175 Arco Mondo -初夏の訪れ-
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ー市場近くにてー
[昨日、お酒と交換しなかった装飾品をいくつか残して、お金へと代えて、紙とペンを買い足した。その際、ついでだから「夏の使者」に推薦する妖精を選んではと、店の主に進められ、誰がいいのか分からぬまま紙を貰う。後で、ラルフかヴェスパタインに聞けば良いだろうと考える。恥ずかしくてそれどころじゃない可能性もあるが]
まあ、これでいいか。
[普段なら、想像しているものを夢として見せたのだが、この状態ではそれもままならない。何てったって頭の中は、恋という字で塗りたくられているのだから。絵にでもするかと考えた。下手くそなのは置いておいて。それに絵として残しておけば、出すタイミングを見逃すこともないだろうと]
さて、どこで描くか
[落ち着ける静かな場所を探して歩き出す**]
(91) 2014/05/16(Fri) 00時頃
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[膝に腕を乗せ、掌同士の間を開ける。そこに火を灯すと揺らめく赤をゆっくりと固めていく。いくら集中してもバチッと火花が散り、掌や顔に跳んでしまう。熱さに耐えながら時間を掛けて固まるイメージを強め、最後に思い切って手を閉じた。 詰めていた息を吐く。手には何かが触れる感触。そっと開けば、歪な黒い塊が出来ていた。]
んー……失敗だよなあ。
[花火の素にするには真ん丸でなくてはならない。でも出来た物は楕円形。到底使い物にはなりそうにない。危ないけど燃料代わりにもなるし、と燃えにくい布袋にそれを放り込み同じことを繰り返した。人気のない場所だから近くを通れば火花の音が聞こえるかもしれない。**]
(92) 2014/05/16(Fri) 00時半頃
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マユミは、ヴェラって飴の妖精(?)がいると、街の鳩たちが噂している声を聞いた。
2014/05/16(Fri) 00時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/05/16(Fri) 00時半頃
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[姿は見えないが音は聞こえるから耳を澄ます。 水から上がり体を拭いて服を着る。 そんな姿を見たい、なんて告げたら嫌悪されそうで なんでもない振りをするしかなかった]
ああ、もういい?
[>>90小さな声が聞こえて妄想を振り払う。 振り返ると水に濡れた髪が昨日とは違う色を見せるミイユ]
俺こそ、水浴びの邪魔したし。 悪かった。
[風がまだ乾かない髪を揺らす。 金色と黒が混じったらどうなるだろう]
(93) 2014/05/16(Fri) 00時半頃
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んー、そうか。色んな花のところに…こりゃ捕まえるのは大変そうだな。 [いっそのこと船に乗せてしまえば探さなくても済むのに、なんて怠慢な考えが浮かぶ。]
(*7) 2014/05/16(Fri) 00時半頃
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[何でもないような声に、安堵の息を落とす。(>>93) きっと、気持ち悪いやつだと思われていない。 腕の紐を握るようにして、自分の手首をきゅっとつかんだ。 この紐が、勇気を与えてくれているような気さえして。]
ぼ、くも…。 ごめん… ──みず。
[濡れた金色を見上げて、ふるっと黒髪を振った。 落ちる滴が散って、慌ててタオルを渡す。 自分が使った後だなんてところまで、気は回らない。]
………、…あいに
[来てくれたのか、と。 染まった頬でじっと、見つめる。]
(94) 2014/05/16(Fri) 00時半頃
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[腕をまくったトレイルの手をとり診る。] ん、だいたい治ってるな。よかった。
[そして手の甲をこちら側に向け引き寄せると、そこに口付けを落とした。]
可愛いトレイル。 [可愛い俺のトレイル。]
昨日、お前に物を買ってやると約束していたな。 市場で買い物をするついでにアレを探そうか。 [そして何事も無かったかのように話を進める。]
(95) 2014/05/16(Fri) 00時半頃
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[今日は声を聞かせてくれる、 少し距離は縮んだようで嬉しくて胸が痛い]
お、借りる。 ミユの家探してたのに迷ってな。
会いたくて。
[タオルを受け取って髪の雫を拭う、 微かに何かハーブの匂いがするのはミイユの香りか。 水を拭い去るともう一度前髪を後ろに掻き上げた]
(96) 2014/05/16(Fri) 01時頃
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[怪我の具合を見てもらう。それは何事もない、数年の間よくしたこと>>95 だから引き寄せられた時も何だろうと思いつつもそんなに気にはしてなかったのに]
ッ……!
[手の甲に触れる柔らかさ、再び聞こえた「可愛い」 言葉を失い目元だけではなく、頬も耳も赤くなって どうしよう、ドキドキしている。違う好きはドキドキすると教えてもらった、じゃあぼくは……?]
……わ、分かった。そうしようね
[こちらは何事もなくなど振る舞えない。戸惑いながらぼそぼそと返し]
……行こう?
[手を伸ばし、恐る恐る昨日のサイラスの真似をするように指を絡ませて照れながらはにかんだ 本当にそうなのかまだ分からないけれど、このドキドキがそんなに嫌いではない自分がいた]
(97) 2014/05/16(Fri) 01時頃
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ね。
[きっとそれはロビンも同じなのではないだろうか 元の仕事に精一杯で中々自分達に会えずに困っているかもしれない]
……ロビン、船に乗ったら休めるかな
[先程思ったことを口にしてみた 確か推薦というのもあると街の誰かが言っていたような]
(*8) 2014/05/16(Fri) 01時頃
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あい、たくて。
[とくり。 その言葉だけで、何処かが震える。(>>96) 口の中だけで響かせていたはずの声は、唇を少しだけ動かしていた。 自分の声を聞いて、慌てて口を閉じる。]
(ぼくも。) (あいたかった。)
[前髪を掻き上げる動作に、そわそわしてしまって。 目を逸らして、顔を俯かせた。 黒髪から覗く耳先の赤さは、隠せなくて。 タオルにも移ったのか、淡いリンゴのような香りがふわふわと漂う。]
(98) 2014/05/16(Fri) 01時頃
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…なるほど、船に乗せてやることで夏の使者としての仕事を減らしてやろうということか。
お前、頭いいなトレイル。 きっとロビンとかいうやつも喜ぶぞ。 [笑ってトレイルをほめてやる。]
(*9) 2014/05/16(Fri) 01時頃
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このミイユは会いたくて会いたくて震えそう。
(-16) 2014/05/16(Fri) 01時頃
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(あんたを、選んだら。) (船の中であえるかな。)
[ふっと、思い至ってしまったこと。 下心とも呼べるだろうそれに、ふるっと頭を振るう。
それよりも、個人的な感情は抜きにして。 しっかりちゃんと選ばなければ。 怠惰の妖精が乗っているなら、足して二で割ってちょうどいい働き者を。 例えば、そう。]
(ロビン。)
[はちみつの彼ならきっと。]
(*10) 2014/05/16(Fri) 01時頃
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そうかな?……えへへ
じゃああの、推薦?する? ロビン、使者だからぼくたちが選んだらずるい感じに思う人いるかなって……
[褒められ照れ笑い、本当に喜んでくれたら嬉しい 夏の使者が使者を選ぶのは、ロビンがやりたくなくて自分達に頼んだと思われたら可哀想だ。とかトレイルなりに真剣に考えたり サイラスの意見はどうだろう]
(*11) 2014/05/16(Fri) 01時頃
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[トレイルの反応>>97に。] …トレイル、赤いな。 もしかしてドキドキしてる? [むしろトレイルのその様子にこちらも徐々に赤面してくる。]
[行こう?トレイルが指を絡ませはにかんでくる。 なんだこれは。これではまるで恋仲みたいじゃないか。片思いのはずなのに、勘違いしてしまうではないか。それとも、なんだ。まさかトレイルも俺のこと…? いやいやいや、昨日トレイルが俺のこと違う好きではないと言ってたじゃないか。そう己のうぬぼれを打ち消す。]
あ、ああ行こうか。 [ふわふわと幸せな気分になる。こんなに幸せな気持ちにしてくれるトレイルはやっぱり特別だ。]
(99) 2014/05/16(Fri) 01時半頃
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/* 食材の描写が何とも気になる世界ですがそういう名前のよく似たものがあるんでしょうね。妖精用のサイズで。 ラルフの能力がやり過ぎな気がして複雑な面持ち。500↑以上のみ出来てこの歳では出来ないのでセーフ…だと良いなと。 使者側が4人もいるのにトレイル以外見えません。ヤニクが少々か賞金稼ぎ?ミイユが少女?ヴェスが使者側?
(-17) 2014/05/16(Fri) 01時半頃
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だめじゃ、無かったみたいだな。 どうしてもミユのことが気になるんだ。 話をしたい、顔も見たい。
[ざわ、と背を押すように風が吹きぬける。 感じる香りは昨日ミイユの家でもあったもの]
ミユ、一緒にチヴェッタに乗らないか?
[もう少し前置きとか、他の話とかあったはずなのに いきなり本題を切り出していた]
(100) 2014/05/16(Fri) 01時半頃
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ずるい?
うーん、チヴェッタに乗って夏を運ぶのも決して楽というわけではないし、大丈夫だろう。
じゃあ推薦しようか。 [本当にトレイルの笑顔は可愛いなと心あらずなことを考えながら。]
(*12) 2014/05/16(Fri) 01時半頃
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……うん。
[幼子はその指摘に覚えたばかりの恥じらいを感じつつも、素直にサイラス>>99に頷いた サイラスもまた赤い。それは彼も同じだからだろうか]
[違う好きなのか分からない。そう言ったのは、違うのかそうなのか、まだはっきりとは言えないという意味で 寂しさを埋めて傷を癒してくれたこと妖精には、軽々しくではなくちゃんと分かってから言いたいと思ったからだ。 それは無知な自分が好きだと簡単に口にしていた時、ぴしりと言い放たれた言葉を覚えているからでもある]
あのね……
ジェレミー、起きたらいなかったの。だから紐は嬉しいけど寂しかった
でもサイラスが来たからもう寂しくないよ
[一緒に家を出て歩きながら、そう言って微笑む]
(101) 2014/05/16(Fri) 01時半頃
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[ざわ、と吹き抜ける風ひとつ。(>>100)]
(え?)
[一緒に、彼は一緒にと云った。 心の中を読む力でも、ジェレミーは持っているんだろうか。 だとしたら、あいたかったなんて心で呟いたことも聞こえていたんだろうか。]
っ、───…!
[『彼を選べば』なんて思ったことも、見透かされていたのだろうか。 ぱっと顔をあげて、唇はふるふると震えている。 なにを、どう、伝えていいのかわからない。]
(102) 2014/05/16(Fri) 01時半頃
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うん、でも、サイモンと同じにしたら絶対乗れるでしょ? 推薦のほうが、いいかなって…
[だから絶対ではないが二人で選べば確率が上がる推薦がいい もしかしたら誰もそんなことを思わないかもしれないけどロビンは真面目だから。]
じゃあ決定だね!
[相談するのも楽しいな、なんて笑顔が絶えない]
(*13) 2014/05/16(Fri) 01時半頃
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ん、ミイユ赤なのかwwwwwwwww
(-18) 2014/05/16(Fri) 01時半頃
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(どうしよう。) (ぼく、なにも。)
[【夏の使者】として働いていないのに。 補佐をという任と、目の前の彼とを。
───かける天秤なんて、持っていない。
嬉しかった。 誰かが自分を、なにかに誘ってくれることが。 嘲笑ったり、恐れたりせず、声をかけてくれることが。 話をしたいと云ってくれることも。 顔をみたいと云ってくれることも。
あいたかったと、云ってくれたことも。]
(*14) 2014/05/16(Fri) 01時半頃
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/* ほんと働いてないよねごめんwww
(-19) 2014/05/16(Fri) 01時半頃
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ドキドキする、か。 [嬉しい。絡める指にぎゅっと力がこもる。] 俺も、だ。ドキドキするの。
…うん、俺がお前にしてやれることがあってよかった。 [市場へと歩みを進める。その道中はすごく楽しくて。すごく短く感じた。やがて市場へとたどり着く。だれぞ見知った顔はあるだろうか。]
(103) 2014/05/16(Fri) 01時半頃
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────、──。
[頷いてしまいたかった。 けれど、それもまだ、出来なくて。 ふるふると震えてしまう。
いいのだろうか。]
(ぼくなんて、誘って。) (いいの?)
(*15) 2014/05/16(Fri) 01時半頃
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ああ。
それにしても、ロビンを推薦するなら俺は船には乗れないかな。 乗ることになったとしても最後になりそうだ。 夏の使者として船に乗るやつを選ぶ責任を果たすためには、残らなくちゃいけないから。
まあただでさえ妖精どもの怪我を治してやらなくちゃいけないんだ、もともと俺自身が船に乗るつもりはさらさらなかったけど。
(*16) 2014/05/16(Fri) 02時頃
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俺は使者ではないが…… 『一緒に行きたい』とワガママはちょっと言える。
勿論ミユが頷いてくれたら、だけども。
[>>102可とも不可とも取れない表情、 少し不安になって眉を下げる]
――だめ?
[まさかミイユが使者だなんて知らなくて ちょっとだけ知ったかぶった言い回しになったけれど 一緒にいきたいと思ったのは、はじめてだから へにゃりと笑って、自信なさげな笑顔]
(104) 2014/05/16(Fri) 02時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/05/16(Fri) 02時頃
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/* ジェレミーほんとに赤窓見えてんじゃ…
おおおおおう、うおおおう。 (ごろんびたんごろん恥ずかしいらしい)
(-20) 2014/05/16(Fri) 02時頃
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……一緒だね
[今日はまだ悪戯をしていない。けれど力が込められた指>>103に意識がいって、したいとは思わなかった それよりもサイラスと一緒にいたい]
サイラスはいつもいっぱいしてくれてるよ 昨日だってそうだもん。サイラスに話せなかったらぼく…野宿しようとしたかも
[昨日のことを話しても、冗談っぽくくすりと笑うことが出来た。やはり彼のおかげだろう ただ歩いているだけなのに、楽しくて やがて市場へと**]
(105) 2014/05/16(Fri) 02時頃
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