアは、メモを貼った。
2014/08/18(Mon) 20時頃
長老 ナタリアは、メモを貼った。
2014/08/18(Mon) 22時半頃
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― 村の中 ―
[集会場にはまだいかず、結局村の中を放浪していた。 サイモンの死体が出てきたその場所はまだ開かれずのまま。
恐いもの見たさ、というのもあるけれど、 自信が今更踏み入れていいものかという思いもあった。]
(@10) 2014/08/18(Mon) 23時頃
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― 村の中 ―
[ナタリアの死を悲しむローズマリーの姿を見るのも辛くて、亡骸のある村長の家には向かう気にはなれなかった。]
まぁ、自分が最期どうなったか見てもねぇ…
[ゆったりと歩きながら宛てなく彷徨う老婆の霊。]
(@11) 2014/08/18(Mon) 23時頃
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長老 ナタリアは、メモを貼った。
2014/08/18(Mon) 23時頃
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― 村の中 湖のほとり ―
[様々な噂が絶えない村の湖。 昔からあるこの場所がナタリアは好きだった。 青春時代の思い出がいくつも思い出される。
音なくほとりに座り込めば、水面を覗き込む。]
あらあら。残念ね。
[水面は誰の姿もうつさなかった。]
(@12) 2014/08/18(Mon) 23時頃
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長老 ナタリアは、メモを貼った。
2014/08/18(Mon) 23時半頃
長老 ナタリアは、メモを貼った。
2014/08/19(Tue) 21時半頃
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― 湖のほとり ―
[死んだ夫とのんびりと歩くのが好きだったなと、思い出していると背後から声が掛かる。>>+30 おや、と思って顔だけ振り返ると人参の色をした髪の毛が見えて、]
あらあら。 可愛らしいお嬢さんだね。
[ゆったりとしたいつもの口調で語りかけた。]
…いってしまうのかい。 そんなに急いで転ばないようにねぇ。
(@13) 2014/08/19(Tue) 22時頃
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― 湖のほとり ―
[皺のある頬に手を添えながら、なで肩の肩を小さく上下させる。]
あの子も…きちゃったんだねぇ。
[霧のように消えてしまった子を思いながら、 やはり事が全て終わるまでは集会場には行けずのまま**]
(@14) 2014/08/19(Tue) 23時半頃
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長老 ナタリアは、メモを貼った。
2014/08/19(Tue) 23時半頃
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