224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜
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[ 凍らせてしまうのだから。 ]
(*6) 2015/05/26(Tue) 01時半頃
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[くすり。
喉奥で声は嗤う。 唇は動いていない。ただ息をするように滑らかに紡ぐ。]
『 誰に見て欲しい? 』
『 誰に気付いて欲しい? 』
(*7) 2015/05/26(Tue) 01時半頃
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『「キミ」の望むままに。』
(*8) 2015/05/26(Tue) 01時半頃
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────ケイト。
(98) 2015/05/26(Tue) 01時半頃
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[風が頬を撫でる。 唇が渇いて言葉を紡ぐ度に小さな痺れが走ったけれど朧気に映っていた視界が鮮明に戻る頃。
取り繕うように言葉を継ぎ足す。]
………あんまりに変わったから気付かなかった。
(99) 2015/05/26(Tue) 01時半頃
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[ 何が「変わった」というのか、
この男は自覚していないのだけど。]
(*9) 2015/05/26(Tue) 01時半頃
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何。めかし込んで。 そう言えばアラン兄も帰って来てるみたいだし、会いに行く途中?
[それなら悪かったと視線を逸らそうとする。 何故だろう。 彼女の瞳を見ているとのめり込まれそうになる。
まるで、気付きたくなかったものに気付かされるような。そんな錯覚を覚える。]
………似合わないよ。
[「言葉には気を付けろ。」 忠告を貰ったのに、口走る言葉は落ちる雪のように淡々としていただろう。]**
(100) 2015/05/26(Tue) 01時半頃
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/* これはwktk シメケイ来るー?
宜しい。ならば、三角関係だ!
(-39) 2015/05/26(Tue) 01時半頃
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[それはまるで、いつも通りを望むように。]*
(*10) 2015/05/26(Tue) 01時半頃
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/* ジリヤはどろどろさせるぞ! 人狼騒動だもんね!ギシアン、ギシアン!
(-40) 2015/05/26(Tue) 01時半頃
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/*雪鬼《スニェク・ディアボル》……
ウゥッ…ケイトさんのセンスがやばい… ウッあとアランさんと先生面白過ぎてウッ
(-41) 2015/05/26(Tue) 01時半頃
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/* 訳:初回どうします?決定権お任せしますよ!
(-42) 2015/05/26(Tue) 01時半頃
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/* 表でキリング思ってたけど重RPだと赤のがいいのかな…? でも狼透け透けだと思うんだよね。。 それにしてもケイトさんが素晴らしくてどうしよう。(頭隠してケツFO)
(-43) 2015/05/26(Tue) 01時半頃
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― 祭りの広場 ―
[さて、昨日はケイトにどんなドレスを着るのか訊ねてみたけれど。 わたしは言うと…
お洒落よりも食い気だった。シャルロートカを昨日も食べたのに今日もぱくぱく。]
(101) 2015/05/26(Tue) 02時頃
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[昨日だって――。こっそりお皿の端に乗せられた焼き立てのお菓子に。>>24 「え、良いの?お祭りの為に焼いたのでしょう?」驚いた様に目を瞬かせて。質問はするものの、シャルロートカから目を離さなかった。 水色の瞳は、キラキラと輝く。大きく口を開けて食べれば、口の中いっぱいに広がる甘さ。]
っ、美味しい。やっぱり、ケイトのお菓子は世界一ね!
[おかげで笑顔までとろける。何時もの様に素直に感想を告げる。]
(102) 2015/05/26(Tue) 02時頃
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[彼女の作るお菓子が好きで。勿論、本人のことも大好きで。 怪我の心配をしてくれて、今もこうして皆に内緒に明日のケーキを味見させてくれた。不思議と、甘やかされてる気分になる。 くすり、くすり、その後の少女達のお喋りでも笑い声が零れた。楽しげで、くすぐったげな笑い声。]
(103) 2015/05/26(Tue) 02時半頃
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[ケーキを食べながら会場を見渡す。折角の祭りだ、普段は眠ってばかりのあの男も来ているかもしれなかった。 シメオンと同い年で、わたしとも歳が近かった。男の口先だけなところが好きになれず、こどものわたしは邪険な態度を取ってしまうこともしばしばあった。 珍しく外出しているところを見つけては、「ねえ、何時までご両親に甘えてるつもりなの?」「貴方も働きなさいよ。」なんて、口煩く言ってしまうことも。 けれど、そんな男に呆れても不思議と距離を取らなかった。もし、男が嫌がる素振りを見せようが、お節介を焼くのを止めようとはしなかった。]
(104) 2015/05/26(Tue) 02時半頃
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[もし、リーの姿を見つけたなら、]
貴方もお祭りの時は起きてるのね。 普段から起きていたら、どう?
[一応、起きている姿は見かけるのだが。ぼーっとしてるだけなら眠っているのと大して変わらない。 尤も、それも思考に耽っているらしい。そう宣われた時は、「何時になったらその思考をお披露目してくれるの?」と将来の大物に返しただろう。]
(105) 2015/05/26(Tue) 02時半頃
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[腕には籠をぶら下げている。紫色のドレスを忍ばせて。 まだ、シメオンとケイトには気が付いていない。**]
(106) 2015/05/26(Tue) 02時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/26(Tue) 02時半頃
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/*見直して、 >>84がすげえ分かり難い。というか文章が酷い。
お友達の名前があて先に書かれ、差出人にはわたしの名前がある。幾通ものまっしろな手紙たち、それらは全て、消印は押されていない。切手どころか、住所すら書かれていない。
だね。うん、寝よう。
(-44) 2015/05/26(Tue) 03時頃
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『 あぁ───…見つけた。 』
[カラン。……カチ、リ]
(*11) 2015/05/26(Tue) 03時頃
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[音を介さない囁きが、そろりと風に乗った。 鼓膜では無い場所から脳の深く深いところまで、届く。
カチ。カチリ。空回りする歯車が、確かに噛み合う音。深めに被ったプラトークの陰で、停滞した意識が戻る寸前に、少女は確かに──微笑んだ。
誰に見せた事もない、愉悦と欲に濡れた瞳で艶然と。]
(*12) 2015/05/26(Tue) 03時頃
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『 はじまりは、今夜 』
『 誰に見せたい? 』
『 誰に気付かせたい? 』
(*13) 2015/05/26(Tue) 03時頃
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『「あなた」の望み通りに。』
(*14) 2015/05/26(Tue) 03時頃
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──…変わってなんて、無いわ。
[呼ばれた名前に観念して、知らん振りをするのは諦めた。 あんまり変わったから、と続いた言葉>>99に、眉根を寄せて顔を背けた。今日こそは顔を見て話をしてやろうと思っていたのに、そうそう上手くはいかないようだ。
いつもと違う装いを揶揄するみたいな言い方>>100に、否定も肯定も返せない。 どうしてそこでアランの名前が出るのかはよく分からなかったが、彼の声音がちくちくと棘のように刺さるのは、自分の苦手意識だけの問題では無い気がする。
耳が熱い。 菫色のプラトークの位置を、少し深くする。耳だけじゃない。 頬も、ついでに目頭も、じんと痺れるみたいに、熱が篭る。]
『………似合わないよ。』
[なんの装いも無く淡々とした響きに、視界がぐにゃりと歪んだのは、きっと視力のせいでは無いだろう。 どうして。 言おうと思っていた筈の言葉は、みんなどこかへ吹っ飛んでしまった。 どうして。 どうして。 あなたって、いつもそう。]
(107) 2015/05/26(Tue) 03時頃
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…によ、かんけい、ないじゃない。
[堰を切った声が、勝手に溢れ出す。 胸の内がこんなにもぐしゃぐしゃする理由が自分でも思い当たらなくて、溢れるに任せて震えた声を目の前の男へ吐き出した。]
わた…っ、わたしが、めかしもうが、誰に会おうが、あなたにちっとも関係ないじゃない! 似合わなくったって、よけいな、御世話よ…っ、…あなたって、いつもそう!
[ぼろ、と、瞳に張っていた涙の膜が揺らいで落ちる。 頭の隅で、滲んだ視界に映る彼の金の髪を、綺麗だな、と思った。場違いな思考。俯いて乱暴に手の甲で目元を拭う。──沈黙。]
…………おかえりなさい、って、…言おうと、思ってたのに。
[ぽつりと、周囲のざわめきに紛れ混んで消え入りそうな小さな声。 シメオンに聞こえたかは分からない。踵を返して人混みを走り出した。恥ずかしくて悲しくて、すぐにでも家に帰りたかった。誰も居ない、ひとりぼっちの家。]
(108) 2015/05/26(Tue) 03時頃
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[息が切れて脚がもつれるまで闇雲に走って。
ようやくケイトがランタンが吊るされた木に凭れるように座り込んだのは、祭りの通りの外れまで来た頃だった。]**
(109) 2015/05/26(Tue) 03時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/05/26(Tue) 03時半頃
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/* アアアアアアアごめんなさいいいい。(痛みと愉悦)
(-45) 2015/05/26(Tue) 10時頃
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[どんなに知識を蓄えていたって、大人しいから。あまり目立たないから。
自分にない物を持っていても、 自分にある物を探すことは出来た。
それが目の前の「コレ」はなんだ。
綺麗に整えられた「完成品」を見て口角は不均等に歪み、上がる。
それはまるで、昔のように。 ああ、そういえば昔からケイトとは“こう”だった。]
(110) 2015/05/26(Tue) 12時半頃
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[本を読むことが好きではなかった。 地味よりも目立つ物が好きだった。 そこに微かなミスがあっても大きな物で隠してしまえば大抵誰も分からない。気付かない。
「先生」と、───ケイト以外は。
レンズ一枚に覆われた瞳の奥。 遠目から眺めていた彼女は時折、自分より幾つか上のアランと話している姿を見た。
落ち着いた雰囲気に静かに凪いだ瞳。 あれに覗き込まれると、何もかもが見透かされそうな気分になる。
だから揺らいでしまえば問題は無かった。 昔のようにこっそりと責め立ててしまえば。
せっかくの化粧を半ば剥ぎ取るような姿に気分を良くしていたが、沈黙の後、小さな呟きを都合良くも聴覚は拾い上げた。]
(111) 2015/05/26(Tue) 12時半頃
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