124 Acta est fabula.
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― 翌朝・客室 ―
[目を覚ましてから真っ先に視界に入ったのは 枕元に置いていた宝玉の首飾り。 雨でも落ち切らぬまま、玉に未だ薄ら帯びた血痕。 そんな汚れは常ならば必ず拭うものだった。
夢の中で聞いたクラリッサの声が、 彼女がさいごに見せた笑みが、脳裏にちらつく。]
――…未だ止む気配無し、か。
[昨日と変わらない調子で響く雨音に意識向けながら、 身を起こして、身支度を整えた。]
(18) 2013/06/06(Thu) 11時半頃
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[昨日、ミッシェルの後から暫くして、シビルも広間に戻ってきた。 その不在の訳は問わぬまま、彼女の顔が見られたことに、 小さく息を吐いていた。
そんな広間の面々の中から、おいしい、と感想が聞こえた時は 顔には上手く出せなかったが、嬉しさを覚えて。 掛けられた礼の言葉にも、ぎこちないながら 口角を僅かに上げていた。
――それでも結局、広間に長居はしなかった。 ミッシェルが時計の細工を始めたのは見ていたが それ以上の作業の進展は見ていない。]
出立も未だになるなら、ゆっくり見せて貰うこともできるか。
[それはシビルの縫物に対しても。 少しでも針が進みはじめているなら、良いと思う。
そんな昨日のことを振り返り、ひとりごちながら、 男は人前で見せる為の無表情を取り繕う。]
(19) 2013/06/06(Thu) 11時半頃
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―回想/過去―
フィルさー、お前幽霊見るとか、どゆもんよ。
[犠牲を最低限にとどめるために――なんて言ったって既にあちこち人は死んでいたけれど――集まった人の中の友人に、そう尋ねた事がある。 悪さするのも一緒、悪友と呼んで良い間柄だっただろう。 日に日に憔悴していくような、いやそれは自分もだったが、そんな友人に尋ねたら。 彼は歪な笑みで言った。]
「声が聞こえるんだ」 「死ねって」 「痛い、苦しい、仲間になれ、助けてって」 「オレに手を伸ばすんだよ、あいつら」
[そんな事、想像だにしたことはなかった。 なだめながら、話を聞いて。それでもだんだんとおかしくなっていく彼を、前と同じようには呼べなかった。 それは他の皆もそう。殺す事になるかもしれない人間を、名前でなんて呼べなかった]
(20) 2013/06/06(Thu) 11時半頃
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―回想―
[人を殺して、殺されて、自分の手にすら肉を断つ感触は残って、それは友人の目が見て、苦しんで、殺した。 仕方ない事だったし、狼かもしれない人間をのさばらせられやしない。 だから、名前なんて、知らない。 名前でなければ「犠牲者」で済ませられるから。 「容疑者」で済ませられるから。
もう終わったのだと思っても、名を呼ばないのは、受け入れられていないからだと、自分が良く知っていた。
そんな事を考えていたら、食事が作られている。 雨の音を、過去の友人を見ていた目は、そちらに戻り、笑った。]
うまそーじゃん。すげー。 もらって良いん?
[遠慮なくいただくのだった。 片付けくらいは手伝う、なんてやったりしたけれど。 やがては、いつも使っていた、着替えた部屋に向かった。]
(21) 2013/06/06(Thu) 12時頃
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― 廊下→ベネットの客室 ―
[廊下に出た瞬間、その無表情は僅かに揺らいだ。 雨の湿り気に交じる別の匂いの色。 その違和感も初めは気のせいだと思っていたが、 歩き出せば、その匂いは少しづつ濃く感じられ――。
左手首に巻きつけた玉の首飾り。 しゃらり、しゃらりと鳴る音が、雨音の中に交じる。
その扉の前で立ち止まり、ノックと共に呼び声一つ。 誰がどの部屋を使っていたかは覚えていた。]
――ベネット、
[昨日は小うるさく忠告したこともあって、 食事に手を付ける程度には、努めて 己を労わる素振りを見せていた彼。 その人からの返答は、無い。 ――とくりと胸が鳴るのを覚えながら、扉を開いた。]
(22) 2013/06/06(Thu) 12時頃
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[あいつの見てた風景は、今だって想像すら出来やしない。]
(-7) 2013/06/06(Thu) 12時頃
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[開け放った扉の前で、男はただ、立ち尽くした。]
ベネット、―――…
[噎せ返る程の生臭い赤い匂い。 目に映る鮮やかな色。獣に喰われたその有様。]
何故、だ。
[頭が真っ白になったのは、その無残さ故では無く。 終わった筈の惨劇が、今も続いていると示すような、 とてもとても、見覚えのある光景故に――。]
(23) 2013/06/06(Thu) 12時頃
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―翌朝/客室―
[ベッドに倒れ込む。雨の音が喧しい。 安堵の為か、眠りはいつもより、少しは深かった。 気が張っていたからだろう。
目覚めてまず確認するのは、何も痛くない事。室内に変わった様子がない事。自分の手元にナイフが――無い。 掴もうとしたものがないのに、目が覚める。そして窓の外を見て、ほっと息を吐いた。]
だせぇー…
[乾いた笑みが浮かぶ。 湿っていたからか、髪は跳ねている。手で押えつけて、ゆっくりと立ち上がる。動ける、もう何も問題はないのだ。]
(24) 2013/06/06(Thu) 12時半頃
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[そのはずだったのに、 廊下に続く扉を開けると、慣れてしまった匂いが届いてしまう。]
(25) 2013/06/06(Thu) 12時半頃
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何故だ――…
フィリップのやつ、終わったと言ったじゃあないか。 未だ、人狼は、居るっていうのか。 なぁ、ベネット、……
[死者の虚ろな瞳は何も語らない。 想像していなかった光景を前に、無意識に震える左手。 しゃら、しゃら――と、玉が擦れる幽かな音が鳴り響く。**]
(26) 2013/06/06(Thu) 12時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/06/06(Thu) 12時半頃
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/06/06(Thu) 12時半頃
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―→廊下―
[廊下に出る。匂いの元は、探れずとも、チールーの姿が見える。近付けば、匂いが濃くなるようだ。 終わったんだろう、終わった筈だ。フィリップはそんな嘘を言うわけがない。終わっていないのに、死ぬわけが。]
――なぁ。 何があるって
[チールーの脇から中を覗く。 覗いてしまう。 ――見慣れた、はじめての、惨劇の光景を。]
(27) 2013/06/06(Thu) 12時半頃
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は、あははは!
[思わず笑い声が零れた。 冷静さなんて、そんな風に装うことなんて、出来なかった。 周りの反応だって考えられない]
っ、ざけんなって! 終わったとか…さあ!
[どんな声もどんな音も、目の前の光景の前では無意味だった。 がんっと力強く戸を叩く。音は他の場所にも届くだろう。 それからチールーを見るのは、ひきつった笑顔]
(28) 2013/06/06(Thu) 12時半頃
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なぁ、あんた狼? 狼なら、始末しないと。
ナイフ、持ってこなきゃね。 また殺さなきゃ。
[一方的に言い募る言葉。相手の表情なんて、気にする余裕もない。 他の人が出てきたら、その戸だけを示して、さっと自分は宿を出る。 傘なんて今日も、ささなかった。止める手があっても、止まるわけもなかった。 取りにいかなければならない。
役目を終えたはずの、凶器を。**]
(29) 2013/06/06(Thu) 12時半頃
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[穏やかな朝、そのはずだった。広間で寝てしまったことに気付いたのは、日が昇ってからのこと。思うよりもぐっすりと眠ってしまっていたようで]
今まで、ぐっすり眠れてなかったから。
[固まった身体を解すように伸びをして、眠い目を擦る。頬に工具の跡がついてしまっていて、苦笑した。 立ち上がると、肩にかけられていた毛布が落ちる。誰かがかけてくれたらしい。 拾い上げて椅子の背にかけた]
(30) 2013/06/06(Thu) 12時半頃
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シメオンは、黍炉に話の続きを促した。
2013/06/06(Thu) 12時半頃
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[それから、厨房でお湯を沸かす。皆が起きてくる前に、お茶とパンでも用意しようとして。 シュンシュンと蒸気が音をたてる頃、耳に届いたのはシメオンの声。 微かに聞こえた声は、何を言っているのか迄は聞こえずに。
茶葉にお湯を注いでから、厨房から顔を出した]
……なに?
[何か匂う気がしたけれど、きっと気のせいだと思った]
(31) 2013/06/06(Thu) 12時半頃
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[パンは後回しに厨房を出る。 聞こえた声は笑い声のような、けれどそうでないようなものだったから]
――……!
[近づいていけば血の臭いであるのはわかる。何度も嗅いだ匂いだからだ。 開いた扉とチールーとシメオンの背中。その部屋は誰の部屋だったか]
どうし、たの? この匂い……。
(32) 2013/06/06(Thu) 13時頃
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[誰かがやってくる。ミッシェルだ、というのは声を聞いてわかる。振り返る。]
死んでんの。
[口元に笑みが浮かぶ。]
終わってねーの。
[場所を譲るように一歩引く]
(33) 2013/06/06(Thu) 13時半頃
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死んでるって、誰が……。
[シメオンが場所を譲る。終わってない、その言葉に背筋が凍る。 フィリップのように自害したのではないのか。 でも、誰が。
その疑問は、倒れたベネットの姿を見れば直ぐに解けた。
まだ終わっていないという意味も]
……っ、どう、して……!
[その場に崩れ落ちる]
(34) 2013/06/06(Thu) 13時半頃
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しらねーよ。 "霊能者"が嘘でも吐いたか。
[崩れるミッシェルを見下ろす。 嘘を吐くなんてそんなメリット、フィリップにはあるまい。 それくらいは、今でも、わかっている。]
それか、隠れてたかじゃねーの。 もしかして、あんた、狼?
ははは、参ったな。誰が狼なのか。さっぱりわかんねーや。
(35) 2013/06/06(Thu) 14時頃
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/* 教え子 シメオン (hishou) 村人
うん 村人ですね。
(-8) 2013/06/06(Thu) 14時頃
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/* 狂人 ごめん って言っておくターンだよねこれ。
俺大丈夫だよ、狼も狂人も殺して生き残ってやるって村人だから。 ちょっと他の村人も全部殺そうとしてる気がするけどたぶん気のせいだよ!
(-9) 2013/06/06(Thu) 14時頃
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フィリップが、嘘をつくはず、……ない。 自分で死んだのに、それじゃあまるでフィリップが嘘をついてたって、ことに――。
[狼かと聞かれて首を振った。そのシメオンを見上げ]
どうして、そんなに笑ってるの。
(36) 2013/06/06(Thu) 14時頃
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/* あっ さーせんわたし狂人じゃない(ミッシェルにもあやまっておく
(-10) 2013/06/06(Thu) 14時頃
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でも、あいつ以外、霊能者はいなかったしな。 本物だ、あいつば。 だんだんおかしくなってったし。 人を騙そうとするやつじゃねーよ。
[悪友を語る口は、淡々とした声音とは違い、やはり笑っている。 見上げてくる目を、見下ろす。]
笑ってる? 笑ってるか。 まだ続いてるのかって泣いたって意味ねーだろ。 終わったんだと思ってたんだ。 終わった筈だったんだ。
助けてって叫んだって誰もたすけちゃくれねーなら 笑うしかねーだろ。
(37) 2013/06/06(Thu) 14時頃
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/* 一般人が騒動に巻き込まれて終わったもう殺さなくてすむ死ななくてすむ!って解放された瞬間にどん底におとされたら狂気に陥るしかないと思うんです(狂人1にした口が何を)
(-11) 2013/06/06(Thu) 14時半頃
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そんなの、誰も助けてくれないのなんて、今更言われなくてもわかってるわ。 そうじゃなくて。
泣いても怒っても変わらない、けど。 笑う必要なんてない。
[まだ続いていたと言う事実が、ショックなのは確かだ。 けれど、笑う理由なんてないはずだ]
(38) 2013/06/06(Thu) 14時半頃
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じゃーさ、あんたはさ、 俺がどんな顔してれば満足なの?
[表情は変わらぬまま、ミッシェルに問う言葉。]
人殺してんのに。 たかだか死体見て。
――…フィルが死んだ時に、泣かなかったくせに?
俺にどんな顔ができると思ってんの?
(39) 2013/06/06(Thu) 14時半頃
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/* あとでもうちょっと白あっぴるする事>自分
(-12) 2013/06/06(Thu) 14時半頃
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ミルフィは、シメオンに話の続きを促した。
2013/06/06(Thu) 14時半頃
ミルフィは、ミッシェルに話の続きを促した。
2013/06/06(Thu) 14時半頃
シメオンは、名を呼ぶの声には、隠しきれない小さな震え。
2013/06/06(Thu) 14時半頃
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/* ミルフィ、ありがとう! 助かった! 白あっぴるできるね!!!
てかほんと狂人ごめんね! ゆるして! ちゃんと村人あっぴるするから!
(-13) 2013/06/06(Thu) 14時半頃
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/* もしかして:たいそうノリノリに狂気プレイしてるせいで中身ばれてるんじゃなかろうかなんてこったー
(-14) 2013/06/06(Thu) 14時半頃
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