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――Horatio=Smith at 10:00――
さぁ――はじまるぞ
[ 強盗共には聞こえない、ささやかな声は興奮と緊張に震えていた。誰かに聞かれたとしても、大仕事を前にした悪党らしく響くはずだ。なんたって、潜入を決めてからの数ヶ月……車上荒しの小悪党になりきり生活すべてを歪ませ、この日のために準備をしてきた。
すべては、この日のために。 すべては、この瞬間のために]
(*0) 2016/04/08(Fri) 00時半頃
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―10:19 Sheesha・Abel―
( You guys are all morons! )
[裏切りモンがいるってのに、 呑気に朝飯食ってたバカ共へ。 そして、俺へ。
Fuck you.**]
(*1) 2016/04/08(Fri) 01時半頃
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[ヤツの目の前を離れる、その前。]
弾貫通してっか、オ? 病院は行かしてやれねーぞグリーン。
[そんな言葉をぽいと放って、椅子>>46へ座りに行った。*]
(*2) 2016/04/09(Sat) 00時頃
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……連れてけよ、 尻が“エロい”看護婦が居る病院に
[ 本音だ。 今すぐ病院に駆け込んで“まとも”な治療を受け、ラジオでヒットチャートを楽しみながら休暇を取りたい。小声に小声で応え、ピンクの背を緩く握った拳で軽く打つ。さりげなく自然に*]
(*3) 2016/04/09(Sat) 00時頃
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ハ。 ケツがよけりゃ他はどうでもいいのか?
[嘲笑。 とん、と背を叩かれたから、一つ瞬きをして、 YesもNoも言わずにヤツから離れた。*]
(*4) 2016/04/09(Sat) 00時頃
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――ひとり、死んだか。
[ 無意識に漏れた呟きと、舌打ち。 間近に居るピンクにしか届かない声と音。
自分のほか、警官に負傷者が出るとは思っていなかった。その失態を悔やむ苦々しい感情は、立案者を亡くした強盗の感情にも聞き取れなくはないが。そもそもピンクに聞こえていると思いもしない。 Horatio=Smithは、焦っている**]
(*5) 2016/04/09(Sat) 21時半頃
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っ。
[なんだ、今の。]
[耳朶を掠めた声には悔恨が滲んでいた。 俺はちらりと甘党野郎を見る。 職業柄、人を見たり、交渉するのは得意だった。 長年のカンってヤツが告げてる。 こいつは、何かある。
甘党野郎に気づかれない範疇で、 ヤツの草臥れた背広を、ぎ、と握った。]
(*6) 2016/04/09(Sat) 22時半頃
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