316 【完全RP村】碧落の宙に、さあ一杯。
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[宇宙空間よろしく、クジラの背は仄暗い。こういった場所では、チョウチンアンコウよろしく明かりに引き寄せられる。 恒星から遠く離れた場所での光は、魅惑、魅了で感情を覆いつくす。]
あれはなんだい? カボチャが宙に浮いている>>39。
[見知らぬそれに向かって、前脚をちょいちょいと伸ばしてみた。エアー猫パンチである。]*
(55) 2024/02/14(Wed) 19時半頃
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― 回想・カウンター席>>27 ―
へー、宇宙クジラが潮を出せばねえ…。
[竜人の店員が言うには、その宇宙クジラが潮を出せば『にじ』が見えるらしい。 宇宙暮らしが長いので『にじ』についてさっぱりわからないので、あとで誰かに教わることにして、
では、自分で銀河に虹をかけることができるなら、 どうしてそのカクテルをあえてリクエストしたのだろうという疑問がわくことだろう。]
これは、やっぱり確かめる必要があるっスねえ…。
(56) 2024/02/14(Wed) 19時半頃
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では、店員さんのお言葉に甘えて道具を借りてもいいっスか?
[店員の言うこと>>30ももっともである。
『船長』はカクテルの作り方も知らないし、たとえ知っていたとしてもあれだけの巨大クジラに満足させる量のものができるのか不安ではあるが、
おもわぬアイデアが出てくるのかもしれないので、店員から亜空間掛け鞄を借りることにするだろう。]
(57) 2024/02/14(Wed) 20時頃
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──回想:カウンター席>>56>>57──
言ってみただけよ。 銀河に掛かるほどの潮なんて、宇宙クジラそのものも銀河以上ってことになっちまう。
まァ。 ……案外、宇宙クジラが色んな姿を見せるならよ。 肉体はあるかもしれねェが、概念的な存在なのかもなァ。
誰も『宇宙鯨』を見たことがないっつぅ、そんな話もある。
なら、俺達も、そんな風に思っちまうのかねェ。 ……何と出逢うんだかなぁ。
[最後は半ば独り言ちるように]
(58) 2024/02/14(Wed) 20時頃
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案外、無くとも何とかなるのかもしれねェな。
[客ミタシュが持っていかない>>49のは、自前があるからだが。 宇宙Barで一杯を求めていたのか、それとも。 もしも、満たす為のもの──の様なものだとするなら、物理的な杯でなくとも良いのか。 それは誰にも分からないが]
ま。 持ってきな。
[借りるという言葉にそう返答する。 多少荷にはなるかもしれないが、持っていっても損には少なくともならないだろう。恐らく*]
(59) 2024/02/14(Wed) 20時頃
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― そして今、『宇宙怪獣』の背中 ―
これがワタシのパートナー、とある星域で拾ったものっス。
[いつだったか忘れたが、星間戦争の後始末に出向いた際、宇宙空間に漂っていたが、とても気に入ったらしく回収したものであると甲冑男に説明するだろう。
甲冑男が手のひらに乗ったなら、『船長』とともに『甲板』の上に載せることだろう。
その宇宙怪獣は鎧のような硬い皮膚に包まれており、 生物である証拠に規則的に心音のような音が聞こえるかもしれない。*]
(60) 2024/02/14(Wed) 20時半頃
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まあ、てなずけるのは時間がかかったっスがねえ。
[『宇宙の掃除屋』と自称しているが、実は『宇宙怪獣』がスペースデブリを『喰って』いるだけである。
スペースデブリを処分するだけでなく、彼のエネルギー源となり、さらに回収した気に入ったものがあればジャンクとして売るという。そんな『商売』。
昔は見境もなく食い荒らしていたのだが、『船長』の助けもあり今に至る。]
(61) 2024/02/14(Wed) 20時半頃
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― 何時かの記憶 ―
[それは何回前の来訪時だったか。 客は男一人きり、竜人たる店員にいつものよう酒を頼んだ折の事>>40。]
……。
[日頃口数のそう多い方ではないだろう彼のその言葉、籠る重みを前にして、あの時男はすぐには何も言えなかった。]
(62) 2024/02/14(Wed) 20時半頃
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(まあ、嘘は言ってないな。)
[もちろん、先ほどの説明は『暴飲悪食怪獣』視点の話である。 戦場で漂っていた『骸骨船長』を回収し、そして触手を巧みに使いこなし、自由にコミュニケーションを取れるようにできるようになるまで、どれだけかかったかわからない。
別にワタシが宇宙怪獣であることを伏せる必要もなかったが、 この巨大すぎる身体が、真実を話すことをためらっているのかもしれない…。]
(-13) 2024/02/14(Wed) 20時半頃
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[星の洋灯にグラスを翳す。とろりと、翠色>>42 が揺らめいた。]
……そうか、 君には夢があったんだね。
[ようやく相槌を打てたのは、宇宙《うみ》をその身に映したようなその酒で喉を濡らした後だったか。 きんと辛く透き通り、然れど何処か底の見えない深みを嚥下して]
ここは、君の望みの在処ではないのかな。
それでも、 君のカクテルは――…。
……いや、
[あの時は、そこで言葉を区切った筈だ。]
(63) 2024/02/14(Wed) 21時頃
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……、 僕は気にしないよ。 それも含めて君のカクテルの味わいだ。
[煙草の話題ごと静かに笑って流したのは、 男自身、自らの在り方に迷っているからだった。*]
(64) 2024/02/14(Wed) 21時頃
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― 真ん中の車両・少し前 ―
[過去を想起したのは、過去を忌避する声>>44を聴いたからか。車両を出る前に立ち止まり、暫し彷徨わせた視線を竜人へ据えた。]
ムスタファ。
君が何かを諦めて此処にいても、 君のカクテルは、いつも僕を楽しませてくれたよ。
……だからこそ、僕はいつか、 過去を昇華した君の、作るものを味わってみたい。 それがカクテルでなくともね。
[台本に無い素の願望を口にする時、如何にも言葉尻に躊躇が滲む。 誤魔化すよう、あちらで待っているよ≠ネどと更に無責任な軽口を追加して、車両を後にした。*]
(65) 2024/02/14(Wed) 21時頃
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― 重力場 ―
[諸手を挙げての同乗許可に内心安堵を得たのは少し前。 彼女と一度別れて>>51 身支度を整え終えた後、教わった宇宙艇を探しに出た。銀色と緑色の鮮やかな宇宙艇は、きっと間を置かずに見付かっただろう。
――いや、艇より先に、大きく手を振る小柄な姿>>53 が見えたかも知れないね。]
有難う、ミタシュ。 お世話になるよ。
[元気な仕草に思わず笑ってしまう。こちらも軽く手を挙げて、傍へ駆け寄った。]
(66) 2024/02/14(Wed) 21時半頃
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/* 一人で後追いするか悩んでいたから、助かる。 いやまあ、どうなんだ?もあるが。 (誰かと一緒の方が行きやすいよなって)
(-14) 2024/02/14(Wed) 21時半頃
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/* まだ頭が重い。 もう少し寝てから書きたいが、うーん!><。
(-15) 2024/02/14(Wed) 21時半頃
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余談
[猫もテレポーテーションする程の美味しさ!宇宙鮪印のツナ缶(水煮)!は良いとして、本当にテレポーテーションをした時には、背後にキュウリがいた時と同じくらい驚いたのさ。 どうやら、猫もテレポーテーションする程の美味しさ!宇宙鮪印のツナ缶(物理)だったらしい。]
(67) 2024/02/14(Wed) 22時頃
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[近寄ってみれば彼女の脇には何やら先程までは見なかった物が在る。 思わずそれは何かと尋ねたところ、返答は得られたか。 「耳を折りたため」>>52の件には、大仰に肩を揺らした。]
はは、楽しいお友達だけれど、 それは中々の無茶だね。 僕にも分かるよ。 羽根も仕舞い込むとなると窮屈で……。
[所謂肩甲骨付近から生える羽根は、今や光沢ある皮膜に似た防護素材の内側だ。多少の伸縮性はあるとはいえ、畳んだ状態から碌に寛げないのは肩が凝る。]
君の耳は可愛いし、折りたたむのも可哀想だ。
(68) 2024/02/14(Wed) 22時頃
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[そんなこんな、で宇宙艇に乗せて貰う前後。]
乗せて貰うお礼というのもあれだけど、 撮影のお手伝いとか、僕にも出来る事はあるかい?
[首を傾いでそう尋ねた。*]
(69) 2024/02/14(Wed) 22時頃
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/* ミタシュ元気いっぱいで可愛い。
そして光の輪の演出…すごい…。 僕なんて魔鏡で何かやらかすのが怖くて何も考えずマスターにあげてしまった…賢者とは…。
(-16) 2024/02/14(Wed) 22時頃
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― 宇宙クジラの上 ―
[エアー猫パンチ>>55は、残念ながらこの距離では見ることが出来なかったが。 クジラの背という広くとも限られた空間を彷徨っている内、見知った顔と再会することもあろう]
やあそこに居るのは、アーサーと言ったかな 宇宙列車ぶりだね
[声を掛けながらとことこと近付いていく。 取り込み中であれば邪魔はしない心算だが]
いつのまにか連れ合いが増えているように見えるけれど?
[その背の小さな竜には、ちょっと興味を惹かれたり*]
(70) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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ランタン ジルは、メモを貼った。
2024/02/14(Wed) 22時半頃
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[ずっと昔の銀河の隅っこの惑星に自分はいた。 いつ生まれたかは覚えていない。 気が付いたらその惑星の大気圏の上層にいた。 自分の上には衛星があり、オーロラがあり、流星もあり、宇宙があった。
自分はあまりにも大きく希薄で、体のど真ん中をロケットが通ってもなにも感じなかった。 けれども不思議と視覚はあったから、自分を突き抜けて宇宙へと向かうロケットたちをじっと眺めていた。
さて、視覚があるからにはいくら薄いとは言えそれなりに質量はある。 どうやら最初はこの惑星の人々は、たとえば漂う自分や仲間たち…いるのはわかっていた。喋れも触れもしなかったが…にロケットがかすったり突っ込むことで何らかの抵抗が生まれていたのを、自分たちの計算間違いかあるいは大気のひずみだと思っていたようだ。]
(@12) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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[しかし開拓時代の幕開けから十数年を経て、とうとう自分たちの存在は明らかになった。 自分は神様というものを全く知る由はなかったが、人々は天使に近しいものとして自分たちを扱った。 そのため初期はエンジェルストライクを起こさぬよう人々は運行経路を綿密に計画していたのだが、暫くののち、自分たちを捕らえる術を手に入れた彼らはうまいこと仲間や自分を圧縮し、地上へと持ち帰ったのだった。
その後、地上で様々な実験が行われた。 正直なところ、周りを見回すのにもすぐに飽き、ぼんやりしていた記憶しかない。 もとはど真ん中をロケットが突っ切っても平気な体だ。 圧縮されて何をされても痛いも痒いもない。 どうも人々にとって、自分たちのような生き物の存在の理解には困難を極めたようで、また十数年かそれ以上、ずっと似たような建物の中にいた。]
(@13) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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[曖昧な記憶の中で、初めて重力を感じたときのことはよく覚えている。 ある時、気が付くと自分はこの体の中にいた。 いや、そのあとに新素材への交換を重ねているので、いわばこの体のプロトタイプか。
まず周りが暗く、そして目を覚ますという経験を初めて味わった。 傍に立っていた博士に声をかけられ、腕を回して支えられ、ベッドの淵に座る。 そして、一緒に床に立ち上がった。
痛い、と思った。 足が痛い、自分の体重が思い切りかかって、どうにもしようがない。 まるで地面そのもののようだ。 地面に吸い付くように、引っ張られている。]
(@14) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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いたい
[自分の声が口から出た。 自分の体を支えていた博士が頷いた。
『意識がしっかり同期しているね。どうだい、地面に降り立った気持ちは。 悲しいのか、嬉しいのか… わたしにはわからないんだ。 ただ、こうするのが悪いことだとは思っていない。』
首を傾け、博士の顔を見た。 そして、疲れた、と言って、ベッドに仰向けに体を預けた。
『…空の上に戻りたいと思うかい』 博士が少し表情を変えた。 心配を、しているのだろうと思った。 何故なら、自分が泣いているからだ。]
(@15) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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違う、あそこからは、どこにも行けなかった。
[それならなんで泣いているのかは自分にもわからなかった。 得たものがとても大きいことを、自分の足で立った瞬間理解した。 だから、きっと失ったものも大きいものなのだろうと、そう思ったんだと思う。]
(@16) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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[『君はここにきて幸運だ。今この国には余裕がある。 権利と技術が同時に高く保たれている。 だからといっていつまでもこうとは限らないのだから、よく学んでくれ。 君は私よりずっと長く生きるのだから』
博士はそう言って色んなことを教えてくれた。 自分も国のため、また数十年後には普通に働きに出た。 危険な場所での作業を厭うことなくできるため、遠隔操作の機械には任せられない作業で大層重宝され、そして資産を稼いでいった。 そのころのことや、宇宙に出たときのこと、そういうこともまたおいおい思い出すかもしれない。 だけれども今はただ、ひたすらに霧の中を歩いている。
そういえば、今くじらはどのくらいまで航行してきたのだろう。 そろそろ宇宙二枚貝を設置した小惑星に近づいてきているのではないだろうか。 かの鳴き声は低音なのか、それとも高音なのか。 それに加えてあとひとつ、どんな気持ちで宇宙くじらは鳴くのだろうか]**
(@17) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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カボチャが喋った! じゃなかった。 どこかで聞いた声だねぇ。
[小竜がパタパタと羽ばたけば、ジルに近づいていく。翼があるってのは、こういうとき便利だ。 ようやくその姿を見つければ。]
やあさっきぶりじゃないのさ。一体こんなところに何をしに来たんだい? ああ、こいつはあたいの相棒だよ。あたい達は竜騎兵なんだ。
[相棒は意外と無口。照れ臭そうにキュイっと鳴いて見せた。 どうやらアーサー。クジラの声は分からないが、この鳴き声の意味は分かるらしい。]
(71) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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/* ラスネイル……ラスティネイルかねえ。
(-17) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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― 宇宙クジラへ向かう途中 ―
ゴウマさんと言いましたっけ、ワタシはこれからクジラさんの背中に向かいたいと思いまスが…。
[甲冑男が希望するならリクエストに応えることは可能だろう。だんだん宇宙クジラに近づくにつれて、その巨大さに圧倒されるだろう、クジラの背中に近づけば近づくほど辺りは真っ白になっていくだろう。
自分は操舵輪を持ちながら警戒するように突き進むだろう。*]
(72) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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やあどうも 名前で呼びたいならジルとでも
[まず現れたのは小さな翼で飛ぶ小竜。 次いで猫の姿が現れる>>71]
何と訊かれると困るけどね ぼくたちはいつでも未知の光景を探しているものさ
[幻の一杯とか、サブミッション的なものはあるけれど、それはひとまずおいておいて]
竜騎兵……? 歴史データベースにあるものとは違っているね 君たちがそう定義したならそうなんだろうけど
[アーサーと、可愛らしい鳴き声の相棒を交互に見た*]
(73) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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