16 『Honey come come! II』
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>>+59フィリップくん [服に掛ける手を、瞳が追います。 大きく深呼吸を繰り返しながら、その手が服を脱がせていくのに、じっと耐えて。 肌が露わになれば恥ずかしくて、胸を。両腕で隠してしまいました]
……こわい、けど……。
[見降ろすフィリップくんの瞳を見詰めます。 彼が優しく微笑んでくれるなら、ほっとしたように少しだけ微笑んで……]
あまり、見ないでね。みんなみたいに綺麗じゃないから……。
[視線を外して。 胸元を隠す腕の力を緩めるのでした]
(+60) 2010/06/22(Tue) 12時半頃
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― 花火の夜 ―
[女子部屋での夜の会話には、思ったよりも長湯をしてしまって参加出来なかった。 色々と訊いてみたい事もあったのだけれど、スタッフに止められている事もあったので却って良かったのかもしれない]
おやすみなさい。
[フランシスカとお菓子作りをする約束は随分と先延ばしになりそうだけれど、機会があれば良いなと思いながら布団に潜り込んだ]
(+61) 2010/06/22(Tue) 16時頃
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― 明けて朝 ―
[みつばち荘を出たのは、未だ日も昇り切らない早朝。 目覚めていた合宿メンバーとはお別れの挨拶が出来たけれど、出会えないままだったメンバーも居る。 短い付き合いだったテレビカメラやスタッフにも、バイバイと手を振る]
[昨晩遅くに兄へ送った就寝メールへの返信は、『子供は早く寝ろ』なんて素っ気無い物。 何と返信しようかと迷い、幾度か本文を作成しては消し、作成しては消し。 結局送ったのは]
『おはようー。ホリーが居なくてもちゃんと朝ご飯食べてね。 あ!食パンの賞味期限近いから早く食べて!』
[色気の全く無い何時も通りのメール。 其れが送られていくアニメーションを眺めてから、ぱちりと携帯電話を閉じる]
[兄への報告は、未だ先でも良いかと思って]
(+62) 2010/06/22(Tue) 16時頃
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[携帯電話を握る右腕には、からりと鳴る白い貝殻の輪。 門の前には、もうペラジーの姿があった]
おはよう。
[向けられる笑みに面映げに髪を弄んでから、ボストンバッグの上へ座すペラジーの傍に寄る。 立ち上がり宿泊カタログを取り出す少年の横に立って]
……どうしたの?男の子みたい。
[身長差から、自然フードの中を覗き込む形になり、昨晩より軽くなった様子の髪を見留める。 出逢った時以降に彼を女性だと思っていた訳では無いけれど、思わず呟いた言葉に少年はどんな反応を返したか]
(+63) 2010/06/22(Tue) 16時頃
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……どうしよう、合宿終わるまではこの辺りにいるルールだったよね。 私、そんなにお金持ってきてないの。
[元々手元にあるお金は{2}万(09)千円。 クレジットカードなんて持っていないから、足りないようなら貯金から下ろす必要がありそうだ]
[そんな風に思いながら宿泊カタログの価格欄と睨めっこをしようとしていたら、どうやら其れも番組が持ってくれるらしい。有り難うらっふぃー。 でも現金は引き落とす必要があるかもしれない]
よかったー。 ……色々あるのね、どこがいいのかしら。
[温泉旅館の写真を目に、合宿所の露天風呂に思いを馳せる。ちょっと未練。 合宿前、同世代の女の子と一緒に入るのだからと新調した可愛い下着も、出番は無いに等しかったなとちらりと思って。 勿論見せびらかしたかった訳では無いけれど、何となく寂しい]
(+64) 2010/06/22(Tue) 16時頃
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じゃあ……こことか?
[カタログ>>3:+24を捲るペラジーの手元を覗き込んで、指差す先は{6}の宿。 開かれたページで何となく目に留まった施設を選んだだけだから、特に拘りは無いのだけれど]
[宿が恙無く決まるか否かはさて置いて]
――とりあえず、朝ごはんにしない?
[ロビンの朝食を食べ損ねた腹が立てる小さな催促の音に、頬を染め*俯いた*]
(+65) 2010/06/22(Tue) 16時頃
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>>+60 ローズ [服をゆっくりと脱がせる。 隠す腕を止めはせずに、むしろ抱き留めて、見えないように隠す]
けど?
[ローズの瞳を見詰め返す。ふっと微笑んで、小さく震えるローズをあやす様に抱いて 額に口付けた]
優しく、な。 痛かったりしたら言ってな。 ああ…。
[手をわきわきとつかむようにしてみせて笑う。]
またぎゅーっとしてくれてもいいし。 痛み分け?
(+66) 2010/06/22(Tue) 17時頃
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[緊張はそう簡単に溶けないだろう。 慣れてしまって良い物でもないと思う。 初々しさが愛おしくて、ローズの腕を自分の背に回した]
『みんな』なんか見えてないぜ? ここにはローズと俺だけだし……ローズが居れば俺は十分だよ。 …綺麗だ。
[腕枕したままの手で頬を撫でる。 逆の頬に口付けて、もう一方の手を二人の間に滑らせた。 その手はそっと、ローズの胸を包む**]
(+67) 2010/06/22(Tue) 17時頃
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[2人で愛し合って、そのまま微睡み、やがて目覚めた。 気だるい、けれど心地よい気分で隣のローズを見やる。 ローズが起きるまではずっとそのままで居た。 腕の中で目覚めたローズの額に口付けると]
起きた? …起きるまでこうしててほしいって言ったろ?
[きゅっと抱きしめて]
寝なおすか? それとも出かけようか? どっちでも良いぜ、ローズの好きな方で…。
[結局出かける事にした。 風呂に入るよう勧めて、自分もローズの後に入る。 2人して準備して、涼しくなった街に出かける事にした]
(+68) 2010/06/22(Tue) 20時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 20時半頃
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[パーカーのフードを被っていたのは、急に短くなった髪に、頭が軽くて落ち着かなかったのと、それと――。 フードの中を覗きこむような視線に少しうろたえ、続いた言葉には「えーと……」とか言いながら視線を彷徨わせ]
うん、心機一転っていうか、決意の表れというか、
[言いながら、ぱさりとフードを頭から落とす。 露わになる、灰桃色の髪の全容。顔立ちは変わらないまでも、この髪型では女には間違われにくいだろう]
……変、かな。
[なんとなく落ちつかなげに、ホリーに尋ねた]
(+69) 2010/06/22(Tue) 22時頃
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領収書切れば後で返ってくるとはいえ、ある程度は出費抑えめにしておくのが無難かなぁ。
[後で返ってくるというだけで、先に払うのは自分たちのお金なわけで。財布にはたしか{2}万(08)千円ほど入っていたはず。 とか考えながら、ホリーと宿泊場所を相談していたら。カタログの中、ホリーが指差した施設に、しばしフリーズ]
えっと、うん、
[わかっている。彼女は誘っているわけではない。そこがどういう目的の施設か知らないだけだ。載ってる写真はなんだかリゾートホテルっぽい感じでオシャレだし、そもそもそういう知識のない初心な子なら『ファッションホテル』なんて言われてもなんのことだかわかんないだろう、っていうかなんでこんなの載ってるカタログ渡したんだスタッフー!]
へー、室内に温水プール付きだってさ。窓から海辺の夜景も見えるってー。
[何普通に返事してんだ俺、と脳裏でツッコミが炸裂する。 でもたしかに普通のホテルより若干安いんだ。言い訳じゃなく]
(+70) 2010/06/22(Tue) 22時頃
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あ、そうだね、朝ごはん!
[ホリーの提案に、何か救いを得たように明るい表情]
どこ食べに行く? っていうかこの時間じゃ、24時間営業のファミレスか、早朝モーニングやってる喫茶店くらいかな……。
[田舎のわりには観光都市であるからして、駅の方へ行けばそれらの店はあるだろうが]
……せっかくだから、喫茶店にしようか。 初デートがファミレスじゃあ、ね。
[そう言って、笑って]
(+71) 2010/06/22(Tue) 22時頃
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[夕方、連れ立って二人で出る。 また少し近づいた気持ち。恥ずかしさからか、少しぎこちない会話。]
夜も料理してみるか? それとも、どっか食べに行くか…。
[そういえばペラジーとホリーは何をしているかな、と思いメールを入れてみる。 邪魔しては悪いと控えていたが]
『To:ペラジー よう 今何してる? 泊まるとことか見つかったかい』
(+72) 2010/06/22(Tue) 22時頃
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[返事が来ない所を見ると邪魔したかな、と少し悪い気がするが それならそれでいいと言う事で、こちらはこちらでデート続行。]
水族館が有るんだってさ。 行ってみようか。
[ローズの手を引いて水族館へ。]
(+73) 2010/06/22(Tue) 22時半頃
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[蒼い、薄暗い照明の中を手を繋いで歩く。 感嘆の声をあげたり、じっと水槽を見詰めたり。]
おー…でっけえ魚。 食えるのかな?
[「美味しくなさそうだけど」なんて言って笑う。 イルカのショーなどもあるようだ。 一番近い時間帯を予約して、それまで時間をつぶすことにした。 ソフトクリームを二つ、ベンチに座る。]
良いな。 デートってさ。
(+74) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
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[ラベンダー味らしい。怪訝そうな顔で]
普通の、バニラにすればよかったかな。 美味しくなか無いけどさ。 んー?
[ローズが味見してみたいと言えば差し出して。 やがて始まったショーを観る。 途中観客からどうぞと言われて迷わず手をあげたが{4} 偶:選ばれなかった 奇:選ばれた]
(+75) 2010/06/23(Wed) 00時頃
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鳥使い フィリップは、「ちぇっ。前に座ってる奴が有利だよな、こういうの。」と笑った。
2010/06/23(Wed) 00時頃
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