181 巫蠱ノ匣
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あ、……あぁ、彩里―――
[リビングを出るとホール側の西の階段を上がり、それぞれの個室のプレートを見ては彩里の部屋のドアを叩く。殴るように。]
彩里、彩里、――彩里!!!
[ここにいない、と気づくまで、そうした後、乱れた息を整えねば、と、一度自室のEの部屋へと、入っていった**]
(10) 2014/06/24(Tue) 00時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/24(Tue) 00時半頃
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ッ…………!
[>>0>>2突如、アナウンスが流れてくる。 扉のこちらと向こうの緊迫した空気を断ち切るかのように。 キチガイ女の明るい声に眉を顰める。
そのアナウンスに向こうが気を取られているのなら、 気付かれる前に奥の階段を上るのも有りだろう。 多少の物音ならば、煩い声がかき消してくれる筈だ、と。
なればそのアナウンスは、ただの『音』にしかならない。 流れた名前なんて、女の耳を通り過ぎるだけだった。]
(11) 2014/06/24(Tue) 00時半頃
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/* 円香チャンがあの辺通るなら、 気を取られた隙に三階に逃げ込めそうな予感。
(-5) 2014/06/24(Tue) 00時半頃
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[アイリの表情が、生から死へと移ろいで行く。 ああ、あのビデオと……兄のやったことと同じだと、男は嬉しくなる。
アイリが、生が終わる時。 男は小さなうめき声とともに白濁をアイリの中へとぶちまけた。 しばしその状態で硬直した後、ゆっくり指先を解いていく。 視線を落とせば力を込めすぎたせいか、真っ白になっていた。 一つ息をついてから、アイリの足に手を添え、そっと屹立を引き抜く。 赤の混じった白濁が、こぽ、と溢れた。]
(12) 2014/06/24(Tue) 00時半頃
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は、はは、ははははは――――!!
ああ、最高じゃねぇかこれは。 ったく、そりゃこんなの覚えちまったら、もう後戻りなんざ出来んわな。
[狂ったように笑っていれば、甲高い声が響いてくる。 もうしばらくは初めての余韻に浸っていたかったのに。 思わずうぜぇと毒吐くも、読み上げられた二人の名に瞬く。]
(13) 2014/06/24(Tue) 00時半頃
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へー……もうひとり、死んだんだ。 よしき、って事は男かなぁ……。 あいつじゃなきゃいいんだが……。
っても、もうすぐ6時間くらい経つかな?
[思い浮かぶのは、先に協定を結んだ二人。結局名前など聞くこともなかったから、未だにあの男が来栖と知らぬまま。]
(14) 2014/06/24(Tue) 00時半頃
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[しばらく後。 身支度を整え、アイリが持っていた銃を拾い上げてから、男は書斎を出る。 書斎前に転がってるバックパックを拾い上げて、男はこの階を見てまわろうと歩き出した。]
[書斎の中、遺体は死んだ時のまま。 男にとっては、もう、苦痛を訴えぬモノに興味などはない。 生きていたアイリの事は、いつまでも覚えておこうと*思うけども*。]
(15) 2014/06/24(Tue) 00時半頃
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>>14誰とも協定結べなかった良樹ちゃんダヨー
(-6) 2014/06/24(Tue) 00時半頃
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[ ―――何か、物が動いたような音。 微かなそれは、カーディガンが何かを掠めたものにも。 何か、『誰かが』動いたものとも取れる。
先にナイフを投げ込み、それと同時に中へと飛び込もうとした所で。>>0突然響いた破裂音には思わず舌打ちを。思わず投げ込もうとしたナイフをからん、と取り落としてしまう。
タイミングを完全に崩してしまえば。 完全に意識はアナウンスへの苛立ちへ。 階段を水嶋が上ったとしても気付く事は無いだろう。 ]
(16) 2014/06/24(Tue) 00時半頃
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/* おかしいね、脳内麻薬出すぎて眠さが行方不明。
彩里へのレクイエムだ!
「神巫詞」(かみうた) https://www.youtube.com...
あ、千秋さんへのレクイエムはないです。 私女性しか愛せないので(関係ない
聞いててなんとなく、彩里だなって思ってただけなのw
(-7) 2014/06/24(Tue) 00時半頃
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[――そして、男は其処に居た。]
……キッメエんだよ、クソ野郎。
[自らの身体―といっても、今こうして動いているものではなく、床に伏す、物言わぬソレ―に口吻を落とす青年>>2:241の背後に地面から数センチ浮いた状態で立ち、そう吐き捨てる。 どうやら、彼等には視認されていない…のもう1つの身体は、出血や痛みこそ止まっているものの、右腕の肘から先と、顔面の一部を欠損していた。]
……なんなんだよ、これ。
[苛立ちのままに、男の背中を蹴り飛ばそうとするも、接触はできないようで。 忌々しげに舌を打ち、独りごちる。]
――やっぱ、死んだ、のかな、俺。
[一瞬、物哀しげな表情を浮かべたものの――刹那、その目には憎悪が宿り、ただ、変わり果てた姿の自らを眺め続ける*]
(+0) 2014/06/24(Tue) 01時頃
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[>>16からん、と何かが落ちる音。 それが何の音か確認するよりも先に、 痛みを堪えながら階段へと近寄ってゆく。
極力音を立てないように。 武器にも杖にもなり得るモップを持って行きたいところだが、 今は移動をするのには邪魔になる。
階段の向こうに姿を消してしまえばこちらのもの。 やはり極力音を立てないように、 それでも多少の物音がすることはあっただろうけれど、 アナウンスや誰かが階段を駆け上がってくる音>>10が 掻き消してくれたはずだ、と、思いたい。]
………… ここでも、
[階段を上る途中。 自分のものではない血痕を見つければ、 胃からせり上がってくるものを必死に飲み込んで。]
(17) 2014/06/24(Tue) 01時頃
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[隣にいた男は、自分よりも爆破に巻き込まれたようだ。服の下から覗く痛々しく真新しい傷跡。
聞こえてきた女のアナウンス>>0に、もう1人、目の前の男以外に死人が出たことを知り。]
へェ、女も1人死んだんだ ま、どうでもいいけど
[くつくつと笑いながら、眼前の彼を見下ろす。 物言わぬ姿となった彼。中途からの戦いだったが、なかなかに楽しい一時ではあった。]
・・・素敵な時間をありがとう、「千秋」クン。
[嫌味混じりな礼にも、返ってくる言葉はなく。 先程の爆破で飛散し付着した肉片を齧る。少し引き締まった肉は、濃厚な鉄の味がした。
飛び出して来た女>>9は、此方に危害を加える様子がなければ、そのまま見過ごしたが、此方に襲い掛かるようなら、応戦したことだろう。]
(18) 2014/06/24(Tue) 01時頃
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・・・そういや、あの時話した女の子の名前はなんだっけ。 聞いてねェわ
[協定を結んだ女の子。顔は浮かぶが名前が浮かばず。殺された女性の名前にも聞き覚えはなく。もしかしたら彼女かもしれないな、と思いながら。
そういや協定を結んでからどのくらい経ったか。それも分からなかった。]
(19) 2014/06/24(Tue) 01時頃
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― 3F・廊下 ―
[左肩を庇いながら階段を上り終えた頃には、 そこに居た人物>>15も姿を消していただろう。
未だ止まらぬ血と肩の痛みが疲労を訴えてくる。 追ってくるような音は、まだ聞こえない。 一気に緊張が解けたように、息を大きく吐き出した。]
どっかで、休まないと……。
[本当は宛がわれた自室に戻りたいところだが、 今はこの階段から戻ることは出来ない。 肩から流れ落ちる血は、 自分のものでは無い血痕に誤魔化されてくれる筈。]
(20) 2014/06/24(Tue) 01時頃
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>>9 さりげないから気付かなかったけど俺の腕が所持品と化してる……!
(-8) 2014/06/24(Tue) 01時頃
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― 3F・書斎 ―
[手近な部屋。階段を上がって直ぐの書斎の扉に手が触れる。 ふと足元を見遣れば、何かを引き摺ったような血痕。]
………………。
[嫌な予感がする。 入らないほうが良いと思いながらも、 書斎の扉を開き、滑り込んで――]
(21) 2014/06/24(Tue) 01時頃
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[古傷の上に真新しい傷。さほど頓着しないのは、既に慣れたことだったからだ。]
ごくろうさま。 …人を殺すのって、どうだった? 楽しめてそうだね、君。
[よろりと身を起こしつつ、殺人者へと問いかける。]
(22) 2014/06/24(Tue) 01時頃
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ひっ ―――― ……!!
[血塗れで、屈辱の跡が残る少女が、そこに居た。
ぱたんと書斎の扉が閉まる。 女は扉を背に、しゃがみ込んだ。
鉄の臭いと青臭さが入り混じって、ひどく不快な臭い。 込み上げてきたものを止める事が出来ず、 透明な液体が女の口から溢れて、落ちる。]
(23) 2014/06/24(Tue) 01時頃
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う゛、ぇ…え゛……
[生理的な涙が頬を伝う。 空っぽの胃から届けられるのは酸っぱいだけの胃酸で、 けれど、止まらないそれは確実に、女の喉を痛めつける。
血と屈辱の痕跡。ぶちまけられた男の欲望。
その光景は、性を知らぬ女には些か刺激が強すぎた**]
(24) 2014/06/24(Tue) 01時頃
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水嶋ちゃんがオンリーまとも陣営じみてて不憫かわいい
(-9) 2014/06/24(Tue) 01時頃
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/* さ、寒い…… まだ4時にしかなってない衝撃。 二度寝できるかなぁ。
彩里を見つけに行きたいけども、 錯乱した円香が三階の書斎までたどり着けるか怪しい。 多分だけど、九条さんが二階の納戸、富良野さんが三階をふらっとしているので、この二人にエンカせずに行くのは無理……なのかな?
(-10) 2014/06/24(Tue) 04時頃
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――2F・個室E――
ぁ、ぁ、……
[シャワーを出しっぱなしにして、 全裸で蹲って水を浴びている。 夏といえど水道水は冷たく。 ぶるぶると唇が青く染まっていく。 先ほどの巡田との行為で染まった赤すら、洗い流すように。]
ひ、っぐ、嘘――…嘘……
[【役割】を終えたという言葉、残りが8人という言葉と照らし合わせれば、そう、終わったのだ。彼と、彼女は。 千秋という存在――ケーキバイキングで会った彼の顔すら思い出せない程、彩里の名の存在感は大きい。
水滴に混ざって落ちるしょっぱい雫が ぽつりぽつりと排水口に吸い込まれていった。]
(25) 2014/06/24(Tue) 04時頃
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約束、したよ
[震える唇で、呟いた。 タイルの壁に手を付いて、ゆっくりと立ち上がる。]
私は死なない。 彩里も死なない。
そう、こんなの嘘――何かの間違い、だ。
[この眼で見るまでは、死を受け入れられない。 それは逃避でも、あるのだ。 よりによって男と行為に及んでいる最中に、 彩里が死んだとしたら 自分を責めても責めきれない。]
(26) 2014/06/24(Tue) 04時半頃
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[シャワーのコックを締めて、タオルに手を伸ばし 身体を拭いて、着衣。生理用品を変えなければ。 赤い血を吸ったナプキンを捨て、新しいものと取り替える]
……どこ、どこなの彩里。 どこに、隠れてるのかな?
[【手段】を手に握り締め、部屋を出て。 一度【彼女】のいる広間の方に向かう。もし途中、誰かの姿があるなら、無言で銃を構え、道を開けろと示しただろう。
彩里と自分の邪魔をする人間は 絶対に赦さないというように**]
(27) 2014/06/24(Tue) 04時半頃
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―1階キッチン傍・階段―
[その光景は凄惨なものだった。 あちこちに飛び散った肉塊。焦げ跡と、血痕。 その中心に横たわる“彼”の頭は、喰われたかのように、その存在を失っていた。
そんな彼は、生きていた時より遥かに魅力的で―――]
……素敵じゃなぁい、ボウヤ。 すっごく男前よぉ。
[踊るような足取りで、“食材”に近寄る。 鼻孔を擽る火薬の香りすらスパイスに思える。最高のシチュエーションだ]
(28) 2014/06/24(Tue) 06時半頃
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[側にいただろう男達には、優美に笑んで、一礼を。 今、彼等に興味は微塵もない。 邪魔をするというなら、右手の拳銃が火を噴くだけだ]
コックさん達はお疲れ様。 この小鹿にはなかなか手間取ったんじゃないかしら?
[歌うように労いながら、ボウヤだったものの側にしゃがみ込む。 抱きしめるようにして彼を抱き起こし、その首筋に歯を立てる。 ぶち、ぶちと筋の切れる音が心地いい。舌先に広がる“命の味”が堪らない。 恍惚とした表情を浮かべながら、暫しその身体にかじり付いただろう**]
(29) 2014/06/24(Tue) 06時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/24(Tue) 06時半頃
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―3F:書斎―
[ぼんやりと視界が戻っていく。 眼前に広がるのは、蹂躙された後の私の体。 その気持ち悪さに思わず目を逸らした。]
………あれ?
[逃げるように、書斎を出ようとドアノブに手を掛けようとしたところで。 手がドアノブをすり抜け、そのまま体ごと扉をすり抜ける。 床に横たわる私、物に触れない体。 そこで漸く、私は死んだことを自覚した。]
(+1) 2014/06/24(Tue) 07時半頃
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……私は、死んだのですか。
[言葉に出すと、急に実感が湧いてくる。 安堵と悲しさが入り交じった心中。
今振り返ると。いつだって私は御神様に、死に、恐怖していた。 あのアパートに越してからも、何度か夢に見ることがあった。 死の恐怖という柵から、やっと解放されたことに安堵して。]
……円香おねーちゃん。
[彼女との約束を守れず、もう会えないことが悲しかった**]
(+2) 2014/06/24(Tue) 07時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/06/24(Tue) 08時頃
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朝起きたら餌になっていたのです。ワァイ?
(-11) 2014/06/24(Tue) 08時半頃
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