165 【突発村】bouquet
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[遥はとても美人で、音楽が大好きで 曲を作ることに長けていて、 だけど驚く程、歌が下手だった。]
[言葉は素行が悪くて、趣味がなくて 不良じみた青春を送って、 だけど驚く程、歌が上手かった。]
[遥は言葉が大好きだったし、 言葉も遥が大好きだった。 二人は、支えあっていた。]
(17) 2014/02/27(Thu) 22時頃
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[数年前、遥は音楽プロデューサーの元に趣いて 自分の作った歌を聞かせ、 そしてデビューがしたいと言った。 歌手として、だ。
それを否としたのは遥の歌声を聞いた プロデューサーの第一声だった。 しかし彼は条件を述べた。
「君の作った曲は申し分がない。 歌手ではなく作曲家としてならば デビューを果たすことが出来る。」
遥はそれを断った。 歌手になりたかったのは遥自身だったから。 そうするとプロデューサーはもう一つの条件を述べた。
「君を歌手にすることも可能だ。 歌が上手い影武者を用意出来るならば」 ――と]
(18) 2014/02/27(Thu) 22時頃
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[遥はその夜、言葉に起きたことを打ち明けた。 煙草なんかやめて欲しい。酒もやめて。そして
「おねがい、歌って わたしのために」
なんの生き甲斐もなかった言葉は 初めて妹である遥に、本当に必要とされたと感じた。 二つ返事でOKを出し、そして二人は、
言葉は歌声を 遥は見た目を それらを合わせた存在を 「如月謡」と名づけ 大々的にデビューすることになった。]
(19) 2014/02/27(Thu) 22時頃
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[それでも、この儘立ち竦んでいてもどうしようもないのは分かっていたけれど、竦んで力の入らない足に動け、と。操り人形の糸が絡まったかの様に何度かその自己の命令は届かなかったけれど、何回か念じる内にふらり、と立ち上がれば公民館の表へと向かう。]
[その足取りは何処か重く。何処か胸の動悸さえ感じたけれど]
(アイツは、もう居ない…だから)
[大丈夫だ、と息をすう、と吸い込んで。そうだ、こんな廃屋に誰も居ない筈だ。物理的に存在し得ないアイツどころか。人すら。そう自分に言い聞かせて、隠れ場を求める様に、公民館の扉へと手を触れ、開ける。まるで滑り込むかの様に**]
(20) 2014/02/27(Thu) 22時頃
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――現在――
[喉を潤して、口の端まで満たされた水分を手の甲で拭う。 ひとの、声がした。
キッチンからそっと入口の方を見ると 男女と、――そしてまた開かれる扉が見え>>20]
……こんなところ、に、人……
[がらがらの声で呟いて、キッチンを出て、人の姿に近づく。]
(21) 2014/02/27(Thu) 22時頃
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[男性から返答が返ってくる>>15。 一先ず会話は出来たと、内心で安堵した。 知らない人と会話もないまま同じ空間にいるのは、何だか気まずいから。]
『そうですか……。いきなり聞いてごめんなさい』
[目を丸くした様子を見て、驚かせてしまったのだろうと推測して謝罪の言葉をメモに書く。 もう慣れた作業だ。書くスピードも早い。 問い返しに顔を一度上げると、またメモに視線を向けて言葉を書き連ねる。]
『私も、この村の人じゃありません。 1人でここに来ました。家族はいません、ちょっとした気晴らしに。』
[家族はいないという言葉は、単に家で待っているのか本当にこの世界にいないのか。どちらの意味でも取れただろう。]
『貴方はどうしてここに?』
[やはり、文字は無機質に感じられて。こんな方法での会話に申し訳なさそうに眉を下げた]
(22) 2014/02/27(Thu) 22時頃
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(――まだ、人……)
[入ってきた少年>>20と、キッチンから出てきた女性>>21に軽く会釈をする。 少年は14か15くらいだろうか。 妹も、生きていたら今頃同じような年頃になっていたはずだ。 そう考えると胸が締め付けられる。いたい。]
(真衣………)
[もうこの世のどこを探してもいない妹の名前を、心の中で呼ぶ]
(23) 2014/02/27(Thu) 22時頃
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[失ったのは…それは、「自分」]
[埃っぽい扉の前、自分のいた場所とはそぐわない 重苦しい、拒絶するような、飲み込まれるような
なくしたものを知ってから、切ることを忘れた髪は ただただ長くそこに在る]
(24) 2014/02/27(Thu) 22時半頃
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[ごめんなさい>>22綴られた謝罪の文字には首を緩く横に振って「いいえ」気にしないでという気持ちを短い言葉に乗せた。 生憎場を和ませる気の利いたことなど今の自分には、いやこれから死に至るまでの自分にはもう二度と口に出来ない。]
……そうなんですか。
[そうして問い掛けに返ってきた文字は予想外のもの。青年は何か言いたげにするも相槌を打つに留まる どう考えても彼女一人でなんて危ない。けれどそれにどうこう言うほどこちらも大人と言える年齢じゃないし、二人は初対面だ。 どちらにも取れる「家族はいません」それは今は深く考えるに至らず]
僕、ですか
一人旅、かな。
[ぐ、と言葉に詰まってから笑みを浮かべる。偽物とはいえ人前で笑うなんて何ヵ月ぶりだろう]
少しだけ、似てますね。
[ここにいる理由が似ていると、友好的に振る舞おうとしたけれど長く会話するのが辛くて視線が泳いでしまう。 姉さんが傍にいて助けてくれればいいのに、視界に映るのは少女と公民館の埃だらけな床ばかり]
(25) 2014/02/27(Thu) 22時半頃
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― とおい記憶 ―
[昔から私は、器量が悪かった。 失敗ばかり。親から叱られて、誰からも愛される天使のような妹を妬んでばかりいた。
まだ1人じゃ生きていけないほど幼い妹。 私の分まで親に愛された。無邪気な笑顔を振りまいて、まるで神様に愛されたよう。
嫌い、嫌い。あんな子大嫌い! あの子がいなければ、私だってもう少しくらい愛されたかもしれないのに!]
(いなくなっちゃえー――)
[そう、そして。妹は病に侵された。]
(26) 2014/02/27(Thu) 22時半頃
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[神様。本当は、覚えていたの。 あの子が笑いかけてくれた日の喜び。自ら手を伸ばしてくれた日の、愛おしさ。
妹はなんとか治ったけれど、母と父は病院帰りに事故で亡くなった。
守るように抱かれていたという妹を。 「私が守らなきゃ」と、強く思った――けど。
私が15になった時、妹は見知らぬ男に穢された。 精神を病んで日々狂ったように騒ぐあの子に、「うるさい!」と怒鳴ったあの日。
赤く紅く赫く染まった水の中、あの子は死んだ。
いとしい あのこは]
(27) 2014/02/27(Thu) 22時半頃
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[いない もうどこにもいない
世界を探したって どれだけ名前を呼んだって
わたしのだいじなあのこは
―――わたしがころしたようなものだ*]
(28) 2014/02/27(Thu) 22時半頃
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[ではなく、新しく現れたやはり生きた人間がいる。少年と女性>>20>>21だ]
どう、も。……こんにちは?
……っ
[偽物の笑顔を二人にも向けて、すぐ視線を床に落とす 青年は人付き合いが苦手になってしまったことを隠す術を知らない。]
(29) 2014/02/27(Thu) 22時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/02/27(Thu) 22時半頃
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[“地獄の日々”で向けられていた玩具を見る目、それから解放された後に待っていた同級生からの好奇の視線、大人からの腫れ物に触る同情の目 姉さんが守ってくれるから僕は笑っていられたのに。
「 。」
もう一度あの言葉を言って抱き締めてほしい。姉さんが肯定してくれなければ生きてなどいけない そんな僕が重いから貴女は死んでしまったのですか?]
(30) 2014/02/27(Thu) 22時半頃
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[短い言葉でも、少女にとっては嬉しかった。 反応を返してくれるだけでも十分だと。 相槌だけの様子にも、特に気にした様子はない。リアクションが欲しいわけでもないから。]
『ええ、私たち少しだけ似てますね』
[ほんの少し、笑ってみせる。 彼が笑顔を向けてくれたからだろうか。久しぶりの会話だから、だろうか。]
『…お話、苦手でした?』
[そこまで聞くのも野暮かもしれないと思いはしたが、もしそうなら出来るだけ嫌な気分にさせないようにしたかった。 だから、そう尋ねる。
「お姉ちゃん」、声が一瞬聞こえた気がした。 あの子と年が近そうな少年を見たからだろうか。もういない、いないんだと振り払う。
喋りたくても、喉からは掠れた息しか出ない。]
(31) 2014/02/27(Thu) 22時半頃
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まるで――無人島に漂着したのに、 知らない人と続々と会ったような気分だよ。
[がらがらの声でシニックに笑う。]
水も食べ物もなければ、 こんな中で餓死していくのにね。
嗚呼――醜い。
[がらりと開けた棚からは 非常食として用意してあったのだろう、缶詰や乾パン。]
持って何日かな――
(32) 2014/02/27(Thu) 23時頃
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[…人等居ない、と思い込んだ思念と、何処かそう望んだ願いはあっさりと崩れて。>>23、>>15二人の男女の姿を見ては、兄と姉の姿を思いだしては、頭が真っ白になりかけて――、この人達はそれとは違うのだ、という事を視界から頭へと無理やり理解させて。]
…。
[ぺこり、と無表情の儘に、頭を下げる。表情を象る方法さえ、遠い昔に置いて来た、そんな気がした。覚えている感情は彼には恐怖と――多数の歪んだソレと、少しばかりの『 』]
(33) 2014/02/27(Thu) 23時頃
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[うつむけば誰の目も見えない。ああでも視線は感じるしこうしていると変な奴だと思われるのだ 顔を上げて普通にしなければ、普通に…… ほら、ばれてしまった>>31]
そんなことないです、よ。
[浮かべて見せた笑顔がひきつっていないか少し心配だ そこで耳に届いた>>32うら若き女性でありながらがらがらの声に驚いて彼女を見る]
……
[食べ物がろくにないらしい。それはそうだろう、そもそもここにこんなに人間がいること自体おかしいのだ 自分はそのことにあまり危機感を抱けなくて、掛ける言葉は見つからなかった]
(34) 2014/02/27(Thu) 23時頃
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[自分は誰だったんだろう。 この名前は本物だろうか。この手は。この目は。 今まで何に触れ、何を見てきたのだろう。
記憶が零れ落ちてから触れ、目にするものは 過去と未来が混ざるよう。大理石のような模様となる。 ただ、長くなってきた髪だけが今までの自分を知る
自分を形作ってきたものをなくすこと それはとてもとても恐ろしいこと]
(35) 2014/02/27(Thu) 23時頃
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[頭を下げた小柄な少年>>33は声無き少女より更に年下だろうか、やはり一人で来てはいけない子供に思えるが どうしてこうも若い人々が知り合いにも見えないのに集まっているのだろう? 彼らは自分と“同じ目的”で来ているのではないかという邪推までしてしまいそうだ。 そんな筈はない、社会から弾き出された自分がしようとしていることを普通の人間がするわけがない。]
[ただ無表情な彼を見ていると、鏡に映ったもう一人の、何も誤魔化さない本当の僕のようだと思った。]
(36) 2014/02/27(Thu) 23時半頃
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[>>31少女には少しだけ遥の面影を抱く。 こんな儚い雰囲気の美人だった。 それからゆるりと室内の人々を見渡す。]
……謡。 謡といいます。
死ぬなら此処にいる人たち みんな、一緒に死ぬのかなぁ――
[首を傾ぐというよりは、頭を回すような動作で 軽く唸る。]
(37) 2014/02/27(Thu) 23時半頃
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/* オスカーまで乗ってきたwwww 何故かこの村はサンホラがブームwwww
(-5) 2014/02/27(Thu) 23時半頃
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[とりあえず座れば少しは落ち着くだろうか、放置されたままの座布団の一つに腰を下ろす 公民館だっただけありそれはここの全員が座ってもまだ随分と余りそうだ]
どうです?
[座ってはどうか、他の面々に声を掛けてみるが、さて]
(38) 2014/02/27(Thu) 23時半頃
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――あぁ、じゃあ失礼して。
[>>38青年の促しに気づき、軽く首肯すれば 座布団を軽くはたいた後、 足を投げ出す形で座った。
血豆になっていた場所は今も少しの出血があるかもしれず とすれば公民館の床にも 数滴の血痕を落としているだろう。 伸ばした足に手をやって、そっと患部に触れた。]
(39) 2014/02/27(Thu) 23時半頃
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[重い扉を開き、中に入れば埃が被った、黴臭さが鼻をつく。 少し眉を顰め、人を呼ぼうと思って…口を閉ざす。
すでにだれかが訪れたような足跡がいくつか見えたから。 わずかな不安…それが、自分にとって害なさぬものとは限らないから、 それを胸に奥へと歩く。
足音が響く廊下。空っぽの記憶と同じ音。心地よさすら感じた]
(40) 2014/02/27(Thu) 23時半頃
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謡?
[女性が名乗った名前>>37に聞き覚えがあり瞬いてそちらを見ていた。小さな呟きが届いたかは分からない そんな名前の歌手がいて、姉が好きだったような…?自分は彼女の鼻唄を聞いただけで本人の歌声を知らない程度なので本当に謡だったかあやふやだが 懐かしいメロディは今も思い出せる]
……
[そして謡が続けた言葉には固まった 何を言えばいいか分からない、普通の人間はなんて返すのだろう? いたたまれなくなり聞こえなかったふりをして、座らないかと促しだった*]
(41) 2014/02/27(Thu) 23時半頃
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[今流行りなのよ、そう姉さんが言っていた気がするしそうならば耳にしたこともあるのだろうけれど。 流行のものには不自然じゃない程度に関心があるふりをしていただけだったから、如月謡以外の歌手もアイドルも役者もそんなに知らない だってそれらは人間だ。あの日から僕の味方の人間は姉さんだけだったんだ。]
大丈夫ですか、足
[気付いていたが彼女>>39の歩いた後に血痕が少しばかり残っていた、怪我でもしているのだろうか 声をかけた時足音が聞こえ>>40廊下のほうへ視線を向ける]
(42) 2014/02/27(Thu) 23時半頃
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[謡、と復唱する青年の声に>>41 少し眉を下げて、視線を彷徨わせる。]
如月謡。 死んだ歌手と……同姓同名なの。
[今はそう誤魔化すだけで。 足の傷を問われれば、弱い笑みを浮かべた]
あ、うん。 流石に処置はできないだろうし、 唾付けとけば治るよ。
[ありがとう。と弱々しい笑みを添える。]
(43) 2014/02/28(Fri) 00時頃
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[自分もまた然りではあるが――― ここにいる人は、皆、笑顔がなかったり、或いは弱々しい。 何か咎を背負ってきているような、そんな印象。
何故ここに来たかを問うのは野暮なのだろうか。 もしかしたらもう少し皆が落ち着いたら 誰ともなく、話し始めるのかもしれない。]
(44) 2014/02/28(Fri) 00時頃
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