94 眠る村
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[礼を言われれば、僅か微笑む。 彼が居たたまれなくなってしまったことなど知りもせず。
割れた瓶を踏んだ、と聞けば、想像してか一瞬だけ痛そうな顔をして、ふる、と首を振る。]
化膿すると、大変だから。 昨日の今日で 嫌じゃなかったら、 診せて…?
[患部が足のため、了承が得られれば彼を動かすことはなく薬箱をこの場に持って来るつもり。]
(141) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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…死ぬのか、じゃない。 ――死んでいた、さァ?
[ケヴィンの低い呟きに、重ねるように籠る声。 長い前髪の隙間から、微かに白い目がちらめく。]
(142) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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…――少なくとも、俺はまだ、死ぬ気は、無い。
[硬い声は 飲み込んで。]
(-44) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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/*
ちなみに 呪殺はその場で、とみたけれど 占い結果はその場なのかな… どっちでもいいのかな…
(-45) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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─ 少し前 ─
[宿には、ブローリンにラディスラヴァの姿がある>>66 ぽつりと落とした呟きに返る怒りを押し殺すかの声>>90に、 男は薮睨みの目をちらりと無言で、ただ向けた]
……──は。いい香りじゃないか。
[酒場として使われている部屋へ戻れば、幾つもの顔。 漂う紅茶の香りに、男は少し表情を緩める]
(143) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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/*
クラリス占ってフィリップに言うのも手か…
(-46) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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/* ブローリン、お前占い師かwwww wwwwいいね。いいね。
占われたい(
(-47) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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[エイトは完璧なまでに、成りかわる] [魂の叫びを忠実に再現することを愉しむよう]
ふふ、
[クラリッサの姿を思い出せば、くつりと含み嗤う] [あれが、矛盾だらけ、とゼロが言う女か と]
[いい趣味だと、毎度思う] [だから、ゼロは 好きだ]
(*22) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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[クラリスに気を取られ、ケヴィンの手の意図>>133には気づかなかった。]
嫌な訳ねぇし!!
[勢いで「オレがクラリスを嫌がる筈ねぇ」と口走りそうになるが何とか堪える。]
……ごめんなー、毎回……。
[薬箱の到着を待つ間は、足をぷらぷらさせていた。せめて、早く乾くように。]
(144) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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/*
!?!?!?!?!?!
更新 明日 だっ た!!!!!!!!
(-48) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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/*
死ぬほど悩んだのに!!! もう 独り言なくなるのに!!!wwww
ゆっくりなやもうっと……… CO焦り過ぎたよ…ごめんね……
(-49) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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紅茶ねえ……。 ああ、ああ。仕方がないね。
クラリッサ。 あたしンとこにゃ、紅茶は売るほどあるんだよ。 あとでちょいと、持ってきておくことにしよう。
[薮睨みの目は、ちらと鳥を連れた少年も見る。 けれどすぐに、視線は宿の娘へと向けられた>>130]
(145) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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うー、うー。 爺ちゃ、むりしちゃ、めーよ。
だいじ、だいじ。
[抱きしめるのに飽きれば、 今は手の届く祖父の頭をぺちぺち撫でる]
ハナ―、つよーこ。
[髪を撫でられれば心地よさそうに目を細めた]
(146) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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ちょっと見んうちに… おぬしは生傷ばかり増えるのう。
[フィリップの手当を受けるその傍によると、 彼を見ながら何か懐かしそうに苦笑いを浮かべる。]
儂も小さい頃にな、むやみやたらに藪の中を走りまわったもんじゃよ。 そうして好いたおなごのところに行ったもんじゃ。擦り傷だらけにしてのう。
[そうして思い出し笑いをしながら 薬箱を持って帰ってきたクラリッサに、その顔を向ける。]
のうリサ坊や。 部屋をひとつ…用意してくれんかの。
(147) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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[ひとつ、ひとつ。起きている顔を見た。 ハナの幼い顔がそこにあっても、 さして動かなかった表情が、異母弟を見止めて初めて動く]
…ケヴィン。あんたも起きていたのかい。
[知らず、長い息が落ちた]
(148) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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………。 そうか。
[同意でも、納得でもなく。 否定はせずとも、己の思う所は別にあるような声音。 アッシュグレイの奥を見詰める瞳はまじりとも動かずに]
…、…。
[やがて、茶の席に混じらずその場を後に。 客人の部屋へと向かおうと足を向けた]
(149) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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ケヴィンは、クリストファーからかかる声に、足は留まり
2012/06/14(Thu) 23時半頃
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―店の裏―
[裏手に回ると少なくなったままの薪] [その傍には鉈が一本置いていて、ふらりとその傍まで歩く]
まもらな、きゃ。
[大切な人を失う事が][こわい][こわすぎて] [久しぶりに手に取った鉈は、ずしりと重く持ち続けられない]
っ、
[人前では決して見せない涙が碧の眸から零れ落ちた]
(150) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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ううん、いいの。 でも、いつも 怪我が多いみたいで、心配……
[健全な若い男の子なら、やんちゃでもらしいと想えるけれど。 やはり心配性は祖母ゆずりなのかもしれない。
薬箱を手近なテーブルに置くと、傷薬と包帯を取り出して]
染みる、よ?
[でも消毒だから、とここは痛がったとしても譲らない。 消毒が済めば左手でくるくると包帯を巻く。
――と、ティモシーが見えれば加護に守られ眠りにつく祖母がよぎり、きゅ、と口を引き結ぶ。]
……、ティモシーさん。
(151) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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すっ すすすすいたおなごォ?!
[動揺して声が上擦る。]
オッオレは、ジジィとはちげーし! そんな打算とかねぇし!!
「エッチ!エッチ!」
ちぃっげーよッッ!!
[ガンッ バタバタさせていた足がテーブルの脚にぶつかり、悶絶。]
(152) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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…ッ、おい、人の話しを聞いてン…
[ケヴィンの視線が自身から外れ、足を別へと向ける様子に声を上げ、 思わず立ち上がりその自身より広い背を見て足を踏み出す。 伸ばした手は彼の肩を掴む事無く。 ただ向かう先、その後ろから少し開けてついて行こうとしたが、 クリスの声にその足が留まれば男の足も留まり、息を吐いた。]
(153) 2012/06/14(Thu) 23時半頃
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[朝、ローズマリーに話したことは、うやむやのまま。 老人はハナに向かい、先刻のようにもう一度膝を付いた。]
ハナよ。 今日からしばらくここに泊まるでな?ええな?
[少し困ったように、そう言ってハナの髪をもう一度撫でた。]
(154) 2012/06/15(Fri) 00時頃
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[痛みが増した足にクラリスが触れる。 滲みるのは痛い、けど。 それよりもこう、このアングルが、こう。 ――変な気持ちになってしまいそうで、紅茶を飲み干した。]
(155) 2012/06/15(Fri) 00時頃
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[足を止めた異母弟に歩み寄る。 こんな場では珍しく、その肩へとぽんと手を置いた。 普通の、兄弟みたいに]
…確かめないと納得出来ないのかい? 難儀だねえ。 言っとくけど、面白いもンじゃないよ。
[言外に、自分は見たのだと滲ませる声。 背後からかかるブローリンの声に、ちらと一瞬視線が流れた]
(156) 2012/06/15(Fri) 00時頃
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[ティモシーに部屋を――と、言われて数度瞬くと、こくりとうなづく]
はい、 お部屋は自由に使っていただいて構いません。 お金も、結構です。
……おばあさま、眠ったままでした。 取り乱しましたが、良かったんだと、想います。
[祖母の現状も添えて。 クリストファーの申し出には、深々と頭を下げた。]
ありがとう、ございます。 助かります…… さっきも、とても助かりました。
[もう一度、ありがとう、と感謝を伝える]
(157) 2012/06/15(Fri) 00時頃
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うー、うー。
[店の隅に腰を下ろす、少女の眼前には猫の姿]
猫ちゃー。 あのねー、ハナねー。
[そうこうしていると、気づけば再び祖父がやってきていた]
あうう。おとまりー? みんな、いっしょ、いっしょ?
[こてりと首を傾ける。嫌がる素振りはなさそうだ]
(158) 2012/06/15(Fri) 00時頃
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[紅茶はラディスが煎れていた。 だから、彼がいる事に、自然眉根が寄る]
ああ…。
[落胆の色を覗かせる吐息が混じる]
…、…。 死んだふりはダメだと、言い過ぎたか。
(159) 2012/06/15(Fri) 00時頃
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クラリッサは、悶絶するフィリップに手で口許を抑えてびっくり。
2012/06/15(Fri) 00時頃
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/* フィリップが健全な男子すぎて可愛い。 青い感じ。 ウフフフ。
(-50) 2012/06/15(Fri) 00時頃
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―店の裏→厨房―
[泣いていると気付けば慌てて素手でごしごしと目許を拭う] [母親が最後に遺した言葉があるから泣くわけにはいかない]
だめねェ、こんなんじゃ。
[ぺち、と自分の頬を叩いてから裏の扉から厨房へと戻る] [少しだけ赤い目許だけは誤魔化しようがないけれど]
(160) 2012/06/15(Fri) 00時頃
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えっちじゃのう。
[老人は面白そうに何度もうなずき、 優しげな表情のまま、クラリッサの呼びかけに向き直る。]
ほうか。あれは寝とるんか。 あれはのう。むかしっからずるい娘じゃて。
そうじゃ。後で、そのう…見舞ってもええかの。
(161) 2012/06/15(Fri) 00時頃
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…――、ン。
[クリストファーの言葉>>156に同意を示すようにひとつ頷いて。 だが彼らが共に行くならば、と身を後ろへ引いた。 肩で、小猿がクリストファーにキキ!と、一度鳴く。]
…ティモ爺さんとハナは暫く此処に居るのかい。 ――あの客人の客室とは、違う階にするさァ。
[吸い終わった煙草を灰皿へと押しつけながら、 ハナへと話す老人へ顔を向ける。]
(162) 2012/06/15(Fri) 00時頃
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