261 甘き死よ、来たれ
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( こわい、 )
[ 最早何に怯えているのかなんて、 考える暇も*無い* ]
(*0) 2016/12/14(Wed) 00時頃
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( おねえちゃんに、まかせてね )
[言いかけた一言は、飲み込みました。 彼女がこの言葉で喜んでくれるなら言ったかもしれませんが、どうしても、言う勇気がなかったんですよね。
あたしにこう言ってくれた人は、もういません。 それがちょっと、悔しかったっていうのもありますけど]
(=0) 2016/12/14(Wed) 00時半頃
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……
[何も聞こえない。
まあ、ラジオどころではないのも当然か。]
(*1) 2016/12/14(Wed) 07時半頃
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(おねえちゃんみたい)
[失礼になるかと思って口にはしなかった。 そして、もっと甘えてしまいたいという願いも、口に出すことはできなかった。 一人っ子で、いつも一人だった。そんな環境が災いしたのかもしれない。]
(=1) 2016/12/14(Wed) 10時半頃
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[まるで自分の願いが見透かされていたかのような提案に驚きつつ、共に眠りにつくときには]
うれしい…
[こっそりとつぶやいた言葉は、届いただろうか? どさくさに紛れてぎゅっと抱きしめてしまう。 何か言われたら、寒かったからとごまかすつもり。]
(=2) 2016/12/14(Wed) 10時半頃
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─ 眠りにつくまえに ─
[うれしい>>=2なんて言われたら、そりゃあこっちもいい気分になるっていうもんです。 抱きしめてくる体を、こっちからもぎゅってしてあげましょうね。苦しいですか?すみません、今だけ我慢してください。
人のぬくもりって、もしかしたら、久々かもしれません。 あたしの家族は、早々にしんでしまいましたから]
めるちゃん、 ほしいものみつかったら、ゆってね。
[ぬくもりを分けあうように抱きしめて、そっとささやきました。 かけの話、あたし、なしにしたつもりはありませんよ。 あたしの欲しいものだって、決めましたから。 だからあとは、彼女のほしいものだけだよ、って。それだけ伝えて、傷だらけのその体を、抱きしめながら眠りにつきました。
その日の夜越えは、かつてなく安らかなものでした とさ*]
(=3) 2016/12/14(Wed) 12時半頃
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―昨夜の内緒話―
ほしいもの…できたかも
[抱きしめたら抱きしめ返されてびっくりしつつ、嬉しくて表情は随分柔らかくなっただろう。 人のぬくもり、それは随分久しぶりで、温かく、安心させる。 そのぬくもりを、もっと、*と*]
(=4) 2016/12/14(Wed) 20時頃
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( あたしでも、おねえちゃんになれるかなあ )
[それはまるで、自分が得られなかった愛情を、他の誰かにそそぐような行為ですけどね。 ……でもね、あの子のあんな表情を見たら、もう、駄目ですね。 抱きしめて安心させてあげたいって、思っちゃうんですよ。 母性本能ってやつでしょうか?ちょっとちがうかな]
(=5) 2016/12/14(Wed) 23時頃
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……めるちゃん?
(=6) 2016/12/15(Thu) 00時頃
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[お父さんの消防服、らしいです。 いやでもあたしにとって、それはどうでもよくって。
……泣いてたんですか?
聞けません。 でも悲しくって、変な顔になっちゃいました。 何で泣いてたの?って、聞ければよかったんですけど]
(=7) 2016/12/15(Thu) 00時頃
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